説明

国際特許分類[H01G9/052]の内容

国際特許分類[H01G9/052]に分類される特許

71 - 80 / 270


【課題】 漏れ電流が小さい固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 この固体電解コンデンサ100では、陽極1は、ニオブ粒子の多孔質焼結体からなる基体1aと、基体1aに一部が埋め込まれた陽極リード1bとから構成され、基体1a上には、基体1aの周囲を覆うように陽極酸化により形成されたマグネシウムを含む酸化ニオブからなる誘電体層2が形成されている。誘電体層2上には、誘電体層2の周囲を覆うように電解質層3と第1導電層4aおよび第2導電層4bからなる陰極4とが形成されている。陰極4の上面には、導電性接着剤層5が形成され、導電性接着剤層5上には、陰極端子6が形成されている。陽極リード1b上には、陽極端子7が溶接により接続されている。陰極端子6および陽極端子7の端部が外部に引き出されるように、第2導電層4b、陰極端子6および陽極端子7の周囲には、モールド外装樹脂8が形成されている。 (もっと読む)


【課題】陽極体と固体電解質層及び陰極層との間における漏れ電流の抑制とESRの低減とを可能とする固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ100において、コンデンサ素子10は、陽極リード30が挿入される陽極体11と、陽極体11の表面上に形成される誘電体層12と、誘電体層12上に形成される固体電解質層13と、固体電解質層13上に形成される陰極層14とを有する。陽極体11は、紡錘形に形成されており、第1方向の長さαは、第2方向の幅β及び垂直方向の高さγの一方より大きく、かつ、他方以上である。 (もっと読む)


【課題】陽極体と電解質層との間における漏れ電流を低減可能な固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ100において、陽極リード20は、コンデンサ素子10の内部に埋設される埋設部20aと、コンデンサ素子10の外部に突出する突出部20bとを有しており、埋設部20aは、螺旋状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】等価直列抵抗、等価直列インダクタンスの悪化要因を排除した過渡応答性の良好な固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板作成工程では、シリコンなどの絶縁物から成る基板1に、電極部を通す穴を作成する。電極部作成工程では、基板1の貫通孔1aに良導体を埋め込んで、陽極及び陰極の電極部2とする。絶縁処理工程では、陰極の電極部2の基板1上面部に突出した部分に絶縁被膜3を形成する。素子部形成工程では、基板1の上面部にコンデンサ素子部4を形成する。陰極引出工程では、陰極電極の軸部の先端とコンデンサ素子部の表面に陰極引出層5を作成する。パッケージ工程では、陰極引出部5の上面と外周部、及び前記固体電解質層4の外周部をモールド樹脂6などによりパッケージする。 (もっと読む)


【課題】高電圧を得ることができる電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極酸化により形成された誘電体層を含む多孔質陽極体と、導電性ポリマーで被覆された金属基材を含む陰極と、陰極及び陽極に接触して配置された水性電解質とを備えた湿式電解コンデンサを開示する。電解質は、弱有機酸の塩及び水を含む。電解質は、25℃の温度で測定したときに、約0.5〜約80ミリシーメンス/センチメートルのイオン伝導率を有し、pHが約5.0〜約8.0である。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、ESR又はESLが低減された固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る固体電解コンデンサにおいては、陽極端子3は、絶縁基板5の上面51に形成された第1陽極部31と絶縁基板5の下面52に形成された第2陽極部32とを互いに電気的に接続して構成され、第1陽極部31には、該第1陽極部31とコンデンサ素子1の陽極部1aとを電気的に接続するための接続部34が一体に形成されている。又、陰極端子4は、絶縁基板5の上面51に形成された第1陰極部41と絶縁基板5の下面52に形成された第2陰極部42とを互いに電気的に接続して構成されている。そして、第1陽極部31と第1陰極部41との間の距離L1は、第2陽極部32と第2陰極部42との間の距離L2よりも小さく、接続部34と第1陰極部41にはそれぞれ、コンデンサ素子1の陽極部1aと陰極部1bが電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】製造容易かつ低コストであって、ESR又はESLが低減された固体電解コンデンサを提供することである。
【解決手段】陽極部と誘電体被膜と陰極部とを有するコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を搭載する配線部材と、該コンデンサ素子を被覆する外装樹脂と、を具える固体電解コンデンサであって、該配線部材は絶縁基材を有し、前記コンデンサ素子を搭載する絶縁基材の第1面には、前記陽極部に接続する第1陽極端子部が設けられ、第1陽極端子部には、該第1陽極端子部と前記陽極部とを電気的に接続するための接続部が一体に形成され、前記第1面と対向する絶縁基材の第2面には、前記第1陽極端子部に接続する第2陽極端子部が設けられており、前記第1陽極端子部と第2陽極端子部は、絶縁基材の側面に設けられた陽極導通部により接続したことを特徴とする固体電解コンデンサである。 (もっと読む)


【課題】陽極と、陽極の上にある誘電体層と、誘電体層の上にある固体電解質層を含む陰極とを備えた固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極は、表面を定める多孔質の焼結体を含む。この焼結体は、表面が、3又はそれ以上のエネルギー準位において5又はそれ以上の価電子を含む基底状態の電子配置を有する(リンなどの)非金属元素を含むように処理される。 (もっと読む)


【課題】タンタルコンデンサーの陽極として用いられるタンタルは、水素吸蔵性が強い。ポーラスタンタル電極に誘電層を形成すべく陽極酸化を行う場合には、大気中に晒すことが必要となるが、ポーラスタンタル電極を一旦、大気中に取り出すと、大気中の水素を選択的に吸収してしまうため、ポーラスタンタル電極は水素脆性により強度が低下し、弱い衝撃でもタンタルコンデンサーが破壊されてしまうという課題がある。
【解決手段】焼結ペレット205(ポーラスタンタル電極)を真空中(たとえば10-3Pa程度)で400℃程度から1000℃程度の温度に加熱し、焼結ペレット205の脱水素化を行う。次に、焼結ペレット205を大気に晒すことなく酸化を行い、焼結ペレット205に新たに酸化層208Aを備えさせる。酸化層208Aは水素バリア性があり、大気中に焼結ペレット205を露出させても、大気中に含まれる水素の吸収を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 弁作用金属粒子どうしの接合部における微細なクラックの発生を抑制して漏れ電流を低減した固体電解コンデンサ、その製造方法、およびその評価方法を得る。
【解決手段】 固体電解コンデンサの陽極体を構成する、多孔質焼結体の弁作用金属粒子どうしの接合部での接合径を、前記粒子の粒径に対して一定以上の大きさとなるようにする。そのための評価方法として、固体電解コンデンサの陽極部を切断し、その切断面に画像解析を行う測定領域を設定する。次いで各測定領域において、各々の弁作用金属粒子の粒子形状54および粒子どうしの接合部位置53を特定し、弁作用金属粒子の粒径に対する接合径の比の値を算出して評価する。この比の値が0.5以上となる測定領域が全測定領域の70%以上の場合に、漏れ電流の値が十分に低い固体電解コンデンサを得ることができる。 (もっと読む)


71 - 80 / 270