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国際特許分類[G01N25/06]の内容

国際特許分類[G01N25/06]に分類される特許

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【課題】 黒鉛球状化処理や接種処理の施された鋳鉄溶湯の段階で、それから得られる球状黒鉛鋳鉄における黒鉛粒数を、迅速に且つ容易に判定し得る方法を提供すること。
【解決手段】 黒鉛球状化処理若しくは黒鉛球状化処理後に接種処理の施された鋳鉄溶湯を、所定の試料採取容器に収容して冷却せしめ、その冷却過程から得られる冷却曲線とその微分曲線から、少なくとも過冷反転温度(TSC)を求める一方、該鋳鉄溶湯の黒鉛共晶温度(TEG)及びセメンタイト共晶温度(TEC)を求め、そしてそれら温度から算出される黒鉛化度[ΔT1/ΔTE=(TSC−TEC)/(TEG−TEC)]に基づき、予め求められている黒鉛粒数と黒鉛化度の相関関係より、該鋳鉄溶湯から得られる球状黒鉛鋳鉄における黒鉛粒数を判定する。 (もっと読む)


【課題】非鉄金属又は非鉄金属を主成分とした合金の溶湯が鋳造品の品質に悪影響を与えるか否かの判定を誤差の生じやすい人による計測に依存せず極めて短時間で自動的に判定できる方法及び装置を提供することである。
【解決手段】鋳造に利用する溶湯の清浄度判定方法において、事前に凝固曲線から把握できるデータと相関のとれた清浄度判定データベースを作成しておき、検査しようとする溶湯の凝固曲線上において液相中に固相が晶出するまでの範囲内で設定した第一の凝固温度に到達した時間、固相の状態になった直後の温度から温度降下中の範囲内で設定した第二の凝固温度に到達した時間との差の判定凝固時間又は/及び初晶過冷度幅から清浄度判定データベースを基に溶湯の清浄度の判定をすることで計測の誤差がなく極めて短時間で溶湯の清浄度判定ができる。 (もっと読む)


【課題】測定精度をより向上できる溶融金属試料採取プローブを提供せんとする。
【解決手段】金属製薄型採取容器60と該採取容器に隙間を介して外装される金属製外装体61とで溶融金属採取室を構成し、薄型採取容器60は、底部から高さ方向に沿って次第に薄肉となるテーパー状に構成し、熱電対8の測温部81が位置する高さでの肉厚tを2.0〜4.0mmとなるように設定した。また薄型採取容器60と金属製外装体61との間に全周にわたって紙製シート体62を介装し、薄型採取容器60の底部60bに紙製の筒状支持体9を同軸状に取り付けた。 (もっと読む)


【課題】 液体に溶けている物質の濃度を大きな装置を用いることなく正確に検出できる、濃度検出装置および濃度検出方法を提供する。
【解決手段】 濃度検出装置200は、メタノール水溶液を冷却するペルチェ素子202、冷却されるメタノール水溶液の温度を検出する水溶液温度センサ208、およびペルチェ素子202の温度を検出するペルチェ温度センサ210を含む。水溶液温度センサ208の検出結果とペルチェ温度センサ210の検出結果とに基づいて、メタノール水溶液の凝固点が検出され、検出された凝固点に基づいてメタノール水溶液のメタノール濃度が検出される。 (もっと読む)


【目的】 鋳物の凝固を数値解析により行い、この凝固解析を利用して鋳造欠陥の少ない鋳物を鋳造する方案を作製する方法を得る。
【構成】 簡単形状鋳型と簡単モデルにより凝固解析に必要な熱定数を容易にかつ高い精度で求め、この熱定数を実際に鋳造する鋳物モデルに当てはめて凝固計算して鋳造欠陥を的確に予測する。 (もっと読む)


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