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国際特許分類[H01F1/147]の内容

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【課題】高透磁率で低損失な圧粉磁心、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を有する複数の被覆粒子から構成される圧粉磁心であり、軟磁性粒子がFe-Si-Al合金粒子とFe-Ni合金粒子とで構成されている。Fe-Si-Al合金粒子の平均粒径が25μm〜100μm、Fe-Ni合金粒子の平均粒径が25μm未満である。複数のFe-Si-Al合金粒子がつくる隙間に、相対的に圧縮性に優れる上に保磁力が小さい微粒のFe-Ni合金粒子を充填させることで、成形性に優れる上に、透磁率の向上及び低損失を図ることができる。原料粉末を圧縮成形した後、加熱温度:550℃〜900℃の熱処理を施すことで、成形時の歪を除去してヒステリシス損を低減でき、かつ絶縁被膜の熱的損傷を防止して渦電流損を低減できることからも、低損失な圧粉磁心が得られる。 (もっと読む)


【課題】インダクタ、チョークコイル、トランス等電磁気部品の小型化及び高周波域で使用可能な磁気特性の優れた複合磁性材料を提供する。
【解決手段】Fe−Si−Al系の金属磁性粉末と結着材とを添加混合し、加圧成形して成形体とした後、前記成形体に熱処理を施した複合磁性材料において、前記金属磁性粉末は異なる酸素濃度を有した金属磁性粉末A、金属磁性粉末Bからなり、前記金属磁性粉末Aの酸素濃度が1500〜6500ppm、前記金属磁性粉末Bの酸素濃度が400ppm以下であり、前記金属磁性粉末中における前記金属磁性粉末Bの含有量を5〜25wt%の範囲とし、前記金属磁性粉末Aの平均粒径をDA、前記金属磁性粉末Bの平均粒径をDBとしたとき、DBとDAが、DB/DA≦0.16となる関係を満たすこととする。 (もっと読む)


【課題】高周波域において低損失な圧粉コア等の作製に好適な低保磁力かつ微細であり、しかも、生産性及び経済性に優れるFe−Ni系合金粉末を提供すること。
【解決手段】FeとNiとを含む酸化物、及び/又はFe系酸化物とNi系酸化物とを含む混合物を還元性ガス中で還元することにより作製されるFe−Ni系合金粉末であり、平均粒径が0.1〜5μmであり、前記Fe−Ni系合金粉末に対してFe及びNiを合計で90wt%以上含有し、Fe及びNiの総量に対するNiの重量比が0.35〜0.90である、Fe−Ni系合金粉末。 (もっと読む)


【課題】センダストと同等、或いはセンダストを超える高透磁率で、かつセンダストに近似する低鉄損の圧粉磁心とその製造方法とを提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を有する複数の被覆粒子からなる被覆粉末と、これら被覆粒子を一体化する保形材とを備える。この圧粉磁心は、前記軟磁性粒子は、Fe-Si-Al合金粒子とFe-Ni合金粒子と混合粒子で構成され、当該圧粉磁心をX線回折法により分析した際、次の回折ピーク強度比が0.45以下である。Fe2O3の1stピークの積分強度/{(Fe-Si-AlとFe-Niの重複した1stピークの積分強度×Fe-Si-AlとFe-Niの合計体積に占めるFe-Niの体積分率)+FeNi3の1stピークの積分強度} (もっと読む)


【課題】家庭用の電気・電子機器等から発生させる低周波の磁界波と電磁波のシールド性が優れた電磁波シールド性複合成形体と、その製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維及び熱可塑性樹脂を含む第1樹脂組成物からなる第1成形体層と、メジアン径(d50)が5〜100μmで、アスペクト比が10以上である扁平軟磁性粉末及び熱可塑性樹脂を含む第2樹脂組成物からなる平板状の射出成形体層とを有する電磁波シールド性複合成形体であって、前記平板状の射出成形体層中において前記扁平軟磁性粉末が厚み方向と直交する方向に配向された状態で含有されており、前記平板状の射出成形体層が、縦120mm、横120mm及び厚み2mmの平板であるときの周波数0.1〜100MHzの範囲の磁界波シールド効果が8dB以上であり、かつ前記周波数領域の電磁波シールド効果が25dB以上である、電磁波シールド性複合成形体。 (もっと読む)


【課題】高電気抵抗率かつ低コアロスである圧粉コアを提供する。
【解決手段】Fe、Si、及びAlを含有する金属軟磁性粉末と、樹脂と、潤滑剤とを含む混合物をコア形状に成形した後に熱処理してなる圧粉コアであって、コア密度が5.35g/cm3以上であり、コア電気抵抗率が160kΩcm以上である、圧粉コア。 (もっと読む)


【課題】家庭用の電気・電子機器から発生される低周波の磁界波のシールド性が優れた低周波磁界波シールド性を有する平板状の射出成形体と、その製造方法を提供する。
【解決手段】(A)メジアン径d50が5〜100μmで、アスペクト比が10以上である扁平軟磁性粉末5〜50体積%、(B)熱可塑性樹脂95〜50体積%を含有する熱可塑性樹脂組成物からなる低周波磁界波シールド性を有する平板状の射出成形体であって、前記(A)成分の扁平軟磁性粉末が、厚み方向と垂直な方向に配向された状態で含有されており、前記平板状の射出成形体が、縦120mm、横120mm及び厚み2mmの平板であるときの周波数0.1〜100MHzの範囲の磁界波シールド効果が8dB以上である低周波磁界波シールド性を有する平板状の射出成形体。 (もっと読む)


【課題】高透磁率の圧粉磁心を製造可能な軟磁性粉末、この軟磁性粉末を用いて製造された高透磁率の圧粉磁心、およびこの圧粉磁心を備えた高性能の磁性素子を提供すること。
【解決手段】チョークコイル10は、トロイダル形状の圧粉磁心11と、この圧粉磁心11に巻き回された導線12とを有する。圧粉磁心11は、軟磁性粉末と結合材(バインダ)とを混合し、加圧・成形して得られたものである。圧粉磁心11に用いられた軟磁性粉末は、Fe、SiおよびMnを含み、(a)Feを主成分とするものである、(b)Siの含有率が1wt%以上8wt%以下である、(c)Mnの含有率が0.2wt%超1wt%以下である、という各条件を全て満たすものである。また、この軟磁性粉末が、AlおよびCrを含むことにより、圧粉磁心11の耐食性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は低電圧、大電流に対応したパソコン、グラフィックカード、高周波電源等に使用される磁性素子用金属磁性材料及びSMDパワーチョークコイルを提供する。
【解決手段】本発明の磁性素子用金属磁性材料は、アトマイズ製法で得られたFe−Si−Al系合金センダストで平均粒径が10〜70μmからなる磁性粉末を大気中又は酸化性雰囲気にて600℃〜1000℃で焼成し、この焼成粉末の50〜90wt%に平均粒径1〜10μmのカーボニル鉄粉を5〜45wt%,Feー0.3〜4wt%Cr合金粉末を5〜45wt%、但しカーボニル鉄粉,Feー0.3〜4wt%Cr合金粉末は合わせて10〜50wt%混合してなるものである。 (もっと読む)


【課題】コアロスが低く、且つ、磁束密度が高い、圧粉コアを提供する。
【解決手段】軟磁性粉末としてFe,Si,Alを少なくとも含有する合金粉末とビッカース硬さが該合金粉末の1/3以下である純鉄粉末とを含む混合物をコア形状に成形加工して得られる成形体を熱処理してなり、該純鉄粉末の占有体積率が10〜32vol%である、圧粉コア。 (もっと読む)


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