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国際特許分類[G01S13/95]の内容

国際特許分類[G01S13/95]に分類される特許

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【課題】観測対象の速度分布のばらつきが大きい場合でも簡単な処理で精度良くドップラ速度を算出できるようにする。
【解決手段】電力強度分布を示す速度スペクトルのドップラ速度値それぞれの電力強度を極座標系の電力ベクトルに変換する(ステップS3a)。次に、上記変換された極座標系の電力ベクトルを合成し、電力合成ベクトルを求める(ステップS3b)。そして、上記求められた電力合成ベクトルと予め設定された閾値とを比較する(ステップS3c)。電力合成ベクトルが閾値より小さいと判定された場合は、この速度スペクトルを無効とする(ステップS3d)。また、電力合成ベクトルが閾値以上と判定された場合は、この速度スペクトルをもとにドップラ速度を算出する(ステップS3e)。 (もっと読む)


【課題】 MTI調整において、最適な信号処理パラメータを迅速に導出可能にする。
【解決手段】 パラメータ自動設定部12とレーダ観測データ蓄積部14を用いて、オンライン状態で短時間に設定パラメータを複数回変更して、それぞれの観測データを時刻管理して蓄積しておき、オフライン状態で、保存した評価用データとパラメータ設定情報を選択的に読み出して複数のパラメータそれぞれの評価を行い、その評価結果を比較することで最適な信号処理パラメータを導出するようにし、MTI調整において、複数回のパラメータ変更とその評価処理を切り分けて処理する。 (もっと読む)


【課題】対象範囲の任意の3次元格子点における気象要素を、対象範囲の選び方によらず、対象範囲に含まれる気象観測データだけを用いて、仮想的な気象観測データを追加することなく一意的に推定できる装置及び方法を提供する。
【解決手段】気象データ推定演算部12において、微小重み係数判定部122で、各格子点について全観測点の重み係数があらかじめ設定した微小しきい値以下であるかどうかを判定し、そのような格子点(重み係数微小格子点)の総数と全格子点に対する割合を算出するとともに、微小重み係数修正処理部123で、前記重み係数微小格子点について、1つ以上の観測点の重み係数が前記微小しきい値を超えるように重み係数をあらかじめ定めたルールにしたがって修正することにより、気象データ一次推定処理部124で全格子点において妥当な気象データ一次推定値が得られるようにする。 (もっと読む)


【課題】 航空機の安全を考慮した最適なシーケンスで観測高度を切り替える運用を実現する。
【解決手段】 通信部1において、空港監視レーダから航空機位置情報を取得し、取得した位置情報から着陸機の情報のみを抽出して、着陸時間帯予測部12にて、その航空機位置情報から着陸行動時間帯を予測する。レーダ制御部13では、予測した着陸行動時間帯から着陸態勢に入る直前に低仰角走査モードとなるようにアンテナ走査の最適シーケンスを決定し、この最適シーケンスで気象ドップラーレーダ部14を制御する。観測結果判定部15では、レーダ部14の観測情報を取得して異常気象を判定する。この判定において、ダウンバーストのような危険な異常気象を判別した場合には、着陸態勢に入る航空機に対して警告を発する。 (もっと読む)


【課題】データベースに依ることなく単一方向に照射したレーザ光に対する散乱光にのみに基づいて航空機の前方に存在する乱気流を検知することが出来る乱気流の検知方法を提供する。
【解決手段】レーザ光を前方に照射し被計測対象エリアの向かい風の風速度(U)を取得し、その向かい風の風速度(U)を時間微分し、重力加速度gで割ることにより無次元化したFhファクターを指標値として導入し、その指標値の絶対値|Fh|を予め設定した閾値Th1,Th2で2段階にわたり検定する。そして、|Fh|>Th2の場合は、航空機の前方に乱気流が存在すると判定し、計器板に赤色を表示すると共に操縦室に警報を発して操縦者に乱気流の存在を覚知させる。他方、Th1<|Fh|≦Th2の場合は、航空機の前方に乱気流に発達する可能性のある気流が存在すると判定し、計器板に黄色を表示すると共に操縦室に警報を発して操縦者にその気流の存在を覚知させる。 (もっと読む)


【課題】データ同化を用いた気象予測処理において、予測精度を向上させることを可能とする。
【解決手段】観測データの入力を受け付け(S21)、観測データから予測開始時の天候を判断し、この天候に該当する気象予測係数(ナッジング係数)の値を気象予測係数データベースから検索する(S22)。そして、検索された気象予測係数の値を用いてデータ同化処理を行う(S23)。また、予測精度の評価を行い、予測精度が所定の条件を満たない場合には(S24)、予測結果をもとに気象予測係数の値を探索する(S25)。探索された気象予測係数の値を用いて再度同化処理を行い(S26)、この予測結果の予測精度が所定の条件を満たす場合には(S27)、気象予測係数データベースの気象予測係数を更新する(S28)。 (もっと読む)


【課題】観測対象の速度分布のばらつきが大きい場合でも、高い精度で観測対象の速度を算出する。
【解決手段】繰り返しレーダパルスを送信しレーダエコーを受信しつつレーダ覆域をスキャンするレーダ装置であって、複数のスキャンごとに速度スペクトルを位相差ベクトルに変換する。そして、複数のスキャンの1つを基準スキャンにして、複数のスキャンの位相差ベクトルを、基準のスキャンに相当する位相差ベクトルにそれぞれ補正する(ステップS2a〜S2c)。さらに、補正された位相差ベクトルを含む複数のスキャンの位相差ベクトルを連続するようにし(ステップS2d,S2e)、この連続する複数のスキャンの位相差ベクトルをもとに前記ターゲット領域の速度を算出する(ステップS2f)。これにより、観測対象の速度分布のばらつきが大きい場合でも、多くのデータを用いて、高い精度で観測対象のドップラ速度を算出できるようになる。 (もっと読む)


【課題】観測中に受信光の結合効率が劣化することはなく、全観測領域を短時間で観測することを可能とする。
【解決手段】放射部001と、送受信部002と、送受信部から出力された受信信号に信号処理を施してドップラ速度の算出と、ドップラ速度の空間分布からマイクロバーストを検出する信号処理部003と、放射される電磁波の放射方向を走査する駆動部005と、各部を制御、監視する制御部006と、観測領域内で現在観測中のビーム方向での最大距離を抽出する最大距離抽出部201と、最大距離となる観測領域中の点で結合効率が許容値以内となるように走査速度を設定する角速度設定部202とを備え、現在観測中のビーム方向に応じて、角速度設定部202で設定された角速度に基づいてビーム走査速度を可変にしてビーム走査する。 (もっと読む)


【課題】探知距離によらず検出性能の劣化を防止したレーダ装置を提供すること。
【解決手段】近距離からの信号レベルの大きいパルスエコーを受信する期間、すなわち短距離探知モードでは方向性結合器4の副線路から減衰量の大きい受信パルス信号が取得される。逆に遠距離からの微弱な信号レベルのパルスエコーを受信する期間、すなわち遠距離探知モードでは方向性結合器4の主線路から減衰を受けない受信パルス信号が取得される。これにより、特に近距離からのエコー信号を受信した際に受信装置200が飽和する虞をなくすることができ、従って、例えSTCを備えるレーダ装置においても、信号処理経路からSTC機能を排除することができる。このことから、探知距離によらず検出性能の劣化を防止したレーダ装置を提供することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】空間均一性がない場所でも、複数台のレーダ装置を設置することなく、風速ベクトルの計測精度を高めることができるようにする。
【解決手段】送受信部1により生成されたレーザ光のビーム方向を切り換えながら、そのレーザ光を大気中に放射するビーム放射部2と、そのビーム放射部2によりレーザ光が放射される方向に設置され、そのレーザ光のビーム方向を観測点4が存在している方向に切り換える反射鏡3a,3b,3cとを設け、その観測点4により反射されたビーム方向が異なるレーザ光A’,B’,C’のドップラー速度を解析し、複数のドップラー速度を合成して風速ベクトルを算出する。 (もっと読む)


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