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国際特許分類[F16G5/16]の内容

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【課題】エレメントの摩耗を抑えつつ、伝達効率を改善する。
【解決手段】両側にスリット部7を有する板状のエレメント3を積層して環状に配置し、エレメント3の各々をスリット部7を挿通させた環状のリング2で結束して構成された無段変速機用のベルトにおいて、エレメント3は、ベルトが無段変速機の入力側または出力側のプーリに沿って弧状に湾曲する際に、積層方向における一方の面に設けたロッキングエッジ43を支点として揺動するように構成され、エレメント3の一方の面では、スリット部7とロッキングエッジ43との間の当接部42の前面42aが、積層方向で隣接するエレメント3との当接部となっており、当接部には、隣接するエレメント側に開口する収容部80が形成されており、収容部80内には、ベルトが伝達するトルクが所定値未満であるときに凹部から突出する突出部材85が設けられている構成とした。 (もっと読む)


【課題】車両に搭載される無段変速機のプーリ間に巻き掛けられるプッシュ式の伝動ベルトに関し、多重構造となった帯状のリングに多数のエレメントが組付けられて環状に配列された伝動ベルトにおいて、各リングに掛かる張力の均等化を図ること。
【解決手段】環状に配列され、両側部にスリット3が形成された多数のエレメント2と、スリット3に挿入されて多数のエレメント3を支持する複数の帯状のリング4と、を備えるものを前提とし、各エレメント2において、スリット3が伝動ベルト1の厚さ方向に複数形成され、該複数形成されたスリット3のそれぞれに帯状のリング4が1枚又は少数枚挿入された、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】マルエージング鋼を用いず、高価なショットピーニングを施さなくても疲労強度の向上を図ることが可能なCVT用リング部材を提供する。
【解決手段】薄い構造用鋼板からリング状に形成された素材としてのリング部材を脱炭処理、周長調整、窒化処理する。素材としてのリング部材の化学成分は、質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.8%以下、Ni:4.0%以下、Cr:1.0〜4.0%、Mo:0.5〜1.5%、V:0.1〜1.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなるとよい。脱炭処理は、窒化処理後のリング部材におけるリング幅方向略中央のリング表面から内方に向かう深さであって、素材としてのリング部材のC含有量−0.02%のCを含有する深さを脱炭深さdcとし、窒化処理された後のリング部材の厚みをdrとした場合、dc/drが0.03〜0.23の範囲内で行うとよい。 (もっと読む)


【課題】無端金属リングを用いた車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトに関するものであり、耐久性に優れた無端金属リングの製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】
無端金属リングの内周側に配置される保持用ローラと、前記保持用ローラにより前記無端金属リングに張力が付与される位置と、張力が付与されない位置との間で前記保持用ローラを移動可能な保持用ローラ移動手段と、前記無端金属リングの外周側に配置される外周側ローラと、前記外周側ローラが前記無端金属リングを外周側から押圧する位置と押圧しない位置との間で前記外周側ローラを移動可能な外周側ローラ移動手段と、前記外周側ローラ移動手段によって前記無端金属リングを押圧しない位置に前記外周側ローラを移動させた後、前記保持用ローラ移動手段によって前記保持用ローラが前記無端金属リングに張力を付与しない位置に移動されるように制御する制御手段と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】いずれの摺動部分においても潤滑油による潤滑を良好に行うことにより、摩擦損失を低減しかつ耐久性を向上させることができる伝動ベルトを提供すること。
【解決手段】板厚方向に整列させた多数の板片状のエレメントEを、複数の帯状のリング12,13を積層させて形成した積層リングRで環状に結束することにより構成される伝動ベルトBにおいて、前記積層リングRを形成する際に互いに重なり合う前記リング12,13同士の対向面の間に形成された、潤滑油を保持することが可能な容積を有する第1閉空間と、前記エレメントEを結束している前記積層リングRの各層を構成する前記リング12,13のうち最内層に位置する最内層リング13の内周面13iと、前記エレメントEのサドル面6との間に形成された、前記第1閉空間よりも容積が大きい第2閉空間とを設けた。 (もっと読む)


【課題】1本の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトを構成するエレメントの数を増加させないで、ノイズを低減できる車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトとその製造方法を提供する。
【解決手段】車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルト48を構成する複数のエレメント66が、そのエレメント66の一対の側面が成すフランク角θf が相互に相違する2種以上のエレメントから構成されているので、厚みの異なるエレメントを用いる場合に比較して、1本の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルト48を構成するエレメントの66の数を増加させることなく、ノイズを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】周長調整装置の設備数を増やさず同じ周長調整工程において、薄板材積層体に構成する全種の環状薄板材を、それぞれ異なる目標の周長に、低コストで調整することができる環状薄板材の周長調整方法、及び薄板材周長調整装置を提供する。
【解決手段】金属リング10の周長調整方法は、係回部22に金属リング10をそれぞれ掛け回して周回させる一対のローラ21を用い、一対のローラ21には、9つの係回部22が、ローラ21の回転軸AX方向に沿って配置されていると共に、ローラ径方向RDに対し、金属リング積層体3で積層方向THに隣り合って配置される金属リング10同士の周長差ΔRに対応した径差で形成されていること、回転軸AXを中心に一対のローラ21が回転し、9つの金属リング10が周回している状態で、回転軸間距離Xを拡げて、9つの金属リング10を、塑性変形域まで同時に引き伸ばして各目標の周長Rにする。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時にプレス金型に対して過大な荷重が付与されることと新たな工程が追加されることをともに回避して、凸部(ディンプル)の先端に逃がし部を形成することができる無端金属ベルトのエレメントの製造方法を提供すること。
【解決手段】伝動ベルト10におけるエレメント20の製造方法において、薄板状の金属板50を所定形状に打ち抜くとともに、ディンプル30部及びホール35を形成するプレス工程と、プレス工程によりプレス成形された金属板50aを研磨する研磨工程とを含み、プレス工程では、エジェクタ54の凹部56とディンプル30の先端との間に隙間Sが形成されるようにディンプル30の先端に2段の山部32を成形し、研磨工程では、2段の山部32を削り取ることにより、ディンプル30の先端に基端側より大きな縮径変化割合を持つ逃げ部31を形成する。 (もっと読む)


【課題】溶接部の表面硬度の低下を防止した金属リングの製造方法を提供すること。
【解決手段】金属板11を丸めて周方向の両端面を突き合わせ当該両端面同士を溶接する溶接工程と、その溶接工程を経て得られた金属リング13の表面をバレル研磨するバレル工程と、金属リング13を窒化処理する窒化工程とを有するものであって、前記溶接工程は、両端面を突き合わせて溶接する金属板11の両端部が溶接部以外の部分よりも肉厚な状態で溶接されるようにしたものであり、溶接工程とバレル工程との間には、溶接工程で溶接された肉厚の溶接部に存在する凸部255を削り取る溶接部研磨工程を有する金属リングの製造方法。 (もっと読む)


【課題】積層リングとエレメントとの間の油膜を保持させるようにした無端金属ベルトを提供すること。
【解決手段】複数の帯状リングを重ね合わせた積層リング1と、首部22を挟んで両側に積層リング1が位置するサドル面25が形成された板材からなるエレメント2とを備え、複数のエレメント2が板厚方向に重ねることにより環状に配置され、当該複数のエレメント2に対してサドル面25に積層リング1を嵌め合わせたものであって、エレメント2は、サドル面25に複数の凹部27が形成された無端金属ベルト10。 (もっと読む)


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