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国際特許分類[G21C3/328]の内容

国際特許分類[G21C3/328]に分類される特許

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【課題】
高速炉の炉心の出力増大に伴う制御棒価値の低下の防止と、万一の炉心損傷を想定した場合の再臨界性排除性確保と炉心サイズコンパクト化を両立する構造を提供する。
【解決手段】
高速炉のラッパ管8の軸中心に上部開放型の制御棒案内管6をラッパ管8と一体化して設け、制御棒案内管6とラッパ管8との間にワイヤースペーサを施した燃料要素7を複数本収納し、その制御棒案内管6に制御棒集合体を上部から出し入れ自在とした。 (もっと読む)


【課題】既に作成されている等価係数表に記載されていないU同位体、Np燃料、可燃性毒物の等価係数を設定する。
【解決手段】MOX燃料を対象として等価フィッサイル法を用いるため、既に作成されている等価係数表に記載されていない1種または複数種のU同位体を含有し、かつ等価係数表の同一グループに属するMOX燃料について、そのUの組成を必要組数設定し、設定されたMOX燃料の属するグループの代表組成のMOX燃料を見出し、見出したMOX燃料の富化度と、燃焼度と無限増倍率から定まる基準点とを制定し、Uの組成が必要組数設定された各MOX燃料について、基準点を充たす富化度を、基準点を制定するのに使用した計算コードを用いて所定の手順で求め、Uの組成が必要組数設定された各MOX燃料について求めた富化度と、等価フィッサイル法と、等価係数表とを基に、等価係数表に記載されていないU同位体の等価係数を求める。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉の経済性を低下させることなく、スクラム・過渡特性と安定性を向上させる。
【解決手段】N行N列の正方格子位置の少なくとも一部に燃料棒を配置した燃料集合体に、核燃料物質が収められていない欠損領域が燃料有効部の上端から下方に燃料有効長Aの1/6以上延びる範囲に形成された一部欠損燃料棒を備えて、正方格子位置の全てに燃料有効部の全体に亘って核燃料物質を収めた場合の体積に対する、欠損領域の体積の割合を3%以上6%以下とする。これにより、9×9燃料(A型)の核燃料物質の装填体積よりも、多くの核燃料物質を装填することができ、ΔMCPRなどのスクラム・過渡特性および安定性を向上させることができる。Nの1/5以上1/3以下の本数の燃料棒に、燃料有効部の上端から下方に燃料有効長の1/6以上延びる範囲の欠損領域を形成することなどによっても、同様の効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】ウラン濃縮度5wt%超の原子炉燃料にガドリニアを均一に微量添加することにより、原子燃料サイクル施設における臨界管理対策への影響の軽減をはかり、原子炉燃料の濃縮度上昇による燃料サイクルコスト低減効果を有効に活用して経済性向上を達成する。
【解決手段】燃料成形加工施設で取り扱うウラン濃縮度5wt%超のUO粉末に微量、例えば0.1wt%未満のガドリニアを均一に添加して、ウラン濃縮度5wt%のUO粉末の臨界安全上の制限となる質量管理あるいは形状寸法管理の制限値における中性子実効増倍率の最大値と等しいか、これよりも小さくなるように原子燃料サイクル施設の臨界管理を行う。 (もっと読む)


【課題】安全上の制約条件を守りつつ核不拡散抵抗性をより大きくし、燃焼度をより高めることができ、かつ多重リサイクルを可能にする。
【解決手段】BWRの炉心流量が、炉心に装荷される新燃料集合体に含まれるTRU中のPu−239の割合に応じて図2に示す特性から定まる設定炉心流量になるように調節される。BWRの各運転サイクルを通して炉心に炉心流量が設定炉心流量に保持される。これによって、BWR炉心から使用済み燃料として取り出された時点で燃料集合体が含んでいるTRUの複数の同位元素の割合が、その燃料集合体がBWR炉心に装荷される新燃料集合体の状態で含んでいるTRUのそれらの同位元素の割合と実質的に同じになる。新燃料集合体に含まれるTRU中のPu−239の割合は、3%以上45%以下である。 (もっと読む)


【課題】ウラン濃縮度が5wt%を超えるウラン燃料ペレットを封入した燃料棒を用いる場合にも、成型加工施設における臨界安全管理対策への影響を軽減しつつ、ウラン濃縮度の上昇による燃料サイクルコストの低減効果を活用して経済性を向上できること。
【解決手段】複数の燃料棒が正方配列されて構成され、軽水炉に装荷される軽水炉用燃料集合体であって、燃料棒の少なくとも一部の燃料棒13は、ウラン濃縮度が5wt%を超えるウラン燃料ペレット11と、この5wt%を超えるウラン燃料にガドリニアが混入されたガドリニア入りペレット12とを備え、このガドリニア入りペレットが、一列に封入された前記ウラン燃料ペレット11の配列方向に分散配置して構成され、この燃料集合体の中性子増倍率が、ウラン濃縮度が5wt%のウラン燃料ペレットを有効長の全長に封入してなる燃料棒を用いた燃料集合体の中性子増倍率の最大値以下となるよう構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 燃料棒の配列を適切に設計することにより、集合体当たりのPu装荷量を減らすことなく、集合体内出力ピーキング係数を十分に抑制する加圧水型原子炉用MOX燃料集合体を得る。
【解決手段】 MOX燃料棒として予め定められたPu富化度及びPu量の第1のMOX燃料棒と第1のMOX燃料棒に対してPu富化度は同一でPu量の相違する第2のMOX燃料棒とが配置されており、第1のMOX燃料棒と第2のMOX燃料棒とを含めた全ての燃料棒の被覆管が同一の外径を有し、第1のMOX燃料棒内の燃料ペレットと第2のMOX燃料棒内の燃料ペレットとが、互いに同じPu富化度とを有し、ペレット重量が互いに相違するものであり、Pu富化度が、炉心運転期間に基づいて設定されたUO 燃料集合体のみからなる炉心と比べて、同一運転期間を確保するための取替体数を増加させないように定められている。 (もっと読む)


【課題】原子炉の燃料集合体に対して燃料棒濃縮を選択するために開発された方法を提供すること。
【解決手段】この方法は、初期燃料集合体設計内で燃料棒タイプの順序付リストを作り出すステップと、複数の摂動された燃料集合体設計を作り出すように、初期集合体設計内で少なくとも燃料棒タイプのサブセットを摂動するステップと、許容可能な燃料濃縮タイプおよび摂動された集合体に対する許容可能平均濃縮の燃料棒を有する摂動された燃料集合体設計を選択するステップと、選択した摂動された燃料集合体設計のそれぞれと初期燃料集合体設計の間の差を測定するステップと、所定の閾値差値より小さい差を有する摂動された燃料集合体設計のグループを作り出すステップとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 平均濃縮度を3.9重量%以上として高濃縮度化を図った燃料集合体において、熱的余裕を確保しつつH/U比を最適化できる構成を提供する。
【解決手段】 燃料集合体2Aは、9行9列の正方格子状に配置された第1および第2の燃料棒3,13と、1本の角型ウォータチャネル11とを備えている。角型ウォータチャネル11が配置される領域を、燃料集合体2の中央部で第1の燃料棒3が3行3列で配置可能な範囲としている。第2の燃料棒13は第1の燃料棒3よりは燃料有効長の短い部分長燃料棒によって形成されている。第2の燃料棒13は、角型ウォータチャネル11の4辺11aないし11dの各々に沿うように位置を占める隣接した燃料棒配置位置の全ての位置に合計12本配置されている。 (もっと読む)


【課題】新しい原理のボイド係数改良法により、軽水炉などのNaを用いない高転換型または増殖型の軽水あるいは重水を用いた安全な原子炉の炉心及び核燃料の利用率を改良できる燃料集合体を提供する。
【解決手段】冷却材が軽水又は重水であり、減速材対燃料体積比が1.0以下である高転換型又は増殖型の原子炉に用いられるとともに核燃料物質がMOX燃料である燃料集合体において、前記燃料集合体は、その下端部に配置された上流側ブランケット17と、その上端部に配置された下流側ブランケット14と、前記上流側ブランケット17と下流側ブランケット14との間に配置されたPu濃度の高い上流側主発熱部16及び下流側主発熱部13と、前記上流側主発熱部16と下流側主発熱部13との間に配置されたPu濃度の低い低濃度領域15と、を備える。 (もっと読む)


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