説明

インタラクティブビデオ

インタラクティブビデオは、ユーザにより制御キャラクタを含む場合がある。ブロードキャストインタラクティブビデオにおける更なるインタラクションは、ビデオオブジェクト3,3’を使用し、ユーザ制御キャラクタ2とビデオオブジェクトとの間の一致を検出することで提供される場合がある。一致が検出された場合、イベントがトリガされる場合がある。かかるイベントは、ユーザ制御キャラクタのデバイス制御を含む場合がある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インタラクティブビデオに関する。より詳細には、インタラクティブビデオを供給する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、ローカルにビデオ系列を生成し、幾つかのユーザとの対話性を可能にするコンピュータゲームといったインタラクティブビデオが知られている。しかし、ブロードキャストインタラクティブビデオは、益々増加する関心を享受している。幾つかの国では、視聴者がリモートで生成されたビデオ系列による制限された量のインタラクションを可能にするテレビジョンプログラムが今ではブロードキャストされている。
【0003】
米国特許出願US2003/0013526にはインタラクティブ・ブロードキャストビデオストリームの例が開示されており、ここでは、視聴者がそれらにより制御又は設計されるキャラクタと参加する仮想環境をセントラルコントロールが確立する。結果として、選択されたユーザは、ブロードキャストテレビジョンショウで現れるキャラクタを制御するのが可能になる。しかし、ビデオ系列からのフィードバックはなく、結果として、制御されるキャラクタとビデオ系列で表示される仮想環境のリマインダとの間でのインタラクションが存在しない。
【0004】
米国特許US5,684,715号は、ビデオ系列で動く物体をオペレータが選択するのを可能にするインタラクティブビデオシステムを開示している。選択に応じて、インタラクティブプログラムのフローが変更されるか、テキストメッセージが現れる場合がある。このため、ビデオ系列におけるオブジェクトに同期されるビデオオブジェクト情報が使用され、この従来技術のビデオシステムでは、ユーザインタラクションは、フローの変化及び表示されるメッセージに制限され、ユーザは選択されたオブジェクトを制御しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、従来技術のこれらの目的及び他の目的を克服し、より多くのユーザインタラクションを可能にする、特にブロードキャストインタラクティブビデオといった、インタラクティブビデオ用の装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、本発明は、インタラクティブビデオ用の装置を提供するものであって、当該装置は、ビデオ画像情報を受信するためのビデオ受信手段、少なくとも1つのユーザ制御可能なキャラクタを生成するためのキャラクタ生成手段、受信されたビデオ画像情報に関連するキャラクタ及びビデオオブジェクトの一致を検出する検出手段、検出された一致に応答してイベントをトリガするトリガ手段を有する。
【0007】
ビデオ画像情報に関連するビデオ画像情報及びビデオオブジェクト情報を使用することで、ビデオ情報における個々のオブジェクトを識別し、それらそれぞれの位置を判定する。ビデオオブジェクトは、ビデオオブジェクト情報に含まれ、ビデオ画像におけるオブジェクトの(動的又は静的な)位置及び/又は輪郭を定義するビデオオブジェクトは、ビデオ画像情報に基づいて典型的に生成され、ビデオオブジェクト情報と受信されるか、又はローカルに生成される場合がある。キャラクタとビデオオブジェクトの一致を検出する検出手段を提供することで、キャラクタとビデオ系列との間の対話が可能となる。トリガ手段は、音、特定のキャラクタの動き、キャラクタの消失のような適切なイベント(事象)をトリガする場合がある。したがって、イベントは、キャラクタ制御シーケンスを含む場合がある。
【0008】
ビデオ情報は、好ましくは、実質的に連続的なブロードキャストビデオストリームであり、このビデオストリームは、ビデオ画像情報と関連されるビデオオブジェクト情報の両者を含むことが好ましい。しかし、本発明は、DVDのようなデータキャリアから生じるビデオ画像情報(及び関連するビデオオブジェクト情報)に適用される場合もある。ビデオオブジェクトは、異なるビデオレイにビデオオブジェクトを収容するのをMPEG−4規格が可能にするので、国際標準のMPEG−4に従って定義される場合がある。他の規格、特にインタラクティブテレビジョン規格は、たとえばMHP(http://www.mhp.org で更に詳細に説明されるDigital Video Broadcast DVB用の規格の一部である“Multimedia Home Platform”)及びOpen TVで使用される場合がある。これらの規格は、インタラクティブレイヤをビデオストリームに典型的に追加し、かかるレイヤは、ビデオストリームにおける各種オブジェクトの位置及びサイズのようなビデオオブジェクト情報を含む。本発明によれば、このインタラクティブレイヤは、ビデオストリームと動的にリンクされる場合がある。
【0009】
有利なことに、本発明に係る装置は、ユーザ入力に応答して生成されたキャラクタ制御信号を受信する制御入力手段を更に有する場合がある。これにより、ユーザは、ビデオキャラクタを制御することができる。結果として、キャラクタの「挙動“behavior”」は、ユーザ及びビデオストリームのビデオオブジェクトにより決定される。したがって、本発明により、キャラクタとユーザ(「プレーヤ“player”」)との間の対話、キャラクタとその環境“environment”、すなわちキャラクタを囲んでいるビデオオブジェクトとの間の対話が可能となる。
【0010】
有利な実施の形態では、キャラクタ生成手段、検出手段及び/トリガ手段は、マイクロプロセッサにより構成される。これにより、前記手段は、実質的に1つのコンポーネントにより構成されるのが可能となる。
【0011】
本発明の装置は、セットトップボックス及び/又はゲームコンソールにより有利にも構成される。
本発明は、インタラクティブビデオ用のシステムを更に提供するものであって、当該システムは、ビデオ画像情報及び関連するビデオオブジェクト情報を供給するビデオソース、ビデオ画像情報と関連するビデオオブジェクト情報を伝送する伝送手段、伝送されたビデオ画像情報と関連するビデオオブジェクト情報を受信する受信手段、受信されたビデオ画像情報を表示するディスプレイスクリーン、及び、先に定義された装置を有する。
【0012】
かかるシステムは、正確にインタラクティブブロードキャストビデオを可能にする。ビデオソースは、リモートステーション又はローカルビデオストレージユニットを有する場合がある。ビデオソースは、かかる情報が利用可能である場合にビデオオブジェクト情報を生成する場合がある。伝送手段は、公知のデジタルテレビジョン伝送システムを含む場合があるが、ローカルビデオストレージユニットのケースでは、ローカルネットワーク又はケーブルを有する場合がある。受信手段及び表示スクリーンは、テレビジョンセット、好ましくはデジタルテレビジョンセットにより互いに構成される場合がある。本発明の装置は、セットトップボックス又はゲームコンソールにより構成されるか、テレビジョンセットに統合される場合がある。
【0013】
本発明のシステムは、受信されたビデオ画像情報に基づいてビデオオブジェクト情報を生成するビデオオブジェクト情報ジェネレータを更に有することが好ましい。ビデオオブジェクトジェネレータは、MPEG−4又はOpenTVのような公知の規格に従って動作する場合があり、かかる規格で定義されるビデオオブジェクト記述子を生成する場合がある。
【0014】
また、本発明は、インタラクティブビデオを供給する方法を提供するものであって、当該方法は、ビデオ画像情報を受信するステップ、少なくとも1つの制御可能なキャラクタを生成するステップ、受信されたビデオ画像情報に関連するキャラクタとビデオオブジェクトの一致を検出するステップ、検出された一致に応答してイベントをトリガするステップを含んでいる。
【0015】
ビデオオブジェクトを含むビデオ情報とユーザ制御可能なキャラクタの両者がたとえばテレビジョンスクリーンといった適切なディスプレイスクリーンに表示されたとき、ユーザ制御可能なキャラクタは、ビデオ画像と真に対話することができる。
【0016】
本発明は先に定義された方法を実行するコンピュータプログラムプロダクトを更に提供する。コンピュータプログラムは、インターネットのようなネットワークを介してダウンロード可能であって、他のやり方で入手可能なフロプティカルディスクのようなコンピュータ読取り可能な媒体に記憶されたソフトウェアプロダクトを意味すると理解されるべきである。
本発明は、添付図面に例示される例示的な実施の形態を参照して以下に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1における限定するものではない例により単に示されるインタラクティブビデオ画像1は、ユーザにより制御されるキャラクタ2、ビデオオブジェクト3,3’及び3’’、並びにゲームバー4を含んでいる。画像1の構成要素は、図2a〜図2dに示されている。図2aのオリジナルのビデオ画像は、図示される実施の形態では、テレビジョン画像であり、実質的に連続なビデオストリームの一部である。図2aのオリジナルビデオ画像は、かかるように見られる場合があるが、適切な装置を有する視聴者は、インタラクティブキャラクタでエンハンスされるビデオストリームを楽しむ場合がある。
【0018】
このため、図2bに示されるビデオオブジェクトのセットは、画像と関連される。図示されるレーシングカーは、ビデオオブジェクト3を構成し、レーストラックの境界はビデオオブジェクト3’であり、境界の外側にあるグラスはビデオオブジェクト3’’を構成する。ビデオオブジェクトは、ビデオストリームのコンテンツに依存して、比較的スタティック、又は(非常に)動的である場合がある。
【0019】
典型的に、ビデオオブジェクトは、ビデオストリームで伝送され、伝送端で、すなわち遠隔的に生成される。しかし、ユーザの敷地にある装置における受信タンでローカルにビデオオブジェクトを生成することも可能である。
【0020】
ユーザが制御可能なキャラクタは、図2cに示される。図示される例では、キャラクタは、レーシングカーである。このキャラクタは、ユーザ装置ですなわちローカルに生成され、図1のコンポジットビデオ画像を形成するために、図2aのビデオ画像に追加される。図1では、任意のレンジバー4が追加され、このゲームバーは、ユーザ制御可能なキャラクタをトラッキングする助けとなるが、本質的に必要なものではない。
【0021】
画像1で目に見ることができないが、ビデオオブジェクト3,3’,3’’が利用可能であり、ユーザが制御可能なキャラクタと画像との間のインタラクションを提供するために使用される。このため、本発明は、キャラクタとビデオオブジェクトとの一致の検出を提供する。図示される例では、これは、たとえば、キャラクタ2とトラックボーダのビデオオブジェクト3’との一致の検出を含む。キャラクタ2とトラックボーダ3’が一致する場合、イベントがトリガされる。このイベントは、突然の動き又はキャラクタの破壊(クラッシュ)のようなポイント又は制御シーケンスの損失を含む。このイベントの制御シーケンスは、いずれかのユーザ制御を無視する。
【0022】
キャラクタとビデオオブジェクトとの一致は、オーバラップに基づいて検出することができる。デジタル画像では、キャラクタとビデオオブジェクトが同じ画素(ピクチャエレメント)を含むことが容易に検出することができる。シンプルなオーバラップの代わりに、視野角を考慮に入れた、より洗練された一致検出の手順を使用することができる。図1の画像では、たとえば、実際のレーシングカー(ビデオオブジェクト3)及び仮想的なレーシングカー(キャラクター2)が衝突する。上面図では、これは、画像に図示されるように車のオーバラップにより検出される。図1のビューでは、実際の視野角を有して、シンプルなオーバラップにより容易な検出となり、より現実的な衝突検出が特定の視野角の調節を必要とする。かかる調節は、たとえば、ビデオオブジェクト3と補助のビデオオブジェクトを関連付けすることで実行され、補助のビデオオブジェクトの大きさは視野角につれて変動する。このため、視野角(の推定)をビデオストリームに追加するのが有利である。
【0023】
代わりに、又はオーバラップの検出に加えて、キャラクタとビデオオブジェクトとの「一致」は、近接に基づいて検出することもできる。すなわち、ビデオキャラクタの挙動は、たとえオーバラップがない場合でさえ、ビデオキャラクタの近接に依存する場合がある。適切な近接の指標が定義される場合があり、この指標は、ビデオキャラクタとビデオオブジェクトの相対的なサイズ、特定のビデオストリーム、及び他のファクタに依存する場合がある。いずれかの近接は、画素、又はスクリーンサイズのパーセンテージのような他の適切なユニットにおける指標である。
【0024】
図3に概念的に示される本発明に係る装置10は、ビデオオブジェクト3を含むビデオ情報を有する入力ビデオ信号を受信するビデオ受信ユニット11、少なくとも1つのユーザ制御可能なキャラクタ2を生成するためのキャラクタ生成ユニット12、キャラクタ2とビデオオブジェクト3との一致を検出する検出ユニット13、検出された一致に応答してイベントをトリガするトリガユニット14、及び、キャラクタ制御信号を受信する制御入力ユニット15を有する。図示される実施の形態では、装置10は、出力ビデオ信号を生成するように、ビデオ受信ユニット11及びキャラクタ生成ユニット12からのビデオ情報を結合するビデオ結合ユニット16を更に有する。
【0025】
ビデオ受信ユニット11は、ビデオ画像情報及びビデオオブジェクト情報の両方を含むビデオ信号を受信する。ビデオ画像情報は、結合ユニット16に供給され、ビデオオブジェクト情報は検出ユニット13に通過される。制御入力ユニット15は、ジョイスティック、マウス、又はリモートコントロールユニットのようなユーザ装置からユーザ制御信号を受信する。適切な制御信号は、ユーザにより制御されたキャラクタを制御するため、制御入力ユニット15からキャラクタ生成ユニット12に通過される。キャラクタジェネレータユニット12は、結合ユニット16及び検出ユニット13の両者にキャラクタ情報を出力する。検出ユニット13は、ビデオオブジェクト情報及びキャラクタ情報の両者を受信したとき、キャラクタとビデオオブジェクトの一致を検出可能である。かかる一致が検出された場合、検出ユニット13は、その後に適切なイベントをトリガする場合があるトリガユニット14に通過される検出信号を生成する。特定のタイプのイベントは、関与するキャラクタ及びビデオオブジェクトに依存する場合があり、関与するキャラクタを含む制御シーケンスを実行する、ビジュアル及び/又はオーラルメッセージの生成、若しくは他のイベントを含む場合がある。制御シーケンスがアクチベートされる場合、トリガユニット14は、キャラクタを制御するためにキャラクタジェネレータ12に適切な信号を通過させる。なお、トリガ手段14により始動される制御シーケンスのケースでは、この制御シーケンスは、ユーザ制御信号を典型的に無効にする。結合ユニット16は、ビデオ受信ユニット11及びキャラクタ生成ユニット12の結合されたビデオ信号を出力する。
【0026】
装置10の様々なユニットが例示の明確さのために個別のユニットとして示されているが、2以上のユニットが1つにユニットに結合される実施の形態を考えることができる。かかる1つのユニットは、適切なマイクロプロセッサ及び関連するメモリ、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)により構成することができる。
【0027】
図4における限定されるものではない例により単に示されるシステム100は、先に記載されたインタラクティブビデオ装置10、ビデオソース20、ディスプレイスクリーン30及びユーザ制御装置40を有する。ビデオソース20は、実時間で遠隔的に生成されたビデオ情報を伝送するため、ケーブルネットワークのような伝送チャネルを有することが好ましい。しかし、ビデオソース20は、DVDプレーヤのような記憶されたビデオ情報を再生する装置を有する場合もある。
【0028】
ビデオソース20から生じ、インタラクティブビデオ装置10に入力されるビデオ情報は、ビデオ画像情報及びビデオオブジェクト情報の両者を有するのが好ましい。これは、矢印21及び22により図4にそれぞれ概念的に示されている。実際の実施の形態では、個別のケーブルが使用される場合があるが、両方のタイプのビデオ情報は、1つのケーブルを使用して伝達されることが理解される。
【0029】
インタラクティブビデオ装置10は、ジョイスティック、マウス、又はユーザ制御信号生成する他の適切な装置である場合があるユーザ制御装置40からの制御信号を受信する。装置10の出力信号(図3参照)は、テレビジョンセット、コンピュータ、個別のディスプレイスクリーン、又は装置10により出力される結合されたビデオ情報をレンダリング可能ないずれか他の装置である表示装置30に供給される。
【0030】
図4の例では、ビデオオブジェクト情報は遠隔的に生成され、装置10はビデオ画像情報と共にこの情報(矢印22)を受けるものとする。しかし、装置10にとってビデオ情報をローカルで生成することも可能である。このため、装置10は、ビデオ画像情報に基づいてビデオオブジェクトを生成するためのビデオオブジェクトジェネレータを必要とする。
【0031】
本発明は、ビデオストリームに関連するキャラクタとビデオオブジェクトとの間の一致を検出することで、キャラクタとビデオストリーム間のインタラクションを追加することが可能であるという洞察に基づいている。このように、キャラクタは、ユーザ及びビデオストリームの両者により制御される。
【0032】
この明細書で使用された用語は、本発明の範囲を制限するとして解釈されるべきではない。特に、単語「有する“comprise”及び“comprising”」は、特に説明されていないエレメントを排除することを意味しない。1つの(回路)は、エレメントは、複数の(回路)エレメント又はそれら等価構成で置き換えられる場合がある。
【0033】
本発明は先に例示された実施の形態に限定されないこと、多くの変更及び付加が特許請求の範囲で定義されるように、本発明の範囲から逸脱することなしに行われる場合があることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係るインタラクティブビデオ画像を概念的に示す図である。
【図2】図2a〜図2dは、図1のインタラクティブビデオ画像構成要素を概念的に示す図である。
【図3】本発明に係るインタラクティブビデオを供給する装置を概念的に示す図である。
【図4】本発明に係るインタラクティブビデオを供給するシステムを概念的に示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インタラクティブビデオ用の装置であって、
当該装置は、
ビデオ画像情報を受信するビデオ受信手段と、
少なくとも1つのユーザ制御可能なキャラクタを生成するキャラクタ生成手段と、
受信されたビデオ画像情報に関連するキャラクタとビデオオブジェクトの一致を検出する検出手段と、
検出された一致に応答してイベントをトリガするトリガ手段と、
を有することを特徴とする装置。
【請求項2】
キャラクタ制御信号を受信する制御入力手段を更に有する、
請求項1記載の装置。
【請求項3】
イベントは、前記ユーザ制御可能なキャラクタのデバイス制御を含む、
請求項1又は2記載の装置。
【請求項4】
前記ビデオ受信手段は、受信されたビデオ画像情報に関連されるビデオオブジェクト情報を更に受信するために構成される、
請求項1乃至3のいずれか記載の装置。
【請求項5】
受信されたビデオ画像情報に関連するビデオオブジェクト情報を生成するためのビデオオブジェクト情報生成手段を更に有する、
請求項1乃至3のいずれか記載の装置。
【請求項6】
セットトップボックス又はゲームコンソールにより構成される、
請求項1乃至5のいずれか記載の装置。
【請求項7】
前記キャラクタ生成手段、前記検出手段及び/又は前記トリガ手段は、マイクロプロセッサにより構成される、
請求項1乃至6のいずれか記載の装置。
【請求項8】
前記ユーザ制御可能なキャラクタは、自動車、好ましくはレージシングカーである、
請求項1乃至7のいずれか記載の装置。
【請求項9】
インタラクティブビデオ用のシステムであって、
ビデオ画像情報と関連するビデオオブジェクト情報を供給するビデオソースと、
ビデオ画像情報と関連するビデオオブジェクト情報とを伝送する伝送手段と、
伝送されたビデオ情報及び関連するビデオオブジェクト情報を受信する受信手段と、
受信されたビデオ情報及び関連するビデオオブジェクト情報を表示するディスプレイスクリーンと、
請求項1乃至8のいずれか記載の装置と、
を有することを特徴とするシステム。
【請求項10】
ビデオ情報に基づいてビデオオブジェクト情報を生成するためのビデオオブジェクト情報ジェネレータを更に有する、
請求項9記載のシステム。
【請求項11】
ユーザからの入力に応答してキャラクタ制御信号を生成するために構成される制御装置を更に有する請求項9又は10記載のシステム。
【請求項12】
インタラクティブビデオを供給する方法であって、
当該方法は、
ビデオ画像情報を受信するステップと、
少なくとも1つのユーザ制御可能なキャラクタを生成するステップと、
前記ビデオ画像情報を関連するキャラクタとビデオオブジェクトの一致を検出するステップと、
検出された一致に応答してイベントをトリガするステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項13】
前記受信されたビデオ画像情報に関連してビデオオブジェクト情報を受信する更なるステップを含む、
請求項12記載の方法。
【請求項14】
請求項12又は13記載の方法を実行するためのコンピュータプログラムプロダクト。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図2d】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−514494(P2007−514494A)
【公表日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−544625(P2006−544625)
【出願日】平成16年12月3日(2004.12.3)
【国際出願番号】PCT/IB2004/052656
【国際公開番号】WO2005/061068
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】