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国際特許分類[F27B7/36]の内容

国際特許分類[F27B7/36]に分類される特許

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【課題】廃棄物の焼却ないし焼成に用いる回転キルンを備えた廃棄物処理装置に関し、多量の余剰空気を必要とするために炉内の温度が低くなって燃焼効率を低下させる問題や、燃焼空気が不足して未燃物が排出されてくるという問題を解決して、より多種類の廃棄物の焼却ないし焼成処理をより完全に行うことができる廃棄物の処理装置を得る。
【解決手段】回転キルン内を一方から他方へと流れる高温ガスの熱により、廃棄物を焼却ないし焼成する廃棄物処理装置である。回転キルンからの高温ガスの出口側に、先端を回転キルン内に挿入されてキルン内の廃棄物に向けて燃焼用の空気を吹き込む補助空気ノズルを備えている。好ましい構造では、回転キルンの廃棄物流入側に、当該キルンに連接して前燃焼室を備えている。 (もっと読む)


【課題】後続加工を続行可能とする原料加熱装置を提供する。
【解決手段】横方向に延びる軸線2を中心として筒状に形成され該軸線まわりに回転する筒状体3が軸線方向両端に開口部6A,6Bを有し、軸線方向一端側の開口部6Aに含水可燃物たる原料を被加熱対象物として筒状体3内に投入する原料投入管7が位置し、該一端側の開口部そして他端側の開口部の一方に過熱水蒸気を他方へ向け筒状体内に送入する過熱水蒸気送入管8が位置し、筒状体3内には、軸線方向両端側を除く中間域に、原料を一端側の開口部から他端側の開口部に向け搬送する搬送手段が設けられており、原料の水分が搬送中に過熱水蒸気で加熱されることで乾燥され、原料が乾燥後に高温状態で他端側の開口部13から排出される。 (もっと読む)


【課題】 処理物の炉への付着を回避しつつ、未反応処理物の含有量が少なく高品質の優れた焼成物とするとともに、製品の回収率の向上を図る。
【解決手段】 上流側で処理物Wを受け入れ回転させられて処理物Wを排出口7から排出する炉芯管10と、炉芯管10内に複数列設させられ処理物Wに衝撃を付与するビータ部材20と、炉芯管10の排出口7より上流側の所定区間を外部から加熱する炉芯管加熱部40と、炉芯管加熱部40で加熱された処理物Wを排出口7に至るまで所定の保持温度に保持する温度保持手段Kと、炉芯管10内に上流側から下流側に向かう空気を供給する空気供給部50とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ロータリーキルンの外周側の熱を回収するための熱回収装置において、ロータリーキルンを構成する外筒部の温度が耐熱温度以上となるのを適切に防止することが可能な熱回収装置を提供する。
【解決手段】ロータリーキルン2の外周側の熱を回収するための熱回収装置1は、所定の隙間を介して外筒部(鉄皮)4の外周面4cを覆うカバー部材8を備えている。カバー部材8には、空気の流入口と、流入口から流入し外筒部4の外周面4cとカバー部材8との間の隙間を通過した空気が排出される排気口とが形成され、外筒部4の長手方向におけるカバー部材8の長さは、外筒部4の、カバー部材8の内側に配置される部分の最大温度と最小温度との差が所定範囲内に収まるように設定されている。この熱回収装置1では、カバー部材8ごとに、外筒部4の外周面4cとカバー部材8との間の隙間を通過する空気の流量が調整可能となっている。 (もっと読む)


【課題】加熱室から熱媒体が流出するおそれや、加熱室内に外気が流入するおそれがなく、しかも設備コスト・ランニングコストの増加を抑えることができる横型回転式熱処理炉が備わる熱処理設備とする。
【解決手段】軸回りに回転する内筒10及びこの内筒10から所定間隔を隔てて同心状に設置された回転をしない外筒20を有し、内筒10及び外筒20間が加熱室R1,R2とされ、この両端部が外筒20から延出し、かつ内筒10の外周面に及ぶ一対の側壁21,22によって閉じられ、加熱室R1,R2に流通される熱媒体H1,H2により被処理物C1が熱処理される構成とされた横型回転式熱処理炉1が備わる熱処理設備であって、加熱室両端部の内圧が加熱室外の外圧と同一とされている。 (もっと読む)


【解決手段】炭化室10を有する処理筒3を外筒2内に支持し、外筒2と処理筒3との間に加熱室9を設けている。処理筒3には炭化室10と加熱室9とを連通する通気孔11aを設けている。加熱室9で発生させた燃焼熱により通気孔11aを介して炭化室10を加熱し、処理物を炭化室10で炭化処理した炭化物を排出している。炭化処理時に炭化室10で生じた燃焼熱により通気孔11aを介して加熱室9を加熱し得る。加熱室9に供給される空気に磁気を発生させる磁石24を有する磁気空気導入管22を備え、磁気空気導入管22には磁気空気の供給及び停止を行って空気供給量を変更し得る開閉弁25を設けている。
【効果】加熱室9にマイナスイオン化された磁気空気を供給したので、加熱室9の燃焼熱の温度を約700〜1000度の高温に効率良く上昇させ、化石燃料及び排気ガス中の化学物質を低減させつつ、加熱室9で高温の燃焼熱を効率良く発生させる。 (もっと読む)


【課題】有機質原料を効率よく熱分解する、運転が容易で安全性の高い熱分解装置を提供する。
【解決手段】原料Xを可燃ガスYgに転換する熱分解装置HKは、横型円筒形状の本体部Kと、原料Xを本体部Kに送入する原料供給部Iと、可燃ガスYgを本体部Kから送出するガス導出部OGと固体残渣排出部Osとからなり、更に本体部Kは、原料Xを熱分解してガスと固体にする熱分解空間Pと、固体を高温ガスで加熱する熱媒体加熱空間Hと、PとHの中間にあって固体をPとHの間を循環移動させる固体熱媒体循環部Cと、PとCの中間にあってCとの間に中継空間Tを構成するとともに、固体を循環移動させる固体熱媒体部Dを設けて、PとHのガスが混合することを防ぐ酸素含有気体混入防止手段としている。 (もっと読む)


【課題】可燃性廃棄物の吹き込みに起因する弊害の発生を回避することができ、しかも可燃性廃棄物をより効率良く燃焼させて、その熱量を有効に活用することが可能になるセメント製造用ロータリーキルンを提供する。
【解決手段】円筒状のキルン本体1が、窯前ハウジング2および窯尻ハウジング間に回転自在に設けられるとともに、窯前ハウジング2に、キルン本体1の断面中心部に向けて燃料を噴出して内部を焼成温度に加熱する主燃料バーナ3が設けられ、主燃料バーナ3の外周面であって、かつ主燃料バーナ3の軸線Cよりも上方位置に、可燃性廃棄物を主燃料バーナ3の軸線Cに対して上向きの吹き込み角度θによって吹き込む補助バーナ10を併設してなり、かつ可燃性廃棄物の搬送空気速度xを、15〜40m/sの範囲に設定するとともに、吹き込み角度θ(°)を、3≦θ≦−0.342x+21.4、の範囲に設定した。 (もっと読む)


【課題】粉体状の炭酸カルシウムを焼成して酸化カルシウムを製造する場合、高活性に焼成し,効率的に焼成することのできる焼成方法を提供し,また原料として製糖廃棄物ライムケーキをリサイクル利用するための焼成にも適用できる焼成方法を提供する。
【解決手段】間接加熱型キルンを使用して粉体状の炭酸カルシウムを焼成して酸化カルシウムを製造する方法において,粉体状の炭酸カルシウムを原料として間接加熱型キルンを焼成炉に適用し、焼成温度は800〜900℃として高活性酸化カルシウムを製造しうるものとし,その熱回収過程で焼成された酸化カルシウムが再炭酸化して,焼成装置の熱回収部で固着・閉塞トラブルの発生を防止するために再炭酸化温度領域を急速に脱出させるための手段を講ずるものとした。 (もっと読む)


【課題】炉内の温度が低下してシール部分やスクリューケーシングにタール等が固着することを防止する回転式加熱処理装置を提供する。
【解決手段】被処理物を加熱処理する筒形加熱炉10の一端部に、入口側ケーシングから投入された被処理物を通過させて筒形加熱炉10内に送り込むためのスクリューコンベア20が設置され、外側ケーシング22がこのスクリューコンベア20を覆っている。外側ケーシング22における基端側寄りに、一対の熱風供給管28A,28Bの一端がそれぞれ連結されて、一対の熱風供給管28A,28Bが接続される。一対の熱風供給管28A,28Bから、外側ケーシング22と内側ケーシング24との間の空間Sに、加熱された不活性ガスが供給される。 (もっと読む)


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