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国際特許分類[G01S13/95]の内容

国際特許分類[G01S13/95]に分類される特許

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【課題】 基準目標を設けることなく、気象条件の変化にかかわらず、良好な信号雑音比を保持し、高精度な後方乱気流の検出を実現する。
【解決手段】 航空機の飛行経路区間に設けられた観測領域内にレーザ光を放射してその反射光を受信する光送受信部と、この光送受信部から出力された受信信号を複数の異なる積分数にて積分処理し、前記積分数毎に前記光送受信部から出力された受信信号の信号雑音比を算出する信号雑音比算出処理部とを備え、この信号雑音比算出処理部により算出された複数の信号雑音比の中から予め定めた条件を満たす信号雑音比を算出した積分数により前記光送受信部から出力された受信信号を積分処理して航空機の通過により発生した後方乱気流を検出する。 (もっと読む)


【課題】 観測覆域を狭めることなく観測できる風速の上限を高くする。
【解決手段】 レーダ覆域を所定の距離で2つの領域に区分し、近距離の領域については期間A及び期間A′の送信パルスで生成した送信信号(以下、モードA)、その外側の領域については期間B及び期間B′の送信パルスで生成した送信信号(以下、モードB)を用いる。そして、水平方向の一回転毎にモードを切り替え、信号処理装置16にて近距離側領域の観測結果と遠距離側領域の観測結果を別々に得て、両者を合成する。すなわち、モードAでは近距離側領域のみ観測可能で、その外側の領域の観測は不能であり、逆にモードBでは近距離側領域は観測不能であるがその外側の領域は観測可能である。そこで、両者の観測結果を合成することで、レーダ覆域に観測不能領域がなくなり、レーダ覆域全体の観測が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の気象レーダシステムは、信号処理工程を削減し構成を簡素化する。
【解決手段】 発射した電波の反射信号を受信し、受信した信号に基づき受信強度情報を検出し、この受信強度情報を用いて気象情報を取得する気象レーダシステムである。受信した反射信号について直交位相検波を行う直交位相(I/Q)検波部11と、前記直交位相(I/Q)検波部11の出力について高速フーリエ変換処理を行ってパワースペクトラムを求めるFFT処理部12と、前記FFT処理部12の出力から不要信号を除去する地形エコー除去部13と、前記地形エコー除去部13の出力に基づき受信強度情報を算出する受信強度算出部16とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 安定した性能により受信した信号の有意性を判定可能とする。
【解決手段】 発射した電波の反射信号を受信して受信強度情報を検出し、この受信強度情報を用いて気象情報を取得する。受信した反射信号について直交位相検波を行う直交位相検波部11と、該直交位相検波部11の出力について高速フーリエ変換処理を行ってパワースペクトラムを求めるFFT処理部12と、前記FFT処理部12の出力に基づいて受信信号のトータルパワーを算出するトータルパワー算出部13と、前記FFT処理部12の出力したスペクトラムをIQ平面においてベクトル合成するベクトル合成部14と、算出されたトータルパワーと合成されたベクトルとに基づき、前記受信した信号に含まれるノイズ成分量を検出して、前記受信信号の有意性を判定する判定部15とを具備する。 (もっと読む)


【課題】精度の高い降雨観測のための、数メートルの距離分解能を有する低高度高分解能降雨レーダーを提供すること。
【解決手段】本発明のレーダー装置は、フルデジタルのパルス圧縮技術を用いた広帯域バイスタティック小型低出力の降雨パルスレーダーで、任意信号発生器(AWG)、送受信機、A/D変換ボード、GPS、送受信用アンテナおよびそれらの信号を増幅する複数のアンプで構成されている。 (もっと読む)


【課題】 降雨量に関わらず、精度の高い降雨強度算出が可能な気象レーダ装置を得る。
【解決手段】 Kdpデータ有無判定回路103は、1レンジ前の観測メッシュ(r−1)における、垂直および水平偏波の反射波の伝播位相差の微分値から得られた降雨強度データR(Kdp)(r−1)115が、観測可能な最低降雨強度以上の場合にはR(Kdp)(r−1)115を、最低降雨強度より小さい場合には、平均受信電力値により算出した降雨強度R(dBZ)(r−1)119をR(r−1)116として受信強度補正値算出回路105に供給し、受信強度補正値算出回路105は、R(r−1)116を用いて途中降雨減衰補正値を算出する。得られた途中降雨減衰補正値を用いて観測メッシュ(r)における平均受信電力値を補正し、受信強度データ降雨強度算出回路107は、補正した平均受信電力値を用いて降雨強度を算出する。 (もっと読む)


【課題】様々な形状の物標についても、観測者が物標の移動予測結果を把握することが容易である移動予測表示装置およびレーダシステムを提供する。
【解決手段】画像データ生成部16は、測位レーダ部12で取得された測位データに基づいて画像データを生成し、測位画像データ記憶部18に入力する。切り出し部20は、観測しようとする面、すなわち切り出し面のデータを測位画像データ記憶部18から取り出し、画像合成部24および表示判定部26に入力する。表示判定部26は、物標の像が移動する様子によって物標の移動予測の結果を表示することが可能であるか否かの判定を行う。一方、ドップラレーダ部14は、切り出し面内での物標の移動速度を算出し、画像合成部24に入力する。画像合成部24は、表示判定部の判定結果に従って物標の移動予測の結果を表示する画像データを生成し、画像表示部30に入力する。 (もっと読む)


【課題】 砂嵐の発生状況を的確に予測することができ、さらには砂嵐発生の警告を発令する。
【解決手段】 予測対象地域に雨があるか否かを予測判断し(S21)、雨があると予測される場合には、砂嵐は発生しないものと判断し、雨はないと予測される場合には、砂形状データ格納部に予め格納される、予測対象領域の砂形状に対応する風速閾値を読み出し(S22)、予測された風速と比較する(S23)。この比較結果で、風速が閾値に満たない場合には、砂嵐は発生しないものと判断し、風速が閾値を越えた場合には、砂嵐が発生するものと判断し、警報を発令する(S24)。 (もっと読む)


【課題】 レーダ波が遮蔽される観測不能領域での雨水量データの同化を適切に補正する。
【解決手段】 レーダ観測結果から予め高度別に区分された複数階層の雨水量データを取得しておく。同化開始により、下層雨水量データを取り込んで(S31)、観測地点毎に雨の有無を判定し(S32)、雨があると判定された場合には、その地点の下層全てについて水蒸気同化を行う(S33)。この水蒸気同化処理が完了した場合、またはS32で雨はないと判定された場合には、上層雨水量データを取り込んで(S34)、再度、雨水量を閾値と比較して雨がの有無を判定する(S35)。S35で雨があると判定された場合には、雨が観測された地点の下層のうち、水蒸気同化を一度も行っていない地点に対して水蒸気同化を行った後(S36)、S34に戻り、次の階層の雨水量データを取り込む。また、S35で雨はないと判定された場合には、データ同化処理は完了したものとする。 (もっと読む)


【課題】降雨強度及び雨水量の3次元分布の推定精度を高める。
【解決手段】マルチパラメータレーダにより得られる比偏波間位相差KDP、反射因子差ZDR、反射因子ZH に基づき降雨強度の推定式、雨水量の推定式を用い、地上付近の気温t0 、観測仰角θ、標準大気の気温減率Γ(=0.065℃/m)よりレンジ方向の温度プロファイルt(r,θ)を計算し、温度依存性と仰角依存性を考慮した各前記推定式の係数とべき指数ai (i=1,2)、ai'(i=1,2)、bi (i=1,2)、bi'(i=1,2)、ci (i=1,2,3)、ci'(i=1,2,3)、di (i=1,2,3)、di'(i=1,2,3)を用いて降雨強度と雨水量の3次元分布を推定する。 (もっと読む)


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