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国際特許分類[F22B37/32]の内容

国際特許分類[F22B37/32]に分類される特許

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例えば蒸気ボイラのドラム112に用いるのに適当である蒸気−水セパレータのような気体−液体セパレータ124はチャンバ204を包含し、このチャンバは、気体−液体混合物の流れを受け入れる入口開口202と、気体−液体混合物がそれからの液滴の取り除きにさらされた後に、この気体−液体混合物の流れを排出する出口開口210とを有する。チャンバ204には、入口開口202と出口開口210との間に長手方向へ延びている通路を画定している内面204aを有する壁が設けられている。スロット212が、チャンバ204の前記壁の内面204aと外面204bとを貫通するようにして形成されている。複数のスピナブレード208が、スロット212より下に位置するようにして前記通路内に適当に配置されている。この複数のスピナブレード208は、これらのスピナブレードにより受け止められた気体−液体混合物の流れを回転せしめることを生じせしめ、これにより、付随して、回転上昇にさらされている気体−液体混合物の流れ中の液滴を遠心力の作用によりチャンバ204の前記壁の内面204aに対して付勢せしめ、それからチャンバ204に形成されているスロット212を通過させることを生じせしめる作用をなすように構成されている。前記通路は、気体−液体混合物が回転にさらされた後にこの気体−液体混合物を出口開口210へさし向ける作用をなすように構成されている。
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【課題】 簡易な構造で圧力損失の少ない遠心式気水分離器を提供する。
【解決手段】 縦向き円筒状の胴15、この胴15の周側壁に設けられる蒸気入口管16、胴15の上部に設けられる蒸気出口管17、胴15の下部に設けられる分離水出口管18、蒸気入口管16から胴15内への蒸気導入部に設けられるガイド板19、このガイド板19の上部に設けられる蓋板20を備える。ガイド板19は、蒸気入口管16から導入される蒸気の旋回を促進する曲線状の板材である。また、ガイド板19は、蒸気入口管16から胴15内へ導入される蒸気と、その蒸気が胴15内で旋回されることで分離される水との衝突を防止する。一方、蓋板20は、蒸気入口管16から導入される蒸気が胴15に衝突した際の水の跳ね上げを防止する。 (もっと読む)


【課題】缶水の分離能力を高く維持することのできる気水分離器を提供する。
【解決手段】縦長円筒状の胴4部を持った気水分離器7であって、気水分離器7の上部に接続した蒸気取り出し管1、気水分離器7の底部に接続した還水管2を持ち、気水分離器7の内部で蒸気と缶水からなる気液2相流を旋回させ、遠心力の作用によって蒸気と缶水に分離するボイラ用の気水分離器7において、気水分離器内の下部に、気水分離器胴4部の内径よりは小さく、還水管2の内径よりは大きな径を持った集合空間5を設け、集合空間5の下部に還水管2を接続する。また、集合空間5は下方へ向けて断面積を縮小していく形状とする。 (もっと読む)


【課題】高い汽水分離効率が得られ、水流入による過熱器のトラブルが解消できる汽水分離器を提供する。
【解決手段】胴9へ供給される水と蒸気の2相流体の流入角度が18°〜60°の範囲で下向きとなるように、流入管10が胴9に取り付けられていることを特徴とする汽水分離器。 (もっと読む)


【課題】コンプレッサや耐圧容器などの設備が不要で、常温・常圧下で効率よく脱気できる。
【解決手段】加圧気液を導入する第1の導入部と気液分離空間とを有する気液分離ノズル420と、気液分離ノズルの吐出側から吐出される分離気液を偏倚して導入する分離気液導入孔431と、気体凝集筒434とを備えた気体凝集部430と、気体凝集部の旋回流発生筒432の頂部に貫通して設けられた気液上昇管436と、この気液上昇管が底部に貫通して内部に挿通される気体回収部440と、加圧液体を導入する加圧液体導入孔を形成した第2の導入部と、第2の導入部の返送液体吸引圧力発生空間に一端が開口し、第2の導入部の側部に他端が開口する返送液体導入孔とを有する気体回収部圧力減圧用ノズル450と、気体回収部の底部と気体回収部圧力減圧用ノズルの返送液体導入孔とを連結する気体回収部圧力調節管409とを備える。 (もっと読む)


【課題】気水分離器において、気水上昇管内に形成される液膜の厚さを均一化すると共に液膜流のオーバーフローを防止することで気水分離性能の向上を図る。
【解決手段】鉛直部53と湾曲部54とを有するライザ52の内部にスワールベーン55を固定し、ライザ52における鉛直部53の外側にダウンカマバレル56を設けることで環状のダウンカマー空間58を画成し、ライザ52及びダウンカマバレル56の上方に所定の空間をもってデッキプレート60を配設し、オリフィス61とベント62を形成し、ライザ52の湾曲部54とスワールベーン55との間に位置して、この湾曲部54の湾曲方向外側に液膜流排出部63としての複数の水平なスリット64を形成する。 (もっと読む)


【課題】気水分離器において、蒸気と水を適正に分離してこの分離した蒸気を確実にオリフィスから上方に排出する一方、分離した水をダウンカマー空間を通して確実に降下可能とすることで、気水分離性能の向上を図る。
【解決手段】ライザ51の内部にスワールベーン52を配設し、このライザ51の外側にダウンカマバレル53を設けることで環状のダウンカマー空間54を画成し、ライザ51及びダウンカマバレル53の上方に所定の空間をもってデッキプレート55を配設してオリフィス56とベント57を形成し、ライザ51に設けられた複数のスリット58a,58b,58c,58dの開口率を30〜70%に設定する。 (もっと読む)


【課題】蒸気流の圧力損失をほとんど増大させることなく蒸気流から効率良く液滴や不純物粒子を分離し、発電プラント等における主蒸気系機器の侵食作用を低減させることのできる蒸気流の精製方法および装置を提供する。
【解決手段】曲り部を有して蒸気流3を移送する曲管の下流側(2)に、前記曲り部の下流側に発生する蒸気流の旋回流成分4を利用して蒸気流3に含まれる液滴または不純物粒子6を分離する分離機構(5)を備えている構成とする。 (もっと読む)


【課題】高いかわき度を持った清浄な蒸気を供給する。
【解決手段】縦長の缶胴1の中に複数の蒸気加熱管2を上下方向に通す。缶胴の中ほどに大径部9を設け、その内側に内筒10を設ける。内筒の内部を塞ぐように塞ぎ板11を設け、塞ぎ板より低く、かつ缶水の水面より高い位置に来るように、内筒の周囲に間隔を存して複数の噴出孔12を穿設する。内筒の外に噴出した蒸気が内筒の周りを旋回するように案内羽根13を設ける。さらに、内筒の、塞ぎ板より高い位置に戻り孔を穿設する。 (もっと読む)


【課題】混合流体の流通状態に関わらず、簡素な構成で常に前記混合流体から気体成分と液体成分とを確実且つ効率的に分離させる。
【解決手段】ハウジング36の上部に装着された駆動部40を駆動させることにより、該駆動部40に連結されたファン38が前記ハウジング36の内部で回転する。このファン38の外周近傍には筒状の分離壁42が形成され、且つ、前記ファン38の下端部側に下方に向かって傾斜した遮蔽部44が設けられている。そして、ハウジング36の下方から導入された飽和蒸気が、分離壁42を通過することにより液体成分と気体成分とに分離される。前記液体成分が、分離壁42及び遮蔽部44を通じてハウジング36の導出ポート50より排出され、一方、気体成分が、ハウジング36の上部に形成された排気ポート48より排出される。 (もっと読む)


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