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国際特許分類[H01F27/255]の内容

国際特許分類[H01F27/255]に分類される特許

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【課題】軟磁性粉末として、極めて硬く、成形し難いアモルファス軟磁性合金粉末を用い、かつバインダ量を0.5〜1.0質量%と低減させてアモルファス軟磁性合金粉末の占積率を高くした圧粉磁心を提供するとともに、このような圧粉磁心をクラック等の発生を防止しながら製造する方法を提供する。
【解決手段】アモルファス軟磁性合金粉末をバインダで結着した圧粉磁心であって、中空部を有する筒形状を有し、中空部の軸方向の両端部もしくは一方の端部にバインダ量が1.5〜2.0質量%の第1層が設けられているとともに、残部にバインダ量が0.5〜1.0質量%の第2層が設けられ、密度が6.4Mg/m以上である。 (もっと読む)


【課題】リアクトルの損失低減に効果的な外側コアを製造できる外側コアの製造方法を提供する。
【解決手段】リアクトルに具わる外側コアを平面視した場合、外側コアの平面形状が、外側コアの内側コアとの対向側よりも、その反対側の方が、対向面に沿った幅方向の寸法が小さい形状の加圧成形体である。この外側コアを製造するための製造方法であって、準備工程と、成形工程とを具える。準備工程では、外側コアの原料粉末として、軟磁性粒子に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用意する。成形工程では、相対的に移動可能な柱状の下パンチ12と筒状のダイ10Aとで作られる成形空間31に、被覆軟磁性粉末を充填し、下パンチ12と柱状の上パンチ11とにより成形空間31内の被覆軟磁性粉末を加圧成形する。その際、外側コアにおける対向面を上パンチ11で加圧する。 (もっと読む)


【課題】 電気的抵抗が高く、コア損失が低いフェライト焼結体を提供する。
【解決手段】 金属元素として少なくともFe、Zn、NiおよびMnを含有する酸化物からなるフェライト焼結体であって、FeをFe換算で42〜50mol%、ZnをZnO換算で15〜35mol%、NiをNiO換算で10〜30mol%、MnをMnO換算で0.01〜0.5mol%含有し、焼結体の内部のZn濃度を1としたとき、表面近傍のZn濃度が0.8〜1.2であるフェライト焼結体とする。 (もっと読む)


【課題】低損失で、飽和磁束密度が高い複合材料、この複合材料からなるリアクトル用コア、このコアを具えるリアクトルを提供する。
【解決手段】リアクトル1は、コイル2と、コイル2の内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コア3とを具える。磁性コア3の少なくとも一部は、磁性体粉末と、この粉末を分散した状態で内包する樹脂とを含有する複合材料で構成されている。磁性体粉末は、比透磁率が異なる複数の材質からなる粉末、代表的には純鉄粉と鉄合金粉との双方を含む。異種の材質の磁性体粉末を含有する複合材料からなる磁性コア3を具えることで、リアクトル1は、高い飽和磁束密度と低損失とを両立することができる。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体、及びその圧粉成形体を製造することができる圧粉成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の外周に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用いて圧粉成形体を製造する方法で、素材準備工程と、照射工程とを具える。素材準備工程では、被覆軟磁性粉末を加圧成形した素材成形体を用意する。照射工程では、素材成形体の表面の一部にレーザを照射する。素材成形体の表面の一部にレーザを照射することにより、素材成形体の表面で複数の軟磁性粒子の構成材料同士が導通した導通部の分断箇所を増加することができ、圧粉成形体の損失を低減できる。 (もっと読む)


【課題】比透磁率を容易に制御することができるリアクトル用のコア及びその製造方法、並びにリアクトルを提供すること。
【解決手段】リアクトル用のコア3は、絶縁樹脂中に磁性粉末を分散混合させた磁性粉末混合樹脂(30)からなる。磁性粉末は、アスペクト比の平均値が1.1〜1.7である。磁性粉末は、アスペクト比の平均値が1.12〜1.66であることが好ましく、1.12〜1.5であることがより好ましい。リアクトル1は、コア3と、コア3内に埋設されると共に通電により磁束Mを発生するコイル2とを備えている。 (もっと読む)


【課題】センダストと同等、或いはセンダストを超える高透磁率で、かつセンダストに近似する低鉄損の圧粉磁心とその製造方法とを提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を有する複数の被覆粒子からなる被覆粉末と、これら被覆粒子を一体化する保形材とを備える。この圧粉磁心は、前記軟磁性粒子は、Fe-Si-Al合金粒子とFe-Ni合金粒子と混合粒子で構成され、当該圧粉磁心をX線回折法により分析した際、次の回折ピーク強度比が0.45以下である。Fe2O3の1stピークの積分強度/{(Fe-Si-AlとFe-Niの重複した1stピークの積分強度×Fe-Si-AlとFe-Niの合計体積に占めるFe-Niの体積分率)+FeNi3の1stピークの積分強度} (もっと読む)


【課題】ギャップを形成することのないリアクトル用の圧粉コアとして使用することができ、しかも圧粉成形の抜き出し時に割れが発生することのないリアクトル用の圧粉コアを提供することを課題とする。
【解決手段】鉄基合金粉末或いは純鉄粉でなる金属粉末と、酸化物粒子或いは炭酸塩粒子と、フェノール樹脂を混合して圧粉成形した圧粉コアであって、圧粉成形時の抜き出し方向の長さが10mm以上であると共に、成形体密度が4.5〜5.5g/cmであり、成形体内に形成される空隙の体積率(空隙率)が10〜20%、前記フェノール樹脂の体積率が0.6〜3.5%である。 (もっと読む)


【課題】コイル部が磁性体部と直接接触するタイプの場合であっても大電流化の要求を満足できるコイル部品を提供すること。
【解決手段】磁性合金粒子群を主体とする磁性体部12と前記磁性体部12に形成されたコイル部13とを有し、前記磁性合金粒子それぞれの表面には該磁性合金粒子の酸化物膜が存在し、前記磁性合金粒子は、体積基準の粒子径として見た場合のd50が3.0〜20.0μmの範囲内にあり、d10/d50が0.1〜0.7の範囲内にあり、且つ、d90/d50が1.4〜5.0の範囲内にある、コイル部品10。 (もっと読む)


【課題】 より低損失で優れた直流重畳特性を有する圧粉磁心を提供する。
【解決手段】 Fe基アモルファス合金薄帯を粉砕した粉砕粉を成形し、熱処理してなる圧粉磁心において、前記熱処理によりbcc-Fe相を析出させ、2θ= 45°付近の前記bcc-Fe結晶の(110)ピークの強度をIcとし、アモルファス相のメインのハローピークの強度をIaとした時、強度比Ic / Iaが1.1 ≦ Ic / Ia ≦ 3.6である圧粉磁心。前記粉砕粉は、平均厚み30μm〜60μmで、シリカ皮膜を形成したものであることが望ましい。 (もっと読む)


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