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国際特許分類[F16J9/26]の内容

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【課題】ピストン上昇行程時のオイルを掻き上げない機能とピストン下降行程時のオイルを掻き落とす機能との両立を向上する。
【解決手段】ピストン3に設けられたリング溝に受容されたアウタリング16とプレートエキスパンダ17とによりピストンリングを構成し、リング溝の底面13aとプレートエキスパンダとの互いに接触する部分に高摩擦係数の摩擦材18を塗布する。ピストン上昇行程と下降行程との間でエキスパンダの張力変化に摩擦材の影響によるヒステリシスが生じる。これにより、ピストン下降行程時にはエキスパンダの張力増大によりアウタリングが付勢されるためオイルの掻き落とし能力が向上し、ピストン上昇行程時には下降行程時に対してエキスパンダの張力低減によりオイルを掻き上げないようにすることができ、燃焼室へのオイル流入を減らしてオイル消費量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と耐熱へたり性に優れ、例えば内燃機関用のオイルリングやセカンドリングとして適用可能なピストンリングと、さらに優れた耐熱へたり性を備え、トップリングとしても適用可能なピストンリングを提供すること。
【解決手段】C、Si、Mn、Crを所定範囲で含有し、これら含有量から次式(1)及び(2)により算出されるパラメータA及びBの値がそれぞれ9.0以下及び10.8以上の調質鋼から成るピストンリングとする。特に、トップリング向けのピストンリングとしては、C、Mn、Cr含有量の下限値を高め、Si含有量の上限値を減じると共に、パラメータBの値を14.0以上とする。
A=8.8Si+1.6Mn+1.7Cr ・・・ (1)
B=36C+4.2Si+3.8Mn+4.5Cr・・・ (2) (もっと読む)


【課題】オイルリングにおいて、レール間の狭小化が進む中で、オイル孔を機械加工により容易に設けることができ、且つ総重量を軽くして燃費向上に繋がるリング用線材を提供する。
【解決手段】オイルリング用線材の長手方向に対する垂直断面が略V字形を有しており、V字の成すアングル部4を部分的に機械加工により除去することでオイル孔を設けることができ、且つ略V形の弾性による自己拡張力を利用して、従来では必要であったスペーサーやコイルエキスパンダを必要とせず、適切な圧接によりオイル掻きが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ピストン温度の低減を図り、板バネの張力の熱減退を低減し、板バネ付きピストンリングの耐久性向上を図る。
【解決手段】熱伝導率が100W/m・K以上の板バネ4がピストンリング5の内周面5a及びピストン1のリング溝3の底面3aに当接して、ピストンリング5をシリンダ2の内周面2aに押圧する。ピストン1のリング溝3底における上下の角部曲率半径をRa、板バネ4内周における上下の角部曲率半径をRb、ピストン1のリング溝3底の軸方向直線部長さをLa、板バネ4内周の軸方向直線部長さをLbとしたとき、Ra≧RbかつLa≧Lbである。また、ピストンリング5の熱伝導率が100W/m・K以上、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方の材質がクロム銅又はベリリウム銅、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方に銅めっき又は銀めっきが被覆されていることが好ましい。 (もっと読む)


DLCコーティングを有するピストンリングは、基板上の内側から外側に、接着層、非晶質金属性炭化水素層及び非晶質非金属性炭化水素層を有し、最初に、sp結合が非晶質金属炭化水素層内で優勢で、非晶質非金属性炭化水素層はsp結合およびsp結合を有し、DLCコーティングに電気抵抗が生じるように金属性炭化水素層内のsp結合割合がより高くなるようにし、該抵抗は5000オームより大きく、特に、5000キロオームより大きくなる。 (もっと読む)


【課題】合口部の面厚上昇を抑制し、より高性能・高負荷のエンジンに対応した圧力リングの提供。
【解決手段】略円形状を成しシリンダに対し摺動する外周面3と、ピストンに対向する内周面4と、略円形状半径方向に分断する一つの合口部2とを備え、合口部2の端面に開口して始端とし該半径方向と交差する方向に延出されるスリット1aが形成され、スリット1aの終端位置1cにおける終端距離Aが、リング厚さa1の0.40倍以上、0.70倍以下に構成され、スリット1aの始端位置における始端距離Xが、終端距離A以下に構成され、スリット1aの始端位置1bから終端位置1cまでの円形状の中心角が3°以上20°以下に形成されると共に、スリット1aの厚さがリング厚さa1の0.01倍以上0.30倍以下に形成されている圧力リングを提供する。 (もっと読む)


炭化物ナノ粒子を含む分散硬化体の製造方法は、溶射法によって分散硬化体を製造する工程を含み、燃焼チャンバの下流に、気体流と反応して炭化物を形成する少なくとも1つの前駆体を有するキャリアガスによって気体流が供給されるか、又は熱的負荷に曝される外部ナノ粒子発生器を介して炭化物ナノ粒子が供給される。それは、例えば、内燃機関用部品(例えばピストンリング)などの分散硬化体の製造を可能にする。本方法は、燃焼チャンバの下流に、溶射粉末を供給するための少なくとも1つの管に加えて、キャリアガスによって前駆体を供給するための少なくとも1つの管をさらに含む溶射装置によって実行される。 (もっと読む)


【課題】折損を防止して、ポンプ性能の低下を防止することができる低温流体用昇圧ポンプのピストンリングを提供する。
【解決手段】低摩耗樹脂材から形成されたピストンリング21と、高強度樹脂材から形成されたピストンリング22とからなり、低温流体用昇圧ポンプのピストン2の外周面に形成されたリング溝2において、ピストンリング21を低圧側に、ピストンリング22を高圧側に配置した。 (もっと読む)


ピストンリング(100)が開示されており、このピストンリングは、半径方向に延びた上面(110)と、半径方向に延びた下面(102)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も内側の表面(114)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も外側の表面(106)とを有している。下面(102)は、溶射皮膜(104)を有しており、半径方向で最も外側の表面と上面とは皮膜を有していない。したがって、溶射皮膜(104)は、概して、リングの半径方向に延びた下面(102)だけに塗布されている。
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【課題】ピストンリングのリップ部は低摩擦であって、凹凸部では高強度を有するピストンリング形成用シート、ピストンリングの製造方法及びピストンを提供すること。
【解決手段】中心に円形透孔を有する円形状のシートからなり、該透孔の周囲に内リングと外リングが順に各々接設され、該内リングの材質がPTFEと炭素繊維、該外リングの材質がPTFEと球状カーボンを含むことを特徴とするピストンリング形成用シート、前記ピストンリング形成用シートを絞り成形してピストン本体の外周に有する係合溝に係合させ、前記内リングによって凹凸部、前記外リングによってリップ部を形成することを特徴とするピストンリングの製造方法、及び、ピストン本体の係合溝にピストンリング本体の凹凸部が圧着され、ピストンリング本体の端部にリップ部が形成され、前記凹凸部はPTFEと炭素繊維、前記リップ部はPTFEと球状カーボンを含むことを特徴とするピストン。 (もっと読む)


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