説明

インターフェースコネクタ

【課題】常に確実な接続が容易に維持され防塵防水機能が確実に保たれるようにしたインターフェースコネクタを提供すること。
【解決手段】インターフェースコネクタの嵌合部となるソケット部2の中にプラグの本体部分20を嵌合させ、摘みネジ23によりスプリング接点24Aに接触加重を与えるようにしたインターフェースコネクタにおいて、スプリング接点24Aと、スプリング接点24Aに対するソケット部2の導体パッド9Aを、摘みネジ23から何れも同じ距離において、摘みネジ23を中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置させたもの。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型軽量の携帯用無線通信機器のインターフェースコネクタに係り、特に、防水防塵仕様のトランシーバに好適なインターフェースコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
トランシーバなどとして一般に知られている小型軽量の手持ち形携帯無線通信機器は、当事者間での打合せや連絡用に従来から広く用いられているが、このとき、特に野外での使用を想定して防水防塵仕様の機器も市場に提供されている。
また、このとき、必要に応じてマイクロホンやイヤホンの外付けが可能な仕様の機器も、同じく市場に提供されているが、この場合、マイクロホンやイヤホンの接続には、通常、プラグとソケットの対(組み合わせ)からなるコネクタの装備を要する。
【0003】
そして、この場合のコネクタは、一般にインターフェースコネクタと呼ばれているが、このインターフェースコネクタにおいても、装備対象の機器が防水防塵仕様の場合は、同じく防水防塵仕様のものが必要になる(例えば特許文献1参照)。
そこで、インターフェースコネクタのソケットにカバー(インターフェースカバー)を設け、これによりマイクロホンやイヤホンの外付け仕様に対応するようにした携帯無線通信機器の一例について、図3により従来技術として説明する。なお、この図3において、(a)はカバーが閉じられた状態を示し、(b)は開いたときを示したものである。
【0004】
まず、この従来技術の場合、図示のように、インターフェースコネクタの装備対象となった携帯無線通信機器において、その筐体1の側面部分にインターフェースコネクタの嵌合部となるソケット部2を設け、このソケット部2の近傍にカバー3を蝶番により開閉可能に取り付け、カバー3にパッキング部材を設けることにより防水防塵仕様に対応できるようにしたものである。
そして、このソケット部2の中には、図3の(b)に示されているように、円柱状の突起からなるボス4が形成してあり、これに雌ねじ孔5が設けてある。そして、これに対応して、カバー3には、摘みネジ6が回動可能に保持させてある。
【0005】
そこで、カバー3を閉じてから、摘みネジ6を回し、当該摘みネジ6のネジ部分を雌ねじ孔5にねじ込めば、図3の(a)に示すように、カバー3を閉じたまま固定することができ、この結果、カバー3とパッキング部材によりソケット部2が密封され、防水防塵仕様に対応することができる。
一方、カバー3が閉じられている状態で、摘みネジ6を緩む方向に回し、雌ねじ孔5から外してやれば、矢印Aで示すように、カバー3を開くことができ、これにより、図3の(b)に示すように、ソケット部2を開放された状態にすることができる。
【0006】
そこで、このソケット部2にインターフェースコネクタのプラグ(後述)を挿入してやれば、マイクロホンやイヤホンの外付けに対応できる。
このため、まず、ソケット部2は、図4に示すように、一方の端部が半円形をした略矩形の空間として筐体1の側端部に形成されたプラグ挿入部7と、このプラグ挿入部7の底部に取り付けられているコネクタ回路基板8と、このコネクタ回路基板8の配線導体面に形成され、コネクタのソケット側の接点となる複数個の導体パッド9により構成されている。
【0007】
このとき図4の(a)は正面図で、同図の(b)は(a)のX−X線による断面図である。
まず、コネクタ回路基板8には、プラグ挿入部7の底部に取り付けたとき、ボス4が入り込めるようにするための丸孔からなる開口が形成してあり、その配線導体面の裏面には背面コネクタ10が設けてあり、この背面コネクタ10により、コネクタ回路基板8に搭載されている回路を携帯無線通信機器本体の回路に接続できるようにしてある。
次に、図5により、このインターフェースコネクタのプラグについて説明する。なお、この図5でも、(a)は正面図で、同(b)は(a)のY−Y線による断面図である。
【0008】
ここで、まず、このインターフェースコネクタにおけるプラグ部を20で表わすと、このプラグ部20は、ソケット部2のプラグ挿入部7と相似した形状で、プラグ挿入部7の大きさより僅かに小さな寸法に作られている本体部材21を主要部とし、これにより、特に図5の(b)に示されているように、プラグ挿入部7の中に所望の空隙(クリアランス)をもって滑らかに挿入でき、中から簡単に取り出せるようにしてある。
【0009】
また、この本体部材21には、ソケット部2に設けてあるボス4に対応した円形の凹みからなる嵌合部22が形成してあり、図5の(b)に示すように、当該本体部分21をプラグ挿入部7の中に挿入させたとき、前記した嵌合部22にボス4が丁度、入り込むようにしてある。
更に、この本体部材21には、上記したカバー3の摘みネジ6と同じく、ボス4の雌ねじ孔5に嵌合させるための摘みネジ23が回動可能に保持させてある。
【0010】
このとき、本体部材21の底面部には、ソケット部2にあるコネクタ回路基板8の導体パッド9に対応して、それら導体パッド9の夫々と対をなし、プラグ側の接点となる複数のスプリング接点24が設けてある。
ここにいうスプリング接点とは、相手側の接点(この場合は導体パッド)に当接させたとき、スプリングの弾性により接触状態が保たれるようにした接点のことであり、従って、プラグ部20をソケット部2のプラグ挿入部7の中に挿入し、或る程度以上接近させることにより、図5の(b)に示すように、スプリング接点24が各々導体パッド9に接触した状態になる。
【0011】
そして、この場合、同じく図5の(b)に示されているように、ソケット部2のボス4に対するプラグ部20の嵌合部22の嵌合によりソケット部2とプラグ部20の位置決めが正しく与えられ、この結果、導体パッド9の各々に対してスプリング接点24の各々が正確に接触し、回路の接続が得られることになる。
このとき、図示してないが、プラグ部20には、マイクロホンやイヤホンを接続するためのケーブルアッセンブリが取り付けられている。
そこで、摘みネジ23を回してボス4の雌ねじ孔5にねじ込み、締め付けてやれば、スプリング接点24が導体パッド9に所望の力で押し付けられた状態にすることができる。
【0012】
そして、この結果、ソケット側とプラグ側の回路が確実に接続され、これと共に、プラグ部20がソケット部2に確実に保持され、従って、マイクロホンやイヤホンの外付けのためのインターフェースコネクタとしての機能が得られることになる。
このとき、本体部材21には、その外周部でソケット部2のプラグ挿入部7の中に入り込む部分にOリングを用いたパッキング部材25が設けてある。
従って、プラグ部20をソケット部2に嵌合させると、プラグ挿入部7と本体部材21の間にパッキング部材25が挟み込まれるので、プラグ部20とソケット部2の間に防塵防水機能が与えられ、この結果、防塵防水仕様のインターフェースコネクタが得られることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特開2000−183779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
上記従来技術は、コネクタのソケットにプラグを嵌合させたとき、当該プラグに現れる傾きに配慮がされておらず、接続不良の発生と防塵防水機能の低下に問題があった。
従来技術の場合、ソケット部2側とプラグ部20側の回路接続は、ソケット部2にプラグ部20を嵌合させた後、スプリング接点24に接触加重を加え、ソケット側の導体パッド9にプラグ側のスプリング接点24を押し付けて相互に接触させたことにより得られる。
【0015】
従って、このときのプラグ部20の本体部材21には、スプリング接点24に接触加重を与えたことによる反力が現れる。
ここで、この接触加重は、摘みネジ23を雌ねじ孔5にねじ込むことにより本体部材21から与えられているが、このとき、互いに対をなしている導体パッド9とスプリング接点24は複数対あり、しかもこれらは、ボス4から順次直線状に並んで遠ざかる方向に配置されている。
【0016】
そこで、上記した接触加重により本体部材21に現われる反力は、従来技術の場合、図6に矢印Mで示すように、ボス4に本体部材21が固定されている点を中心とするモーメント(回転能力の大きさを表わす量)として作用し、しかもこのモーメントは、ボス4からスプリング接点24までの距離に比例して大きくなる。そして、この従来技術ではスプリング接点24がボス4から遠ざかる方向に順次並んで配置されていることから、更に大きなモーメントになってしまう。
【0017】
従って、従来技術においては、図6に示すように、本体部材21に傾きが現われてしまい、この結果、接続不良の発生と防塵防水機能の低下に問題が生じてしまうのである。
ここで、従来技術において、本体部材21に傾きが発生すると接続不良が発生するのは、導体パッド9に対するスプリング接点24の接触状態が各対で異なり、接触加重が不均一になってしまうからであり、防塵防水機能が低下するのは、ソケット部2の内周面に対するパッキング部材25の当りが均一に得られなくなってしまうからである。
【0018】
ところで、この問題は、摘みネジ23の締め付けが充分で、本体部材21がボス4にしっかりと固定されていれば、ほとんど発生しない。
何故なら、この場合、上記したモーメントによる応力は、本体部材21の剛性により吸収され、本体部材21の傾きとしては現われないからである。
しかし、実際には、摘みネジ23の締め付けに緩みが残ってしまう場合が多く、この場合、たとえ僅かな緩みであったとしても傾きの発生は免れない。
従って、従来技術では、接続不良の発生と防塵防水機能の低下に問題が生じてしまうのが実用上、避けられないのである。
【0019】
本発明の目的は、常に確実な接続が容易に維持され防塵防水機能が確実に保たれるようにしたインターフェースコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上記目的は、複数のソケット側接点が備えられたソケット部に、複数のプラグ側接点が備えられたプラグ部材を嵌合させ、前記プラグ部材を摘みネジにより前記ソケット部に固定することにより前記プラグ側接点に接触加重を与え、前記ソケット側接点に対する前記プラグ側接点の接続が得られるようにしたインターフェースコネクタにおいて、前記複数のソケット側接点と前記複数のプラグ側接点を、各々前記摘みネジを中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置させるようにして達成される。
【発明の効果】
【0021】
本発明においては、複数の接点部分による反力が、それぞれプラグ部をソケット側に保持している部分を中心として全て等距離にある点で発生するようになり、この結果、本発明では、プラグ部を固定する摘みネジに多少の緩みがあっても、プラグ部が傾く虞は全くない。
従って、本発明によれば、ソケット部とフラグ部材の複数の接点を安定して導通させることができ、更に防塵防水仕様の機器に適用して、信頼性の維持に充分に応えることができるインターフェースコネクタを確実に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明によるインターフェースコネクタの一実施形態におけるソケット部の説明図である。
【図2】本発明によるインターフェースコネクタの一実施形態におけるプラグ部の説明図である。
【図3】インターフェースコネクタを備えた携帯無線通信機器の一例を示す説明図である。
【図4】従来技術によるインターフェースコネクタの一例におけるソケット部の説明図である。
【図5】従来技術によるインターフェースコネクタの一例におけるプラグ部の説明図である。
【図6】従来技術によるインターフェースコネクタの一例におけるプラグ部の傾きを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明によるインターフェースコネクタについて、図示の実施形態により詳細に説明する。
まず、図1は、本発明によるインターフェースコネクタの一実施形態におけるソケット部を示したもので、次に、図2は、同じくプラグ部を示したものであり、それぞれにおいて、(a)は正面図で、(b)はそれぞれ(a)のA−A線とB−B線による断面図であり、これら図1と図2において、8Aはコネクタ回路基板、9Aは導体パッド、それに24Aはスプリング接点である。
【0024】
ところで、ここに説明する本発明の実施形態は、前述の従来技術と同じく、図3で説明した携帯無線通信機器を装備対象としたものであり、従って、ソケット部2、ボス4、雌ねじ孔5、プラグ挿入部7、コネクタ10、本体部材21、嵌合部22、摘みネジ23、それにパッキング部材25は、何れも図4と図5で説明した従来技術の場合と同じである。
そして、異なっているのは、上記したコネクタ回路基板8Aと導体パッド9A、それにスプリング接点24Aだけである。
そこで、以下、これら異なっている点に重点をおいて、この実施形態について説明する。
【0025】
まず、この実施形態においても、コネクタ回路基板8Aには、従来技術の場合と同じく、ボス4に対応した開口を備え、この開口にボス4が入り込んだ形で、ソケット部2にあるプラグ挿入部7の底部に取り付けられている。
そして、導体パッド9Aは、このコネクタ回路基板8Aの上(表面)に形成してある。
このとき、導体パッド9Aは、図1の(a)に示すように、ボス4の中心から何れも同じ距離において、このボス4を中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置されている。
このときのボス4の中心とは、摘みネジ23の中心でもある。
【0026】
次に、スプリング接点24Aも、従来技術の場合と同じく、プラグ側の本体部材21の底部に複数個設けられているが、このとき、それらは、ソケット側でのコネクタ回路基板8Aにおける導体バッド9Aの配置に合わせて、同じくプラグ部20の嵌合部22の中心から何れも同じ距離において、この嵌合部22を中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置されている。
このときも、嵌合部22の中心とは、摘みネジ23の中心でもある。
そこで、プラグ部20の本体部分21を、図2の(b)に示すように、ソケット部2のプラグ挿入部7に嵌合させてやれば、スプリング接点24Aの各々も導体バッド9Aの各々に押し付けられ、相互に接触した結果、コネクタとしての回路接続が得られることになる。
【0027】
次に、この実施形態による作用効果について説明する。
まず、この実施形態においても、ソケット部2にプラグ部20を嵌合させたとき、これらの間における回路の接続は、ソケット側の導体パッド9Aの各々にプラグ側のスプリング接点24Aの各々が押し付けられることにより与えられる。このスプリング接点24Aを導体パッド9Aに押し付けるための力は、摘みネジ23を雌ねじ孔5にねじ込むことにより本体部材21から与えられている。
一方、この結果として、プラグ部20の本体部材21には、スプリング接点24Aを導体パッド9Aに押し付けたことによる反力が現れる。そこで、このときの反力についてみると、次のようになる。
【0028】
まず、この反力は、いうまでもなく、複数のスプリング接点24Aの各々から発生され、本体部材21に現れる。そして、この本体部材21に現れた反力は、摘みネジ23とボス4を介してソケット部2、つまりインターフェースコネクタの装備対象となった携帯無線通信機器の筐体1により受け止められることになる。
ところで、このことは、上記した従来技術の場合も同じであるが、しかし、この実施形態の場合、上記した反力の受け止めによっても、本体部材21にはモーメントが発生せず、従って、この実施形態では、摘みネジ23がたとえ多少緩んでいたとしても、従来技術の場合とは異なり、本体部材21が傾くことはない。
【0029】
具体的に説明すると、まず、この実施形態の場合、導体パッド9Aとスプリング接点24Aの各対は、何れも摘みネジ23から同じ距離において、摘みネジ23を中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置されている。
そうすると、この場合、導体パッド9Aとスプリング接点24Aの対は、全体としてみた場合、摘みネジ23を中心として相互に点対象をなしていることになり、この結果、複数のスプリング接点24Aの各々から本体部材21に与えられている反力も、摘みネジ23を中心として点対象になり、全体としては摘みネジ23を雌ねじ孔5から引き抜く方向に集中して直線的に現れるので、本体部材21にモーメントを発生させることはない。
【0030】
そして、このとき摘みネジ23に現われた応力は、当該摘みネジ23からボス4に伝えられ、最終的には機器の筐体1により受け止められてしまうので、たとえ摘みネジ23が多少緩んでいたとしても、本体部材21にはモーメントが発生することはなく、この結果、当該本体部材21が傾いてスプリング接点24Aの接触加重が不均一になることはない。
従って、この実施形態によれば、接続不良が発生する虞がなく、防塵防水機能が低下する虞もないので、信頼性に富んだ高品質のインターフェースコネクタが容易に実現できるのである。
【0031】
以上の結果、この実施形態は、複数のソケット側接点と複数のプラグ側接点を、摘みネジから何れも同じ距離において、この摘みネジを中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置させたことを特徴とするものであるが、見方を変えれば、複数のプラグ側接点の接触加重を均一にし、プラグ部材がソケット部に傾くことなく密着保持されるように、複数のプラグ側接点と複数のソケット側接点が設けられていることを特徴とするものであると捉えることもでき、これにより、ソケット部とプラグ部材の接続不良を防止すると共に、防塵防水機能を確実に保つことができる。
【符号の説明】
【0032】
1 筐体(携帯無線通信機器の筐体)
2 ソケット部
3 カバー(蝶番により開閉可能なカバー)
4 ボス(円柱状の突起)
5 雌ねじ孔
6 摘みネジ(カバーの摘みネジ)
7 プラグ挿入部
8 コネクタ回路基板
9 導体パッド(従来技術)
9A 導体パッド(本発明)
10 背面コネクタ
20 プラグ部
21 本体部材(プラグの本体部分)
22 嵌合部(円形の凹み)
23 摘みネジ(プラグ部の摘みネジ)
24 スプリング接点(従来技術)
24A スプリング接点(本発明)
25 パッキング部材(Oリング)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のソケット側接点が備えられたソケット部に、複数のプラグ側接点が備えられたプラグ部材を嵌合させ、前記プラグ部材を摘みネジにより前記ソケット部に固定することにより前記プラグ側接点に接触加重を与え、前記ソケット側接点に対する前記プラグ側接点の接続が得られるようにしたインターフェースコネクタにおいて、
前記複数のソケット側接点と前記複数のプラグ側接点を、各々前記摘みネジを中心とする円の円弧方向に沿って等間隔に配置させたことを特徴とするインターフェースコネクタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−69338(P2012−69338A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−212233(P2010−212233)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】