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国際特許分類[H01M4/57]の内容

国際特許分類[H01M4/57]に分類される特許

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【課題】初期から高容量を維持することに優れ、長寿命でもあることに寄与する鉛蓄電池用正極板及びこの正極板を用いた鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】格子体に活物質を保持した正極板について、前記活物質が次の物性値を有するものとする。すなわち、充電状態の活物質層の一方側から他方側へ0.05MPaの圧力差をつけて水を通したとき、厚み5mmで面積25mm当りの水100ミリリットルの透過時間が1〜10分の範囲にあるものとする。好ましくは、前記活物質は、四塩基性硫酸鉛を含む鉛粉から調製される。 (もっと読む)


軽量のVRLA電池は、ウインドウアセンブリにおける圧力および歪みに対応する構造的安定性を提供する非導電性の、望ましくはプラスチックのフレームによって保持される薄い鉛基板を含む。特に好ましい電池において、プラスチックフレームは、一緒にレーザ溶接され、疑似グリッドおよび電極材料は、鉛基板の各側面と結合する。疑似グリッドが超薄の鉛グリッドである場合は、鉛グリッドは、望ましくは、10未満の充放電サイクルの腐食留保を提供するように構成され、バイポーラ式アセンブリは、タンク内形成工程において充電される。疑似グリッドが非導電性グリッドである場合は、鉛グリッドは、望ましくは、プラスチックグリッドであり、バイポーラ式アセンブリは、コンテナ内形成工程において充電される。その結果、重量、容積、および生産コストは、固有エネルギーが実質的に増加するので、大いに削減される。 (もっと読む)


本発明は概して電極、該電極を含む蓄電装置及び該電極及び該蓄電装置を製造する方法に関する。これらの電極は、集電体、電導性マット、第1電気活物質及び第2電気活物質から成り、該第1電気活物質は該第2電気活物質より高いエネルギー密度を有し、該第2電気活物質は該第1電気活物質より高い高率可能出力を有している。該電導性マットは該高率電気活物質及び高エネルギー電気活物質の少なくとも1つを構造上及び電導性上の支えとなる。該電極は種々の形状で提供することができ、また、高率、高エネルギー蓄電装置に具備でき、サイクル寿命を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストであり、低温での大電流放電時における活物質利用率が高く、放電容量(Ah)の高いクラッド式正極板の製造方法を提供する。
【解決手段】ボールミル法で製造した一酸化鉛を主成分とする粉末と、鉛丹の粉末とを混合して混合粉末とし、この混合粉末をファン型の粉砕機で粉砕した鉛粉を製造する。この鉛粉をクラッドチューブに充填してクラッド式正極板を製造して用いる。ここで、鉛粉の見掛け密度を、1.5g/cc〜1.7g/ccの範囲にするように粉砕する。 (もっと読む)


【課題】初期容量を低下させずに、活物質の軟化を抑制できる鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の鉛蓄電池は、鉛粉と、鉛丹化率が30質量%以上80質量%以下の低鉛丹化率鉛丹と、アンチモン化合物とが含まれる正極活物質原料を用いて作製した正極板を備えるので、初期容量を低下させずに、活物質の軟化を抑制できる鉛蓄電池を提供することができる。本発明においては、PbO換算した鉛粉および低鉛丹化率鉛丹の合計質量100質量部に対して、アンチモン原子の量として0.01質量部以上0.2質量部以下の割合でアンチモン化合物を添加すると、初期容量を顕著に向上させることができ、活物質の軟化を抑制する効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギーであり、かつ、粒子径が小さく、酸化度の高い鉛丹の製造方法を提供する。
【解決手段】 一酸化鉛を主成分とし、金属鉛が含まれている鉛粉1を、酸素を含む雰囲気の反応炉で攪拌羽根18を用いて攪拌をしながら約450℃で焼成する。ここで、複数段より構成される反応炉b,cを用い、鉛粉1は、最上段の反応炉19bから順に下段の反応炉19cに自然落下させながら焼成する。そして、最上段の反応炉19bと次段の反応炉19cとの間には、粉砕羽根22を用いた粉砕機21を設けて凝集した粉末を粉砕する。 (もっと読む)


【課題】制御弁式鉛蓄電池を電槽化成する場合、注液電解液濃度は比較的高く、さらに化成効率を上昇させる酸化鉛へ配合する鉛丹は、量および性状により正極活物質の剥離脱落を生じるとともに寿命特性に大きく影響する。
【解決手段】極板群構成時のセパレータ繊維密度が0.10g/cm3以上で、30質量%〜34質量%の硫酸を用いて電槽化成を行う際、鉛丹化率90質量%以下の鉛丹を3質量%〜10質量%鉛粉とともに混練して得られるペーストを正極活物質の作成に用いる。 (もっと読む)


【課題】寿命性能と高率放電性能とを向上させた鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の鉛蓄電池は、正極活物質ペーストが充填された格子体を化成してなる正極板を備える。本発明の鉛蓄電池の正極板においては、正極活物質の細孔体積の合計が0.10cm/g以上0.13cm/g以下であり、かつ、直径が0.1μm未満である細孔の体積の合計が0.05cm/g以上であるとともに、直径が0.1μm以上4.0μm以下である細孔の体積の合計が0.07cm/g以下である。 (もっと読む)


【課題】薄型大型極板でも撓み難い極板の作製が可能であり、また、高容量で且つ、早期容量低下を起こし難い制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛を主成分とする鉛合金の基板にペースト状活物質を充填し、その後、熟成・乾燥して作製される制御弁式鉛蓄電池用正極板の製造方法において、該ペースト状活物質に鉛粉量に対してグラファイトを0.3〜0.95質量%添加すると共に、熟成・乾燥時に4塩基性硫酸鉛を75〜95質量%生成させることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池用正極板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 小型・軽量であり、長寿命な密閉形鉛蓄電池に使用されるペースト式正極板の製造方法を提供する。
【解決手段】 一酸化鉛を主成分とする鉛粉、黒鉛、四塩基性硫酸鉛、希硫酸及び鉛丹を混練して正極用のペースト状活物質を作製し、該ペースト状活物質を鉛合金製の集電体に塗着し、熟成・乾燥してペースト式正極板を製造する。ここで、ペースト状活物質中に平均粒子径が30〜50μmの黒鉛を使用するとともに、鉛粉に対して黒鉛が、0.5〜2.0%含まれているようにする。 (もっと読む)


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