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国際特許分類[F16J9/26]の内容

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【課題】表面にクラックを有するCrめっき皮膜が形成された摺動面の、幅方向の端へ流体潤滑剤が抜けていく摺動部材において、良好な低摩擦の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】Crめっき皮膜のクラックは、平均クラック幅を0.1μm以上5.0μm以下とし、クラック密度を600本/cm以上1300本/cm以下とし、且つ摺動面3の幅方向の両端部と、該幅方向の中間部とでは、上記平均クラック幅及びクラック密度が互いに異なり、上記中間部では上記端部よりも平均クラック幅及びクラック密度を共に大きくする。 (もっと読む)


少なくとも1つのチャンバ(7)を備える摺動面(3)と、上側(4)および下側の側面(5)と、内側の円周面(6)と、を有する基体(2)を備えたピストンリング(1)であって、摺動面は少なくとも1つのPVD層(8)を備えており、該PVD層はチャンバ(7)に完全に充填されることなく摺動面の輪郭に合わせられるようになっており、それぞれの端部領域(8,9)は、チャンバの構成に応じてチャンバの層厚(a)よりも小さい層厚(b)を有している。
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ピストンリングは、摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面とを有する本体を備え、これらの側面の少なくとも1つが、少なくともPVD被覆層を備え、PVD被覆層の膜厚が、半径方向外側から内側へ向かって徐々に減少している。
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ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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実質的に周回する摺動面と、上側および下側の側面と、内側の円周面とを有する基体を備えたピストンリングにおいて、少なくとも下側の側面への摺動面の移行領域は、0.1mm以下のエッジを備えており、摺動面は、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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ピストンリングは、チャンバ6,6’を備えた摺動面2と、上部側面3および下部側面4と、内周面5とを有する本体を備え、少なくともチャンバは、少なくとも1つの摩耗保護層7,7’を備え、摺動面には、少なくとも部分的にPVD被覆層8,8’が塗布され、本体は、本体が完成した状態で、縁部領域9,10,9’,10’側にのみ、すなわちチャンバの領域外にのみPVD被覆層を有している。
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本発明の第1の実施形態によるピストンリングはリング本体(2)と、リング本体(2)の接触面に溶射によって形成されたNi合金から成る接合剤層(4)と、接合剤層(4)上に溶射によって形成されたCrC、WC、MoCとのMo合金から成る耐摩耗層(6)と、耐摩耗層(6)上に溶射によって形成されたAlCu合金またはNi黒鉛合金から成る慣らし層(8)を含む。第2の実施形態では、リング本体(2)と、リング本体(2)の接触面に溶射するによって形成されたNi合金から成る接合剤層(4)と、接合剤層(4)上に溶射することによって形成されたCrC、WC、MoCとのMo合金から成る耐摩耗層(6)と、耐摩耗層(6)上に溶射することによって形成されたAlCu合金またはNi合金から成る慣らし層(8)を含む。
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【課題】優れた生産性で自動操作によりピストンリングの側面に塗装を行う。
【解決手段】水平な公転軸(7c)により鉛直面内で回転可能であり、その面上で外周部(7b)に回転可能な複数の保持部(7a)を有するターンテーブル(7)と、水平な自転軸(3a)により単独で回転可能に保持部(7a)に装着されかつピストンリング(1)を支持する取付台(3)と、取付台(3)に支持されかつ回転するピストンリング(1)の両側面(1a, 1b)を加熱する加熱装置(12)と、ピストンリング(1)の両側面(1a, 1b)に塗料(5)を塗布する塗装装置(13)とをピストンリング側面塗装装置に設ける。水平な自転軸(3a)を回転させピストンリング(1)を自転して、ピストンリング(1)の側面(1a, 1b)を加熱すると共に、加熱された側面(1a, 1b)にほぼ同時に塗料(5)を塗布するので、側面(1a, 1b)への加熱と塗装とを連続的かつ自動的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】改善された走行挙動および高い耐摩耗性を有する大型2ストローク・ディーゼル・エンジン用のピストンを提供すること。
【解決手段】本発明のピストンは、ピストン・リング・パック2を形成するオイル収集リング1を含む。ピストン・リング・パック2は、シリンダ5の燃焼室6の最も近くに位置し且つ第1走行面701を有する第1ピストン・リング7と、収集リング走行面101を有するオイル収集リング1とを含む。第1走行面701および収集リング走行面101が動作時にシリンダ壁4のシリンダ走行面401と摩擦接触するように、第1ピストン・リング7およびオイル収集リング1はピストン3の第1ピストン・リング溝702内および収集リング溝102内に配置される。ピストン3は、収集リング溝102の近くに潤滑用オイル・アパーチャを有し、そこを通して潤滑オイルがピストン3の内側からシリンダ走行面に塗布されるように設計される。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストンのリング溝に装着され、長期に亘りアルミニウム凝着を防止することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリングの上下側面の少なくとも一方に、複層の樹脂系皮膜を施し、その樹脂系皮膜の最表面層は層全体の体積に対して、0.5〜20%のカーボンブラック粒子を含有する樹脂層とし、最表面層の下層は層全体の体積に対して、3〜30%の固体潤滑材粒子を含有する樹脂層とする。カーボンブラック粒子としては、黒鉛化ブラック粒子又は複合グラファイトブラックの少なくとも一方を含むのが好ましい。 (もっと読む)


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