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国際特許分類[H01B12/14]の内容

国際特許分類[H01B12/14]に分類される特許

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【課題】過大な異常時電流に対して劣化し難くい常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10、およびその導体部10を内部に収納する断熱管13を有する低温導電部1と、断熱管13の外周を取り囲む常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。この超電導ケーブル100の常温被覆部2は、常温側電気絶縁層23の内側で、かつ断熱管13の外側に配置され、異常時電流を分担する常電導の分流導体22を備える。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを牽引して布設する際に、牽引張力を主としてコアで負担し、断熱管には負担し難くできる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】撚り合わされた複数心のコア20と、内管11及び外管12の間を断熱空間とした二重管構造で、前記複数心のコア20を内管11内に弛みを持って収納する断熱管10と、各コア20の端部を一括して保持するコア保持部材7とを備える端部構造である。この端部構造は、断熱管10の端部につながる断熱管封止部材5と、この断熱管封止部材5の先端面に当て止めされる緩み調整部材6とを備える。コア保持部7は、各コア20が備えるフォーマ21の端部を把持する端部把持部材71と、これら端部把持部材71と連結されると共に、断熱管封止部材5を貫通して緩み調整部材6にねじ結合される進退部材72とを有する。緩み調整部材6を回転させることで進退部材72を断熱管10の軸方向に進退させ、コア20同士の撚り合わせの緩みを調整する。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの布設後、接続構造を施工する際に、超電導ケーブルの断熱管端部を切断して断熱管の長さを調整するのに適した超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造3aは、ケーブルコアの端部と接続対象とを接続するコア接続部と、端部真空隔壁6と、冷媒容器31と、真空容器32と、内側真空ポート65と、外側真空ポート35と、を備える。そして、端部真空隔壁6は、断熱管2の端部に結合され、真空断熱空間に連通する内側真空空間を形成する。冷媒容器31は、端部真空隔壁6に取り付けられ、コア接続部を収納する。真空容器32は、外管22に取り付けられると共に、端部真空隔壁6及び冷媒容器31の外側に外側真空空間を形成する。内側真空ポート65は、端部真空隔壁6にその径方向に突出するように設けられ、外側真空空間内に収納される。外側真空ポート35は、真空容器31に設けられる。 (もっと読む)


【課題】真空引き時の真空度の向上と真空度の長期維持ができる真空断熱管、及びこの真空断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管21と外管22とからなる二重構造管2と、前記内管21と外管22との間隔を保つためのスペーサ3と、前記内管21と外管22との間に形成される真空層4とを備える真空断熱管1であって、前記スペーサ3の少なくとも一部が多孔質材料で形成される。真空引きを行う際に、スペーサ3から放出されるアウトガスをより多く排出できるので、初期の到達真空度を向上させることができる。また、経時的に真空度が低下する速度を緩和することができ、止め真空度の低下を防止して真空度の長期維持ができる。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】高圧力で冷媒を流通することに対応し、断熱管全体としての構成材料の増大を抑制できる超電導ケーブル用の断熱管を提供する。
【解決手段】断熱管20は、超電導導体を備えるコア10及びコア10を冷却する冷媒の双方を収納する内管20aと、この内管20aの外側に真空層を形成する外管20bとを備え、内外管共にステンレス鋼で構成される。前記内管20aの厚さは、0.8mm以上であり、前記外管20bの厚さは、前記内管20aの厚さより薄くする。この構成により、内管20aの機械的強度を向上させ、より高圧での冷媒の流通が可能になる。外管20bの厚みが内管20aよりも薄いため、断熱管20全体としての構成材料の増大を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコアに他の部材を複合することなく熱収縮を吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1内で複数のケーブルコア2が撚り合わされた超電導ケーブルである。超電導ケーブルは、冷却時の熱収縮分を吸収できる弛みをもって各ケーブルコア2がコア間に介在物を介在させることなく断熱管1内で撚り合わされ、その状態でドラムに巻き取られてなる。ケーブルコア2の撚り合わせに弛みを形成することで、冷却時の熱収縮を吸収することができる。 (もっと読む)


【課題】 大電流を流すことが可能であるとともに、無通電時または電流の小さな時には、極めて効率良く熱の侵入を防止することができる電流リードを提供する。
【解決手段】 一対の端子3a、3b同士は、低線膨張部材5で接合される。低線膨張部材5は、略円形の端子3a、3bの側面を覆い、両端子間にまたがるよう設けられる。低線膨張部材5の内部には、円柱状の導体7が設けられる。すなわち、導体7の外周には導体7を覆うように低線膨張部材5が設けられる。導体7は、電気抵抗が小さく、かつ線膨張係数が大きな材料であることが望ましく、例えば銅製である。なお、導体7は低線膨張部材5に対して電気抵抗および熱抵抗が極めて小さい。導体7の一方の端部は、端子3bと接触している。導体7の他方の端部は端子3aと隙間11をあけて設けられる。すなわち、導体7は端子3a、3b間に亘って隙間11を介して設けられる。 (もっと読む)


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