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国際特許分類[H01M4/38]の内容

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【課題】十分な容量を確保しつつ、巻回体内部の圧力分布の偏りを低減し、優れた充放電サイクル特性を発現する二次電池を提供する。
【解決手段】電池缶11の内部に収納された巻回体20Aは、正極21と負極22とがセパレータ23を介して積層されて渦巻き状に巻回されたものである。正極21では、正極集電体31の内面および外面に正極活物質層32,33がそれぞれ設けられている。正極活物質層32では、巻回中心側の端面32TSと巻回外周側の端面32TEとが巻回体20Aの径方向の位置Aにおいて一致している。外面側の正極活物質層33においても、巻回中心側の端面33TSと巻回外周側の端面33TEとが巻回体20Aの径方向の位置Bにおいて一致している。ここで、位置Aは位置Bと異なっている。これにより、巻回体20Aにおける局所的な圧力上昇が回避され、偏りの低減された圧力分布が得られる。よってサイクル特性が向上する。 (もっと読む)


【課題】充放電に起因して発生する応力によって負極に亀裂や破断が生じることを防止し得る非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明の非水電解液二次電池は、正極、負極及びこれらの間に介在配置されたセパレータを一体に捲回してなる捲回体を備える。負極が、集電体とその少なくとも一面に形成されたSi又はSnを含む負極活物質層を有している。捲回体において負極は、そのカール面が内側になるように捲回されている。負極は、巻き回される前の状態の高さが3〜24mmである。 (もっと読む)


【課題】サイクル特性が向上した非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明の非水電解液二次電池は、Siを含む負極活物質層を有する負極と、Li及びCoを構成元素として含有するリチウム遷移金属複合酸化物を含む正極活物質層を有する正極とを備える。負極におけるSiに対する、正極におけるCoの重量比(Co/Si)を0.3〜5.5の範囲内としたことを特徴とする。正極活物質層におけるリチウム遷移金属複合酸化物に含まれるCoの量は、該複合酸化物に含まれる遷移金属の総量に対して10〜40重量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】充放電に起因する膨張や変形を防止することが可能な非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】正極、Si又はSnを含む負極活物質層を有する負極及びこれらの間に介在配置されたセパレータを少なくとも含む積層体2が、芯材3を中心にして捲回されてなる捲回体1を備えている。2周目以降の捲回において、積層体2は、捲回体1の半径方向における負極間の距離が以下の式(1)を満たすように捲回されている。捲回体1の1周目の捲回においては、積層体2は、該積層体2と芯材3との間に隙間が生じないように捲回されていることが好ましい。
負極間の距離=正極厚み+セパレータ厚み+負極厚み+負極活物質層厚み×0.5〜3.0 (1) (もっと読む)


【課題】充放電に起因して生ずる負極活物質の体積変化によって該活物質が負極集電体から脱落することを防止し得る非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明の非水電解液二次電池は、正極、負極及びこれらの間に介在配置されたセパレータを一体に捲回してなる捲回体を備える。負極が、集電体とSi又はSnを含む負極活物質層を有している。負極活物質層は、少なくとも集電体の面のうち相対的に高粗度の面に形成されている。捲回体において負極は、高粗度の面が外側になるように捲回されている。高粗度の面の粗度Rz(JIS B 0601−2001)は2.5〜5μmである。 (もっと読む)


【課題】過充電時に起因してリチウムに蓄積する不可逆容量としてのリチウムの量を抑えることが可能な非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】正極活物質層を有する正極と、Si又はSnを含む負極活物質層を有する負極とを備える。充電前における前記正極活物質が以下の式(1)で表されることを特徴とする。
LiwNi(II)x1Ni(III)x2CoyMnzv (1)
式中、w、x2及びyは0以上の数であり(但し、x2とyは同時に0をとらない)、x1及びzは正数である。またx1、x2、y及びzは以下の(a)〜(d)を満足する数である。
x1+x2+y+z=1 (a)
x2+y=0.05〜0.45 (b)
y=0〜0.3 (c)
w=0.9〜1.4 (d)
v=x1+x2+y+z+w (e) (もっと読む)


【課題】 集電体を走行させながら活物質層を形成する際の問題点に留意して、初回放電容量及び充放電サイクル特性を改善した、リチウムイオン二次電池などに好適な電池用電極の製造方法、並びに電池用電極の製造装置を提供すること。
【解決手段】 負極を構成する負極活物質層中に、活物質としてケイ素などのエネルギー容量の大きな物質が含まれているリチウムイオン二次電池を作製する。この際、長尺形状の集電体12をその長尺方向に連続的に送り出し、蒸着領域Aを走行させる。蒸着領域Aの近傍に幅方向張力発生装置4を配置し、蒸着領域Aを通過する集電体12に対し、その長尺方向中心線の位置から幅方向外側に向かう張力を、長尺方向中心線の位置で集電体12の表面に直交する直交面に関して対称に加えながら、集電体12の表面に活物質層を形成する。 (もっと読む)


【課題】高容量であり、優れたサイクル特性を得ることができる電池を提供する。
【解決手段】二次電池1は、正極2および負極4と共に電解質8を備える。負極4では、負極集電体11の上に、ケイ素およびスズの少なくとも一方を含む負極活物質層12を設けている。電解液8は、酢酸メチルなどのカルボン酸エステルと、フルオロエチレンカーボネートやジフルオロエチレンカーボネートなどのフッ素化環状カーボネートと含む溶媒を含有している。 (もっと読む)


【課題】 充電時に集電体に加わる応力を低減させ、初回放電容量、および容量維持率などの充放電サイクル特性を向上させた、リチウムイオン二次電池などに好適な負極及び二次電池を提供すること。
【解決手段】 負極集電体を、導電性の基材と、この基材の表面に設けられた多数の導電性の塊状突起部とからなる導電性箔、例えば、銅箔の表面に銅微粒子が形成されている電解銅箔によって構成する。この際、複数個の塊状突起部がほぼ一方向に沿って並んで塊状突起部列を形成し、この塊状突起部列の複数列が前記一方向とほぼ直交する方向に所定の間隔で並置されるように、塊状突起部が配置されている導電性箔を選択する。この負極集電体を用いて二次電池を構成する際に、塊状突起部列が並置されている方向の負極の側部に、充電時に伸長する負極を収容する領域を設ける。例えば、巻回型の電池では、巻軸方向を上記の並置方向と一致させる。 (もっと読む)


【課題】Si原子、Sn原子及びPb原子よりなる群から選ばれる少なくとも一種の原子を有する負極活物質を用いた非水系電解液二次電池であって、高い充電容量を有すると共に、長期に亘り優れた特性を有し、特に放電容量維持率に優れた非水系電解液二次電池を得る。
【解決手段】非水系電解液に、不飽和結合及びハロゲン原子の少なくとも一方を有するカーボネートを含有させるとともに、下記一般式(1)で表わされる化合物とを少なくとも含有させる。


(式中、Xは−SO−又は、−SO−を表し、R〜Rは、それぞれ独立に無置換アルキル基またはハロゲン原子で置換されたアルキル基を表す) (もっと読む)


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