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国際特許分類[F25B17/12]の内容

国際特許分類[F25B17/12]に分類される特許

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【課題】従来よりも小型の設備で脱水素反応と水素化反応を利用して熱エネルギーを利用するケミカルヒートポンプを提供する。
【解決手段】ケミカルヒートポンプ50は、外部から供給された熱エネルギーにより、含水素化合物の脱水素反応を行い、脱水素化合物及び水素を生成する脱水素反応部を有する脱水素反応器1と、脱水素反応器1によって生成した脱水素化合物および水素を導入して脱水素化合物の水素化反応を行い、含水素化合物を生成し、発生した反応熱を熱エネルギーとして出力する水素化反応器21と、水素化反応器から送出された、未反応の水素および脱水素化合物を共に透過する分離膜44を有する分離部41と、を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも小型の設備で行うことができる脱水素反応を促進させる脱水素反応の促進方法、含水素化合物、脱水素化合物、及び水素の混合物から、脱水素化合物、及び水素を分離する脱水素反応器、それを用いたケミカルヒートポンプを提供する。
【解決手段】脱水素反応器1は、水素を含む有機化合物である含水素化合物の脱水素反応を行う反応室3と、反応室の壁の少なくとも一部を構成し、且つ、脱水素反応により生じた脱水素化合物及び水素を選択的に透過する機能を有する分離膜4と、分離膜を透過してくる脱水素化合物及び水素を回収する回収室5等を備える選択透過膜反応器である。分離膜4を備えることにより、脱水素化合物及び水素を共に選択的に透過させて含水素化合物、脱水素化合物、及び水素の熱力学平衡をシフトさせ、脱水素反応を促進させる。 (もっと読む)


【課題】熱媒体流路における圧力損失を抑えることができると共に、容量を容易に変更することのできる熱交換器を提供する。
【解決手段】実施形態に係る熱交換器1は、水素吸蔵合金25を内蔵する水素吸蔵合金筒20であって、水素吸蔵合金25を多段に仕切る仕切プレート24と、水素吸蔵合金25に吸蔵される水素及び水素吸蔵合金25から放出される水素の外部への通路である水素管22と、を有する複数の水素吸蔵合金筒20と、複数の水素吸蔵合金筒20を内蔵するシェル10であって、その内面と水素吸蔵合金筒20の外面との間に熱媒体流路を形成するシェル10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵合金を用いた冷凍・冷蔵システムにおいて、水素吸蔵合金と熱媒体との間の熱伝導速度を向上させた熱交換器を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態に係る熱交換器1は、シェル10と、ジャケット15と、サイドカバー20と、パイプ30と、水素吸蔵合金(MH合金)板35及び伝熱銅板40が交互に積層された水素吸蔵合金部と、を備えている。シェル10の内部には、MH合金部が格納されており、このシェル10と、シェル10の一部を覆うジャケット15とによって仕切られた空間が、外側の熱媒体流路50として機能する。パイプ30は、水素吸蔵合金部の内部を延在するように設置されており、内部に内側熱媒体流路55を形成している。 (もっと読む)


【課題】搭載可能な場所を容易に増やすことができるとともに搭載する作業を簡易にすることができる水素ガス貯蔵装置を提供することにある。
【解決手段】MHタンクモジュール13は、筒状の多孔質部材14を備えている。多孔質部材14は孔が水素を流通可能な水素流通経路15として構成されるとともに外周面に直線状に延びる溝が形成されている。また、多孔質部材14には複数のフィン17が取り付けられ、フィン17の第1端部及び第2端部はそれぞれ別々の溝に嵌着されている。フィン17によってMH粉末Pを収容する複数の収容室19が区画されるとともに、複数のMHタンクモジュール13は隣接され所定の形状となるように配置した状態でハウジング12内に収容されている。ハウジング12内にはフィン17と接した状態で各収容室19と対応するように熱媒配管22a,22bが配設され、熱媒配管22a,22b内には熱媒が流通している。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で良好な伝熱特性が得られることのできる吸着器を実現する。
【解決手段】 吸着剤223を保持するとともに、その吸着剤223と熱交換するための伝熱面を有する第1内部フィン部材221と、冷媒と熱交換するための伝熱面を有する第2内部フィン部材231と、互いに対向して配設させて気密構造の室を形成するとともに、外部に熱媒体が流通する第1、第2筐体220a、230aとを備え、第1内部フィン部材221が第1筐体220aの内側に接着シート220bを介して接合されており、第2内部フィン部材231が第2筐体230aに当接するように収容されている。これにより、良好な伝熱特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 水素貯蔵容器のコンパクト化、熱交換効率の向上、水素吸放出性能の向上を図る。
【解決手段】 複数枚のプレート2、2の積層によって各プレート間に水素吸蔵合金収容層10と熱媒流路層9とがそれぞれ一つの層で設けられた熱交換器コア1が、前記水素吸蔵合金収容層一端部を対向露出させるようにして互いに間隙26を有して並設され、前記熱交換器コア1の外面に少なくとも前記プレート間の間隙およびコア間の間隙を塞ぐように外殻板20、21、22が固定され、外殻板20、21、22に前記間隙26に連通する水素流通口22cと、前記熱媒流路層に連通する熱媒流入口15aと熱媒流出口16aが設けられている。熱交換器コア1を一次ブレージングによって組み付け、複数の熱交換器コアを互いに間隙を有して並設し、熱交換器コアの外面に外殻板を配置して二次ブレージングによって組み付ける。 (もっと読む)


【課題】 MHキャニスタなどを効率よく表面を通して熱交換する。
【解決手段】 柱状または筒状の被熱授受体1の外周面を囲むように配置され、内部に熱媒が流通する中空空間を有し、かつ熱媒の圧力によって少なくとも内周側に膨出する可撓性を有する熱授受部9を備える。熱授受部9にはポンプ16によって熱媒20を供給する。熱授受部9に熱媒20を導入することで熱授受部が内周側に膨出し、熱授受部9の内周面が被熱授受体1の外周面に密着し、両者間の熱伝達効率が大幅に向上する。前記熱授受部9は、被熱授受体1の外周面に巻回されるチューブ形状や被熱授受体1の外周面を囲む筒形状により構成できる。被熱授受体として水素吸蔵合金を収容した水素吸放出容器を用いて水素の吸放出効率を向上できる。 (もっと読む)


本発明は、第1吸収室及び第2吸収室を有する車両を空調する吸収式ヒートポンプにあって、第1吸収室は、第1連結要素を介してコンデンサに連結されていてかつ第2連結要素を介してエバポレータに連結されていて、第2吸収室は、第3連結要素を介してコンデンサに連結されていてかつ第4連結要素を介してエバポレータに連結されている吸収式ヒートポンプに関する。この場合、エバポレータ及びコンデンサは、第1吸収室と第2吸収室との間に配置されていて、かつ凝縮循環部を介して減圧する連結要素に連結されている。この場合、吸収室(1,2),コンデンサ(3)及びエバポレータ(4)は、非自己保持式の真空エンベロープ(5)によって包囲されている。さらに吸収剤が、キャリア物質上に層として被覆されている。さらに本発明は、吸収式ヒートポンプをほぼ連続に運転する方法及び吸収式ヒートポンプを冷媒アキュムレータ及び熱アキュムレータとして使用することに関する。
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【課題】内部に熱交換機能を有する組立品が収容されている圧力容器であって、軽量化と貯蔵ガス量の確保とを両立させることができ、組立品をコイルばねで支持する場合に比較して簡単に製造することができる圧力容器を提供する。
【解決手段】筒状の容器本体12内に、熱交換機能を有する水素吸蔵用ユニット13が収容されている。容器本体12の内周面と水素吸蔵用ユニット13の外周面との間に、弾性変形可能な複数のパイプ30,31が、前記両周面と接触するとともに隣り合うパイプ30と直接押し合う状態で、かつ移動が規制された状態で収容されている。パイプ30は、その径が前記両周面の間隔Sより大きく形成されるとともに、弾性変形された状態で収容されている。隙間Δにはパイプ30と当接して該パイプ30を容器本体12の周方向へ押圧付勢する役割を果たすパイプ31が1つ収容されている。 (もっと読む)


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