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国際特許分類[G11B5/39]の内容

国際特許分類[G11B5/39]に分類される特許

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【課題】低ノイズの磁気再生ヘッド及びそれを備えた磁気記録装置を提供する。
【解決手段】検出部1は、非磁性導電体3上にスピン軌道相互作用の大きな非磁性導電体14、絶縁障壁層13、反強磁性導電体12、自由層となる磁性導電体11の順序で積層した構造とする。自由層となる磁性導電体11は反強磁性導電体12と積層させることで、磁性導電体と反強磁性導電体の交換結合により、磁性導電体単体よりも異方性磁界が大きくなるため、スピン蓄積素子のマグノイズは低下する。また、検出部1を上記の順で積層されているとTAMR効果が高く得られるため、スピン蓄積素子の出力電圧にTAMRの効果が加えられる。更に、非磁性導電体14がスピンシンクとして働くため、検出部1へ流入するスピン電子の量が増大することによってスピン蓄積素子の出力電圧が増大する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、磁気減衰自由層を備えたスピントルク発振器(STO)を提供する。
【解決手段】スピントルク発振器(STO)は、発振自由強磁性層の磁気減衰を増加させる。ギルバート磁気減衰パラメータ(α)は、少なくとも0.05、好ましくは0.05より大きい。自由層は、任意のタイプの従来の強磁性材料であってもよいが、ドーパントとして1つまたは複数の減衰元素を含む。減衰元素は、Pt、Pdおよび15のランタニド元素からなる群から選択される。自由層減衰は、自由層に隣接する減衰層によって増加させてもよい。減衰層の一タイプは、Mn合金のような反強磁性材料であってもよい。反強磁性減衰層に対する変更例として、二重層減衰層を、反強磁性減衰層と、自由層および反強磁性層間の非磁性金属導電分離層とで形成してもよい。別のタイプの減衰層は、Pt、Pdおよびランタニドから選択された元素の1つまたは複数で形成された層であってもよい。 (もっと読む)


【課題】センサ積層体と、シールドと、第1のシールド安定化構造とを含む装置を提供する。
【解決手段】装置は、センサ積層体(92,122,162,202,262)と、センサ積層体の対向する側に位置決めされる第1および第2のシールド(94,96;124,126;164,166;204,206;264,266)と、第1のシールド(94,124,164,204,264)に隣接し、第1のシールドにバイアス磁界を印加する第1のシールド安定化構造(102,132,172,212,268)とを含む。第2のシールド安定化構造(186,234)は、第2のシールド(164,204)に隣接して位置決めすることができる。 (もっと読む)


【課題】
ハードバイアスのシード構造を有する磁気センサを提供する。
【解決手段】
データ密度増加させるため縮小したギャップ間隔を提供する新規なハードバイアス構造を有する磁気センサ。本磁気センサは、磁気シールド上で形成される第1および第2の側面を備えるセンサ積層体を含む。薄い絶縁体層は、センサ積層体の側面上および最下部シールド上に形成される。Cu−Oを含む下地層は、絶縁体層上に形成され、ハードバイアス層は下地層上に形成される。下地層にCu−Oを使用することにより、下地層をより薄くすることができつつ、その上方に形成されるハードバイアス層中でも優れた磁気特性を維持することを可能にする。下地層の膜厚縮小により、ギャップ間隔(最上部および最下部磁気シールド間の間隔)が縮小され、そのことは次にデータ密度の増加を提供する。 (もっと読む)


【課題】3端子スピントルク発振素子(STO)を提供する。
【解決手段】スピントルク発振素子(STO)は、非磁性導電スペーサ層を有する巨大磁気抵抗(GMR)構造とトンネルバリア層を有するトンネル磁気抵抗(TMR)構造の両方の一部を形成する単一の自由強磁性層を有する。STOは、導電スペーサ層を通じてスピントルク励起電流を、そして、トンネルバリア層を通じて相対的に小さな検知電流を供給する電気回路に接続する3つの電気端子を有する。STOが磁界センサとして使用される際には、励起電流は、外部磁界が存在しない状態において自由層の磁化を固定された基底周波数において発振させる。検知電流に結合された検出器は、外部磁界に応答して基底周波数からの自由層磁化発振周波数のシフトを検出する。 (もっと読む)


【課題】所与の厚さの反強磁性層に対する交換バイアスが増加した磁気デバイスを提案することによって従来技術の欠点を克服すること。
【解決手段】本発明は、自由層として知られている、可変磁化方向を有する磁気層と、前記自由層と接触している、前記自由層の磁化方向をトラップすることができる第1の反強磁性層とを備えた磁気デバイスに関する。磁気デバイスは、さらに、安定化層として知られている、自由層とは反対側の面を介して第1の反強磁性層と接触している、強磁性体から作製される層を備えており、前記自由層および安定化層の磁化方向は実質的に垂直である。前記自由層および安定化層のうちの第1の層は磁化を有しており、その方向は、前記第1の層の平面内に配向されており、一方、前記自由層および安定化層のうちの2つの層の第2の層も磁化を有しており、その方向は、前記第2の層の平面外に配向されている。 (もっと読む)


【課題】不要な磁束から磁気抵抗素子を保護し、磁気読出しを高めることが可能な磁気シールドを提供する。
【解決手段】磁気素子190は、少なくとも1つの横側方シールド206によって、磁束からシールドされるとともに所定の初期磁化にバイアスされる、磁気的に応答する積層体192を有し、少なくとも1つの横側方シールドは、第1および第2の強磁性層210、212の間に配置される遷移金属層208を有する。 (もっと読む)


【課題】望ましくない磁束から磁気抵抗(MR)素子を保護することができる磁気シールドを提供する。
【解決手段】磁気抵抗(MR)リーダ192は、空気軸受面(ABS)から第1の距離を延在する少なくとも1つのシールド194,196に近接する。シールドは、MRリーダに接触するように近接し、ABSから第1の距離未満である第2の距離を延在する、安定化構造200を有する。安定化構造はMRリーダと一致する面積範囲を有する。 (もっと読む)


【課題】スピン蓄積効果を用いた再生ヘッドの漏洩磁場検出部を狭小化する。
【解決手段】自由層となる磁性導電層4と固定層となる磁性導電層5とを、障壁層2,3を介して、非磁性導電層1上に積層した構造とする。磁性導電層の磁化は反強磁性導電層6によって固定する。導電性磁気シールド12は、コンタクト11を介して、非磁性導電層と電気的に接合されている。電流は、第1の導電性磁気シールドから第2の導電性磁気シールド13へと通電する。記録媒体対向面には、非磁性導電層、障壁層、及び、磁性導電層が露出しており、これらは、導電性磁気シールド12,14とで挟まれた構造となっている。導電性磁気シールドは、磁性導電層と接合されており、磁性導電層の電位を検出する電圧端子となっている。導電性磁気シールドは、電気的に接合されていない。 (もっと読む)


【課題】磁気状態の変化を検出することができるデータ検知素子を提供するために装置および関連する方法が用いられ得る。
【解決手段】本発明のさまざまな実施例は、一般に、磁気的に応答する積層体と、空気軸受け面(ABS)の近位に高磁気モーメント領域を生成し、硬磁石の近位に低磁気モーメント領域を生成するための手段とに向けられている。 (もっと読む)


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