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国際特許分類[F16G5/18]の内容

国際特許分類[F16G5/18]に分類される特許

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【課題】チェーン式無段変速機のチェーンを構成するリンクの応力振幅を低減する。
【解決手段】1個の幅方向ユニット54内では、3個のリンク40はそれぞれ異なるリンクユニット46に属する。チェーンの右端および左端から第1列目と第6列目のリンクは、同一のリンクユニット(第1リンクユニット46-1)に属する。第2列目と第5列目のリンクは、同一のリンクユニット(第2リンクユニット46-2)に属する。第9列目と第10列目のリンクは、同一のリンクユニットであって、第2,5列目のリンクが属するリンクユニット以外のリンクユニット(第1リンクユニット46-1または第3リンクユニット46-3)に属する。 (もっと読む)


【課題】動力伝達チェーンにおけるフレッチングを抑制すること。
【解決手段】チェーン直線領域をチェーン幅方向から見たときに、チェーンの第1のピン3の平坦部18は、傾斜方向Dに延びる。傾斜方向Dに沿っての第1のピン3の全高hの中央位置を通り傾斜方向Dと直交する仮想線L1が、平坦部18との交差すること、交点P0が形成される。接触部A0を通過し且つチェーン進行方向Xに延びる仮想線L2が、交点P0と平坦部18の一端P1との間において平坦部18と交差することで、交点P2が形成される。傾斜方向Dに関して、交点P0と交点P2との距離をh1とし、交点P2と平坦部18の一端P1との距離をh2としたとき、0.1・h1≦h2である。平坦部18の一端P1を他端よりもチェーン屈曲時に屈曲の内側となる位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】全プーリ比域で、チェーンのリンクピンと、プーリシーブ面との間の摩擦係数を増大させ得るようにして、伝動効率を高めたチェーン式無段変速伝動機構を提供する。
【解決手段】プライマリプーリ11およびセカンダリプーリ12に対するチェーン13の巻き掛け円弧径が同じになるプーリ比1のチェーン巻き掛け状態において、チェーン13の巻き掛け円弧よりも内周側におけるプーリシーブ11a,12aのシーブ面領域に多数の円周条溝21を設ける。ロー側プーリ比で行われるコースティング走行時は、チェーン13のリンクピンの両端面と、プライマリプーリシーブ11aとの接触領域において、摩擦係数の不足をプライマリプーリシーブ11aの円周条溝21が解消し得る。ハイ側プーリ比で行われるドライブ走行時も同様に摩擦係数の不足により伝動効率の低下が顕著になるが、この問題を、セカンダリプーリシーブ12aの円周条溝21が解消し得る。 (もっと読む)


【課題】無終端チェーンの剛性低下により、ダウンシフト時の入力トルク変動に伴う車室内「こもり音」を軽減して、チェーン式無段変速伝動機構の高品質化を図る。
【解決手段】チェーン式無段変速伝動機構の無終端チェーンを構成するリンク板14を、(a)〜(c)に示すように、無終端チェーンの走行方向に延在するリンク板14の平行側部14bを、リンクピン挿通孔14aの開口方向に見て、外側縁14c、または内側縁14d、或いはこれら双方における円弧状切り欠きにより幅がW1〜W3のように小さくなったくびれ形状にする。これによりリンク板14は、平行側部14bが部分的に断面積を小さくされ、低剛性なリンク板となり、無終端チェーンの捩り剛性をロックアップトルクダンパの捩り剛性よりも小さくして、ダウンシフト時の入力トルク変動に伴う車室内「こもり音」を軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】 ピンの保持状態の定量的な管理を可能とし、これにより、加工精度の安定化および管理の容易化を可能とした動力伝達チェーン用ピンの製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 ピン14が適正な保持力で保持されているかどうかを判定する保持力判定手段36が設けられている。保持力判定手段36は、アンローディング手段35に設けられてピン14の引き抜き力を検知するロードセル(センサ)54と、センサ54で検知されたピン14の引き抜き力が所定値を下回った場合に板ばね交換信号を出力する処理手段55とを有している。 (もっと読む)


【課題】 別部品のチェーン破断対策部材(例えば枠体)を使用することなく、チェーン破断対策を可能とし、これにより、別部品のチェーン破断対策部材を使用するものに比べて、製造コストを大幅に削減することができる動力伝達チェーンおよび動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 複数のリンク11,21の内の一部は、動力伝達チェーン1が破断してハウジング30に衝突した際の衝撃を吸収する衝撃吸収用リンク21とされている。衝撃吸収用リンク21は、他のリンク11の外周面よりもチェーン径方向外方に突出し動力伝達チェーン1破断時に先にハウジング30に衝突して衝撃を吸収する径方向外方突出部22を有している。 (もっと読む)


【課題】 小型でかつシンプルな機構でピンを保持することを可能とした動力伝達チェーン用ピンの組立治具を提供する。
【解決手段】 ピンの組立治具30は、対とされたピン14およびインターピース15が挿入されるピン挿入用凹部32A,32Bが所要間隔で配列された治具本体31と、各ピン挿入用凹部32A,32Bに嵌め合わせられたピン14およびインターピース15の両方の下端部をその軸方向に直交する方向に付勢する付勢手段34とを備えている。治具本体31には、隣り合うピン挿入用凹部32の間にこれらに連なって付勢手段設置用凹部33が設けられている。各付勢手段34は、付勢手段設置用凹部33内に設けられており、付勢方向が径方向外向きの圧縮コイルばね35と、これに付勢される押圧部材36とを有している。押圧部材36には、ピン14に当接する第1押圧面36aとインターピース15に当接する第2押圧面36bとが形成されている。 (もっと読む)


【課題】プーリ中心ボス部の歯が係合するようチェーンリンク板の内周縁に設けた歯溝間の尖り部が騒音防止用のチェーンガイドと接触して耐久性が悪化するのを防止する。
【解決手段】チェーンリンク1は固定シーブ3および可動シーブ4間で動力伝達を行い、可動シーブ4が固定シーブ3から離れた図示の変速比選択状態で、チェーンリンク1の幅方向に整列したリンク板11の内周縁における溝11bがプーリ中心ボス部6の歯7(歯先7b)と係合し、伝動効率を高める。リンク板11の溝11b間における尖り部11cがチェーンガイド(図示せず)と接して耐久性が悪化するのを防止するため、リンク板11のチェーンリンク幅方向両側に別のリンク板12を設け、このリンク板12は内周縁12cに、溝11bのような溝を設けないものとし、内周縁12cが全長に亘ってチェーンガイドと接するようになす。 (もっと読む)


【課題】中心ボス部の可動歯を径方向外方へ附勢するバネ手段を、少ないストロークで大きなバネ力を発生するものにして、中心ボス部および可動歯間へ容易に収容可能にする。
【解決手段】可動歯17を中心ボス部16上の可動歯ホルダー18内で径方向外方へ附勢するバネ手段19を、可動歯17ごとのU字状エレメント21と、隣り合うU字状エレメント21の隣接脚部21a間を相互に結合する連結エレメント22との交互連続体により構成し、連結エレメント22を中心ボス部16上に着座させ、U字状エレメント21を可動歯17に向け延在させてその先端を可動歯17に着座させる。かくしてバネ手段19は、連結エレメント22の捩り反力で可動歯17を径方向外方へ附勢する捩りバネ型式のものとなり、小さなバネストロークで大きなバネ力を発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】キャリアを小径化せずにピンの端面の曲率半径(R2)をさらに小さくすることができる動力伝達チェーン用ピンの研削装置及び研削方法を提供する。
【解決手段】中心軸3z周りに回転する回転体であって、外周近傍にピン1の両端面1aを研削する一対の砥面3bを有する砥石3と、中心軸3zと平行な中心軸2z周りに回転する回転体であって、ピン1を、中心軸3zに平行な姿勢で保持するキャリア2とを有する研削装置を用いてピンの研削を行う場合において、一対の砥面3b間にキャリア2によりピン1を挿入して通過させるとき、最深位置の前位置ではキャリア2の中心軸2zを砥石3の中心軸3zに変位量Δxだけ近づけ、最深位置では中心軸2zを元に戻して中心軸3zから遠ざけ、そして、最深位置の後位置では再び中心軸2zを中心軸3zにΔxだけ近づける、という進退動作をキャリア2が実行する。 (もっと読む)


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