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国際特許分類[F16C33/78]の内容

国際特許分類[F16C33/78]に分類される特許

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【課題】転がり軸受の異常摩耗を防ぐ。
【解決手段】外輪41と、この外輪41の内周側に配置された内輪50と、外輪41および内輪50間に配置されこれらに対し転動する転動体70と、外輪41および内輪50間をシールするシール部材71と、外輪41および転動体70間、内輪50および転動体70間を潤滑するグリース85とからなり、シール部材71は、芯金72と、この芯金72に固着されリップ部76を有するシール本体75とからなるシール付き転がり軸受において、芯金72の一部に外輪41の軸方向に連通する網目状のメッシュ74を設け、このメッシュ74の連通空間にオイルで溶けるオイル溶解剤86を充填した。 (もっと読む)


【課題】耐泥水性を高めて安定したシール性能を維持すると共に、容易に製造できるシール付車輪支持用軸受ユニットを提供する。
【解決手段】回転フランジ8側のシールリング13aが、外輪2の端部内周に圧入された円筒部22、およびこの円筒部22から径方向内方に延びる支持板部23からなる芯金20と、この芯金に加硫接着され、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ24a及メインリップ25を有する合成ゴム製のシール部材とを備え、回転フランジ8に凹部30が形成され、サイドリップ24aがこの凹部30の内側面と非接触のラビリンスシールを形成し、回転フランジ8の凹部30よりも内径側にメインリップ25が摺動する摺動面32を形成し、凹部30と摺動面32との境界部31が回転フランジ8の軸方向内側面より内側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ケーシングの側壁と回転軸との間に装着する際に、リップ部の先端に傷が付くのを防止することができるオイルシールを提供する。
【解決手段】円環状を成した弾性体で形成され、かつ前記弾性体の内部に気体が封入された密閉空間11を有するシール本体12と、シール本体12を補強する補強環13とを備え、シール本体12には、密閉空間11を形成する壁部として、ケーシング21の側壁21Aに接触可能な第1壁部12Dと、リップ部17が回転軸22に接触可能な第2壁部12Eとが設けられ、密閉空間11は、シール本体12が側壁21Aと回転軸22との間に装着されたとき、第1壁部12Dが側壁21Aに接触して密閉空間11の内側へ変形し、密閉空間11内の気体圧力を高めることにより、第2壁部12Eが回転軸22に接近しリップ部17が回転軸22の外周面に密接する。 (もっと読む)


【課題】パックシールの製造コスト及び形状(大きさ)を増大させることなく、スリンガと内輪との嵌合面から水分が軸受内部に浸入する事を防止し、軸受性能を長期に亙って維持することが可能なエンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニットを提供する。
【解決手段】スリンガ38は、内輪6の軸方向内端部外周面に締り嵌めにより外嵌固定されるスリンガ円筒部39と、このスリンガ円筒部39の軸方向内端縁から、外輪2の内周面に向け、径方向に折れ曲がったスリンガ円輪部40とを備え、スリンガ円輪部40の軸方向内側面に支持固定されるエンコーダ15aは、その内径側部分に、スリンガ38の内径よりもさらに内径方向に向けて突出した延出部50を形成し、内輪6の軸方向内端面の外周側に形成された段部51の軸方向内側面に延出部50を磁力により吸着させている。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置した場合にも、グリース中の基油のうちで増ちょう剤から分離した基油が、組み合わせシールリング9bを通じて外部空間に漏洩する事を防止できる構造を実現する。
【解決手段】組み合わせシールリング9bを構成するシール材13aの一部に、転動体を設置した内部空間側に向けて突出した油溜用シールリップ25を設け、この油溜用シールリップ25の外径側に貯溜空間29を形成する。又、この油溜用シールリップ25の軸方向への突出量を、転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置する事で、増ちょう剤から分離した基油を貯溜空間29内に移動させた場合にも、この基油がこの貯溜空間29から溢れ出る事を防止できる大きさに規制する。これにより、基油が貯溜空間29から漏れ出たり、溢れ出る事を有効に防止できて、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】一定の姿勢(形状)を維持するのに十分な剛性を有し、かつ、エンコーダの接着面におけるせん断応力の発生を低減することで、当該エンコーダの剥がれ防止を可能にするスリンガを備えた軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】一方の軌道輪に嵌合され、軸受内部を覆うように延出したシール本体19と、他方の軌道輪に嵌合され、軸受内部を覆うように延出し、その外周面にエンコーダ28が設けられたスリンガ20とを備える。シール本体とスリンガとの間の径方向隙間には、ラビリンス30が構成されていると共に、スリンガの径方向延出端20sには、エンコーダを覆うように周方向に沿って連続して延在した保護フランジ20cが設けられている。保護フランジとエンコーダとの間には、径方向に沿って所定の隙間Hが構成されている。 (もっと読む)


【課題】シール部材に泥水が達して溜まることを抑制し、シール部材の早期摩耗を防止することができる車輪用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブフランジ13を有する内輪部材11と、外輪部材30と、内・外輪の両部材11、30の間に配設される転動体35、36と、内輪部材11の外周面と外輪部材30の内周面との間の環状空間に密封状に配設されるシール部材40と、外輪部材30の一端部外周面とハブフランジ13との間の隙間を覆ってシール部材40を保護する覆い部材50とを備える。覆い部材50は、外輪部材30の一端部外周面に嵌込まれる固定筒部51と、固定筒部51の先端から径方向外方へ延出された径方向張出部52と、径方向張出部52の先端からハブフランジに接近する位置まで突出された覆い部53とを備える。覆い部53の先端には、径方向内方へ曲げられた折返し部54が形成される。 (もっと読む)


【課題】スペーサ70の姿勢を安定的に保持するとともに、転がり軸受30の性能を確保することが可能な、軸受装置10を提供する。
【解決手段】スペーサ70は、軸方向の外側に向かって外輪40を押圧することで、転がり軸受30に予圧を付与し、スペーサ70の軸方向の端面に形成されたスペーサ突部72が、外輪40の内側の端部に形成されたスペーサ保持部47に内挿されて、スペーサ70がシャフト20と同軸状に配置され、リテーナ50のリング部52は転動体35の軸方向の外側に配置され、内側シールド60aと転動体35の中心Qとの距離Waが、外側シールド60bと転動体35の中心Qとの距離Wbより短くなるように、内側シールド60aが配置されている。 (もっと読む)


【課題】シールを有する密封型の転がり軸受において、シールの保持性及び位置決め性を維持しつつ組付性を改善する。
【解決手段】転がり軸受1は、内輪3の軌道溝7と外輪4の軌道溝8との間に複数のボール2が装填されている。シール部材5は、弾性部材11に芯金12をインサートした複合体からなる環状の部材であり、外周部が外輪4のシール溝9に嵌合されて保持され、内周部に形成されたリップ部11bを内輪3の外周面に摺接、又は、近接させて軸受内部をシールする。芯金外径とシール入口内径との差Kに対して、シール部材5の外径とシール入口9cの内径との差(乗越え量C)の割合(乗越え量率α)を60〜65%の範囲とする。これにより、シール部材5の保持性及び位置決め性を維持しつつ、組付性を改善することができ、自動組付機で組付ける際の組付不良の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】耐泥水性を高めて密封性能を向上させた車輪用軸受シールを提供する。
【解決手段】スリンガ11の立板部11bにサイドリップ13aが所定の軸方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シール7において、シール部材13が芯金12の嵌合部12aの端部外表面から内径部12bの内縁まで回り込んで固着され、当該シール部材13の端部にシール板10とスリンガ11との間に形成される環状空間を閉塞するひさし部15が一体に形成され、このひさし部15がドレーン部DRとなる路面側に位置する下方部分を除く周方向部分に形成されると共に、ひさし部15の内径d1が、スリンガ11の立板部11bの外径d2よりも小径に設定され、当該ひさし部15が立板部11bと軽接触されているか、または、僅かなすきまを介して対向し、ラビリンスシールが形成されている。 (もっと読む)


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