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国際特許分類[H01B12/14]の内容

国際特許分類[H01B12/14]に分類される特許

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【課題】電気絶縁層や断熱材層に含有される水分が少ない超電導ケーブルを製造することができる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導導体層の外周に電気絶縁層を有するケーブルコアが、内管と外管とからなり、両管の間に断熱材層を有する断熱管に収納された超電導ケーブルの製造において、コア(撚合物1)を乾燥容器10に収納して加熱した後真空引きし、電気絶縁層中の含有水分を低減する。この乾燥容器10と同様の真空状態が維持される押出機20にて内管を形成する。また、真空室において内管の外周に断熱材層を形成して、断熱材層中の含有水分を低減する。この真空室と同様の真空状態が維持される押出機にて外管を形成する。このように内管、外管を形成することで、電気絶縁層中や断熱材層中の水分が低減された状態が維持される。 (もっと読む)


【課題】引出部を短くしても、結露による絶縁特性の劣化を抑制することができる超電導機器の導体引出構造を提供する。
【解決手段】冷媒が貯留される冷媒槽12aと、この槽12a内に一端側が導入され、槽12a外に他端側が引き出される引出部1とを具える超電導機器の導体引出構造である。引出部1は、超電導限流素子からなるモジュール11(超電導部)に電気的に接続されて冷媒槽12aの内外で電気的導通をとるリード部2と、このリード部2の外周に設けられる絶縁部3とを有する。そして、この導体引出構造は、引出部1の他端側を絶縁収納部4と外側収納部5とで二重に覆い、外側収納部5内に乾燥エアを充填して、絶縁収納部4や外側収納部5の表面に結露が生じることを防止する。 (もっと読む)


【課題】プーリングアイ部を取り外すことなく、断熱管の真空度を調べることができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、超電導導体Sを有するケーブルコア2と、コア2を収納する断熱管3と、断熱管3の端部を覆うように配置され、コア2が固定されるプーリングアイ部4とを具える。断熱管3は、コア2が収納される内管31及びこの内管31の外周に設けられる外管32とからなり、両管31,32の間が真空引きされて封止されている。断熱管3とプーリングアイ部4との間には、断熱管3から突出させたコア2の端部を覆うように補助管43が配置される。この補助管43に、断熱管3の真空度を感知するセンサ部5を収納させている。センサ部5に計測手段5cを接続することで、プーリングアイ部4を取り外すことなく、真空度を容易に測定できる。 (もっと読む)


【課題】熱伝導によって生じる熱損失とジュール損失を減少させる引込み線を提供する。
【解決手段】電気的導体(9)とこの導体(9)を包囲する絶縁層からなる、超伝導ケーブル装置を室温にある装置に接続するための電気的引込み線で、その導体(9)は、その端部において互いに電気的に接続されている、電気的に導通する材料からなるパイプ形状の複数の部分(9a、9b、9c)からなり、かつパイプ形状の部分(9a、9b、9c)は等しい外径Dと互いに異なる内径dを有している電気的引込み線である。 (もっと読む)


【課題】 従来の断熱構造よりも大きな断熱構造とすることなく、簡単且つ安価に形成することのできる断熱構造を提供する。
【解決手段】 本発明は、低温部を区画する内区画(断熱内管21)と、内区画の外周側を区画する外区画(断熱外管22)との間に断熱材30を配置してなる断熱構造である。ここで、断熱材30は、シート状に形成した袋状部材の内部に芯材を充填し、そして、袋状部材の内部を真空にした構造を有し、且つ、低温部に、超電導体(ケーブルコア10)が配置されている。そして、この断熱材30の熱伝導率が、0.0030W/(m・K)以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 設置される外環境からの入熱を、スーパーインシュレーションのような、火災やそれによる損傷の原因となる危険性のある手段によらず、かかる危険性のない手段によりカットし得る超電導送電用断熱多重配管を提供する。
【解決手段】 多重管構造の内部に超電導ケーブル1が収納され、隣接二重管間隙の少なくとも1つが真空断熱層とされた超電導送電用断熱多重配管において、配管素材に金属コーティング6が形成されてなり、及び/又は、配管素材の1本以上が内面、外面の何れか一方又は両方の全面にRa0.2μm以下の表面粗さを有してなる。金属コーティング6は、アルミニウム、亜鉛、若しくはそれらを含んだ合金からなることが好ましい。又、隣接二重管間隙に低熱伝導性材料からなるスペーサ4が配置されたものが好ましい。又、金属コーティングは、片側当たりの付着量が10g/m2以上の膜であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 超伝導ケーブル用低温維持装置に関するものであって、伝導熱の伝達を防止すると同時に内部の気体を吸着する機能を同時に行う低温維持装置を提供する。
【解決手段】 本発明による低温維持装置は、吸着剤を備えたネット層41’が含まれ、真空ポンプにより除去されなかったり金属凹凸管及び多層断熱フィルムで発生した低温維持装置内の気体をより効率よく吸着して高真空度を維持することができ、従来の吸着剤の付着位置に生じる多層断熱フィルムの局部圧縮区間が無くなるため、より良い断熱性能を奏することができる。
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【課題】 排気コンダクタンスの低い排気対象、特に超電導ケーブルの断熱管を所定の真空度に真空引きする際に、効率的に真空引きできる真空引き方法および装置を提供する。
【解決手段】 排気コンダクタンスの低い排気対象(断熱管15)に、前記排気対象の容積以上の容積を有し、且つ該排気対象よりも排気コンダクタンスの高い予備空間20とを連通し、前記予備空間20の真空度を該排気対象の所定の真空度よりも高くなるように真空引きする。排気コンダクタンスの低い排気対象を直接真空引きするよりも、排気コンダクタンスの高い予備空間20を真空引きすることで、排気対象の真空度を所定の真空度とするために必要な時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】断熱管による断熱性能を向上でき、輸送中に断熱管の外部が破損してしまっても、断熱管の断熱性能を最低限に維持できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1のケーブルコア3が収納される断熱管2は、径方向内側から配置される第一金属管21と第二金属管22と第三金属管23とを備える。第一金属管21と第二金属管22の間で内側断熱部5を形成し、第三金属管23の内方で、内側断熱部5の外側に外側断熱部7を形成している。外側の断熱部の断熱性能をそれよりも内側の断熱部の断熱性能より低く設定する。 (もっと読む)


【課題】 真空処理時間の短縮や長期に亘る高真空度の維持が可能な真空断熱管、及びこの真空断熱管を具える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 真空断熱管1は、内管21と外管22とからなる二重構造管2であり、内管21と外管22間は、真空引きされている。この内管21と外管22との間に、気体吸着材3を具える。気体吸着材3は、気体の吸着が可能なゲッター材と、ゲッター材を真空密閉するケースと、所定の温度で変形することでケースを破る破断部材とを具える。破断部材によりケースが破れ、密閉状態が開放されることで、ゲッター材は、内管21と外管22間に存在するガスを吸着する。 (もっと読む)


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