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国際特許分類[H01F27/255]の内容

国際特許分類[H01F27/255]に分類される特許

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【課題】低損失で生産性に優れる圧粉成形体、及びこの圧粉成形体を具えるリアクトル用コア、磁気回路部品を提供する。
【解決手段】圧粉成形体10は、絶縁被膜を具える被覆軟磁性粒子を圧縮成形してなり、対向配置された板状部111,112に挟まれた錘台部113を主体とする変形錘台体である。圧粉成形体10の縦断面は、台形状面113sと、台形状面113sの長辺に繋がる長辺側矩形状面111sと、台形状面113sの短辺に繋がる短辺側矩形状面112sとで構成される。成形用金型との摺接面が主として錘台部113の外周面113oで構成される。外周面113oが圧縮成形物の抜き出し方向に対して傾斜するため、圧縮成形物と上記金型との摩擦を低減して、圧粉成形体10は、絶縁被膜の損傷を低減できる。従って、圧粉成形体10は、後処理時間の短縮により生産性に優れる上に、低損失である。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体を生産性よく製造できる圧粉成形体の製造方法、低損失な圧粉成形体、この圧粉成形体を具えるリアクトルを提供する。
【解決手段】ダイ103に設けられた貫通孔103hと、貫通孔103hに挿入した第一パンチ:下パンチ102とでつくられる成形空間に、原料粉末P:絶縁被膜を具える被覆軟磁性粉末を充填した後、下パンチ102と第二パンチ:上パンチ101とで原料粉末Pを圧縮成形して圧粉成形体10Aを製造する。この製造方法は、上パンチ101のダイ103に対する相対移動量をダイ103の下パンチ102に対する相対移動量よりも小さくし、ダイ103において上パンチ101寄りの領域で成形を行うことで、圧縮成形物におけるダイ103との摺接距離を短くできる。この製造方法は、絶縁被覆の損傷を低減して、後処理の処理時間の短縮などにより、低損失な圧粉成形体を生産性よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】低損失で生産性に優れる圧粉成形体、及びこの圧粉成形体を具えるリアクトル用コア、磁気回路部品を提供する。
【解決手段】圧粉成形体10は、絶縁被膜を具える被覆軟磁性粒子を圧縮成形してなり、対向配置された板状部111,112に挟まれた錘台部113を主体とする変形錘台体である。圧粉成形体10の縦断面は、台形状面113sと、台形状面113sの長辺に繋がる長辺側矩形状面111sと、台形状面113sの短辺に繋がる短辺側矩形状面112sとで構成される。成形用金型との摺接面が主として錘台部113の外周面113oで構成される。外周面113oが圧縮成形物の抜き出し方向に対して傾斜するため、圧縮成形物と上記金型との摩擦を低減して、圧粉成形体10は、絶縁被膜の損傷を低減できる。従って、圧粉成形体10は、後処理時間の短縮により生産性に優れる上に、低損失である。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れるリアクトルを提供する。
【解決手段】リアクトル1Aは、筒状のコイル2と、コイル2の内側に配置される内側コア部31と、コイル2の外側に配置され、内側コア部31と共に閉磁路を形成する外側コア部32Aとを有する磁性コア3Aとを具える。外側コア部32Aは、磁性粉末と樹脂とを含む混合物の成形体(成形硬化体)からなり、コイル2の径方向に分離可能な二つの径方向分割片321,322を組み合せて構成される。リアクトル1Aは、外側コア部32Aを複数の分割片で構成することで、一つの分割片の製造時間を短縮できて生産性に優れ、成形硬化体を射出成形で形成すると、生産性に更に優れる。リアクトル1Aは、径方向分割片321,322の合わせ目が磁束を分断しないため、分割片321,322間に磁束を分断するギャップが生じず、磁気特性にも優れる。 (もっと読む)


【課題】コアロスを低減でき、高周波対応可能にリアクトルを構成する。
【解決手段】上下に間隔を離して互いに対向する上下一対の磁心継部11U,11D間に上下一対のギャップ材12U,12Dを密着して介装させ、且つ、上下一対のギャップ材間の左右にコイル14をそれぞれ巻回した左右一対の磁心脚部15L,15Rを所定の中心間隔を隔てて上下一対のギャップ材に密着して並設させて構成したリアクトル10において、所定形状の第1フェライトコア板11aを複数積層して形成した第1のコア直方体を上下に有する上下一対の磁心継部11U,11Dと、第1フェライトコア板とは異なる所定形状の第2フェライトコア板15aを複数積層して形成した第2のコア直方体を左右に有する左右一対の磁心脚部15L,15Rと、を備えたことを特徴とするリアクトル10を提供する。 (もっと読む)


【課題】透磁率のさらなる向上を図る新たな磁性材料を提供し、あわせて、そのような磁性材料をもちいたコイル部品を提供すること。
【解決手段】金属粒子11を成形して酸化雰囲気下で熱処理することにより得られる粒子成形体1からなる磁性材料であって、金属粒子11はFe−Cr−Si系合金からなり、成形前の金属粒子のXPSによる709.6eV、710.7eVおよび710.9eVの各ピークの積分値の和FeOxide、ならびに、706.9eVのピークの積分値FeMetalについてFeMetal/(FeMetal+FeOxide)が0.2以上である、磁性材料。 (もっと読む)


【課題】量産コストを低減させることができる圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁被覆処理された純鉄粉又は鉄を主成分とする鉄系合金粉末を金型を用いて加圧成形して圧粉磁心を得る工程S1、得られた圧粉磁心に熱処理を施す工程S2、及び熱処理された圧粉磁心の少なくとも一部に研削砥石を用いた後加工を施す工程S3を含んでいる。前記後加工を施す工程において、圧粉磁心及び研削砥石を自転させつつ研削加工を施すことで圧粉磁心の加工面に生じる加工跡を等方性にする。 (もっと読む)


【課題】コア体を容易に製造することができるとともに、漏れ磁束の発生を防止することができる構造を備えるリアクトルを提供する。
【解決手段】第3コア体25は、一端がベース体11に接触し他端側が第2コア体20側に延び、コイル30が巻回される巻芯部26と、巻芯部26の他端側において、一対の側壁12,12に向かって張出すように設けられ、第2コア体20と第1ギャップG1を隔てて配置されるとともに、一対の側壁12,12と第2ギャップG2を隔てて配置されるギャッププレート27とを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、熱処理後の圧粉磁芯の強度の向上および磁気特性の改善の二つを両立できる複合磁性材料を提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するために本発明は、鉄を主成分とした複数の金属磁性粉と、金属酸化物と、無機フィラーとを含み、前記金属酸化物を介して前記金属磁性粉同士が結着しているとともに、前記金属酸化物は前記金属磁性粉の表面積の14.4%以上、35.5%以下を覆うことを特徴とした複合磁性材料とする。 (もっと読む)


【課題】 高周波領域において電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立でき、品質係数を改善することができるフェライトコアおよび該フェライトコアが適用された電子部品を提供すること。
【解決手段】 フェライト組成物で構成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成された被覆層と、を有するフェライトコアであって、前記フェライト組成物は、主成分が、酸化鉄をFe換算で52.5〜55.5モル%、酸化亜鉛をZnO換算で8.0〜19.0モル%を含有し、残部が酸化マンガンで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、SiOを50〜300ppm、CaOを110〜1120ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が7ppm以下、Cdの含有量が7ppm以下を含有し前記被覆層の熱膨張係数が、前記コア部の熱膨張係数以下であることを特徴とするフェライトコア。 (もっと読む)


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