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国際特許分類[F16H59/72]の内容

国際特許分類[F16H59/72]に分類される特許

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【課題】 変速機の係合装置を作動させる油圧アクチュエータの推力および作動応答性を両立させる。
【解決手段】 油圧アクチュエータA1は、大きい第1受圧面を有する1速ピストンPS1と小さい第2受圧面を有する3速ピストンPS3とを備えており、低温時の第1モードで第1受圧面だけに油圧を作用させて油圧アクチュエータA1を右方向に駆動して1速変速段を確立し、常温時の第2モードで第1、第2受圧面の両方に油圧を作用させて油圧アクチュエータA1を右方向に駆動して1速変速段を確立し、常温時の第3モードで第2受圧面だけに油圧を作用させて油圧アクチュエータA1を左方向に駆動して3速変速段を確立する。第1モードでは油圧アクチュエータA1が大推力、低速で作動するので、作動油の粘性が高くなる低温時であっても確実な変速を可能にすることができ、第2モードでは油圧アクチュエータA1が小推力、高速で作動するので、大推力が必要とされない常温時に高い変速応答性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】自動変速機において皿バネやアキュムレータなどの影響を受けることなく、摩擦係合要素の油圧の立ち上がりを管理して運転者が所望する変速フィーリングを実現するようにした自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】変速するときのトルク相の目標時間を算出し(S100)、エンジンの運転状態を示すパラメータに基づいてエンジントルクを推定し(S102)、変速先の油圧クラッチ(摩擦係合要素)の伝達トルクの初期値が算出されたトルク相の目標時間の終端時にエンジントルク相当値に到達するまでの間のトルク目標傾きを算出し(S104)、算出されたトルク目標傾きを油圧目標傾きに変換し(S106)、それなどから予め設定された第1、第2の特性を検索して変速先の油圧クラッチCnへの油圧の指令値QATを算出し(S108からS112)、算出された指令値に基づいて油圧を供給する(S114)。 (もっと読む)


【課題】 クラッチが切断された状態から締結させるインギヤ制御を行うときの機関出力制御をより適切に実行し、機関出力の急変を防止しつつ、クラッチを確実に保護することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】 クラッチ42を締結させるインギヤ制御の開始時(t0)にスロットル弁の目標開度THCMDを制限開度THNLまたはTHHTCまで低下させ、その後目標開度THCMDを徐々に復帰させる制御が行われる。クラッチ42が所定高温状態にあると判定されたときは、制限開度が高温制限開度THHTCに設定され、高温制限開度THHTC及び目標開度の復帰速度を示す復帰速度パラメータDTHING1,DTHING2は、所定高温状態以外の通常温度状態にあると判定されたときと比較して、より小さな値に設定される。 (もっと読む)


【課題】 セレクト操作の仕方や環境によらず、安定したレンジ切り換えが可能な自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】 一方の走行レンジから他方の走行レンジへのセレクト時に、第1摩擦締結要素の解放が完了する前に他方の走行レンジに切り換えられたときは、該第1摩擦締結要素からの油圧の排出速度を、他方の走行レンジに切り換える前よりも速くする排出速度切換手段を備えた。 (もっと読む)


【課題】本発明はリリーフ弁などを使わずに簡便な構成で油圧の低下を招かない油圧供給装置を提供する。
【解決手段】本発明では、エンジンを駆動源とする主油圧ポンプとモータを駆動源とする補助油圧ポンプを並置し、車両運転中は主油圧ポンプから、アイドルストップ状態では補助油圧ポンプから作動油を油圧作動機構に供給してなる油圧供給装置において、主油圧ポンプから補助油圧ポンプへの切替時に、補助油圧ポンプ駆動用モータに与える電流を通常運転時の電流に対して制限して運転する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係合要素を係合制御するために用いられるリニアソレノイドバルブの応答性を確保しつつ不使用時における消費流量をできるだけ小さくする。
【解決手段】リニアソレノイドモード切替手段506は、リニアソレノイド設定処理において、油温取得手段502により取得された作動油の油温TATFが所定の油温以上であるとともに、エンジン回転数取得手段503により取得されたエンジン1の回転数Neが所定の回転数以下である場合には、油圧制御装置6内の不使用のリニアソレノイドバルブを通常油圧制御モードから消費電流低減モードに切り替える。このように、リニアソレノイドモード切替手段506が対象となる不使用のリニアソレノイドバルブに供給する電流値を持ち替えることにより、リニアソレノイドバルブでの消費流量をできるだけ少なくした調圧状態として制御油圧の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】電磁弁を正常に駆動できないことに起因する自動変速機の作動不良が発生し得る状況下で、自動始動が行われてしまうことを回避することのできる車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】ECU32は、自動停止及び自動停止を繰り返し実行する自動停止始動制御を実行可能に構成されている。そして、ECU32は、油温センサ40によって検出した作動油温に基づいて電磁弁33,34,52,53のコイル抵抗値を同定し、電磁弁33,34,52,53を正常に駆動できるか否か判定する。そして、ECU32は、電磁弁33,34,52,53のコイル抵抗値がそれら電磁弁33,34,52,53を正常に駆動可能な最大抵抗値未満であると同定し、他の自動停止条件が成立した場合に、内燃機関11の自動停止を行う。 (もっと読む)


【課題】 自動変速機のシフトポジションが「D」ポジションから「R」ポジションになったときに、後進用ギヤを変速機軸に結合する噛合い係合手段のスムーズな作動を可能にする。
【解決手段】 車速検出手段で検出した車速がゼロの状態で、シフトポジションセンサによりシフトポジションが「D」ポジションから「R」ポジションに変化するまでの第1時間と、シフトポジションが「D」ポジションから「P」ポジションに変化するまでの第2時間とを検出し、第1時間が第1閾値以下であるか第2時間が第2閾値以下であるときに、「R」ポジションにおいて噛合い係合手段が作動するタイミングを遅延するので、油圧クラッチの引きずりが解消して噛合い係合手段が自由に回転できるようになった後に該噛合い係合手段を作動させることで、噛合い係合手段と後進用ギヤとのスムーズな係合を可能にして異常摩耗の発生を未然に回避することができる。 (もっと読む)


【課題】コストをかけず、かつ、複雑化することなくアイドリング時のオイルポンプの吐出油圧を安定させることが可能な流体伝動装置の油圧制御装置を提供すること。
【解決手段】流体伝動室R1内の油圧を高圧又は低圧に切り替える機能、及びクーラ27に対する流体伝動室R1、又はオリフィス24により流量規制された油圧供給源(PSEC)との接続を切り替える機能を有するリレーバルブ25と、リレーバルブ25の切替動作を油圧操作する電磁弁26と、電磁弁26を制御する電子制御装置41と、を備え、電子制御装置41は、所定の車両の状態に基づいて油圧供給源の油圧が閾値よりも低いか否かを判断する油圧低下判断部41aと、油圧供給源の油圧が閾値よりも低いと判断した際に、リレーバルブ25においてクーラ27に対して油圧供給源を接続するように切り替える指示を電磁弁26に向けて出力する切替指示出力部41bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】変速時の運転性能の悪化を抑制する。
【解決手段】無段変速機構20と、副変速機構30と、を備える車両用無段変速機4の制御装置であって、車両の運転状態に基づいて達成すべき無段変速機構20及び副変速機構30の全体の変速比を到達変速比として設定する到達変速比設定手段と、全体の変速比が到達変速比に所定の過渡応答で追従するように無段変速機構20及び副変速機構30を制御する変速制御手段と、アップシフト中に、全体の変速比が変化しなくなる停滞期間が発生するか否かを判定する停滞判定手段(S34,S62)と、停滞期間が発生すると判定したときに、副変速機構30がイナーシャフェーズに入るまでの時間を短縮する短縮制御手段(S3,S6)と、を備える。 (もっと読む)


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