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国際特許分類[F16J9/26]の内容

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【課題】摺動部表面に靱性、耐摩耗性の両方を兼ね備えた皮膜を形成し、摺動部材の耐摩耗性及び耐剥離性の向上した摺動部材の提供を目的とする。
【解決手段】上記課題を達成するため、窒化クロムを主成分とする皮膜が摺動面に形成された摺動部材において、前記皮膜は、空孔率0.05%〜3%未満の緻密皮膜と、空孔率3〜15%のポーラス皮膜とを交互に積層した3層以上の多層構造を備えることを特徴とする摺動部材を採用する。そして、前記緻密皮膜は、そのビッカース硬さが1600HV0.05〜2500HV0.05の範囲にあるもの、前記ポーラス皮膜は、そのビッカース硬さが1000HV0.05〜2000HV0.05の範囲にあるものを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングを変形させることなしに、ピストンリング若しくはその内側に設けた吸い取り紙を真円に近い姿勢で保持することができ、したがって、ピストンリングに対する塗料の吹き付け及び吸い取り紙による余剰塗料の吸い取り効果を均一にし、塗膜厚の均一な塗装をすることができ、かつ構造が簡単で、動作の確実なピストンリング塗装用治具を提供すること
【解決手段】ピストンリング2の内周辺7の内側の領域に挿入可能な仮想の円筒面8に沿って前記円筒面の中心線方向3に配置されかつ前記中心線3周りに等角度間隔に配置された3本以上の当接部材5と、前記当接部材5を支持し前記当接部材5を前記円筒面8の半径方向に変位させる駆動機構6を有する (もっと読む)


【課題】ピストン頂面温度の上昇を抑制するとともにピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】ピストン外周部におけるピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23が形成されており、ピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23に開口するスリット孔24がピストン周方向に沿って形成されている。オイルリング溝23内には、ピストンリングと別部品であり、オイルリング溝23のピストンヘッド部14側の側面23b及びピストンスカート部16側の側面23cの両方を面で押圧することで、ピストンヘッド部14から伝わる熱をピストンスカート部16へ伝える伝熱リング36が装着されている。 (もっと読む)


【課題】 非晶質炭素被膜と有機モリブデン化合物との化学的な反応による非晶質炭素被膜の摩耗を確実に抑制することができる摺動構造を提供する。
【解決手段】 相互に摺動する一対の摺動部材20,30のうち、一方の摺動部材20の摺動面23に非晶質炭素被膜22が形成された一対の摺動部材20,30と、該一対の摺動部材20,30の間に存在し、有機モリブデン化合物としてジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン41を少なくとも含む潤滑剤40と、を少なくとも備えた摺動構造1であって、前記他方の摺動部材30の摺動面33には、酸素元素を含まない硬質被膜32が形成されている。 (もっと読む)


【課題】簡単でコストの低い手段により、大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面に表面溶着によって塗布される保護コーティングを備えるための方法を、経済的でそれでもなお慎重な方法の実施が可能となるように改善する。
【解決手段】大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面(2または14)に表面溶着によって塗布される保護コーティング(4)を備えるための方法において、保護コーティング(4)を備えようとする大型機械構成部分を表面溶着過程中に冷却することによって、経済的で同時に慎重な方法の実施が達成される。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングの外周面の第1の曲面半径Rを、最大限に大きくすることにより、ガスシール能力を向上させ、ピストンリングの外周面とシリンダライナの摺動面との間のガスシール能力不足による吹き抜けガス量の増大を防止し、吹き抜けガス量の増大よるピストンリングバック部の汚れの増大を防止し、吹き抜けガス中に含まれる亜硫酸ガスによるシリンダライナ3の摺動面3a周辺の硫酸腐食の増大の発生を防止し、且つ、接触面圧を低減したピストンリングの構造を提供する。
【解決手段】シリンダライナの摺動面に接するピストンリングの外周面を、軸方向に曲率半径Rの曲面に形成してなるピストンリングにおいて、前記外周面の曲率半径Rを、エンジンのシリンダ内径Dに対してR=1.18D〜1.35Dの円弧プロファイルに設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低コストであり、且つ、摺動面に形成されたイオンプレーティング皮膜の耐剥離性と母材の耐摩耗性が良好な摺動部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.50〜0.60質量%、Si:1.20〜1.60質量%、Mn:0.50〜0.80質量%、Cr:0.50〜0.80質量%、Cu:0.20質量%以下、P:0.03質量%以下、S:0.03質量%以下、残部:鉄及び不可避不純物からなる母材、又は、C:0.69〜0.81質量%、Si:0.15〜0.35質量%、Mn:0.30〜0.90質量%、P:0.03質量%以下、S:0.03質量%以下、残部:鉄及び不可避不純物からなる母材の少なくとも摺動面に、イオンプレーティング皮膜を形成する摺動部材の製造方法であって、そのイオンプレーティング皮膜の形成時の処理温度を400℃以上480℃以下の範囲内とすることにより、上記課題を解決する。こうして得られたピストンリングは、その母材のビッカース硬度が450HV0.1以上である。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングであって、表面皮膜は、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる最表面層と、ピストンリング本体の最も近くに配置され、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる基底層とを少なくとも有し、基底層に含有される金属粉末の含有率が、最表面層に含有される金属粉末の含有率と比較して少ないことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、開口が設けられるベースリング(2)を含む密封オイルリングを提供し、該ベースリング(2)の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ(1)を有し、ベースリング(2)の開口の左端には、外の径方向の繋ぎ体(11)及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)が形成され、前記ベースリング(2)の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)は、ベースリング(2)の開口の右端の凹槽(6)内に挿入し、前記ベースリング(2)の開口の左端の外の径方向の繋ぎ体(11)は、ベースリング(2)の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝(10)内に挿入し、これにより、ベースリング(2)の開口からのオイル漏れを防止することができる。

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【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体61と、該ピストンリング本体61の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリング60の上面と下面の両方に形成される表面皮膜62とからなるピストンリング60であって、前記表面皮膜62は、少なくとも耐熱樹脂63と、該耐熱樹脂63中に含有された金属粉末64と、から構成され、かつ、前記ピストンリング本体61における前記表面皮膜62が形成される面には、前記表面皮膜62の下地皮膜として燐酸塩皮膜65が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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