説明

光伝導部材、LED装置、および電子機器

【課題】筐体に内蔵せずとも基板から脱落することがないと共に、仮にLED素子が筐体の表示窓とズレていたとしても、問題なく筐体に組み込むことができる光伝導部材を提供する。
【解決手段】LED素子を覆いつつ基板上に配置される基端21bから筐体の表示窓に位置する末端21dまで延び、LED素子の発光光を表示窓に伝導する光伝導部21と、光伝導部21の基端21bを中心として基板に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度離れた位置に在り、基板に形成された溝部に係合する複数の爪部22と、弾性を有し、光伝導部21の基端21bと複数の爪部22それぞれとの間にて半径方向と交差する方向に突出するように湾曲して延び、光伝導部21と複数の爪部22のそれぞれとを連結する複数のバネ部23とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器のユーザーインターフェースとして電子機器の動作に関する情報をLED素子の発光光によってユーザに視覚的に報知するLED装置に関し、特に、LED素子と電子機器の筐体に形成された表示窓との間に介在し、LED素子の発光光を不要な方向に拡散させることなく表示窓に伝導する光伝導部材に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のLED装置は、電子機器の筐体に内蔵される基板に搭載されたLED素子を有している。LED素子の発光光(LED光)は、筐体に形成された表示窓を通してユーザによって視認される。尚、表示窓は、筐体の板厚方向に貫通した孔部によって構成されるか、あるいは、光の透過性を有する筐体の一部または筐体とは別部材の窓部分によって構成されている。
【0003】
そして、LED装置は、電子機器のユーザーインターフェースとして、例えば、電源のオン/オフ状態、動作モードの種別、データの読み/書き状態、充電式電池の充放電状態等の電子機器の動作に関する情報を、LED光の点灯、消灯、それらの繰り返し、発光色等の発光態様により、ユーザに対して視覚的に報知する。
【0004】
ところで、筐体のサイズや形状、基板の筐体における内蔵位置、LED素子のサイズ(特に、高さ寸法)等の事情により、基板に搭載されたLED素子と、筐体に形成された表示窓とが、離れた位置関係にならざるを得ないことがある。その一方で、筐体には通風孔が形成されていたり、筐体と操作ボタン等との間に隙間があったり、また、筐体自体が光の透過性を有しいていることがある。その場合、LED光の一部が不要な方向に拡散し、通風孔、操作ボタン等の隙間、あるいは筐体の光の透過性を有する部分を通して放射され、表示窓を通した本来のLED光の視認の妨げとなる。
【0005】
その対策として、基板に搭載されたLED素子と電子機器の筐体に形成された表示窓との間に介在し、LED光を不要な方向に拡散させることなく表示窓に伝導する光伝導手段をLED装置に設けたものがある。
【0006】
光伝導手段を有するLED装置は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたLED装置は、LED素子と、光伝導手段とを有している。この光伝導手段は、筐体に形成された表示窓としてのレンズ挿入孔の周囲から基板に向かって突出するように筐体内側に形成されたガイド溝付き突起部と、レンズ挿通孔に入り込むレンズ凸部およびガイド溝に入り込むガイドレール部を備えたレンズとによって構成されている。LED光は、不要な方向に拡散されることなくレンズ挿入孔に伝導される。
【0007】
また、このような光伝導手段の類として、特許文献2には、LED光を不要な方向に拡散させることなく所望の方向に伝導し得る手段が開示されている。この手段は、LED素子が搭載された基板に形成された孔部または小型の基板の外周に形成された切欠部に係合する爪を備えた脚部と、脚部の中央に形成されたレンズ部とによって構成されている。LED光は、不要な方向に拡散されることなくレンズ部の正面に向けて伝導される。
【0008】
さらに、特許文献2に開示されたものの類似の技術として、図1(a)および(b)に示されるように、脚部が爪を備える代わりに、LED素子640を搭載した基板630にネジ留めする形態の光伝導部材620もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】実開平5−38616号公報
【特許文献2】特開2007−59489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1に開示されたLED装置は、筐体の内側面が複雑な形状となってしまう点と、基板が固定される等、筐体と基板との位置関係が固定されるまではレンズが脱落してしまい、組み立ての作業性に劣っている。
【0011】
また、特許文献2に開示されたLED装置、図1(a)および(b)に示された光伝導部材は、レンズ部または光伝導部材が表示窓とズレていた場合、特に、表示窓が筐体に形成された孔部によって構成されている場合に、レンズ部または光伝導部材を孔部に入り込ませることができないか、あるいは、入り込ませることができたとしても、レンズ部または光伝導部材や脚部にストレスがかかってしまう。また、この位置ズレは、LED素子と孔部との距離が大きい程、顕著である。
【0012】
それ故、本発明の課題は、筐体に内蔵せずとも基板から脱落することがないと共に、仮にLED素子が筐体の表示窓とズレていたとしても、問題なく筐体に組み込むことができる光伝導部材を提供することである。
【0013】
本発明の他の課題は、上記のような光伝導部材を有るLED装置を提供することである。
【0014】
本発明のさらに他の課題は、上記のようなLED装置を有する電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明によれば、基板に搭載されたLED素子を有し、電子機器の筐体に形成された表示窓を通して前記LED素子の発光光を放出するLED装置に適用され、LED素子と表示窓との間に介在し、LED素子の発光光を表示窓に伝導する光伝導部材において、前記LED素子を覆いつつ基板上に配置される基端から筐体の表示窓に位置する末端まで延び、該LED素子の発光光を表示窓に伝導する光伝導部と、前記光伝導部の基端を中心として基板に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度離れた位置に在り、前記基板に形成された溝部に係合する複数の爪部と、弾性を有し、前記光伝導部の前記基端と前記複数の爪部それぞれとの間にて前記半径方向と交差する方向に突出するように湾曲して延び、該光伝導部と該複数の爪部のそれぞれとを連結する複数のバネ部とを有することを特徴とする光伝導部材が得られる。
【0016】
前記光伝導部、前記複数の爪部、および前記複数のバネ部は、同一材料によって一体に形成されてもよい。
【0017】
前記爪部および前記バネ部はそれぞれ、2個または4個であってもよい。
【0018】
前記光伝導部は、透明な材料から成り、棒状を呈していてもよい。この場合、周面から光が漏れないように構成されていてもよい。
【0019】
前記光伝導部は、筒状を呈し、周面から光が漏れないように構成されていてもよい。
【0020】
前記光伝導部の前記末端は、テーパ状を呈していてもよい。
【0021】
また、本発明によれば、LED素子と、前記光伝導部材とを有することを特徴とするLED装置が得られる。
【0022】
さらに、本発明によれば、前記LED装置をユーザーインターフェースとして有すると共に、前記筐体と、前記基板とを有し、動作に関する情報を前記LED素子の発光光によってユーザに視覚的に報知することを特徴とする電子機器が得られる。
【発明の効果】
【0023】
本発明による光伝導部材は、筐体に内蔵せずとも基板から脱落することがないと共に、仮にLED素子が筐体の表示窓とズレていたとしても、問題なく筐体に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】(a)および(b)は、本発明の関連技術による光伝導部材を示す図である。
【図2】本発明の実施例1による光伝導部材を示す正面図である。
【図3】(a)および(b)は、本発明の実施例1によるLED装置を示す斜視図であり、(a)は光伝導部材が基板に搭載される前を示し、(b)は光伝導部材が基板に搭載された後を示す。
【図4】本発明の実施例1による電子機器を示す概略的な断面図である。
【図5】本発明の実施例2による光伝導部材を示す正面図である。
【図6】(a)および(b)は、本発明の実施例2によるLED装置を示す斜視図であり、(a)は光伝導部材が基板に搭載される前を示し、(b)は光伝導部材が基板に搭載された後を示す。
【図7】本発明の実施例2による電子機器を示す概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明による光伝導部材は、基板に搭載されたLED素子を有し、電子機器の筐体に形成された表示窓を通してLED素子の発光光を放出するLED装置に適用され、LED素子と表示窓との間に介在し、LED素子の発光光を表示窓に伝導する。
【0026】
特に、本光伝導部材は、光伝導部と、複数の爪部と、複数のバネ部とを有している。
【0027】
光伝導部は、LED素子を覆いつつ基板上に配置される基端から筐体の表示窓に位置する末端まで延び、LED素子の発光光を表示窓に伝導する。
【0028】
複数の爪部は、光伝導部の基端を中心として基板に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度離れた位置に在り、基板に形成された溝部に係合する。
【0029】
複数のバネ部は、弾性を有し、光伝導部の基端と複数の爪部それぞれとの間にて半径方向と交差する方向に突出するように湾曲して延び、光伝導部と複数の爪部のそれぞれとを連結する。
【0030】
本発明による光伝導部材は、筐体に内蔵せずとも基板から脱落することがない。さらに、本発明による光伝導部材は、レンズ部または光伝導部材が表示窓とズレていた場合、特に、表示窓が筐体に形成された孔部によって構成されている場合であっても、複数のバネ部によって位置ズレが吸収され、換言すれば、基板に平行な方向の自由度が高いため、レンズ部または光伝導部材を孔部にスムーズに入り込ませることができると共に、光伝導部や複数の爪部にストレスがかかることもない。
【0031】
以下、図面を参照して、本発明による光伝導部材、LED装置の実施例を説明する。
【実施例1】
【0032】
図2、図3(a)および(b)、ならびに図4を参照すると、本発明の実施例1による光伝導部材20は、基板130に搭載されたLED素子140を有し、電子機器の筐体110(トップカバー110t)に形成された表示窓110wを通してLED素子140の発光光を放出するLED装置に適用され、LED素子140と表示窓110wとの間に介在し、LED素子140の発光光を表示窓110wに伝導する。
【0033】
尚、筐体110は、ボトムケース110bと、トップカバー110tとによって構成され、電子機器の動作に伴い発熱する部位の放熱のために、複数の小孔が形成されている。
【0034】
特に、本光伝導部材20は、光伝導部21と、2個の爪部22と、2個のバネ部23とを有している。光伝導部、前記複数の爪部、および前記複数のバネ部は、同一材料によって一体に形成されている。
【0035】
光伝導部21は、LED素子140を覆いつつ基板130上に配置される基端21bから筐体110の表示窓110wに位置する末端21dまで延び、LED素子140の発光光を表示窓110wに伝導する。
【0036】
光伝導部21は、透明な樹脂材料から成り、棒状を呈している。これにより、LED素子140の発光光は、光伝導部21の内部を軸方向に伝導する。尚、LED素子140の発光光の伝導は、光伝導部21の周面が滑らかに仕上げられていれば効率良くなされるが、さらに、光伝導部21の周面にLED素子140の発光光の反射率の高い銀色等の塗装がなされてもよい。
【0037】
尚、本発明において、光伝導部は、樹脂または金属材料から成り、筒状を呈し、周面から光が漏れないように構成されてもよい。この場合、LED素子の発光光の伝導は、光伝導部の内周面が滑らかに仕上げられていれば効率良くなされるが、さらに、内周面にLED素子の発光光の反射率の高い銀色等の塗装がなされてもよい。
【0038】
また、光伝導部21の末端21dは、筐体110の表示窓110wに挿入し易いように、テーパ状を呈している。
【0039】
2個の爪部22は、光伝導部21の基端21bを中心として基板130に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度(180度)離れた位置に在り、基板130に2個形成された溝部(孔部)130sに係合する。
【0040】
2個のバネ部23は、弾性を有し、光伝導部21の基端21bと複数の爪部22それぞれとの間にて半径方向と交差する方向(本例では、基板130の上方)に突出するように湾曲して延び、光伝導部21の基端21bと複数の爪部22のそれぞれとを連結する。
【0041】
そして、図4に示された本電子機器は、例えば、電源のオン/オフ状態、動作モードの種別、データの読み/書き状態、充電式電池の充放電状態等の動作に関する情報を、LED素子140の発光光によってユーザに視覚的に報知する。即ち、本LED装置は、電子機器のユーザーインターフェースとして機能する。
【0042】
本光伝導部材20は、筐体110に内蔵せずとも基板から脱落することがない。さらに、本光伝導部材20は、表示窓110wに対して2個の爪部22が対向する方向に位置がズレていた場合であっても、その位置ズレが2個のバネ部23によって吸収され、換言すれば、2個の爪部22が対向する方向の自由度が高いため、光伝導部21の末端21dを表示窓110wとしての孔部にスムーズに入り込ませることができると共に、光伝導部21や2個の爪部22にストレスがかかることもない。
【実施例2】
【0043】
本発明の光伝導部材において、爪部およびバネ部は、光伝導部の基端から等距離だけ離れ、かつ、相互に等角度間隔で位置していれば、実施例1のように2個に限定されるものではない。ただし、位置ズレを吸収して光伝導部材の位置の自由度を高める効果に関しては、3個以上であることによって光伝導部材の位置の自由度を二次元方向に高めることができる。ただし、5個以上であると、逆に自由度が下がる場合があり、最も好ましくは、4個である。
【0044】
本発明の実施例2は、爪部およびバネ部が4個である点が実施例1と異なる。このため、実施例1と同一または同様部には同一または同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0045】
図5、図6(a)および(b)、ならびに図7を参照すると、本発明の実施例2による光伝導部材20’は、基板130’に搭載されたLED素子140を有し、電子機器の筐体110(トップカバー110t)に形成された表示窓110wを通してLED素子140の発光光を放出するLED装置に適用され、LED素子140と表示窓110wとの間に介在し、LED素子140の発光光を表示窓110wに伝導する。
【0046】
尚、筐体110は、ボトムケース110bと、トップカバー110tとによって構成され、電子機器の動作に伴い発熱する部位の放熱のために、複数の小孔が形成されている。
【0047】
特に、本光伝導部材20’は、光伝導部21と、4個の爪部22(図5では、3個のみ図示)と、4個のバネ部23(図5では、3個のみ図示)とを有している。光伝導部、前記複数の爪部、および前記複数のバネ部は、同一材料によって一体に形成されている。
【0048】
光伝導部21は、LED素子140を覆いつつ基板130’上に配置される基端21bから筐体110の表示窓110wに位置する末端21dまで延び、LED素子140の発光光を表示窓110wに伝導する。
【0049】
光伝導部21は、透明な樹脂材料から成り、棒状を呈している。これにより、LED素子140の発光光は、光伝導部21の内部を軸方向に伝導する。尚、LED素子140の発光光の伝導は、光伝導部21の周面が滑らかに仕上げられていれば効率良くなされるが、さらに、光伝導部21の周面にLED素子140の発光光の反射率の高い銀色等の塗装がなされてもよい。
【0050】
尚、本発明において、光伝導部は、樹脂または金属材料から成り、筒状を呈し、周面から光が漏れないように構成されてもよい。この場合、LED素子の発光光の伝導は、光伝導部の内周面が滑らかに仕上げられていれば効率良くなされるが、さらに、内周面にLED素子の発光光の反射率の高い銀色等の塗装がなされてもよい。
【0051】
また、光伝導部21の末端21dは、筐体110の表示窓110wに挿入し易いように、テーパ状を呈している。
【0052】
4個の爪部22は、光伝導部21の基端21bを中心として基板130’に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度(90度)離れた位置に在り、基板130’に4個形成された溝部(孔部)130s’に係合する。
【0053】
4個のバネ部23は、弾性を有し、光伝導部21の基端21bと複数の爪部22それぞれとの間にて半径方向と交差する方向(本例では、基板130’の上方)に突出するように湾曲して延び、光伝導部21の基端21bと複数の爪部22のそれぞれとを連結する。
【0054】
そして、図7に示された本電子機器は、例えば、電源のオン/オフ状態、動作モードの種別、データの読み/書き状態、充電式電池の充放電状態等の動作に関する情報を、LED素子140の発光光によってユーザに視覚的に報知する。即ち、本LED装置は、電子機器のユーザーインターフェースとして機能する。
【0055】
本光伝導部材20’は、筐体110に内蔵せずとも基板から脱落することがない。さらに、本光伝導部材20’は、表示窓110wに対して基板130’に平行な二次元方向に位置がズレていた場合であっても、その位置ズレが4個のバネ部23によって吸収され、換言すれば、4個の爪部22が基板130’に平行な方向の自由度が高いため、光伝導部21の末端21dを表示窓110wとしての孔部にスムーズに入り込ませることができると共に、光伝導部21や4個の爪部22にストレスがかかることもない。
【産業上の利用可能性】
【0056】
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。
【符号の説明】
【0057】
20、20’ 光伝導部材
21 光伝導部
21b 基端
21d 末端
22 爪部
23 バネ部
110 筐体
110w 表示窓
110b ボトムケース
110t トップカバー
130、130’ 基板
130s、130s’ 溝部(孔部)
140 LED素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板に搭載されたLED素子を有し、電子機器の筐体に形成された表示窓を通して前記LED素子の発光光を放出するLED装置に適用され、LED素子と表示窓との間に介在し、LED素子の発光光を表示窓に伝導する光伝導部材において、
前記LED素子を覆いつつ基板上に配置される基端から筐体の表示窓に位置する末端まで延び、該LED素子の発光光を表示窓に伝導する光伝導部と、
前記光伝導部の基端を中心として基板に平行な半径方向に等距離離れ、かつ、相互に等角度離れた位置に在り、前記基板に形成された溝部に係合する複数の爪部と、
弾性を有し、前記光伝導部の前記基端と前記複数の爪部それぞれとの間にて前記半径方向と交差する方向に突出するように湾曲して延び、該光伝導部と該複数の爪部のそれぞれとを連結する複数のバネ部とを有することを特徴とする光伝導部材。
【請求項2】
前記光伝導部、前記複数の爪部、および前記複数のバネ部は、同一材料によって一体に形成されている請求項1に記載の光伝導部材。
【請求項3】
前記爪部および前記バネ部はそれぞれ、2個または4個である請求項1または2に記載の光伝導部材。
【請求項4】
前記光伝導部は、透明な材料から成り、棒状を呈する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光伝導部材。
【請求項5】
前記光伝導部は、周面から光が漏れないように構成されている請求項4に記載の光伝導部材。
【請求項6】
前記光伝導部は、筒状を呈し、周面から光が漏れないように構成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光伝導部材。
【請求項7】
前記光伝導部の前記末端は、テーパ状を呈している請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光伝導部材。
【請求項8】
前記LED素子と、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光伝導部材とを有することを特徴とするLED装置。
【請求項9】
請求項8に記載のLED装置をユーザーインターフェースとして有すると共に、前記筐体と、前記基板とを有し、動作に関する情報を前記LED素子の発光光によってユーザに視覚的に報知することを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−230212(P2012−230212A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−97772(P2011−97772)
【出願日】平成23年4月26日(2011.4.26)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】