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国際特許分類[G21G4/02]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 化学元素の変換;放射線源 (227) | 放射線源 (113) | 中性子源 (11)

国際特許分類[G21G4/02]に分類される特許

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【課題】冷却水の滞留を抑えてターゲットの排熱効率を容易に向上できるターゲット装置を提供する。
【解決手段】固体状のターゲット10に接する冷却板15を備えるターゲット装置であり、冷却板15には、ターゲット10に接して流動する冷却水Wが通過する螺旋溝17が形成されている。螺旋溝17は、隣接して並んでおり、冷却板15は、隣接する一対の螺旋溝17を区画する隔壁部28を有する。隔壁部28は、ターゲット10に近い側の方がターゲット10から遠い側よりも薄くなっている。したがって、螺旋溝17を流動する冷却水Wがターゲット10に接する接触面積が拡がる。さらに、ターゲット10に近接して対面する隔壁部28の先端29bは狭くなるため、冷却水Wがターゲット10との隙間Sに進入して滞留する虞が少なくなる。 (もっと読む)


【課題】中性子発生器を使用する中性子検層計器、特に、中性子出力及び中性子発生器作動寿命を最適化するようにこのような計器内の中性子発生器の作動パラメータを制御する方法を提供する。
【解決手段】パルス式中性子発生器を作動させる方法は、中性子発生器のターゲット電流を所定の値に調節する段階を含む。中性子発生器の中性子出力に関連するパラメータを測定する。測定されたパラメータを所定の範囲に維持するように中性子発生器のターゲット電圧を調節する。 (もっと読む)


【課題】 放射線源の所在を確実に管理することができる放射線源管理システムおよび放射線源の収納容器の提供。
【解決手段】 放射線源管理システムは、放射線管理区域2において放射線源100の所在を管理する。収納容器10は、収納された放射線源に対し、所定の放射線源情報を検出する放射線検出器13と、放射線検出器13によって検出された放射線源情報を定期的に読み取り、この放射線源情報を表示する送受信制御装置14と、放射線源に対して個別に付与したICタグ12とを備えている。また、放射線管理区域2と保管室1の出入口には、チェックゲート20、21が設けられ、識別情報および放射線源情報を読み取る構成である。さらに、区域内ネットワークを介して識別情報および放射線源情報を受信するホストコンピュータが設けられており、このホストコンピュータが判別手段によって放射線源100の所在を判別している。 (もっと読む)


【課題】液体金属を貯蔵するターゲット容器高温部を低温にする作用ばかりではなく、ターゲット容器における低温部分を温度上昇させることにより、高温となる陽子ビーム入射窓部と容器の低温部分との温度差を是正し熱応力を低減すると共に、構造における強度健全性を熱負荷に対して確保することのできる金属ターゲットを提供する。
【解決手段】陽子ビームをターゲット容器内に貯蔵された液体金属に照射して核破砕反応により中性子を発生させると共に、液体金属を熱媒体として循環流動させる中性子発生装置用液体金属ターゲットにおいて、ターゲット容器は、陽子ビームの照射部と、照射部分を挟んで液体金属の流入側と、その流出側とを有し、ターゲット容器壁の陽子ビームの照射部近傍で流出側にのみ、ターゲット容器の高温状態にある照射部と照射部近傍の流出側との温度差を低下させる調整手段を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【解決手段】小型中性子発生装置は、移動可能な検出システムを用いて、高濃縮ウランの能動検出に用いられる。サイズが小さく、軽量で、電力消費量が少なく、操作及びメンテナンスが容易である。検出器は、簡素化されたイオン源及びイオン輸送システムに基づいている。 (もっと読む)


検出システムは、中性子およびγフォトンの両方を含む高エネルギー粒子のパルス束を発生させ、かつ該パルス束(140)を分析すべき物品(600)の方向に指向させるための粒子供給装置(500)、該粒子は該物品中の物質の核と反応させるためのもの;少なくとも3つの検出器アセンブリを含む検出ユニット(400)、これらの検出器アセンブリは、それぞれのエネルギー範囲において、該高エネルギー粒子パルス束に応答して該物品から来て、それに衝突する中性子およびγフォトンに応答性であって、対応する経時信号を送給することができる;および時間関連信号特性を含む、前記物品への前記パルス束の印加後の前記信号からのサインを、このサインを格納ずみ参照サインと比較するために発生させることができる、前記検出器の出力側に接続されたデータ処理ユニット(800)を備える。本発明は対応する検出方法も提供する。特に空港での手荷物保安検査、地雷検出などに適用。
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高エネルギー粒子パルス束を発生させる方法は下記工程を含む:真空チャンバ(110)内の第1の電極(111)でイオンプラズマを創成し、このプラズマを該真空チャンバ内の第2の電極(112)に向かって進展させ;前記イオンプラズマが前記第2の電極から離間してイオンまたは電子の空間分布を持った遷移状態にある時点において、この分布状態を持つイオンまたは電子を前記第2の電極の方向に加速させるように、前記両電極間に短い高電圧パルスを印加し、それにより従来の真空ダイオードの空間電荷電流制限を克服しながら荷電粒子の高エネルギー束を発生させ;そして前記第2電極(112)で前記高エネルギー粒子を発生させる。粒子供給装置も開示される。超短パルス中性子発生に特に適用される。
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前面(3)と、後面(4)と、前面(3)と後面(4)との間の第1及び第2の検出器材料と、を有する少なくとも1つの検出器エレメント(2)を用いて、角度分解能をもって放射線を検出するための、検出器アセンブリ(1)であって、検出器エレメントの前面(3)と後面(4)との間の空間は、複数の第1の検出器材料の領域(6)と、少なくとも1つの第2の検出器材料の領域(5)とで満たされ、それぞれの領域は前面(3)を検出器エレメント(2)の後面(4)へと結びつけ、放射線の(γ)の検出器エレメント(2)への前面(3)を通しての入射は検出器材料を用いてコリメートされる。
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【課題】 大出力の中性子発生管であってもターゲットの十分な冷却性能を有し、且つコンパクト化及び軽量化された中性子発生管を提供する。
【解決手段】 重水素ガスをイオン化するイオン源16と、該イオン源に対向配置され高電圧で充電された加速電極と、該加速電極の中に配置され重水素又は三重水素を吸蔵したターゲット20と、を備え、前記イオン源16にて発生した重水素イオンを加速させて前記ターゲット20に衝突させ、核融合反応を起こして中性子を発生させる中性子発生管10において、前記ターゲット20の下方に、熱伝導材で囲繞したヒートパイプ30で形成された冷却体を配置し、該冷却体と前記ターゲット20との間に絶縁性熱伝導体21を介在させた構造とする。 (もっと読む)


【解決手段】 レーザー加速イオンビームを設計する方法を開示している。当該方法は、重イオン層と、電場と、最大の軽い陽イオンエネルギーを有した高エネルギーの軽い陽イオンとを含むシステムをモデル化する工程と、前記重イオン層と、前記電場と、前記最大の軽い陽イオンエネルギーとの物理パラメータを、前記モデルを使って相関する工程と、前記高エネルギーの軽い陽イオンのエネルギー分布を最適化するため、前記重イオン層の前記パラメータを変化させる工程とを含む。一方法は、2次元PIC(particle in cell)シミュレーションおよび1次元解析モデルを使って、高出力レーザーパルスと2層構造の標的との相互作用から軽い陽イオン(例えば陽子)の加速を解析する工程を含む。加速された軽い陽イオン(陽子など)が獲得する最大エネルギーは、このモデルにおいて、前記重イオン層の物理特性―電子とイオンとの質量比およびイオンの実効荷電状態―に依存する。電子種および重イオン種の双方についての流体力学方程式の解と、陽子についてのテスト粒子近似値とが、適用される。前記重イオンの運動が長手方向の電場分布を修正し、軽い陽イオンに対する加速条件を変化させることがわかった。 (もっと読む)


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