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国際特許分類[F16F1/06]の内容

国際特許分類[F16F1/06]に分類される特許

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【課題】 コイルバネのバネ受け側端がバネ受けの出口面側に変位してバネ受けに巻き付いてしまうことを防止できる逆止弁を提供する。
【解決手段】 弁ケーシング1で入口2と弁室3と出口4を形成し、入口2と弁室3の間に環状弁座5を設け、弁室3内に環状弁座5を開閉する弁体6を配置し、弁体6の出口面に出口側弁棒8を突設し、上下方向に一文字に伸びるバネ受け18と弁体6の間に弁体6を環状弁座5へ付勢するコイルバネ19を設けたものにおいて、バネ受け18の入口面側に位置するコイルバネ19のバネ受け側端にバネ受け18の右側から左端部まで延びる突出部23を形成する。落下等による衝撃を受けても、コイルバネ19の突出部23の一部をバネ受け18の幅の内側に位置させることができ、コイルバネ19のバネ受け18側端がバネ受け18の出口面側に変位してバネ受け18に巻き付いてしまうことを防止できる。 (もっと読む)


【課題】減圧弁装置において、コイルばねの耐久性を向上させる。
【解決手段】減圧弁装置10は、弁箱12内に弁座22、弁体24、弁棒26、および、圧縮コイルばね30等を有していて、1次側空間14の内圧から2次側空間16の内圧を差し引いた差圧が所定の値以上に上昇すると、1次側空間14のガスを2次側空間16に逃がす。弁体24は、弁座22の開口端を開閉可能に設けられていて、1次側空間14と2次側空間16とを遮断し又は連通させる。圧縮コイルばね30は、隣接する巻き部同士が互いに接触しないように成型されて、表面にはショットピーニング処理が施されていて、弁体24を1次側空間14と2次側空間16とを遮断する方向に付勢している。 (もっと読む)


【課題】従来型の中実ワイヤバネ構造の欠点の1つは、この種のバネに適した鋼材が高価な場合があることである。別の欠点としては、1つ又は複数のバネが正常に機能しない場合(例えば、破断して)、座面又は安息面の着座及び/睡眠快適性が損なわれてしまうことがある。従って、中実のワイヤバネほど製造費用が高価でなく、中実なワイヤバネの性能特性を保持し、或いはそれを上回るバネ構成を提供する。
【解決手段】複数撚り線コードとして構成された複数の撚り線を含むコイルバネ組立品であって、前記複数撚り線コードが、4つ以上の有効巻線を備えた第1つる巻バネと、閉端を形成する少なくとも1つの無効巻線と、少なくとも約4インチの自由高さとに巻き取られた、コイルバネ組立品を提供する。 (もっと読む)


【課題】コイル径の小さいコイルばねの両端を回転させてねじれ変形を与えることにより、コイル径を更に小さくした形状記憶合金コイルばねを製造する。即ち、コイル径は小さく、線径/コイル径(d/D)の値は大きい形状記憶合金コイルばねを製造する。
【解決手段】形状記憶合金コイルばねの製造は、コイルばね10を製造する段階と、前記コイルばね10の両端を2つのグリップ20、30で固定し、2つのグリップ20、30を互いに反対方向に回転させてねじれ変形を与えコイル径を縮小する縮径段階と、前記縮径段階を経たコイルばね10に形状記憶熱処理を行う熱処理段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】応力の分散状態をより良好としつつより有利な設計を可能とする。
【解決手段】コイル形状に巻かれるばね素線3の断面外周基礎形状を円形形状としたコイルばね1において、ばね素線3における断面外周形状のコイル内外径側部分5,7間に、コイル軸線4方向に隣接するコイル部分が当接して安定可能な扁平面9,11を設け、扁平面9,11を有した断面外周形状につきコイル軸線方向の扁平率T/Wを、断面外周基礎形状を円形形状としたコイルばねの応力比と同等以下の応力比となるように設定したため、扁平面9,11により密着状態で負荷を安定して受けさせると共に、密着長をより短くし、ストロークのより長い低剛性のばねを設計する上でより有利となり、且つ断面外周形状の周方向でのより良好な応力分散により応力分布の均一性をより向上させることができることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】構造物の振動を抑制する制振装置において、抑制可能な振動の範囲を拡大し、不定性3次元振動を抑制できるようにする。
【解決手段】制振装置は、複数の線状部材をより合わせた索部材を環状に形成した環状部を有する第1の環状索部材10および第2の環状索部材40と、第1の環状索部材10を挟んで上下に配置された第1のベース部材2および第2のベース部材とを有し、第1の環状索部材10は、環状部を起立させて第1のベース部材2および第2のベース部材に固定され、第2の環状索部材40は、第1のベース部材2および第2のベース部材のうちのいずれか一方における第1の環状索部材10の固定部分と交差している交差部に環状部を起立させて固定されている。 (もっと読む)


【課題】腐食耐久性に優れた車両懸架用コイルばねを提供する。
【解決手段】硬さ50〜56HRCのばね素線に、150〜350℃の温間域で第1のショットピーニング工程と第2のショットピーニング工程が行なわれる。第1のショットピーニング工程では、ショットサイズが1.0mm以上の第1のショットが使用される。第2のショットピーニング工程では、第1のショットよりも小さい第2のショットが使用される。第1および第2のショットピーニング工程によって圧縮残留応力が付与されたばね素線は、表面から深さ方向に圧縮残留応力が増加する残留応力増加部と、圧縮残留応力が最大となる残留応力ピーク部と、残留応力ピーク部から前記ばね素線の深さ方向に圧縮残留応力が減少する残留応力減少部とを有している。しかも前記残留応力減少部において表面の圧縮残留応力と同等の大きさの圧縮残留応力を有する部位が、該ばね素線の許容ピット深さを越える深さに存在している。 (もっと読む)


【課題】疲労強度をさらに向上させることができるコイルばねの製造方法を提供する。
【解決手段】ばね素線に2段階のショットピーニング(第1のショットピーニング工程と第2のショットピーニング工程)が行なわれる。第1のショットピーニング工程では、第1のショットが第1の投射速度でばね素線に投射され、高い運動エネルギーによって表面から深い位置まで圧縮残留応力が生じる。第2のショットピーニング工程では、第2のショットが第1のショットよりも遅い第2の投射速度で投射される。第2のショットの運動エネルギーは第1のショットの運動エネルギーよりも小さい。第2のショットピーニング工程では、低い運動エネルギーによって、表面に近い部分の圧縮残留応力が増加する。 (もっと読む)


【課題】確実なショットピーニング処理を施すことができ、使用中にフレッティングや異音が生じることもなく、省資源、軽量化されたコイルばねの提供。
【解決手段】コイル軸方向の荷重が加わったときにばねとして機能する有効部11と、有効部11の両端に形成された座巻部12と、有効部11と座巻部12との間に形成された立上り部13と、を有し、立上り部13のピッチ角をθ1、有効部11のピッチ角をθ2としたとき、少なくとも一方の立上り部13において、ピッチ角θ1>ピッチ角θ2が成立するように立上り部13が形成されているコイルばね。 (もっと読む)


【課題】耐熱性が要求される部位に用いられるねじりコイルばねの耐高熱性能を高め、高温条件下での使用時における荷重特性の変化を問題ないレベルに抑える。
【解決手段】ねじりコイルばねは、析出強化型合金製のばね用線材をコイリングされたコイル部と、前記コイル部の一端から延出する第一のアーム部と、前記コイル部の他端から延出する第二のアーム部と、を備え、前記ばね用線材のコイリング後に、材料強度を向上させるための第一の熱処理を500〜900℃の処理温度で行い、前記コイル部のコイル径方向および軸方向を拘束しながら、前記第一のアーム部と前記第二のアーム部とを前記コイル部が縮径するよう付勢した状態で、第二の熱処理を前記第一の熱処理の処理温度よりも20℃以上低い処理温度で60〜600分間行うことを特徴とする。 (もっと読む)


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