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国際特許分類[G01N21/31]の内容

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【課題】 従来、水素化物発生装置は水素化物を発生させる反応部と、発生した水素化物を沸点以下に冷却されることで捕集し、捕集後に温度上昇させるとともに気化した水素化物を分析部で測定する構成となっている。測定対象となるヒ素やセレンなどは元素の価数により水素化物の発生効率が異なるため、従来の装置では、予め別の予備還元用の設備で予備還元を行ったサンプルを装置に導入する必要がある。このように別の設備で行っていた予備還元の操作は、分析全体として操作を煩雑にし、省力化の妨げとなるとともに、分析精度を低下させることにもつながっていた。
【解決手段】
水素化物発生用の反応槽に温調機構を設け、該反応槽を予備還元にも用いることができるようにした。 (もっと読む)


【課題】 自動的に試料の前処理が可能な自動前処理機構付き還元気化水銀測定装置を提供する。
【解決手段】 光センサ7で試料容器10の有無を自動的に検出した後に試薬を試料容器に注入し、その後、光センサ7で試薬の色変化を自動的に検出した後で試料中の水銀ガスの測定前に、試料容器10の内壁に付着した付着物を自動的に洗浄して、該水銀ガスを測定する。したがって、従来と異なり、前処理装置1と水銀検出装置3を一体型にすると同時に、該前処理装置1で光センサ7により試料容器10の有無および試薬の色変化を自動的に検出するから、自動的に試料前処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 固体試料に含まれる6価クロム量を正確に測定できる前処理方法、及び、その前処理方法を用いた6価クロムの定量方法を提供する。
【解決手段】 鉄板の表面に亜鉛でメッキを行い、亜鉛メッキ面にクロメート処理が施された試料1を、濃度1%の水酸化ナトリウム水溶液2を収容した容器3内に入れる(a)。この容器3をホットプレート4上に載置し、60℃〜70℃で2時間加熱する(b)。この加熱処理中に、試料1に含まれる6価クロムが水酸化ナトリウム水溶液2に溶出する。加熱処理後、室温で放冷して試料溶液5を得る(c)。吸光光度法、ICP発光法または原子吸光法により、試料溶液5内の6価クロム量を測定して、試料1に含まれる6価クロムを定量する。 (もっと読む)


【課題】 検出器の検出限界より微量の汚染物質についてもその元素濃度分析を行う。
【解決手段】 例えばグラファイトチューブに複数設けられた注入口のうち、2以上のまたは全部の注入口に試料液滴を注入する。次に、試料液滴を注入したグラファイトチューブを加熱してそのグラファイトチューブ内で試料から原子蒸気を生成する。そして、その原子蒸気を透過した光の吸収強度から元素濃度を分析する。 (もっと読む)


【課題】ファーネス式原子吸光分光光度計において、装置が許容できる最大加熱電流に達しないような比較的低電流下で生ずる電流の異常を検知し、安全に加熱電流を停止させ、構成部品の損傷を以前に防止するファーネス式原子吸光光度計を提供する。
【解決手段】グラファイトチューブ1に供給される加熱電流を電流センサ3で検出し、その電流を、温度プログラムで設定される標準波形発生器8の出力と比較して、その差があらかじめ設定された誤差より大きい場合には、比較器9からの信号によって、スイッチ10を遮断し、制御素子7と加熱電流制御部14との接続を絶つことにより、加熱シーケンスを中断させる。また同時に、電流異常の状況をエラー表示部15に表示する。 (もっと読む)


【課題】半導体や液晶製造用の洗浄水として使用される超純水のエッチング性などの水質について、高純度シリコン物質に対する影響度を指標として簡易かつ高感度に評価する水質評価方法と、当該水質評価方法を用いる超純水評価装置及びこの超純水評価装置を備えた超純水製造システムを提供する。
【解決手段】 超純水製造装置が製造する超純水等の試料水を高純度シリコン物質と接触させ、該高純度シリコン物質に接触後の試料水に含有されるシリカ濃度を測定し、該高純度シリコン物質との接触前の前記試料水に対するシリカ濃度の増加分を算出し、該シリカ濃度の増加分に基づいて、使用する水がシリコン表面をエッチングする性質を有するか否かを判断する。 (もっと読む)


固体または液体のバルク材料の真偽及び純正品の性質を識別するための方法及び手段であって、前記バルク材料に少なくとも一種の痕跡量のイオンを含有するマーキング組成物を配合し、それによって市販のバルク材料中の配合された痕跡量のイオンの全濃度を、標準的な海水中の同一イオンの対応する濃度よりも低くなるように選択する、前記方法及び手段。マーキングされたバルク材料の真偽及び純正品の性質または粗悪品レベルは、電気化学センサを使用して現場で試験し、及び原子吸光分光学、イオンクロマトグラフィーまたは質量分析法などの方法を使用して研究室で確認することができる。 (もっと読む)


【課題】 検出器に導入する光の光量を増やし、S/N比を改善する。
【解決手段】 原子化部2をX、Y軸方向に移動可能とし、分光器3の入口スリット31の開口31aに対して、グラファイトチューブ21の発光による円環状結像21aの位置を調整できるようにする。実際の分析に先立ち、原子化部2をX、Y軸方向にそれぞれ移動させ、検出器4で得られる受光強度信号が最小になる位置を探すことにより、上記開口31aが円環状結像21aに掛からず、ほぼ内接するように原子化部2の位置を決定する。それにより、測定の妨害となるグラファイトチューブ21の発光光が検出器4に入ることを抑さえつつ、光源1からの光をより多く検出器4に導入することができる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも、低コストで、簡単に血液中のHbAlcを特異的に測定する方法を提供する。
【解決手段】ヘモグロビンの2,3−ジホスホグリセリン酸ポケットに対する親和性物質と溶血液とを、好ましくはpH5〜6.8、又は電気伝導度1.3〜8mS/cmで反応させ、前記親和性物質と溶血液中のヘモグロビンAoとの反応体を、濁度等により定量し、得られた値を別に求めた総ヘモグロビン量から差し引くことによって、血液中のヘモグロビンAlc量を測定する。 (もっと読む)



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