説明

アウトドライブ装置

【課題】舵角度を高い精度で把握でき、且つ、小型化によって搭載性を向上させることが可能となるアウトドライブ装置を提供する。
【解決手段】シリンダスリーブ21と、前記シリンダスリーブ21に摺動可能に内設されたピストン22と、から構成される操舵用油圧アクチュエータ20を備えたアウトドライブ装置であって、前記シリンダスリーブ21に検出装置26を具備し、前記検出装置26が前記ピストン22の位置を検出することによって舵角度を把握する、とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アウトドライブ装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、船体内部にエンジンを配置し、船体外部に配置されたアウトドライブ装置へ動力を伝達する船内外機(インボートエンジン・アウトボートドライブ)が知られている。アウトドライブ装置は、スクリュープロペラを回転することによって船体を推進させる推進装置であり、船体の進行方向に対して回動することによって該船体を旋回させる舵装置でもある。
【0003】
このようなアウトドライブ装置は、該アウトドライブ装置に設けられた操舵用油圧アクチュエータによって自在に回動される(例えば特許文献1参照。)。そして、アウトドライブ装置の回動角度、即ち、舵角度は、このアウトドライブ装置を構成するリンク機構に取り付けられた角度検出センサ等の検出結果に基づいて把握される。
【0004】
しかし、アウトドライブ装置を構成するリンク機構に角度検出センサ等を配置する構成においては、例えば摩耗によってリンク機構にガタつきが生じた場合に舵角度を正確に把握することが困難となる。そのため、リンク機構を介さずとも高い精度で舵角度を把握できるアウトドライブ装置が求められていた。
【0005】
また、アウトドライブ装置を構成するリンク機構に角度検出センサ等を配置する構成においては、比較的に大きなリンク機構が必要となり、ひいてはアウトドライブ装置が大型化するという問題を生じていた。そのため、リンク機構を廃することによって小型化を図り、搭載性を向上できるとしたアウトドライブ装置が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平1−285486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はかかる問題を解決すべくなされたものであり、舵角度を高い精度で把握でき、且つ、小型化によって搭載性を向上させることが可能となるアウトドライブ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、請求項1においては、シリンダスリーブと、
前記シリンダスリーブに摺動可能に内設されたピストンと、から構成される操舵用油圧アクチュエータを備えたアウトドライブ装置であって、
前記シリンダスリーブに検出装置を具備し、
前記検出装置が前記ピストンの位置を検出することによって舵角度を把握する、としたものである。
【0010】
請求項2においては、請求項1に記載のアウトドライブ装置において、前記検出装置は、非接触式センサである、としたものである。
【0011】
請求項3においては、請求項2に記載のアウトドライブ装置において、前記非接触式センサは、前記ピストンに設けられた磁力部材を検出する磁気センサである、としたものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0013】
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、アウトドライブ装置の舵角度を高い精度で把握でき、且つ、小型化によって搭載性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態に係るアウトドライブ装置を示す図。
【図2】アウトドライブ装置を備えた船体の挙動を示す一の図。
【図3】アウトドライブ装置を備えた船体の挙動を示す他の図。
【図4】操舵用油圧アクチュエータの構成を示す一の図。
【図5】操舵用油圧アクチュエータの構成を示す他の図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
まず、図1を用いてアウトドライブ装置10の全体構成について簡単に説明する。なお、図1に示す矢印Aの方向は、船体1の進行方向を示している。
【0016】
アウトドライブ装置10は、スクリュープロペラ15を回転させることによって船体1を推進させる推進装置である。また、アウトドライブ装置10は、船体1の進行方向に対して回動することによって該船体1を旋回させる舵装置でもある。アウトドライブ装置10は、主に入力軸11と、切換クラッチ12と、駆動軸13と、出力軸14と、スクリュープロペラ15と、から構成される。
【0017】
入力軸11は、回転動力の伝達を行なうものである。詳細には、入力軸11は、ユニバーサルジョイント4を介して伝達されたエンジン3の回転動力を切換クラッチ12に伝達する回転軸である。入力軸11の一端部は、エンジン3の出力軸に取り付けられたユニバーサルジョイント4と連結され、その他端部は、アッパーハウジング10uの内部に配置された切換クラッチ12と連結される。
【0018】
切換クラッチ12は、回転動力の回転方向を切り換えるものである。詳細には、切換クラッチ12は、入力軸11等を介して伝達されたエンジン3の回転動力を正回転方向又は逆回転方向に切換可能とする回転方向切換装置である。切換クラッチ12は、ディスクプレートを備えたインナードラムと連結された正回転用ベベルギア、ならびに、逆回転用ベベルギアを有し、入力軸11に連結されたアウタードラムのプレッシャープレートをいずれのディスクプレートに押し付けるかによって回転方向の切り換えが行なわれる。
【0019】
駆動軸13は、回転動力の伝達を行なうものである。詳細には、駆動軸13は、切換クラッチ12等を介して伝達されたエンジン3の回転動力を出力軸14に伝達する回転軸である。駆動軸13の一端部に設けられたベベルギアは、切換クラッチ12に設けられた正回転用ベベルギア、ならびに、逆回転用ベベルギアと歯合され、その他端部に設けられたベベルギアは、ロアハウジング10rの内部に配置された出力軸14のベベルギアと歯合される。
【0020】
出力軸14は、回転動力の伝達を行なうものである。詳細には、出力軸14は、駆動軸13等を介して伝達されたエンジン3の回転動力をスクリュープロペラ15に伝達する回転軸である。出力軸14の一端部に設けられたベベルギアは、上述したように駆動軸13のベベルギアと歯合され、その他端部には、スクリュープロペラ15が取り付けられている。
【0021】
スクリュープロペラ15は、回転することによって推進力を発生させるものである。詳細には、スクリュープロペラ15は、出力軸14等を介して伝達されたエンジン3の回転動力によって駆動され、回転軸周りに配置された複数枚のブレード15aが周囲の水をかくことによって推進力を発生させる。
【0022】
次に、図1を用いてアウトドライブ装置10を船体1の進行方向に対して回動させる機構について簡単に説明する。
【0023】
アウトドライブ装置10は、船体1の船尾板(トランサムボード)に取り付けられたジンバルハウジング5に支持されている。具体的には、アウトドライブ装置10は、該アウトドライブ装置10のジンバルリング16が喫水線wlから略垂直方向となるようにジンバルハウジング5に支持されている。なお、ジンバルリング16とは、アウトドライブ装置10に取り付けられた略円筒形状の回動軸であり、アウトドライブ装置10は、該ジンバルリング16を中心として回動することが可能とされる。
【0024】
また、ジンバルリング16の上方側端部には、船体1の内部へ延設された操舵アーム17が取り付けられている。そして、操舵アーム17は、ジンバルリング16を中心にアウトドライブ装置10を回動させる。なお、操舵アーム17は、図示しない操舵ハンドルの操作に応じて連動する操舵用油圧アクチュエータ20によって駆動される。
【0025】
ここで、図2、図3を用いてアウトドライブ装置10を備えた船体1の挙動について簡単に説明する。なお、図2、図3に示す矢印Aの方向は、船体1の進行方向を示し、矢印Bの方向は、アウトドライブ装置10によって発生した推進力の方向を示している。また、ここでは、アウトドライブ装置10を二台備えた、いわゆる二軸推進方式を採用した船体1について説明しているが、当該推進方式に限定するものではない。
【0026】
図2(A)に示すように、右舷側のアウトドライブ装置10(右舷側アウトドライブ装置10Rとする。)と左舷側のアウトドライブ装置10(左舷側アウトドライブ装置10Lとする。)の推進力を船体1の船首方向に対して平行とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である前方へ進行することとなる。一方、図2(B)に示すように、右舷側アウトドライブ装置10Rと左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船尾方向に対して平行とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である後方へ進行することとなる。
【0027】
また、図2(C)に示すように、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船首方向に対して左舷側斜め方向とし、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船首方向に対して平行とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である左斜め方向へ進行する。一方、図2(D)に示すように、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船首方向に対して右舷側斜め方向とし、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船首方向に対して平行とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である右斜め方向へ進行する。
【0028】
なお、図2(C)、図2(D)に示すような操船においては、船体1の回頭性が抑えられるため、特に低船速時において船首方向を一定とした横滑り機動を実現することが可能となる。
【0029】
更に、図3(A)に示すように、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船首方向に対して左舷側斜め方向とし、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船尾方向に対して左舷側斜め方向とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である左方向へ進行する。一方、図3(B)に示すように、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船首方向に対して右舷側斜め方向とし、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船尾方向に対して右舷側斜め方向とした場合、船体1は、各推進力の合力方向である右方向へ進行する。
【0030】
なお、図3(A)、図3(B)に示すような操船においては、船体1に回頭モーメントが発生しないため、船首方向を一定とした平行機動を実現することが可能となる。このような平行機動を行なう場合、左右のアウトドライブ装置の方向角度を精度よく合わせる必要がある。
【0031】
そして、図3(C)に示すように、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船首方向に対して平行とし、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船尾方向に対して平行とした場合、船体1は、回頭モーメントの発生方向である左方向へ旋回する。一方、図3(D)に示すように、左舷側アウトドライブ装置10Lの推進力を船体1の船首方向に対して平行とし、右舷側アウトドライブ装置10Rの推進力を船体1の船尾方向に対して平行とした場合、船体1は、回頭モーメントの発生方向である右方向へ旋回する。
【0032】
なお、図3(C)、図3(D)に示すような操船においては、船体1に回頭モーメントのみが発生するため、船体1は移動せずに船首方向のみを変更するとした旋回機動を実現することが可能となる。
【0033】
以上のように船体1の挙動は、アウトドライブ装置10による推進力の方向を適宜に調節することによって自在に制御できる。そのため、アウトドライブ装置10の回動角度、即ち、舵角度を正確に把握できることが重要となっていたのである。
【0034】
以下に、図4を用いてアウトドライブ装置10を回動する操舵用油圧アクチュエータ20の構成について説明する。なお、本実施形態において操舵用油圧アクチュエータ20は、いわゆる片ロッド型の油圧アクチュエータとされるが、図5に示す操舵用油圧アクチュエータ20のように両ロッド型であっても良い。
【0035】
操舵用油圧アクチュエータ20は、アウトドライブ装置10の操舵アーム17を駆動して該アウトドライブ装置10を回動させる油圧装置である。操舵用油圧アクチュエータ20は、主にシリンダスリーブ21と、ピストン22と、ロッド23と、第一シリンダキャップ24と、第二シリンダキャップ25と、検出装置26と、から構成される。
【0036】
シリンダスリーブ21は、ピストン22が摺動可能に内設される略円管形状の部材である。シリンダスリーブ21の両端部には、周方向に突設された鍔部21bが設けられており、該鍔部21bには、第一シリンダキャップ24又は第二シリンダキャップ25を固設するボルト穴が設けられている。
【0037】
ピストン22は、油圧を受けることによってシリンダスリーブ21の内部を摺動する略円筒形状の部材である。ピストン22には、該ピストン22の中心軸と同軸に貫通孔22hが設けられており、該貫通孔22hには、ロッド23が挿通されている。また、ピストン22の外周面には、その周方向にリング溝22g・22gが平行に設けられており、該リング溝22g・22gには、シールリング221・221が環装されている。更に、各シールリング221・221の間であってピストン22の外周面には、磁力部材として永久磁石222が取り付けられている。
【0038】
ロッド23は、ピストン22の摺動を操舵アーム17に伝達する略円筒形状の部材である。ロッド23の一端部には、該ロッド23の外径を縮径した縮径部23taが設けられている。そして、ロッド23は、ピストン22の貫通孔22hに縮径部23taを挿通した状態でナット231が螺合されて該ピストン22と固設される。また、ロッド23の他端部には、該ロッド23の外径を縮径した縮径部23tbが設けられている。そして、ロッド23は、クレビス29の貫通孔29hに縮径部23tbを挿通した状態でナット232が螺合されて該クレビス29と固設される。なお、クレビス29とは、ロッド23と操舵アーム17とを連結する連結部材である。
【0039】
第一シリンダキャップ24は、シリンダスリーブ21の一端部を密封する蓋部材である。第一シリンダキャップ24には、シリンダスリーブ21とピストン22とで構成された第一油室Oc1に連通する第一油路24pが設けられている。また、シリンダスリーブ21に嵌入される周壁面には、その周方向にリング溝24gが設けられてシールリング241が環装されている。これにより、第一油室Oc1は、所定の油圧に耐え得る耐圧室を構成している。
【0040】
第二シリンダキャップ25は、シリンダスリーブ21の他端部を密封するとともに、ロッド23を摺動可能に支持する軸受部材である。第二シリンダキャップ25には、シリンダスリーブ21とピストン22とで構成された第二油室Oc2に連通する第二油路25pが設けられている。また、シリンダスリーブ21に嵌入される周壁面には、その周方向にリング溝25gaが設けられてシールリング251が環装されている。更に、第二シリンダキャップ25には、シリンダスリーブ21の中心軸と同軸に貫通孔25hが設けられており、該貫通孔25hには、ロッド23が摺動可能に挿通される。なお、貫通孔25hの内周面には、その周方向にリング溝25gbが設けられており、該リング溝25gbには、シールリング252が嵌挿されている。これにより、第二油室Oc2は、所定の油圧に耐え得る耐圧室を構成している。
【0041】
検出装置26は、ピストン22の位置を検出する非接触式センサである。本実施形態においては、ピストン22に取り付けられた永久磁石222の位置を検出する磁気センサとしている。検出装置26は、少なくともピストン22が摺動できる範囲内において該ピストン22の摺動方向に対して平行となるようにシリンダスリーブ21の外周面に取り付けられている。磁気センサは、主に磁束密度の変化に応じて出力電圧を変換する、いわゆるホール素子から構成される。ホール素子は、磁界と電流の相互作用によって電子にローレンツ力が作用することを利用し、ローレンツ力に起因する電位差(ホール電圧)から磁界の強さを検出する。なお、本実施形態においては、磁気センサの主な構成要素としてホール素子を用いているが磁界の強さに応じて電気抵抗値が変化する磁気抵抗素子を用いたもの等であっても良く、これに限定するものではない。
【0042】
このような操舵用油圧アクチュエータ20によってアウトドライブ装置10が回動される動作態様について詳細に説明する。
【0043】
まず、オペレータが操舵ハンドルを一方向に操作した場合について説明する。
【0044】
オペレータが操舵ハンドルを一方向に操作した場合、図示しない作動油ポンプによって加圧された作動油は、第一油路24pを通って第一油室Oc1内に供給される。このとき、第二油室Oc2内にある作動油は、第二油路25pを通って図示しない作動油タンクに戻される。
【0045】
これにより、第一油室Oc1に掛かる油圧は、第二油室Oc2に掛かる油圧よりも高くなる。そして、第一油室Oc1と第二油室Oc2とを隔てるピストン22は、第二油室Oc2側へ摺動するのである。こうして、ピストン22に固設されたロッド23は、操舵アーム17を駆動することとなり、アウトドライブ装置10を回動するのである。
【0046】
一方、オペレータが操舵ハンドルを他方向に操作した場合について説明する。
【0047】
オペレータが操舵ハンドルを他方向に操作した場合、図示しない作動油ポンプによって加圧された作動油は、第二油路25pを通って第二油室Oc2内に供給される。このとき、第一油室Oc1内にある作動油は、第一油路24pを通って図示しない作動油タンクに戻される。
【0048】
これにより、第二油室Oc2に掛かる油圧は、第一油室Oc1に掛かる油圧よりも高くなる。そして、第二油室Oc2と第一油室Oc1とを隔てるピストン22は、第一油室Oc1側へ摺動するのである。こうして、ピストン22に固設されたロッド23は、操舵アーム17を駆動することとなり、アウトドライブ装置10を回動するのである。
【0049】
また、このときのピストン22の位置は、検出装置26によって検出される。詳細には、ピストン22に取り付けられた永久磁石222が検出装置26である磁気センサによって検出される。これにより、検出されたピストン22の位置からロッド23による操舵アーム17の駆動量を算出することができ、角度検出センサ等を配置したリンク機構がなくともアウトドライブ装置10の回動角度、即ち、舵角度を把握することができるのである。
【0050】
以上のような構成により、本発明の一実施形態に係るアウトドライブ装置10は、舵角度を高い精度で把握でき、且つ、小型化によって搭載性を向上させることが可能となる。
【符号の説明】
【0051】
10 アウトドライブ装置
11 入力軸
12 切換クラッチ
13 駆動軸
14 出力軸
15 スクリュープロペラ
16 ジンバルリング
17 操舵アーム
20 操舵用油圧アクチュエータ
21 シリンダスリーブ
22 ピストン
23 ロッド
24 第一シリンダキャップ
25 第二シリンダキャップ
26 検出装置(磁気センサ)
222 永久磁石(磁力部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダスリーブと、
前記シリンダスリーブに摺動可能に内設されたピストンと、から構成される操舵用油圧アクチュエータを備えたアウトドライブ装置であって、
前記シリンダスリーブに検出装置を具備し、
前記検出装置が前記ピストンの位置を検出することによって舵角度を把握する、としたことを特徴とするアウトドライブ装置。
【請求項2】
前記検出装置は、非接触式センサである、としたことを特徴とする請求項1に記載のアウトドライブ装置。
【請求項3】
前記非接触式センサは、前記ピストンに設けられた磁力部材を検出する磁気センサである、としたことを特徴とする請求項2に記載のアウトドライブ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−246044(P2011−246044A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−123029(P2010−123029)
【出願日】平成22年5月28日(2010.5.28)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】