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国際特許分類[F16H59/72]の内容

国際特許分類[F16H59/72]に分類される特許

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【課題】電磁弁装置の消費電力を抑制しつつ、摩擦係合装置への係合油圧の応答性を安定させる。
【解決手段】自動変速機10の所定のギヤ段GSを維持する非変速時には、油圧制御手段104によりギヤ段GS形成に関与する摩擦係合装置への係合油圧Pの設定がライン油圧PLより所定油圧C分高くされるので、その摩擦係合装置への係合油圧Pとしてライン油圧PL同等の油圧を得る為に摩擦係合装置への係合油圧Pの設定としてライン油圧PL相当が設定されることと比較して、所定油圧C分の油圧余裕が設けられている分、非変速時(定常状態)から変速状態に移行した際の変速応答性(油圧応答性)のばらつきが抑制される。加えて、その応答性のばらつきを低減する為に摩擦係合装置への係合油圧Pの設定を最大油圧PCmaxとすることと比較して、リニアソレノイドバルブSLの消費電力が抑制される。 (もっと読む)


【課題】電動オイルポンプに電力を供給するための駆動素子部がその限界温度に達することを予測するとともに、駆動素子部がその限界温度に達することを抑制することを可能とする内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】停止条件が成立してエンジンの自動停止がなされる際に、駆動素子部から供給される電力によって電動オイルポンプが駆動される。駆動素子部は自動変速機の作動油と熱交換が行われる。制御装置は、停止条件が成立すると(ステップS110)、自動変速機の作動油の温度Taに基づいて駆動素子部がその限界温度に達するまでの限界時間Tを予測する(ステップS120)。その限界時間Tが所定時間Tb未満であることを条件に(ステップS130:YES)、エンジンの自動停止を禁止する(ステップS140)。 (もっと読む)


【課題】補助ポンプの小型化が可能で、車載性および重量の点で有利な補助ポンプ駆動制御装置を提供すること。
【解決手段】エンジンにより駆動されてコントロールバルブユニット13に油圧を送るメカオイルポンプOP1と、エンジンEとは異なるポンプ駆動源により駆動され、補助吸入油路31を介してオイルを吸引し、コントロールバルブユニット13に補助吐出油路32を介して油圧を送る電動オイルポンプOP2と、補助吐出油路32とオイル貯留部12aとを接続した副吸入油路40と、電動オイルポンプOP2の駆動を制御し、電動オイルポンプOP2の駆動開始時には、電動オイルポンプOP2を逆転駆動させる駆動準備処理を実行する補助ポンプ駆動制御手段と、を備えていることを特徴とする補助ポンプ駆動制御装置とした。 (もっと読む)


【課題】セカンダリプーリにキャンセル油室を備える無段変速機において目標セカンダリ圧を適切に設定する。
【解決手段】駆動チェーンの張力を制御するセカンダリプーリには、セカンダリ圧が供給される油圧室と、この油圧室に対向するキャンセル油室とが形成される。キャンセル油室から作動油が排出されるダウンシフト時には、セカンダリプーリの目標ストローク速度Vsおよび実ストローク速度Vs’が算出される。次いで、補償圧算出部93は、目標ストローク速度Vsと実ストローク速度Vs’とのうち高い方の速度Vs,Vs’と、キャンセル油室に供給される作動油の温度TOILとに基づいて、キャンセル油室に生じる抵抗圧を推定するとともにこの抵抗圧に基づくバランス補償圧Pbを算出する。そして、目標セカンダリ圧補正部83は、目標セカンダリ圧Pstにバランス補償圧Pbを加算して補正後の目標セカンダリ圧Pst’を算出する。 (もっと読む)


【課題】変速ショックの発生を抑制し、かつ、変速時間の適正化を図ることが可能な電動車両の変速制御装置を提供すること。
【解決手段】変速制御を実行する統合コントローラ48が、ローギヤからハイギヤへ変速する際の変速処理として、変速中に、ハイ側ウエットクラッチ7に対し、第2モータジェネレータ5から駆動輪32,32へのトルク伝達を補償するスリップ締結状態を形成する摩擦トルク指令を出力するとともに、第2モータジェネレータ5に対し、ハイギヤへの変速後の目標モータトルクである変速後目標モータトルクに、ハイ側ウエットクラッチ7の入出力回転数差に比例した補正トルクを、入出力回転数差を減少させる向きに加算したトルク指令を出力する変速補正処理が含まれることを特徴とする電動車両の変速制御装置とした。 (もっと読む)


【課題】自動変速機のケーシング内部に配設された変速制御装置をオイルによって冷却する構造に対し、エア吸い状態を回避しながらも変速制御装置に対する冷却性能を十分に確保することができる自動変速機の冷却系構造を提供する。
【解決手段】自動変速機2におけるオイル循環経路のオイルクーラ27下流側を第1流路41と第2流路42とに分岐し、第1流路41に変速制御装置3を配置する。第1流路41と第2流路42との分岐部に、各流路41,42におけるオイル流通量の比率を調整可能な調整弁51を設け、変速制御装置3の温度が高いほど第1流路41のオイル流通量を多くし、また、オイルパン26の油面高さが低いほど第2流路42のオイル流通量を多くするように調整弁51を制御する。 (もっと読む)


【課題】並列に配置されたメインポンプ及びサブポンプを備えて油圧作動部などにオイルを供給するためのオイルポンプ油圧回路において空気を巻き込んだオイルが油圧作動部を含んだ経路で循環しないようにする。
【解決手段】低温化により開弁したクーラバイパスバルブ38を介してクーラバイパス還流路40から戻されるオイルは、サブポンプ12のみが吸引できる油路12aに戻されるので、空気混入状態のオイルがロックアップメイン油路10eに流入してしまう可能性は非常に低い。他のルートからロックアップメイン油路10eに流入したとしても潤滑要素32を流れる際、オイルパン18に戻された際に空気を分離できる。したがって空気混入状態のオイルがロックアップクラッチ4を含むトルクコンバータ2に循環しないようにすることができ、トルクコンバータ2の作動異常を生じない。 (もっと読む)


【課題】プーリの可動シーブ位置センサによる検出値から求まるベルト巻き付き径を基に演算した変速比を、センサ取り付け位置の誤差などがあっても正確なものにする。
【解決手段】可動シーブ位置センサ検出値対応変速比iがプーリ回転センサ検出値対応変速比λ(プーリ回転比)に対し図示のごとくに乖離する場合、先ず変速比領域A〜Dごとに、両者間の変速比偏差(i−λ)の平均偏差を算出し、この平均偏差を基に線形補間を行って図示のごとき変速比補正量Δiaveを求める。次いで、可動シーブ位置センサ検出値対応変速比iを、これに上記の変速比補正量Δiaveを加算して校正(補正)することにより、最下段に破線で示す校正(補正)後の可動シーブ位置センサ検出値対応変速比を求める。かかる校正(補正)により可動シーブ位置センサ検出値対応変速比iが、実際の変速比を表す回転センサ検出値対応変速比(プーリ回転比)λに一致する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、暖気を促進すると共に、内燃機関が消費する燃料を削減する動力伝達機構の減速制御装置を提供する。
【解決手段】 車両に搭載された駆動力源の発生する動力を伝達する動力伝達機構の減速制御装置は、オイルを溜めるオイル溜りと、オイル溜りに供給するオイルを貯留する貯留部と、貯留部からオイル溜りへ戻るオイルの戻り量を制御する制御弁と、車両の減速状態を検出する減速状態検出手段と、を備える。減速制御装置は、所定値以下のオイルの温度であって、且つ減速状態検出手段が車両の減速状態を検出したとき、制御弁を開放し、オイルの戻り量を増やす。 (もっと読む)


【課題】変速に際してのタービン吹きを抑制しつつレスポンスのいい変速を実現する車両用自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】変速制御開始から油圧式係合要素の係合開始乃至解放開始延いてはその油圧式係合要素の係合完了乃至解放完了が速やかとなるように変速応答性を高め得るものであり、油圧制御回路42における作動油内にエアが混入している場合には、その作動油内にエアが混入していない場合と比較して変速応答性を高めることを抑制するものであることから、作動油内にエアが混入することにより油圧制御回路42による油圧制御の応答性が比較的低い状態では高応答変速を禁止する等の制御を行うことで、油圧応答の遅れによるタービン吹きの発生を好適に防止することができる。すなわち、変速に際してのタービン吹きを抑制しつつレスポンスのいい変速を実現する車両用自動変速機10の制御装置を提供することができる。 (もっと読む)


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