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国際特許分類[F16H59/72]の内容

国際特許分類[F16H59/72]に分類される特許

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【課題】適合工数を低減しつつ変速機の作動油の温度を精度よく推定する。
【解決手段】ECUは、放熱量マップを用いて算出される油温推定値の算出精度が所定レベルに達するまでは(S100)、エンジンの始動後から作動油温が十分に所定温度を越えている状態となった時点(S204)で油温センサのフェール判定を行なう(S208)。ECUは、油温センサが正常と判定された時の油温検出値を用いて放熱量マップの学習を行ない(S214)、放熱量マップの学習によって油温推定値の算出精度が所定レベルに達すると(S100)、油温推定値に対する油温検出値の乖離度合いに基づいて油温センサのフェール判定を行なう(S304)。 (もっと読む)


【課題】変速部と電動機とを備える車両用動力伝達装置において、変速ショックの低減と燃費向上とを両立させつつドライバビリティの低下を抑制する。
【解決手段】コースト走行中の第2電動機M2による回生時に自動変速部20のダウンシフトを実行する際は単一変速又は飛び変速により実行されるので、例えば第2電動機M2による回生中には燃費が向上させられる。特に、飛び変速時には単一変速時に比べて燃費が一層向上させられる。また、変速ショックが増大する可能性の高い低作動油温時には、単一変速時に比べて元々変速ショックが生じ易い飛び変速が禁止されるので、変速ショックが増大してしまうことが回避される。 (もっと読む)


【課題】後進用摩擦係合要素の係合時のショック抑制のために油圧応答性が緩やかとなるように油路の特性が設定されるときも、エンジン負荷の増大を抑制してアイドル安定性が損なわれるのを防止する自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】RVSインヒビタバルブ126に油路130を介して接続され、RVSブレーキ(後進用摩擦係合要素)46から作動油が排出されるとき、RVSインヒビタバルブ126を、油路136が油路134を介してマニュアルバルブ132のドレンに接続される第1位置と、油路136がバルブ126のドレンに接続される第2位置のいずれかに付勢可能なシフトソレノイドバルブ120を備えると共に、ポジションがRからDに切り替えられたとき、所定の条件が成立する場合、バルブ126を第2位置に付勢するようにバルブ120の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】リニアソレノイド弁の出力油圧を正確に制御し、ばらつきの少ない応答性を確保することができる車両用自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置40は、リニアソレノイド弁12の自動変速機10への組付前に所定の第1作動油温t1において予め測定された出力油圧P1,P2および駆動電流I1,I2から算出される第1閾値Ith1と、リニアソレノイド弁12の自動変速機10への組付後に所定の第2作動油温t2において予め測定された出力油圧P1’,P2’および駆動電流I1’,I2’から算出される第2閾値Ith2と、実際の作動油温tとに基づいて、リニアソレノイド弁12のバイアス電流Ib及び駆動電流Iopを決定するので、作動油温tの変動の影響を抑えて、ばらつきの少ないリニアソレノイド弁12の応答性を確保することができる。更に、作動油温tの変動の影響を抑えて出力油圧Pを正確に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】 車両運転の開始時に駆動源の温度を検出することにより、潤滑油の温度ではなく、駆動源の温度に従って潤滑ポンプの起動を制御できるようにする。
【解決手段】 潤滑ポンプ46の吐出側に設けた油温センサ51により潤滑油Gの油温Tを検出することができない場合には、走行用モータ17に設けたモータ温度センサ53を用いて走行用モータ17の温度Tm を検出する。そして、走行用モータ17の温度Tm から潤滑油Gの油温Tを推定することにより、潤滑油Gの強制循環による冷却が必要とされる既定温度Tmsまで温度Tm が上昇したか否かを監視する。モータ温度Tm が既定温度Tmsを越える温度に上昇するまでは、潤滑ポンプ用モータ47による潤滑ポンプ46の駆動を停止する。一方、モータ温度Tm が既定温度Tms以上となると、潤滑ポンプ46の起動を開始する。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の低温時におけるエア吸込みやオイルポンプの負荷が大きくなるのを防止できる自動変速機の潤滑油調圧装置を提供する。
【解決手段】セカンダリレギュレータ弁9の潤滑油の調圧を少なくとも油温により可変可能とし、余剰油が所定の温度以下のときには、該余剰油の吸込み油路4への戻り量を増大させる調圧ばね(戻り量調整手段)30を設ける。 (もっと読む)


【課題】車両減速時に暖機を促進して燃費を向上させる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。
【解決手段】車両減速時であり且つ自動変速機16の作動油温TATが予め定められた所定温度T1以下であって、更に車両が予め定められた所定の条件を満たす場合には、変速比γを増速側に移行させる変速制御を行うものであることから、冷間時の減速走行において所定の条件を満たす際に変速比γを増速側にアップシフトすることにより、トルクコンバータ14の差回転を増大させてスリップロスを増加させ、自動変速機16に係る暖機を促進することができる。すなわち、車両減速時に暖機を促進して燃費を向上させる車両用自動変速機16の変速制御装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジン始動時の暖機を短時間で終了し得る油昇温装置を提案する。
【解決手段】トランスミッションに設けられたオイルポンプ1の吐出経路3にそれぞれつながり、一方を入側油路4としもう一方を出側油路5とする二つの油路と、この二つの油路に個別に接続し該入側油路を通して油を送給、充填するとともに内部に予め存在する気体を加圧して該油を昇温させる加圧、昇温タンク6とを備えた装置において、前記入側油路4と吐出経路3の分岐部及び加圧、昇温タンク6と出側油路5との接続部にそれぞれ開閉制御弁7、8を設ける。 (もっと読む)


【課題】効率を十分に高めることができる車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】無段変速機18を収容するとともに無段変速機18に供給される第1作動油を貯溜する第1ミッションケース26と、第1ミッションケース26とは隔離された内部空間を有してトルクコンバータ14、前進後退切換装置16、減速歯車装置20、および差動歯車装置22を収容するとともにそれらに供給される第2作動油を貯溜する第2ミッションケース28とを備えることから、例えば、第1作動油には無段変速機18における伝動効率を高める特性を有する高粘度のものを選定し、また第2作動油にはトルクコンバータ14、前進後退切換装置16、減速歯車装置20、および差動歯車装置22における回転要素の回転抵抗が低減することで効率を高める特性を有する低粘度のものを選定することにより、十分に効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】自動変速機の作動油をバッテリよりも優先的に昇温させ、駆動源からの動力伝達を確保することができる電動車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】モーター(モータ/ジェネレータ)MGを有する駆動源の下流位置に配置され、摩擦締結要素の掛け替えにより複数の変速段を達成する自動変速機ATと、変速時、摩擦締結要素を油圧により断接する変速制御手段(図6)と、を備えた電動車両の制御装置において、変速制御手段は、第一冷機時変速制御部(ステップS107,図7)を有する。この第一冷機時変速制御部は、自動変速機ATの作動油及びバッテリ4が冷機状態である第一冷機時において変速する際に、自動変速機ATの摩擦締結要素の締結油圧を低くして、滑り締結時間を増長する油圧低下イナーシャフェーズ制御を実行する。 (もっと読む)


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