インプラントを展開するための方法及びデバイス
インプラントを椎体へと展開し除去するための外科用インプラント挿入システムが提供される。システムは、作動ロッド、作動ロッドに連結されたアクチュエータハンドル、及び作動ロッドの上に配置されて挿入器ハンドルに連結された挿入器ロック管を含む。挿入器ハンドルを使用してインプラントを椎体へと挿入する際に、アクチュエータハンドルが回転されて、作動ロッドによって、挿入器ロック管の遠位端に配置されたインプラントを拡張し、または圧縮する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本願は、2008年6月18日に提出された「METHOD AND DEVICE FOR IMPLANT DEPLOYMENT」という名称のPurcellの米国特許仮出願第61/132,499号の優先権を主張し、その開示の全体を参照によって本願に援用する。
【0002】
[0002]本発明は一般に、脊椎手術の分野に関する。特に本発明は、脊椎への外科的アクセスの分野に関する。より詳細には、本発明は、例えばステントなどの、インプラントを展開するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]脊椎は、椎骨と呼ばれる一連の個々の骨であり、軟骨板によって隔てられている。脊椎は、7つの頸椎(首)、12の胸椎(胸)、5つの腰椎(腰)、及び腰部領域を形成する助けとなる仙骨及び尾骨の結合した椎骨を含む。個々の椎骨の形状はこれらの領域で異なるが、基本的にはそれぞれが脊髄として知られる神経の束を含む短い中空の管である。腕または脚へ情報を伝えるものなどの個々の神経が、椎骨間の隙間を通って脊髄に入り、脊髄から出る。脊椎板は衝撃吸収材として作用し、脊椎を緩衝し、個々の骨が互いに接触することを防ぐ。脊椎板はまた、椎骨が互いに保持することも助ける。上半身の重量は脊椎を通って腰及び脚へと伝えられる。脊椎は、椎骨に結合した背筋の働きによって直立に保持される。正常な脊椎は左右にはカーブしていないが、前後にカーブしており、緩やかな「S」字状になっている。脊椎は腰部領域でカーブし、胸部領域で後方に突き出し、頸部領域で元に戻る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004]いくつかの実施形態では、本発明は、インプラントを椎体へと展開(配置)し除去するための外科用インプラント挿入システムに関する。システムは、作動ロッド、作動ロッドに連結されたアクチュエータハンドル、及び作動ロッドの上に配置され挿入器ハンドルに連結された挿入器ロック管を含む。挿入器ハンドルを使用してインプラントを椎体へと挿入する際に、アクチュエータハンドルが回転されて、作動ロッドによって、挿入器ロック管の遠位端に配置されたインプラントを拡張し、または圧縮する。
【0005】
[0005]本発明を、添付の図面を参照して説明する。図面では、同様の参照番号は、同一または機能的に同様の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1A】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1B】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1C】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1D】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1E】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1F】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1G】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1H】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1I】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1J】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1K】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図2A】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図2B】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図2C】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図3A】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図3B】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図3C】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4A】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4B】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4C】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図5A】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5B】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5C】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5D】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5E】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5F】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5G】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5H】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5I】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図6A】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6B】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6C】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6D】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図7A】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図7B】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図7C】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図8A】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図8B】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図8C】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図9A】[0014]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器ロック管の様々な図である。
【図9B】[0014]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器ロック管の様々な図である。
【図10】[0015]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルの様々な図である。
【図11】[0015]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルの様々な図である。
【図12A】[0016]本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器の断面図である。
【図12B】[0016]本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器の断面図である。
【図13】[0017]非展開および展開状態の様々なインプラントの図である。
【図14A】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14B】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14C】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14D】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14E】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14F】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14G】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14H】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14I】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14J】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14K】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14L】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14M】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14N】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14O】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14P】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Q】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14R】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14S】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14T】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14U】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14V】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14W】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14X】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Y】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Z】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14AA】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14BB】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14CC】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14DD】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14EE】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図15】[0019]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムに含まれる様々な機器を示す図である。
【図16】[0020]インプラントを挿入するための例示的な液圧システムを示す図である。
【図17A】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17B】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17C】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17D】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17E】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17F】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17G】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17H】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17I】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17J】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17K】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17L】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17M】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17N】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17O】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17P】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Q】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17R】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17S】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17T】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17U】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17V】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17W】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17X】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Y】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Z】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17AA】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17BB】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17CC】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17DD】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17EE】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17FF】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図18A】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図18B】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図18C】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図19A】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19B】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19C】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19D】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19E】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19F】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19G】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19H】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19I】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19J】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19K】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19L】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19M】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19N】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19O】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19P】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19Q】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19R】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19S】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19T】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19U】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19V】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19W】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0024]図1A乃至図16は、ステントなどのインプラントを展開するためのシステム及び方法の例示的な実施形態を示す。Stout Medical Groupに譲渡された米国特許第5,807,275号に開示されたステントの例が、図13(非展開/非拡張状態及び展開/拡張状態)に示されている。ステントは、約4.5mmから約7.0mmの初期(展開前)直径及び約1.04mmから約1.34mmの初期長さを有する。ステントが患者の体内で展開されるとき、ステントは拡張することができる。いくつかの実施形態では、展開されたステントの直径は約11.4mmから約14.8mmとすることができ、その長さは、約22.8mmから約31.7mmとすることができる。当業者には明らかなように、ステントの他の直径及び長さも可能である。さらに、本発明は、どのようなタイプのインプラントも送り込むように構成することができる。
【0008】
[0025]インプラントを展開するための例示的なシステムが、図1A乃至図12B、15及び図16、及び19A乃至図19Wと関連させて示されている。インプラントを展開するための例示的な方法が、図14A乃至図14DD、17A乃至図17FF及び18A乃至図18Cに示されている。
【0009】
[0026]図1A乃至図1Kを参照すると、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器が示されている。図1Kは、液圧式インプラント展開/収縮デバイスを示す。デバイスは、近位端及び遠位端を有する挿入器カニューレを含む。遠位端は、インプラント(例えば、ステント)及びその端部キャップに連結されている。近位端は、挿入器ハンドルに連結されている。挿入器ハンドルは、外部部分及びコアを含む。ルアー付き中心シャフトが、ハンドル内に含まれ、挿入器カニューレをハンドル内に固定するように構成されている。ねじ式装着カラーが、挿入器ハンドルに装着されるように構成されており、ねじ式リングを使用してハンドルにねじ式に固定することができる。デバイスはさらに、カニューレ及びハンドルの内部に配置された摩擦管を含む。摩擦管は、装着カラムを介して挿入器ハンドルに連結された液圧機構が作動すると、インプラントを展開及び/または収縮させる。装着カラムはさらに、液圧機構を含む液圧チャンバに連結されている。液圧チャンバは、上面部分及び底面部分を含む。上面部分は、展開/収縮手順を駆動するように構成された、シャフト付きピストンを含む。チャンバはさらに、複数の密閉リングを使用して上面で密閉されている(いくつかの実施形態では、4つのリングがある)。液圧チャンバはさらに、ロッドを作動するための持ち手部分を含み、持ち手部分はチャンバの上面部分に連結されている。チャンバの上面部分はまた、インプラントの収縮手順を実施するためのロック機構も含む。チャンバの底面部分は、複数のねじ式鋼材ポートを介してチャンバに連結された管類を含む。チャンバはまた、任意のシースを含むこともできる。
【0010】
[0027]図15は、図14A乃至図14EEに示す外科的展開手順と併せて使用される機器を示す。
[0028]図1Aは、開状態及び閉状態のインプラント挿入器をそれぞれ示す。インプラント挿入器は、液圧式展開/収縮機構のための装着基部を提供するねじ式リングを含む。図1B及び図1Cは、インプラント挿入器をさらに詳細に示す。図1Bに示すように、インプラント挿入器は、ねじ式基部を備えたシングルグリップ構造に連結されたルアーロックを有する中心カラムを含む。ハンドルはまた、ハンドルカバーを取り外すと見ることができる湾曲した構造的リブも含むことができる。図1Cに示すハンドルは、装着リング、底面カバー及び中心カバーを含む。装着リングは、コアピースの一部となるように構成されている。底面カバーは平滑な外面を提供し、構造的リブを覆っている。ルアー付き中心カラムは、図1B及び1Cに示すアセンブリの両方に共通である。
【0011】
[0029]図1D及び図1Eは、液圧チャンバ及びインプラント挿入器のアセンブリを示す。アセンブリは、挿入器器具が患者の体内に配置された後に開始される。挿入器のカバーが引き抜かれ、液圧チャンバが挿入器のハンドル上のねじ式リングの上の位置へと引き込まれる。図1D及び図1Eは、上記のアセンブリの一実施形態を示す。このバージョンは最小限数の部品のアセンブリを有する。
【0012】
[0030]図1F及び図1Gは、本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的なインプラント展開アセンブリを示す。この実施形態は、図1D及び図1Eに示すものと機能的に同一である。図示されているように、液圧チャンバの下側シェルを取り囲むようにスリーブが追加されている。これは鋼材ポートのヘッドを覆い、チャンバの上面の外壁への平滑な移行部を形成する。このアセンブリに示すステント挿入器は3つの部分を含み、すべての構造的リブが隠れるようになっている。医師は、液圧チャンバアセンブリを挿入器ハンドルに装着するために両手を使用することができる。片方の手で本体を把持しながら、もう一方の手で回転するカラーを上方位置に保持することができる。カラーの下方に露出されたカラムの基部は、ステント挿入器ハンドルのねじ山の円の内部のリング内に入れ子になっている。
【0013】
[0031]図1H及び図1Iは、上記のシステムを組み立てる際のさらなるステップを示す。チャンバが挿入器のリング上に着座すると、チャンバアセンブリ上のねじ式カラーは降下し、図1Hの矢印で示すように、チャンバをステントハンドルに連結するように回転される。図1Iは、完成したアセンブリを示す。
【0014】
[0032]図1Jは、本発明のいくつかの実施形態による、カニューレの遠位端に配置された、インプラントを展開するための例示的な作動ロッドの挿入を示す。作動ロッドは、液圧チャンバへと挿入され、ステントアセンブリのねじ山に係合するように回転される(図1K)。医師(または他の医療専門家)の裁量で、ロッド上の第2のノブを、露出されたピストンシャフトのねじ山に係合することができる。そのような係合は、インプラント収縮手順(すなわち、インプラントサイズの低減及び体内からの除去)が実行される場合にのみ、必要となる。
【0015】
[0033]図2A乃至図2Cは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的な動力アセンブリを示す。動力アセンブリは、ハウジング及びアセンブリを封じ込めるキャップまたは回転ノブ及びハウジングから延びる2つの管を含む。図2Aは斜視図である。図2Bは、動力アセンブリの上面図、2つの側面図及び底面図である。図2Cは、動力アセンブリの分解図である。動力アセンブリを据え付け、操作するために、医師は(医師の把持する手の手掌及び湾曲した指を通る中心線に沿って)回転ノブを把持することができる。アセンブリは、液圧チャンバ及びチャンバから動力アセンブリの外面へと延びる複数の管類とともに、シャフト付きピストンを含む(図1Kに示す)。
【0016】
[0034]図3A乃至図3Cは、本発明のいくつかの実施形態による、動力アセンブリの代替的な実施形態例を示す。図示されたアセンブリは円筒形状である。この実施形態では、医師の手掌が互いに向き合い、液圧動作のための動力を生成することができる。このアセンブリは水平位置で使用することができ、またはほぼ垂直な位置へと回転することもできる。
【0017】
[0035]図4A乃至図4Cは、本発明のいくつかの実施形態による、動力アセンブリのさらに別の例示的な実施形態を示す。図示されたアセンブリは、円筒形の上面部分及び実質的に平坦な底面部分を有する。この実施形態では、医師の把持する手が円筒形の上面部分を保持し、中心線がノブの回転軸に対して垂直になる。
【0018】
[0036]図5A乃至図5Iは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラント展開システムの別の例示的な実施形態を示す。図5Aは、システム500の分解斜視図である。システム500は、挿入器カニューレ502の遠位端に配置されたインプラント502を含む。挿入器カニューレの近位端は、挿入器ハンドル506に連結されている。図5Eは挿入器ハンドル506の分解図である。ハンドル506は、ハンドルをカニューレに固定するためのねじ穴を含む。ハンドル506はまた、カニューレ内に配置された、シャフトを相互ロックするための追加のばね負荷されたシャフトロック機構も含む。挿入器ハンドル506は中心シャフト514に装着され、ねじ式ノブ508を使用して固定されている。システムはさらに、やはりシャフト514に連結された液圧動力チャンバ510を含む。チャンバ510はハンドル512に連結されている。ハンドル512はさらに、図5B乃至図5Dにも示されている。ハンドル512はさらに、持ち手部分518を含む作動ロッド516に固定されている。
【0019】
[0037]図5Fは、挿入器カニューレ504の遠位端に配置されたインプラント502を示す。例示的なインプラントが、図13に図示されている。図5G及び図5Hは、インプラントの挿入器カニューレへの連結を示す。図5Iは、挿入器カニューレの挿入器ハンドルへの連結を示す斜視断面図である。
【0020】
[0038]図6A乃至図6Dは、例示的なアクチュエータハンドルアセンブリ600を示す。図6Aは斜視図である。図6Bは側面図である。図6Cは上面図及び図6Bの線A−Aに沿った断面図である。図6Dは分解斜視図である。図6Dを参照すると、アセンブリは、外側シリンダー(1)、スラストナット(2)、ジャックねじ(5)、アクチュエータハンドル(6)、及び、複数のワッシャ及び円形クリップ(3)、(4)、(7)、(8)を含む。アセンブリ600を組み立てるために、ジャックねじ(5)が外側シリンダー(1)内へと配置され、クリップ(8)に固定される。次いで、スラストナット(2)がジャックねじ(5)上にねじ込まれ、スラストワッシャ(3)がスラストナット(2)上へと配置され、クリップ(4)に固定される。ハンドル(6)がスラストナット(2)上に据え付けられ、クリップ(7)に固定される。いくつかの実施形態では、デバイスが反時計方向位置に向けられるとき、ハンドル(6)を外側シリンダータブから90度に向けることができる。
【0021】
[0039]図7A乃至図7Cは、例示的なインプラントアクチュエータロッド700を示す。図7Aは側面図である。図7Bは分解斜視図である。図7Cは斜視図である。図7Bを参照すると、アクチュエータロッド700は第1のインプラント作動ロッドノブ(2)に連結されたインプラント作動ロッドシャフト(1)を含み、インプラント作動ロッドノブ(2)は、図7Cに示すように、第2のノブ(3)に固定される。当業者であれば理解できるように、ロッドシャフト(1)は所望の長さとすることができる。
【0022】
[0040]図8A乃至図8Cは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルアセンブリ800を示す。図8Aはアセンブリ800の斜視図である。図8B及び8Cはそれぞれ、ハンドルの上面図及び側面図である。図8Aを参照すると、アセンブリ800は、ハンドル(1)、ロックばね(8)に連結されたロック機構(2)、ラッチボタン(3)を含むラッチ機構、ラッチシャフト(4)、ラッチ止めねじ(5)、及びラッチばね(9)、及び、ロックピン(6)及び(7)を含む。図5Aに示すように、アセンブリ800はカニューレ504に連結されている。図10及び図11は、アセンブリ800のさらなる詳細を示す。当業者であれば理解できるように、ハンドルアセンブリ800の様々な部品に関連して図10及び図11に図示された様々な寸法は、例示的で非限定的な目的のためにのみ示されている。
【0023】
[0041]図9A及び図9Bは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器ロック管アセンブリ900を示す。図9Aはアセンブリ900の側面図である。図9Bは、アセンブリ900の分解斜視図である。図9Aを参照すると、アセンブリ900は、波形ばね(5)を介してロック管シャフト(2)及びロック管ノブ(3)に連結されたロック管本体(1)を含む。ノブ(3)はさらに、スナップリング(4)に連結されている。アセンブリ(900)は、上記に図示されたハンドルアセンブリ(800)に連結されている。
【0024】
[0042]図12A及び図12Bは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラント展開アセンブリの別の例示的な実施形態を示す。
[0043]例示的なインプラントが図13に示されており、非展開及び展開構成で4.5mm、5.5mm及び7.0mmに設計された3つの実施形態を示す。植込み中、インプラントの直径は拡張され、拡張によってインプラントの長さが減少する。例えば、4.5mmの非展開モデルは初期直径が4.5mm、初期長さが26.4mmであり、展開後は、4.5mmの展開モデルは最大展開直径が11.4mmであり、最終長さが22.8mmである。5.5mmの非展開モデルは初期直径が5.5mm、初期長さが30.0mmであり、展開後は、5.5mmの展開モデルは最大展開直径が13.0mm、最終長さが26.4mmである。7.0mmの非展開モデルは初期直径が7.0mm、初期長さが35.2mmであり、展開後は、7.0mmの展開モデルは最大展開直径が14.8mm、最終長さが31.7mmである。図示された例では、最大展開直径は初期直径または非展開直径の2倍より大きい。
【0025】
[0044]図14A乃至図14EEは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的な手術技法/方法を示す。インプラントは、脊椎骨折を安定化し、整復し、海綿状骨内にセメントが相互に入り込むように骨溝を形成することを容易にする足場として作用する構造的インプラントであり、制御されたインプラントの展開によって、他のシステムと比べてセメントの使用を少なくするための再生可能な結果及び可能性が得られる。上記のシステム(OSSEOFIX脊椎骨折整復システムとも呼ばれる)では、インプラントを展開するための方法を使用することができる。OSSEOFIX脊椎骨折整復システムは、インプラントをポリメチルメタクリレート(「PMMA」)と併せて使用して内部固定及び安定化を行うことによって、脊椎骨折(T1乃至L5)の矯正/整復を容易にするように設計されている。システムは、患者の体内構造に合わせるために必要な汎用性を提供するように、多様なインプラントサイズを含む。インプラントは、外科用チタン合金及び電解変換被覆をした商業的純チタンの組み合わせから製造することができる。図示された例では、インプラントは胸腰椎に使用するためのものである。
【0026】
[0045]手術前のインプラントのサイジングは、インプラント手順を実施する前に、患者のX線写真を精査して、使用に適したサイズのインプラントを決定する。
[0046]図14A乃至図14BBは、アクセスカニューレを使用する手術方法を示す。図14CC及び図14DDは、Kワイヤを使用する手術方法を示す。
【0027】
[0047]図14Aを参照すると、方法は、作業カニューレアセンブリを、蛍光透視によるガイダンスを使用して椎弓根を通して椎体内部の所望の深さへと挿入するステップから開始される。作業カニューレアセンブリの位置が蛍光透視法によって確認されると、作業カニューレトロカールのねじ込みが解除され、図14Bに示すように、作業カニューレから取り外される。作業カニューレは、全手順を通して椎体へのアクセスチャンネルとして作用することができる。次いで、図14Cに示すように、ドリルが作業カニューレ及びドリルを通して所望の深さへと挿入される。
【0028】
[0048]図14Dに示すように、インプラント挿入器は、クイック連結ハンドルをインプラント挿入器カニューレに取り付けることによって組み立てられる。適正な動作のために、2つの構成部品は一致させるべきである。ローディングボタンが押され、次いでインプラント挿入器カニューレが挿入される。いくつかの実施形態では、インプラント挿入器は、クイック連結ハンドル上でローディングボタンと整列された基準線を含むことができる。インプラント挿入器カニューレが挿入されると、2つの部品を定位置にロックするローディングボタンが解放される。医師は、クイック連結ハンドルが確実に定位置にロックされたことを確認することができる。インプラント挿入器カニューレをクイック連結ハンドルからロック解除するには、ローディングボタンを押すことができ、インプラント挿入器カニューレを取り外すことができる。
【0029】
[0049]図14Eに示すようにロック管は識別され、確実に嵌合するようにインプラント挿入器へとねじ込まれる。図14F及び図14Gに示すように、ロック管の下側にTバーを含むことができる。Tバーは、クイック連結ハンドルの上面側にある陥凹部を含むことができる。ロック管がインプラント挿入器の上に置かれ、2つの構成部品がともにねじ込まれるとき、Tバー陥凹部とハンドルは位置合わせされる。
【0030】
[0050]いくつかの実施形態では、上記のアセンブリで使用されるインプラントは、色分け法を使用して識別することができる。例えば、図14H及び図14Iに示すように、インプラントは、インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって識別される。次いで、インプラントはインプラント挿入器の遠位側先端に軽くねじ込まれる。いくつかの実施形態では、カチッという音が聞こえることによってインプラントが定位置に適正にねじ込まれたことを確認することができる。インプラントがシャフトへとねじ込まれるとき、トルクはかけない。ロック管は、インプラントとインプラント挿入器とのしっかりした取り付けを確実にする。
【0031】
[0051]図14J及び図14Kに示すように、アクチュエータが、インプラント挿入器ハンドルに対して垂直に、インプラント挿入器ハンドルの上面に配置されている。次いで、アクチュエータは、アクチュエータの縦溝付きの金属シャフトを時計方向に回転することによって、インプラント挿入器ハンドル上にロックされる。いくつかの実施形態では、アクチュエータがクイック連結ハンドルに確実に係合されると、カチッという音が聞こえるようにすることができる。図14L及び図14Mに示すように、次いでアクチュエータが反時計方向に十分に回転される。
【0032】
[0052]上記の色識別法の他に、適正な作動ロッドは、図14Nに示すように、作動ロッドの色バンドをインプラント挿入器の色バンドと一致させることによって識別することができる。次いで、作動ロッドは、アクチュエータを通してインプラント挿入器へと挿入される。
【0033】
[0053]図14Oに示すように、医師は作動ロッドの2つのノブが接触していることを確認することができる。次いで、作動ロッドは、黒いノブをそれ以上回転できなくなるまで時計方向に回転することによって、インプラントへとねじ込まれる。黒いノブが十分に係合されると、金属ノブが十分に係合されるまで時計方向に回転される。
【0034】
[0054]図14Pは、作動ロッド上の金属クリップが時計方向にそれ以上回転できなくなったとき、定位置に十分にねじ込まれた作動ロッドを示す。いくつかの実施形態では、インプラントの遠位端から突出している作動ロッドの先端を見ることができる。
【0035】
[0055]次いで、インプラント挿入器アセンブリは、図14Q及び図14Rに示すように、作業カニューレを通して椎体へと配置される。インプラントの位置は、インプラントを展開する(図14Rに示す)前に、蛍光透視法によって確認することができる。
【0036】
[0056]図14S及び図14Tは、インプラントの展開を示す。蛍光透視イメージング(図14T)を参照しながら、インプラントを展開するようにアクチュエータが時計方向に回転される。アクチュエータが回転されるにつれて、アクチュエータの色バンドが見えるようになることができる。所望の程度のインプラントの展開が達成されると、アクチュエータの回転が停止される。インプラントの過剰展開を防ぐように、停止機構をアクチュエータ内に組み込むことができる。いくつかの実施形態では、アクチュエータは、停止機構が係合される前に、3.5回回転することができる。
【0037】
[0057]図14Uは、インプラントの位置変更を示す。インプラントの位置変更を所望する場合、インプラント挿入器は、ライブ蛍光透視イメージングを使用しながら、インプラントが圧縮されるまで反時計方向に回転される。インプラントは、所望の場所へ配置し直すことができ、次いで所望であれば再展開される。再展開手順は、図14O乃至図14Tに示すように実施することができる。いくつかの実施形態では、インプラントは、展開サイズの約75%に圧縮することができる。いくつかの実施形態では、インプラントは、1回のみ圧縮及び再展開される。
【0038】
[0058]図14Vは、分解手順を示す。分解するには、アクチュエータは反時計方向に4分の1回回転される。次いで、第1の金属ノブ、次いで第2のノブを反時計方向に回転することによって、作動ロッドがインプラント挿入器から係脱される。次いで、作動ロッドが取り外される。
【0039】
[0059]図14Wは、アクチュエータ取り外し手順を示す。アクチュエータを取り外すには、アクチュエータに配置された金属ラッチがアクチュエータ上で識別された方向に引っ張られる。トリガーを下げて保持しながら、アクチュエータが反時計方向に90度回転され、次いでインプラント挿入器から係脱される。次いで、アクチュエータを取り外すことができる。
【0040】
[0060]次いで、図14X及び図14Yに示すように、ローディングボタンを押し上方に引っ張ることによって、インプラント挿入器ハンドル及びロック管をインプラント挿入器カニューレから係脱することができる。次いで、インプラント挿入器ハンドルが取り外される。
【0041】
[0061]図14Zは骨生検手順を示す。いくつかの実施形態では、骨生検カニューレがインプラント挿入器カニューレを通して配置され、骨中心部を捉えるようにわずかに左右に回転される。次いで、骨生検カニューレを通して骨生検閉鎖器を挿入することによって、骨生検カニューレ及び骨中心部が取り外される。この手順は、所望の体積の骨が除去されるまで繰り返すことができる。
【0042】
[0062]図14AA及び図14BBは、例示的なセメント注入手順を示す。いくつかの実施形態では、PMMA骨セメントが骨セメントのパッケージングまたは他の指示にしたがって混合される。セメントが所望の濃度に混合されると、注入システムが骨生検カニューレの近位端にルアーロックされる。次いで、所望の量のセメントがインプラントへと注入される。セメント注入は、ライブ蛍光透視法によって確認することができる。骨生検カニューレはセメント注入が完了した後、取り外すことができ、インプラントからインプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除することができる。
【0043】
[0063]上述のように、図14CC乃至図14EEは、Kワイヤを使用する手術方法の代替的な実施形態を示す。手順は、標的針を椎弓根を通して椎体へと挿入するステップ、標的針トロカールを取り外すステップ、及びKワイヤを標的針を通して椎体の内部の所望の深さに挿入するステップを含む。この手順の後に、図14A乃至図14BBに示すステップを続けることができる。図14H及び図14Iに示すステップが完了した後、インプラント挿入器がKワイヤ上を通して椎体へと配置される。
【0044】
[0064]図15は、標的針、Kワイヤ、作業カニューレ導入器、ドリル、ロック管、クイック連結ハンドル、アクチュエータ、作動ロッド及び骨生検カニューレを含む、様々な実施形態で示される外科的展開手順と関連して使用される機器を示す。
【0045】
[0065]図16は、例示的なVステント液圧システムを示す。システムは、可撓性の管類を使用して、追従ピストンに連結された主駆動ピストン構成部品を含む。追従ピストンは連結器/コネクタシステムに連結されている。インプラントは連結器/コネクタシステムに連結されている。ピストンが動かされると、管類を使用してインプラントを拡張及び収縮することができる。拡張のための管類内の空気の流れの方向は、収縮中、流れの方向を逆転することができる。ねじ機構は、空気を供給するための主駆動ピストン内に実装することができる。いくつかの実施形態では、ピストンは2つの閉システムとすることができる。
【0046】
[0066]図17A乃至図17FFは、脊椎骨折整復システムの手術方法の別の実施形態を示す。
[0067]手術前のインプラントのサイジング−インプラント手順を実施する前に、患者のX線写真を精査して、使用に適したサイズのインプラントを決定する。
【0047】
[0068]図17A乃至図17Cは、椎弓根の準備を示す。椎弓根へとアクセスする前に、手術する椎体を蛍光透視法によってAP面で識別する必要がある。Cアームの頭尾方向及び側部の増強の組み合わせを使用して、適正な位置合わせのために、椎弓根が椎体内及び終板間にくるようにする。適正なCアームの位置合わせが達成されると、標的針が骨内へと進められ、椎弓根と椎体との交差部で停止する。標的針トロカールを取り外す。標的針を挿入しやすくするために、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。
【0048】
[0069]Kワイヤの配置。蛍光透視によるガイダンスを使用して、Kワイヤを標的針を通して椎体へと配置する。全手順を通して、蛍光透視法を使用してKワイヤの位置を確認する。カニューレ機器を使用しているとき、Kワイヤが移動しないようにする。
【0049】
[0070]図17Dは椎体の準備を示す。軟組織をドリルから保護するように、ドリルスリーブを皮膚を通してKワイヤ上で椎弓根の基部へと配置する。ドリルをKワイヤ上でドリルスリーブ内へと挿入する。第3椎体の前側への通路を形成するようにドリルを時計方向に回転し、前方皮質の数ミリメートル後側で停止する。ドリルスリーブをKワイヤ上に配置する前に、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。
【0050】
[0071]図17E乃至図17Gはインプラント挿入器アセンブリを示す。インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって、選択されたインプラントを識別する。クイック連結ハンドル上のローディングボタンを押し、インプラント挿入器カニューレを挿入する。インプラント挿入器カニューレ上の基準線がクイック連結ハンドル上のローディングボタンと位置合わせされたことを確認する。インプラント挿入器カニューレが挿入された後、ローディングボタンを解放し、2つの部品を定位置にロックする。クイック連結ハンドルが確実に定位置にロックされたことを確認する。ダイアルの外周面上に色バンドを置き、色バンドがインプラント挿入器及びクイック連結ハンドルの色バンドと一致することを確認することによって、使用されるロック管を識別する。ロック管を、十分に着座するまでクイック連結ハンドル内へとねじ込む。Tバーがロック管の下側にあり、Tバー陥凹部がクイック連結ハンドルの上面側にあることに留意する。ロック管がインプラント挿入器上に配置され、2つの構成部品が互いにねじ込まれるとき、これらが位置合わせされるようにする。
【0051】
[0072]図17Hはインプラントの取り付けを示す。インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって、選択されたインプラントを識別する。インプラントをインプラント挿入器の遠位側先端上へと軽くねじ込む。カチッという音が聞こえることによって、インプラントがインプラント挿入器に係合されたことを確認する。インプラントにはシャフト上でトルクをかけない。ロック管は、インプラントとインプラント挿入器とのしっかりした取り付けを確実にする。
【0052】
[0073]図17I及び図17Jはアクチュエータの取り付けを示す。アクチュエータを、インプラント挿入器ハンドルに対して垂直に、インプラント挿入器ハンドルの上面に配置する。アクチュエータの縦溝付きの金属シャフトを時計方向に回転することによって、アクチュエータをインプラント挿入器ハンドル上にロックする。アクチュエータがクイック連結ハンドルに確実に係合されると、カチッという音が聞こえる。インプラント挿入器アセンブリをKワイヤ上及び椎体内へと配置する。インプラント挿入器アセンブリが配置されると、Kワイヤを除去する。赤いバンドが露出された場合(図17J)、赤いバンドが見えなくなるまでアクチュエータを反時計方向に回転する。
【0053】
[0074]図17Kは、作動ロッドの識別を示す。作動ロッドの色バンドをインプラント挿入器の色バンドと一致させることによって、適正な作動ロッドを識別する。作動ロッドを、アクチュエータを通してインプラント挿入器へと前進させる。作動ロッドを抵抗が感じられなくなるまで回転し、端部をインプラントへとねじ込む。作動ロッドのノブをアクチュエータのキー特徴へと押し下げる。確実なロックが達成されるまで、時計方向に回転する。作動ロッドの先端がインプラントの遠位端から突出しているのが見えることを確認する。
【0054】
[0075]図17Lはインプラントの展開を示す。側面の蛍光透視イメージングを参照しながら、アクチュエータを時計方向に回転して、インプラントを展開する。アクチュエータが回転され、インプラントが展開されるにつれて、アクチュエータの赤いバンドが見えるようになる。所望の程度のインプラント展開が達成されると、アクチュエータの回転を停止する。インプラントの過剰展開を防ぐように、停止機構がアクチュエータ内に組み込まれている。
【0055】
[0076]図17Mはインプラントの位置変更を示す。インプラントの位置変更が必要な場合、ライブ蛍光透視イメージングを使用しながら、インプラント挿入器をインプラントが圧縮されるまで反時計方向に回転する。インプラントを所望の場所へ配置し直し、インプラントを再展開する。インプラントは、展開サイズの約75%に圧縮することのみ可能であることに注意されたい。ほとんどの実施形態では、インプラントは、1回のみ圧縮及び再展開することができる。
【0056】
[0077]図17Nは作動ロッドの取り外しを示す。分解するには、作動ロッドの外側ノブを押し下げ、作動ロッドがアクチュエータのキー特徴から解放されるまで、反時計方向に回転する。作動ロッドのねじ込みを解除し、取り外す。
【0057】
[0078]図17Oはアクチュエータの分解を示す。アクチュエータを取り外すには、トリガーを矢印で示す方向に引っ張る。トリガーを下げて保持しながら、アクチュエータを反時計方向に90度回転し、クイック連結ハンドルから係脱する。アクチュエータを取り外す。
【0058】
[0079]図17Pはインプラント挿入器の係脱を示す。ローディングボタンを押し上方に引っ張ることによって、クイック連結ハンドル及びロック管をインプラント挿入器カニューレから係脱する。インプラント挿入器ハンドルを取り外す。
【0059】
[0080]図17Qは定位置にある作業カニューレを示す。
[0081]図17R乃至図17FFはセメントの混合及び注入を示す。混合チャンバを基部上に配置する。ガラスボールを混合チャンバへと挿入する。PMMA粉末を混合チャンバへと注ぎ込む。モノマーのボトル上にある白い点線からボトルのネックを折ることによって、モノマーのバイアルを開ける。液体モノマーを混合チャンバへと注ぎ込む。混合チャンバの上面に蓋を置き、混合チャンバを基部から取り外す。蓋が定位置にロックされていることを確認する。3本の指を蓋の上に置き、混合チャンバを45秒間上下に振る。セメント作業時間を延ばすために、混合及び注入システム、セメント及びモノマーを手術の1時間前に冷やす。
【0060】
[0082]使用の際は、注入弁が確実に上方を向くように、混合チャンバを180度回転させる。キャップを反時計方向に回転することによって、注入キャップを混合チャンバから取り外す。セメント注入ガンを注入弁にルアーロックする。注入弁が下方を向くまで、混合チャンバ及びセメント注入ガンを180度回転する。所望の量のセメントをガンへと引き込むように、セメント注入ガンのノブを反時計方向に回転する。最大量のセメントをガンへと確実に引き込むようにするために、抵抗が感じられるまでガンのノブを反時計方向に回転し続ける。セメント注入ガンを混合チャンバから取り外す。短いまたは長い延長管をセメント注入ガンにルアーロックする。短いまたは長い延長管をセメント注入カニューレにルアーロックする。ルアー連結がセメント注入カニューレ及びセメント注入ガンに確実にねじ込まれていることを確認する。インプラント挿入器の管を通して挿入する前に、カニューレの先端にセメントがくるように、セメント注入カニューレを通してセメントを準備する。セメント注入カニューレを、インプラント挿入器の管を通してインプラントへと挿入する。ライブの側面及びAP蛍光透視法によってセメント注入を確認しながら、セメント注入ガンのノブを時計方向に回転することによってセメントを注入する。使用量:病的骨折の十分な固定に必要な量。骨折を安定化するのに十分なセメントが配置された後、またはセメントが皮質、終板に達した場合、または漏れが認められた場合、すぐに注入を停止する。セメント注入ガンのノブを反時計方向に1回完全に回転して、圧力を解放する。注:セメントは、中程度の粘性のセメントとすることができる。注入ガンのノブを一度に4分の1回回転することによって、セメントを注入する。セメント注入ガンのノブがセメント注入ガンの背面に達したとき、セメントの注入を停止する。セメントは、インプラント挿入器の管を通してインプラントへと直接注入してはならない。
【0061】
[0083]インプラント挿入器カニューレの取り外し。セメントの注入が完了すると、インプラントからインプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除する。インプラント挿入器カニューレからインプラントのねじ込みを解除できない場合、反トルクを使用すべきである。反トルクをインプラント挿入器カニューレを通してインプラントへと配置する。インプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除しながら、反トルクを静止して保持する。セメント注入が完了した後、セメント注入カニューレを取り外す。
【0062】
[0084]図18A乃至図18Cは、代替的な手術方法の作業カニューレ技術を示す。椎弓根へのアクセス−手順では、椎弓根へのアクセスを確立する前に、椎体をAP面で可視化する必要がある。頭尾方向及び側部の増強の組み合わせを使用して、適正な可視化のために、椎弓根が椎体内及び終板間にくるようにする。作業カニューレアセンブリは椎弓根を通して挿入され、後方皮質のすぐ前側に配置される。作業カニューレアセンブリの位置が蛍光透視法によって確認されると、作業カニューレトロカールのねじ込みを解除し、作業カニューレから取り外す。作業カニューレは、全手順を通して椎体へのアクセスチャンネルとして作用する。標的針を挿入しやすくするために、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。椎体の準備は、ドリルを作業カニューレを通して挿入する。第3椎体の前側への通路を形成する。経路は前方皮質の数ミリメートル後側で終わらせる。上記の手順を継続する。
【0063】
[0085]図19A乃至図19Wは、OSSEOFIXインプラントを注入及び展開(拡張)する4つの主要な構成部品である、アクチュエータ、作動ロッド、クイック連結挿入器ハンドル及びインプラントロック管アセンブリを含む、OSSEOFIX骨折整復システムの別の実施形態を示す。
【0064】
[0086]アクチュエータは、アクチュエータの中心に置かれた動力ねじの使用を通してアクチュエータハンドルに加えられたトルクを線形圧縮力に変換することによって、OSSEOFIXインプラントを圧縮し拡張するために必要な圧縮力を生成する。アクチュエータは、サブ構成部品であるハウジング、スラストナット、ハンドル、動力ねじ及びスラスト軸受を含む。
【0065】
[0087]ハウジング:
・ハウジングの近位側チャンバ内に動力ねじ、スラストナット、スラスト軸受を含む、円筒形構成部品。
・ハウジングは、動力ねじにトルクがかかるとき、動力ねじが回転しないようにする長方形の切込みを近位側チャンバの底面に有する。
・遠位側チャンバの底面の2つのタブによって、ハウジングを挿入器クイック連結ハンドルに連結することができる。
・遠位側チャンバには挿入器クイック連結ハンドルからの間隙が設けられており、動力ねじが線形に並進できるようにする空間となる。
・ハウジングの上面の溝は、アクチュエータ構成部品を定位置に維持する維持リングを保持する。
【0066】
[0088]スラストナット:
・ナットの六角形部分を介してアクチュエータハンドルに連結されている。
・動力ねじと噛み合うように雌ねじが切られている。
・ハンドルを回転して、ねじ山が回転するにつれて線形力が動力ねじへと伝達されるとき、ハウジング内で回転する。
・スラストナットは、摩擦を低減するように、ハウジング内で転がりスラスト軸受によって支持されている。
【0067】
[0089]ハンドル:
・六角形の切込みを介してスラストナットに連結されている。
・医師の手によって加えられたトルクをスラストナットへと伝達する。
・医師が加える必要のあるトルクの方向を識別する助けとなるように、ハンドルはS字形状になっている。
【0068】
[0090]動力ねじ:
・圧縮展開力をインプラントへと伝達するアクチュエータロッドと直接相互作用する。
・動力ねじの遠位端の平面が、スラストナットによって負荷されるときに回転しないように、ハウジングの長方形の切込みと相互作用する。
・スラストナットが回転されると線形力を生成するように、アクメねじがスラストナットと噛み合う。
・動力ねじの近位端の「J」字形の切込みが、バイヨネット式の装着を形成するように、アクチュエータロッドの突起と噛み合う。
・「J」字形の切込みは、アクチュエータロッドがOSSEOFIXインプラントへと十分にねじ込まれない限り、アクチュエータロッドの突起が動力ねじに係合しないように設計されている。
・動力ねじの遠位端の溝は、維持リングを保持する。このリングは、インプラントの適正な展開のために正確な移動量を設定する停止部を形成するように、ハウジング内の近位側チャンバの底面と接触する。
【0069】
[0091]スラスト軸受:
・スラストナットが回転されるときの摩擦を低減するように、スラストナットとハウジングとの間に嵌合する。
・転動体の空間を維持するように、スラストワッシャ、転がり軸受及びケージからなる。
【0070】
[0092]作動ロッドは、サブ構成部品であるロッド、ノブ及びハブを含む。
[0093]ロッド:
・ねじ山を切った先端がインプラントの遠位端へとねじ込まれる。
・ねじ山を切った先端に、インプラントのねじ山に捉えることができる骨の変位を助けるように、縦溝が付けられている。
・ロッドの近位端のボスが、圧縮負荷をインプラントの遠位端に伝達するように、動力ねじと相互作用する。ねじ山を切った先端のねじ山の端部とボスの近位側表面との間の距離は、適正な距離になるように設定される。
【0071】
[0094]ノブ:
・ノブの遠位端の突起が、アクチュエータロッドを動力ねじに確実にロックするように、動力ねじの近位端の「J」字形のスロットと係合する。
・ノブの内側の内歯が、トルクを伝達しロッドをインプラントの遠位側のねじ山へとねじ込むことができるように、アクチュエータハブの外歯と係合する。
・ノブの内側のばねが、ねじ込みプロセス中に係合された歯を維持する。ロッドがインプラントへと十分にねじ込まれた後、ノブを押し下げて歯を解放し、突起が動力ねじの「J」字形スロットと位置合わせできるようにする。
・ノブの上面の溝が、ばねを定位置に維持する維持リングを保持する。
【0072】
[0095]ハブ:
・ハブはロッドに確実に取り付けられる。
・外歯が内歯の一致するセットに係合して、アクチュエータロッドをインプラントの遠位側のねじ山へとねじ込む際、ハブ及びノブをともにロックする。
・ハブの遠位側形状がばねを支持し、中心合わせするように作用して、インプラントへとねじ込まれた後で歯をロック解除するようにノブが押し下げられたとき、自由動作が可能になる。
【0073】
[0096]クイック連結挿入器ハンドルは、ディスポーザブルのインプラント挿入器シャフトを保持する。カギ穴形の切込みを有する摺動ロックがインプラント挿入器シャフトの対の切欠きに係合し、ハンドルの近位端のアンダーカットがアクチュエータハウジングのタブに係合して、確実な連結がもたらされる。アクチュエータは、摺動するばね負荷されたラッチを使用して、ハンドルへの連結が維持される。クイック連結挿入器ハンドルは、サブ構成部品であるハンドル、摺動ロック及びラッチを含む。
【0074】
[0097]ハンドル:
・ハンドルは、インプラントの展開中、システムを安定化する主要な手段を提供する。
・ハンドルは、インプラントの展開中、医師がアクチュエータハンドルに反トルクを加えることができるようなサイズである。
・ハンドルの上面のアンダーカットは、インプラントの展開中、アクチュエータハウジングのタブに係合し、アクチュエータ及びハンドルをともに確実に連結する手段を提供する。
・ハンドルを通る中心穴が、インプラント挿入器シャフトと相互作用する。穴内のクロスピンが、インプラント挿入器シャフトの近位端の平面と相互作用し、挿入器シャフトの摺動ロックとの位置合わせを補助する。
【0075】
[0098]摺動ロック:
・摺動ロックがハンドルの側面スロットへと嵌合する。スロットの底面のばねが摺動ロックを捕捉位置に維持し、カギ穴形切込みの細い端部がハンドルの中心穴の上に配置される。
・摺動ロックが押し下げられるとき、カギ穴形切込みの大きい円形の端部をハンドルの中心穴の上で中心合わせすることによって、インプラント挿入器シャフトを係脱させる。
・摺動ロックは、摺動ロックの長方形スロットを通って押し下げられるピンによって、ハンドル内に捉えられる。
【0076】
[0099]ラッチ:
・ばね負荷されたラッチが、ハンドルのアンダーカット内に含まれるアクチュエータハウジングタブを維持するように作用する。
・ラッチは、切込みに対して垂直に穴内に嵌合し、アンダーカットを通る開口の1つをブロックする。
・ラッチの端部は、アクチュエータが回転してアンダーカット内でタブをロックするとき、アクチュエータタブがラッチを押し下げることができる形状である。
・ラッチの側面に取り付けられたノブによって、アクチュエータハウジングタブを解放するように、ラッチを穴へと摺動して戻すことができる。
【0077】
[00100]インプラントロック管アセンブリは、インプラント挿入器シャフト内部で下方へ摺動し、インプラント挿入器クイック連結ハンドルへとねじ込まれるねじ式ノブによって、定位置に保持される。インプラントロック管アセンブリの遠位端の鋸歯パターンの切込みがインプラントの近位端のスロットに係合して、インプラントがインプラント挿入器シャフトから外れないようになっており、インプラントロック管アセンブリがばね負荷されて、インプラントの近位端と確実な接触を維持するようになっている。インプラントロック管アセンブリは、サブ構成部品であるロック管、ねじ式ノブ及びロック管本体を含む。
【0078】
[00101]ロック管:
・インプラント挿入器シャフトを、インプラントの近位端に係合するように、下方へ摺動する。
・鋸歯パターンの切込みが、インプラントの近位端に切り込まれたスロットに係合する。
・鋸歯パターンの切込みの輪郭は、インプラントをインプラント挿入器シャフトへとねじ込むことができるような向きになっている。インプラントをインプラント挿入器シャフトへとねじ込む際、歯の輪郭の斜面によって、管を後退させることができる。鋸歯パターンの垂直な縁部は、インプラントがインプラント挿入器シャフトから外れないようにする。
【0079】
[00102]ねじ式ノブ:
・ロック管を定位置に固定するように、インプラント挿入器クイック連結ハンドルへとねじ込む。
・アクチュエータをインプラント挿入器クイック連結ハンドルと連結する際、ねじ式ノブの外周が、アクチュエータハウジング遠位側チャンバの穴と中心合わせし案内するように、ボスを形成する。
・ねじ式ノブのチャンバは、ロック管にロック力を与えるばねを収容する。
【0080】
[00103]ロック管本体:
・ロック管に確実に取り付けられている。
・ロック管本体のT字形の遠位端が、ロック管の回転を防ぐように、クイック連結挿入器ハンドルの遠位端のスロットに係合する。
・ロック管本体の近位端のボスがねじ式ノブの穴を通って嵌合し、管がインプラントの近位端に係合するにつれて、ロック管が軸方向に動くことができる。
・ロック管本体の近位端の溝が、ロック力を与えるばねを維持する。
【0081】
[00104]以上、本発明の方法及び構成部品の実施形態の例を説明した。他でも述べた通り、これらの実施形態の例は例示的な目的のためにのみ説明されたものであり、限定的ではない。他の実施形態も可能であり、本発明の範囲内である。そのような実施形態は、本明細書に含まれる教示に基づいて、当業者には容易に理解される。したがって、本発明の広さ及び範囲は上記の例示的な実施形態のいずれにも制限されず、添付の特許請求の範囲及びその均等物によってのみ定義される。
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本願は、2008年6月18日に提出された「METHOD AND DEVICE FOR IMPLANT DEPLOYMENT」という名称のPurcellの米国特許仮出願第61/132,499号の優先権を主張し、その開示の全体を参照によって本願に援用する。
【0002】
[0002]本発明は一般に、脊椎手術の分野に関する。特に本発明は、脊椎への外科的アクセスの分野に関する。より詳細には、本発明は、例えばステントなどの、インプラントを展開するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]脊椎は、椎骨と呼ばれる一連の個々の骨であり、軟骨板によって隔てられている。脊椎は、7つの頸椎(首)、12の胸椎(胸)、5つの腰椎(腰)、及び腰部領域を形成する助けとなる仙骨及び尾骨の結合した椎骨を含む。個々の椎骨の形状はこれらの領域で異なるが、基本的にはそれぞれが脊髄として知られる神経の束を含む短い中空の管である。腕または脚へ情報を伝えるものなどの個々の神経が、椎骨間の隙間を通って脊髄に入り、脊髄から出る。脊椎板は衝撃吸収材として作用し、脊椎を緩衝し、個々の骨が互いに接触することを防ぐ。脊椎板はまた、椎骨が互いに保持することも助ける。上半身の重量は脊椎を通って腰及び脚へと伝えられる。脊椎は、椎骨に結合した背筋の働きによって直立に保持される。正常な脊椎は左右にはカーブしていないが、前後にカーブしており、緩やかな「S」字状になっている。脊椎は腰部領域でカーブし、胸部領域で後方に突き出し、頸部領域で元に戻る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004]いくつかの実施形態では、本発明は、インプラントを椎体へと展開(配置)し除去するための外科用インプラント挿入システムに関する。システムは、作動ロッド、作動ロッドに連結されたアクチュエータハンドル、及び作動ロッドの上に配置され挿入器ハンドルに連結された挿入器ロック管を含む。挿入器ハンドルを使用してインプラントを椎体へと挿入する際に、アクチュエータハンドルが回転されて、作動ロッドによって、挿入器ロック管の遠位端に配置されたインプラントを拡張し、または圧縮する。
【0005】
[0005]本発明を、添付の図面を参照して説明する。図面では、同様の参照番号は、同一または機能的に同様の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1A】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1B】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1C】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1D】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1E】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1F】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1G】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1H】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1I】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1J】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図1K】[0006]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムを示す。
【図2A】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図2B】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図2C】[0007]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための例示的な出力アセンブリを示す。
【図3A】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図3B】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図3C】[0008]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのための別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4A】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4B】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図4C】[0009]本発明のいくつかの実施形態による、図1A乃至図1Kに示すシステムのためのさらに別の例示的な出力アセンブリを示す。
【図5A】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5B】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5C】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5D】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5E】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5F】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5G】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5H】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図5I】[0010]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的なシステムの詳細な図である。
【図6A】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6B】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6C】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図6D】[0011]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なアクチュエータ構成部品の様々な図である。
【図7A】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図7B】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図7C】[0012]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント作動ロッド構成部品の様々な図である。
【図8A】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図8B】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図8C】[0013]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドル構成部品の様々な図である。
【図9A】[0014]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器ロック管の様々な図である。
【図9B】[0014]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器ロック管の様々な図である。
【図10】[0015]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルの様々な図である。
【図11】[0015]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムの例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルの様々な図である。
【図12A】[0016]本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器の断面図である。
【図12B】[0016]本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器の断面図である。
【図13】[0017]非展開および展開状態の様々なインプラントの図である。
【図14A】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14B】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14C】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14D】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14E】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14F】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14G】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14H】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14I】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14J】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14K】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14L】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14M】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14N】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14O】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14P】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Q】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14R】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14S】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14T】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14U】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14V】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14W】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14X】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Y】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14Z】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14AA】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14BB】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14CC】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14DD】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図14EE】[0018]本発明のいくつかの実施形態による、例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図15】[0019]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するためのシステムに含まれる様々な機器を示す図である。
【図16】[0020]インプラントを挿入するための例示的な液圧システムを示す図である。
【図17A】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17B】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17C】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17D】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17E】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17F】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17G】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17H】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17I】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17J】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17K】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17L】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17M】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17N】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17O】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17P】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Q】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17R】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17S】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17T】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17U】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17V】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17W】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17X】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Y】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17Z】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17AA】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17BB】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17CC】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17DD】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17EE】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図17FF】[0021]本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的な脊椎整復/矯正方法を示す図である。
【図18A】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図18B】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図18C】[0022]本発明のいくつかの実施形態による、別の方法の図である。
【図19A】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19B】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19C】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19D】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19E】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19F】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19G】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19H】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19I】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19J】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19K】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19L】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19M】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19N】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19O】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19P】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19Q】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19R】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19S】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19T】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19U】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19V】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【図19W】[0023]本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための別の例示的なシステムの詳細な図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0024]図1A乃至図16は、ステントなどのインプラントを展開するためのシステム及び方法の例示的な実施形態を示す。Stout Medical Groupに譲渡された米国特許第5,807,275号に開示されたステントの例が、図13(非展開/非拡張状態及び展開/拡張状態)に示されている。ステントは、約4.5mmから約7.0mmの初期(展開前)直径及び約1.04mmから約1.34mmの初期長さを有する。ステントが患者の体内で展開されるとき、ステントは拡張することができる。いくつかの実施形態では、展開されたステントの直径は約11.4mmから約14.8mmとすることができ、その長さは、約22.8mmから約31.7mmとすることができる。当業者には明らかなように、ステントの他の直径及び長さも可能である。さらに、本発明は、どのようなタイプのインプラントも送り込むように構成することができる。
【0008】
[0025]インプラントを展開するための例示的なシステムが、図1A乃至図12B、15及び図16、及び19A乃至図19Wと関連させて示されている。インプラントを展開するための例示的な方法が、図14A乃至図14DD、17A乃至図17FF及び18A乃至図18Cに示されている。
【0009】
[0026]図1A乃至図1Kを参照すると、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器が示されている。図1Kは、液圧式インプラント展開/収縮デバイスを示す。デバイスは、近位端及び遠位端を有する挿入器カニューレを含む。遠位端は、インプラント(例えば、ステント)及びその端部キャップに連結されている。近位端は、挿入器ハンドルに連結されている。挿入器ハンドルは、外部部分及びコアを含む。ルアー付き中心シャフトが、ハンドル内に含まれ、挿入器カニューレをハンドル内に固定するように構成されている。ねじ式装着カラーが、挿入器ハンドルに装着されるように構成されており、ねじ式リングを使用してハンドルにねじ式に固定することができる。デバイスはさらに、カニューレ及びハンドルの内部に配置された摩擦管を含む。摩擦管は、装着カラムを介して挿入器ハンドルに連結された液圧機構が作動すると、インプラントを展開及び/または収縮させる。装着カラムはさらに、液圧機構を含む液圧チャンバに連結されている。液圧チャンバは、上面部分及び底面部分を含む。上面部分は、展開/収縮手順を駆動するように構成された、シャフト付きピストンを含む。チャンバはさらに、複数の密閉リングを使用して上面で密閉されている(いくつかの実施形態では、4つのリングがある)。液圧チャンバはさらに、ロッドを作動するための持ち手部分を含み、持ち手部分はチャンバの上面部分に連結されている。チャンバの上面部分はまた、インプラントの収縮手順を実施するためのロック機構も含む。チャンバの底面部分は、複数のねじ式鋼材ポートを介してチャンバに連結された管類を含む。チャンバはまた、任意のシースを含むこともできる。
【0010】
[0027]図15は、図14A乃至図14EEに示す外科的展開手順と併せて使用される機器を示す。
[0028]図1Aは、開状態及び閉状態のインプラント挿入器をそれぞれ示す。インプラント挿入器は、液圧式展開/収縮機構のための装着基部を提供するねじ式リングを含む。図1B及び図1Cは、インプラント挿入器をさらに詳細に示す。図1Bに示すように、インプラント挿入器は、ねじ式基部を備えたシングルグリップ構造に連結されたルアーロックを有する中心カラムを含む。ハンドルはまた、ハンドルカバーを取り外すと見ることができる湾曲した構造的リブも含むことができる。図1Cに示すハンドルは、装着リング、底面カバー及び中心カバーを含む。装着リングは、コアピースの一部となるように構成されている。底面カバーは平滑な外面を提供し、構造的リブを覆っている。ルアー付き中心カラムは、図1B及び1Cに示すアセンブリの両方に共通である。
【0011】
[0029]図1D及び図1Eは、液圧チャンバ及びインプラント挿入器のアセンブリを示す。アセンブリは、挿入器器具が患者の体内に配置された後に開始される。挿入器のカバーが引き抜かれ、液圧チャンバが挿入器のハンドル上のねじ式リングの上の位置へと引き込まれる。図1D及び図1Eは、上記のアセンブリの一実施形態を示す。このバージョンは最小限数の部品のアセンブリを有する。
【0012】
[0030]図1F及び図1Gは、本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的なインプラント展開アセンブリを示す。この実施形態は、図1D及び図1Eに示すものと機能的に同一である。図示されているように、液圧チャンバの下側シェルを取り囲むようにスリーブが追加されている。これは鋼材ポートのヘッドを覆い、チャンバの上面の外壁への平滑な移行部を形成する。このアセンブリに示すステント挿入器は3つの部分を含み、すべての構造的リブが隠れるようになっている。医師は、液圧チャンバアセンブリを挿入器ハンドルに装着するために両手を使用することができる。片方の手で本体を把持しながら、もう一方の手で回転するカラーを上方位置に保持することができる。カラーの下方に露出されたカラムの基部は、ステント挿入器ハンドルのねじ山の円の内部のリング内に入れ子になっている。
【0013】
[0031]図1H及び図1Iは、上記のシステムを組み立てる際のさらなるステップを示す。チャンバが挿入器のリング上に着座すると、チャンバアセンブリ上のねじ式カラーは降下し、図1Hの矢印で示すように、チャンバをステントハンドルに連結するように回転される。図1Iは、完成したアセンブリを示す。
【0014】
[0032]図1Jは、本発明のいくつかの実施形態による、カニューレの遠位端に配置された、インプラントを展開するための例示的な作動ロッドの挿入を示す。作動ロッドは、液圧チャンバへと挿入され、ステントアセンブリのねじ山に係合するように回転される(図1K)。医師(または他の医療専門家)の裁量で、ロッド上の第2のノブを、露出されたピストンシャフトのねじ山に係合することができる。そのような係合は、インプラント収縮手順(すなわち、インプラントサイズの低減及び体内からの除去)が実行される場合にのみ、必要となる。
【0015】
[0033]図2A乃至図2Cは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的な動力アセンブリを示す。動力アセンブリは、ハウジング及びアセンブリを封じ込めるキャップまたは回転ノブ及びハウジングから延びる2つの管を含む。図2Aは斜視図である。図2Bは、動力アセンブリの上面図、2つの側面図及び底面図である。図2Cは、動力アセンブリの分解図である。動力アセンブリを据え付け、操作するために、医師は(医師の把持する手の手掌及び湾曲した指を通る中心線に沿って)回転ノブを把持することができる。アセンブリは、液圧チャンバ及びチャンバから動力アセンブリの外面へと延びる複数の管類とともに、シャフト付きピストンを含む(図1Kに示す)。
【0016】
[0034]図3A乃至図3Cは、本発明のいくつかの実施形態による、動力アセンブリの代替的な実施形態例を示す。図示されたアセンブリは円筒形状である。この実施形態では、医師の手掌が互いに向き合い、液圧動作のための動力を生成することができる。このアセンブリは水平位置で使用することができ、またはほぼ垂直な位置へと回転することもできる。
【0017】
[0035]図4A乃至図4Cは、本発明のいくつかの実施形態による、動力アセンブリのさらに別の例示的な実施形態を示す。図示されたアセンブリは、円筒形の上面部分及び実質的に平坦な底面部分を有する。この実施形態では、医師の把持する手が円筒形の上面部分を保持し、中心線がノブの回転軸に対して垂直になる。
【0018】
[0036]図5A乃至図5Iは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラント展開システムの別の例示的な実施形態を示す。図5Aは、システム500の分解斜視図である。システム500は、挿入器カニューレ502の遠位端に配置されたインプラント502を含む。挿入器カニューレの近位端は、挿入器ハンドル506に連結されている。図5Eは挿入器ハンドル506の分解図である。ハンドル506は、ハンドルをカニューレに固定するためのねじ穴を含む。ハンドル506はまた、カニューレ内に配置された、シャフトを相互ロックするための追加のばね負荷されたシャフトロック機構も含む。挿入器ハンドル506は中心シャフト514に装着され、ねじ式ノブ508を使用して固定されている。システムはさらに、やはりシャフト514に連結された液圧動力チャンバ510を含む。チャンバ510はハンドル512に連結されている。ハンドル512はさらに、図5B乃至図5Dにも示されている。ハンドル512はさらに、持ち手部分518を含む作動ロッド516に固定されている。
【0019】
[0037]図5Fは、挿入器カニューレ504の遠位端に配置されたインプラント502を示す。例示的なインプラントが、図13に図示されている。図5G及び図5Hは、インプラントの挿入器カニューレへの連結を示す。図5Iは、挿入器カニューレの挿入器ハンドルへの連結を示す斜視断面図である。
【0020】
[0038]図6A乃至図6Dは、例示的なアクチュエータハンドルアセンブリ600を示す。図6Aは斜視図である。図6Bは側面図である。図6Cは上面図及び図6Bの線A−Aに沿った断面図である。図6Dは分解斜視図である。図6Dを参照すると、アセンブリは、外側シリンダー(1)、スラストナット(2)、ジャックねじ(5)、アクチュエータハンドル(6)、及び、複数のワッシャ及び円形クリップ(3)、(4)、(7)、(8)を含む。アセンブリ600を組み立てるために、ジャックねじ(5)が外側シリンダー(1)内へと配置され、クリップ(8)に固定される。次いで、スラストナット(2)がジャックねじ(5)上にねじ込まれ、スラストワッシャ(3)がスラストナット(2)上へと配置され、クリップ(4)に固定される。ハンドル(6)がスラストナット(2)上に据え付けられ、クリップ(7)に固定される。いくつかの実施形態では、デバイスが反時計方向位置に向けられるとき、ハンドル(6)を外側シリンダータブから90度に向けることができる。
【0021】
[0039]図7A乃至図7Cは、例示的なインプラントアクチュエータロッド700を示す。図7Aは側面図である。図7Bは分解斜視図である。図7Cは斜視図である。図7Bを参照すると、アクチュエータロッド700は第1のインプラント作動ロッドノブ(2)に連結されたインプラント作動ロッドシャフト(1)を含み、インプラント作動ロッドノブ(2)は、図7Cに示すように、第2のノブ(3)に固定される。当業者であれば理解できるように、ロッドシャフト(1)は所望の長さとすることができる。
【0022】
[0040]図8A乃至図8Cは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器クイック連結ハンドルアセンブリ800を示す。図8Aはアセンブリ800の斜視図である。図8B及び8Cはそれぞれ、ハンドルの上面図及び側面図である。図8Aを参照すると、アセンブリ800は、ハンドル(1)、ロックばね(8)に連結されたロック機構(2)、ラッチボタン(3)を含むラッチ機構、ラッチシャフト(4)、ラッチ止めねじ(5)、及びラッチばね(9)、及び、ロックピン(6)及び(7)を含む。図5Aに示すように、アセンブリ800はカニューレ504に連結されている。図10及び図11は、アセンブリ800のさらなる詳細を示す。当業者であれば理解できるように、ハンドルアセンブリ800の様々な部品に関連して図10及び図11に図示された様々な寸法は、例示的で非限定的な目的のためにのみ示されている。
【0023】
[0041]図9A及び図9Bは、本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインプラント挿入器ロック管アセンブリ900を示す。図9Aはアセンブリ900の側面図である。図9Bは、アセンブリ900の分解斜視図である。図9Aを参照すると、アセンブリ900は、波形ばね(5)を介してロック管シャフト(2)及びロック管ノブ(3)に連結されたロック管本体(1)を含む。ノブ(3)はさらに、スナップリング(4)に連結されている。アセンブリ(900)は、上記に図示されたハンドルアセンブリ(800)に連結されている。
【0024】
[0042]図12A及び図12Bは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラント展開アセンブリの別の例示的な実施形態を示す。
[0043]例示的なインプラントが図13に示されており、非展開及び展開構成で4.5mm、5.5mm及び7.0mmに設計された3つの実施形態を示す。植込み中、インプラントの直径は拡張され、拡張によってインプラントの長さが減少する。例えば、4.5mmの非展開モデルは初期直径が4.5mm、初期長さが26.4mmであり、展開後は、4.5mmの展開モデルは最大展開直径が11.4mmであり、最終長さが22.8mmである。5.5mmの非展開モデルは初期直径が5.5mm、初期長さが30.0mmであり、展開後は、5.5mmの展開モデルは最大展開直径が13.0mm、最終長さが26.4mmである。7.0mmの非展開モデルは初期直径が7.0mm、初期長さが35.2mmであり、展開後は、7.0mmの展開モデルは最大展開直径が14.8mm、最終長さが31.7mmである。図示された例では、最大展開直径は初期直径または非展開直径の2倍より大きい。
【0025】
[0044]図14A乃至図14EEは、本発明のいくつかの実施形態による、インプラントを展開するための例示的な手術技法/方法を示す。インプラントは、脊椎骨折を安定化し、整復し、海綿状骨内にセメントが相互に入り込むように骨溝を形成することを容易にする足場として作用する構造的インプラントであり、制御されたインプラントの展開によって、他のシステムと比べてセメントの使用を少なくするための再生可能な結果及び可能性が得られる。上記のシステム(OSSEOFIX脊椎骨折整復システムとも呼ばれる)では、インプラントを展開するための方法を使用することができる。OSSEOFIX脊椎骨折整復システムは、インプラントをポリメチルメタクリレート(「PMMA」)と併せて使用して内部固定及び安定化を行うことによって、脊椎骨折(T1乃至L5)の矯正/整復を容易にするように設計されている。システムは、患者の体内構造に合わせるために必要な汎用性を提供するように、多様なインプラントサイズを含む。インプラントは、外科用チタン合金及び電解変換被覆をした商業的純チタンの組み合わせから製造することができる。図示された例では、インプラントは胸腰椎に使用するためのものである。
【0026】
[0045]手術前のインプラントのサイジングは、インプラント手順を実施する前に、患者のX線写真を精査して、使用に適したサイズのインプラントを決定する。
[0046]図14A乃至図14BBは、アクセスカニューレを使用する手術方法を示す。図14CC及び図14DDは、Kワイヤを使用する手術方法を示す。
【0027】
[0047]図14Aを参照すると、方法は、作業カニューレアセンブリを、蛍光透視によるガイダンスを使用して椎弓根を通して椎体内部の所望の深さへと挿入するステップから開始される。作業カニューレアセンブリの位置が蛍光透視法によって確認されると、作業カニューレトロカールのねじ込みが解除され、図14Bに示すように、作業カニューレから取り外される。作業カニューレは、全手順を通して椎体へのアクセスチャンネルとして作用することができる。次いで、図14Cに示すように、ドリルが作業カニューレ及びドリルを通して所望の深さへと挿入される。
【0028】
[0048]図14Dに示すように、インプラント挿入器は、クイック連結ハンドルをインプラント挿入器カニューレに取り付けることによって組み立てられる。適正な動作のために、2つの構成部品は一致させるべきである。ローディングボタンが押され、次いでインプラント挿入器カニューレが挿入される。いくつかの実施形態では、インプラント挿入器は、クイック連結ハンドル上でローディングボタンと整列された基準線を含むことができる。インプラント挿入器カニューレが挿入されると、2つの部品を定位置にロックするローディングボタンが解放される。医師は、クイック連結ハンドルが確実に定位置にロックされたことを確認することができる。インプラント挿入器カニューレをクイック連結ハンドルからロック解除するには、ローディングボタンを押すことができ、インプラント挿入器カニューレを取り外すことができる。
【0029】
[0049]図14Eに示すようにロック管は識別され、確実に嵌合するようにインプラント挿入器へとねじ込まれる。図14F及び図14Gに示すように、ロック管の下側にTバーを含むことができる。Tバーは、クイック連結ハンドルの上面側にある陥凹部を含むことができる。ロック管がインプラント挿入器の上に置かれ、2つの構成部品がともにねじ込まれるとき、Tバー陥凹部とハンドルは位置合わせされる。
【0030】
[0050]いくつかの実施形態では、上記のアセンブリで使用されるインプラントは、色分け法を使用して識別することができる。例えば、図14H及び図14Iに示すように、インプラントは、インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって識別される。次いで、インプラントはインプラント挿入器の遠位側先端に軽くねじ込まれる。いくつかの実施形態では、カチッという音が聞こえることによってインプラントが定位置に適正にねじ込まれたことを確認することができる。インプラントがシャフトへとねじ込まれるとき、トルクはかけない。ロック管は、インプラントとインプラント挿入器とのしっかりした取り付けを確実にする。
【0031】
[0051]図14J及び図14Kに示すように、アクチュエータが、インプラント挿入器ハンドルに対して垂直に、インプラント挿入器ハンドルの上面に配置されている。次いで、アクチュエータは、アクチュエータの縦溝付きの金属シャフトを時計方向に回転することによって、インプラント挿入器ハンドル上にロックされる。いくつかの実施形態では、アクチュエータがクイック連結ハンドルに確実に係合されると、カチッという音が聞こえるようにすることができる。図14L及び図14Mに示すように、次いでアクチュエータが反時計方向に十分に回転される。
【0032】
[0052]上記の色識別法の他に、適正な作動ロッドは、図14Nに示すように、作動ロッドの色バンドをインプラント挿入器の色バンドと一致させることによって識別することができる。次いで、作動ロッドは、アクチュエータを通してインプラント挿入器へと挿入される。
【0033】
[0053]図14Oに示すように、医師は作動ロッドの2つのノブが接触していることを確認することができる。次いで、作動ロッドは、黒いノブをそれ以上回転できなくなるまで時計方向に回転することによって、インプラントへとねじ込まれる。黒いノブが十分に係合されると、金属ノブが十分に係合されるまで時計方向に回転される。
【0034】
[0054]図14Pは、作動ロッド上の金属クリップが時計方向にそれ以上回転できなくなったとき、定位置に十分にねじ込まれた作動ロッドを示す。いくつかの実施形態では、インプラントの遠位端から突出している作動ロッドの先端を見ることができる。
【0035】
[0055]次いで、インプラント挿入器アセンブリは、図14Q及び図14Rに示すように、作業カニューレを通して椎体へと配置される。インプラントの位置は、インプラントを展開する(図14Rに示す)前に、蛍光透視法によって確認することができる。
【0036】
[0056]図14S及び図14Tは、インプラントの展開を示す。蛍光透視イメージング(図14T)を参照しながら、インプラントを展開するようにアクチュエータが時計方向に回転される。アクチュエータが回転されるにつれて、アクチュエータの色バンドが見えるようになることができる。所望の程度のインプラントの展開が達成されると、アクチュエータの回転が停止される。インプラントの過剰展開を防ぐように、停止機構をアクチュエータ内に組み込むことができる。いくつかの実施形態では、アクチュエータは、停止機構が係合される前に、3.5回回転することができる。
【0037】
[0057]図14Uは、インプラントの位置変更を示す。インプラントの位置変更を所望する場合、インプラント挿入器は、ライブ蛍光透視イメージングを使用しながら、インプラントが圧縮されるまで反時計方向に回転される。インプラントは、所望の場所へ配置し直すことができ、次いで所望であれば再展開される。再展開手順は、図14O乃至図14Tに示すように実施することができる。いくつかの実施形態では、インプラントは、展開サイズの約75%に圧縮することができる。いくつかの実施形態では、インプラントは、1回のみ圧縮及び再展開される。
【0038】
[0058]図14Vは、分解手順を示す。分解するには、アクチュエータは反時計方向に4分の1回回転される。次いで、第1の金属ノブ、次いで第2のノブを反時計方向に回転することによって、作動ロッドがインプラント挿入器から係脱される。次いで、作動ロッドが取り外される。
【0039】
[0059]図14Wは、アクチュエータ取り外し手順を示す。アクチュエータを取り外すには、アクチュエータに配置された金属ラッチがアクチュエータ上で識別された方向に引っ張られる。トリガーを下げて保持しながら、アクチュエータが反時計方向に90度回転され、次いでインプラント挿入器から係脱される。次いで、アクチュエータを取り外すことができる。
【0040】
[0060]次いで、図14X及び図14Yに示すように、ローディングボタンを押し上方に引っ張ることによって、インプラント挿入器ハンドル及びロック管をインプラント挿入器カニューレから係脱することができる。次いで、インプラント挿入器ハンドルが取り外される。
【0041】
[0061]図14Zは骨生検手順を示す。いくつかの実施形態では、骨生検カニューレがインプラント挿入器カニューレを通して配置され、骨中心部を捉えるようにわずかに左右に回転される。次いで、骨生検カニューレを通して骨生検閉鎖器を挿入することによって、骨生検カニューレ及び骨中心部が取り外される。この手順は、所望の体積の骨が除去されるまで繰り返すことができる。
【0042】
[0062]図14AA及び図14BBは、例示的なセメント注入手順を示す。いくつかの実施形態では、PMMA骨セメントが骨セメントのパッケージングまたは他の指示にしたがって混合される。セメントが所望の濃度に混合されると、注入システムが骨生検カニューレの近位端にルアーロックされる。次いで、所望の量のセメントがインプラントへと注入される。セメント注入は、ライブ蛍光透視法によって確認することができる。骨生検カニューレはセメント注入が完了した後、取り外すことができ、インプラントからインプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除することができる。
【0043】
[0063]上述のように、図14CC乃至図14EEは、Kワイヤを使用する手術方法の代替的な実施形態を示す。手順は、標的針を椎弓根を通して椎体へと挿入するステップ、標的針トロカールを取り外すステップ、及びKワイヤを標的針を通して椎体の内部の所望の深さに挿入するステップを含む。この手順の後に、図14A乃至図14BBに示すステップを続けることができる。図14H及び図14Iに示すステップが完了した後、インプラント挿入器がKワイヤ上を通して椎体へと配置される。
【0044】
[0064]図15は、標的針、Kワイヤ、作業カニューレ導入器、ドリル、ロック管、クイック連結ハンドル、アクチュエータ、作動ロッド及び骨生検カニューレを含む、様々な実施形態で示される外科的展開手順と関連して使用される機器を示す。
【0045】
[0065]図16は、例示的なVステント液圧システムを示す。システムは、可撓性の管類を使用して、追従ピストンに連結された主駆動ピストン構成部品を含む。追従ピストンは連結器/コネクタシステムに連結されている。インプラントは連結器/コネクタシステムに連結されている。ピストンが動かされると、管類を使用してインプラントを拡張及び収縮することができる。拡張のための管類内の空気の流れの方向は、収縮中、流れの方向を逆転することができる。ねじ機構は、空気を供給するための主駆動ピストン内に実装することができる。いくつかの実施形態では、ピストンは2つの閉システムとすることができる。
【0046】
[0066]図17A乃至図17FFは、脊椎骨折整復システムの手術方法の別の実施形態を示す。
[0067]手術前のインプラントのサイジング−インプラント手順を実施する前に、患者のX線写真を精査して、使用に適したサイズのインプラントを決定する。
【0047】
[0068]図17A乃至図17Cは、椎弓根の準備を示す。椎弓根へとアクセスする前に、手術する椎体を蛍光透視法によってAP面で識別する必要がある。Cアームの頭尾方向及び側部の増強の組み合わせを使用して、適正な位置合わせのために、椎弓根が椎体内及び終板間にくるようにする。適正なCアームの位置合わせが達成されると、標的針が骨内へと進められ、椎弓根と椎体との交差部で停止する。標的針トロカールを取り外す。標的針を挿入しやすくするために、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。
【0048】
[0069]Kワイヤの配置。蛍光透視によるガイダンスを使用して、Kワイヤを標的針を通して椎体へと配置する。全手順を通して、蛍光透視法を使用してKワイヤの位置を確認する。カニューレ機器を使用しているとき、Kワイヤが移動しないようにする。
【0049】
[0070]図17Dは椎体の準備を示す。軟組織をドリルから保護するように、ドリルスリーブを皮膚を通してKワイヤ上で椎弓根の基部へと配置する。ドリルをKワイヤ上でドリルスリーブ内へと挿入する。第3椎体の前側への通路を形成するようにドリルを時計方向に回転し、前方皮質の数ミリメートル後側で停止する。ドリルスリーブをKワイヤ上に配置する前に、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。
【0050】
[0071]図17E乃至図17Gはインプラント挿入器アセンブリを示す。インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって、選択されたインプラントを識別する。クイック連結ハンドル上のローディングボタンを押し、インプラント挿入器カニューレを挿入する。インプラント挿入器カニューレ上の基準線がクイック連結ハンドル上のローディングボタンと位置合わせされたことを確認する。インプラント挿入器カニューレが挿入された後、ローディングボタンを解放し、2つの部品を定位置にロックする。クイック連結ハンドルが確実に定位置にロックされたことを確認する。ダイアルの外周面上に色バンドを置き、色バンドがインプラント挿入器及びクイック連結ハンドルの色バンドと一致することを確認することによって、使用されるロック管を識別する。ロック管を、十分に着座するまでクイック連結ハンドル内へとねじ込む。Tバーがロック管の下側にあり、Tバー陥凹部がクイック連結ハンドルの上面側にあることに留意する。ロック管がインプラント挿入器上に配置され、2つの構成部品が互いにねじ込まれるとき、これらが位置合わせされるようにする。
【0051】
[0072]図17Hはインプラントの取り付けを示す。インプラントの色をインプラント挿入器の色バンドと確実に一致させることによって、選択されたインプラントを識別する。インプラントをインプラント挿入器の遠位側先端上へと軽くねじ込む。カチッという音が聞こえることによって、インプラントがインプラント挿入器に係合されたことを確認する。インプラントにはシャフト上でトルクをかけない。ロック管は、インプラントとインプラント挿入器とのしっかりした取り付けを確実にする。
【0052】
[0073]図17I及び図17Jはアクチュエータの取り付けを示す。アクチュエータを、インプラント挿入器ハンドルに対して垂直に、インプラント挿入器ハンドルの上面に配置する。アクチュエータの縦溝付きの金属シャフトを時計方向に回転することによって、アクチュエータをインプラント挿入器ハンドル上にロックする。アクチュエータがクイック連結ハンドルに確実に係合されると、カチッという音が聞こえる。インプラント挿入器アセンブリをKワイヤ上及び椎体内へと配置する。インプラント挿入器アセンブリが配置されると、Kワイヤを除去する。赤いバンドが露出された場合(図17J)、赤いバンドが見えなくなるまでアクチュエータを反時計方向に回転する。
【0053】
[0074]図17Kは、作動ロッドの識別を示す。作動ロッドの色バンドをインプラント挿入器の色バンドと一致させることによって、適正な作動ロッドを識別する。作動ロッドを、アクチュエータを通してインプラント挿入器へと前進させる。作動ロッドを抵抗が感じられなくなるまで回転し、端部をインプラントへとねじ込む。作動ロッドのノブをアクチュエータのキー特徴へと押し下げる。確実なロックが達成されるまで、時計方向に回転する。作動ロッドの先端がインプラントの遠位端から突出しているのが見えることを確認する。
【0054】
[0075]図17Lはインプラントの展開を示す。側面の蛍光透視イメージングを参照しながら、アクチュエータを時計方向に回転して、インプラントを展開する。アクチュエータが回転され、インプラントが展開されるにつれて、アクチュエータの赤いバンドが見えるようになる。所望の程度のインプラント展開が達成されると、アクチュエータの回転を停止する。インプラントの過剰展開を防ぐように、停止機構がアクチュエータ内に組み込まれている。
【0055】
[0076]図17Mはインプラントの位置変更を示す。インプラントの位置変更が必要な場合、ライブ蛍光透視イメージングを使用しながら、インプラント挿入器をインプラントが圧縮されるまで反時計方向に回転する。インプラントを所望の場所へ配置し直し、インプラントを再展開する。インプラントは、展開サイズの約75%に圧縮することのみ可能であることに注意されたい。ほとんどの実施形態では、インプラントは、1回のみ圧縮及び再展開することができる。
【0056】
[0077]図17Nは作動ロッドの取り外しを示す。分解するには、作動ロッドの外側ノブを押し下げ、作動ロッドがアクチュエータのキー特徴から解放されるまで、反時計方向に回転する。作動ロッドのねじ込みを解除し、取り外す。
【0057】
[0078]図17Oはアクチュエータの分解を示す。アクチュエータを取り外すには、トリガーを矢印で示す方向に引っ張る。トリガーを下げて保持しながら、アクチュエータを反時計方向に90度回転し、クイック連結ハンドルから係脱する。アクチュエータを取り外す。
【0058】
[0079]図17Pはインプラント挿入器の係脱を示す。ローディングボタンを押し上方に引っ張ることによって、クイック連結ハンドル及びロック管をインプラント挿入器カニューレから係脱する。インプラント挿入器ハンドルを取り外す。
【0059】
[0080]図17Qは定位置にある作業カニューレを示す。
[0081]図17R乃至図17FFはセメントの混合及び注入を示す。混合チャンバを基部上に配置する。ガラスボールを混合チャンバへと挿入する。PMMA粉末を混合チャンバへと注ぎ込む。モノマーのボトル上にある白い点線からボトルのネックを折ることによって、モノマーのバイアルを開ける。液体モノマーを混合チャンバへと注ぎ込む。混合チャンバの上面に蓋を置き、混合チャンバを基部から取り外す。蓋が定位置にロックされていることを確認する。3本の指を蓋の上に置き、混合チャンバを45秒間上下に振る。セメント作業時間を延ばすために、混合及び注入システム、セメント及びモノマーを手術の1時間前に冷やす。
【0060】
[0082]使用の際は、注入弁が確実に上方を向くように、混合チャンバを180度回転させる。キャップを反時計方向に回転することによって、注入キャップを混合チャンバから取り外す。セメント注入ガンを注入弁にルアーロックする。注入弁が下方を向くまで、混合チャンバ及びセメント注入ガンを180度回転する。所望の量のセメントをガンへと引き込むように、セメント注入ガンのノブを反時計方向に回転する。最大量のセメントをガンへと確実に引き込むようにするために、抵抗が感じられるまでガンのノブを反時計方向に回転し続ける。セメント注入ガンを混合チャンバから取り外す。短いまたは長い延長管をセメント注入ガンにルアーロックする。短いまたは長い延長管をセメント注入カニューレにルアーロックする。ルアー連結がセメント注入カニューレ及びセメント注入ガンに確実にねじ込まれていることを確認する。インプラント挿入器の管を通して挿入する前に、カニューレの先端にセメントがくるように、セメント注入カニューレを通してセメントを準備する。セメント注入カニューレを、インプラント挿入器の管を通してインプラントへと挿入する。ライブの側面及びAP蛍光透視法によってセメント注入を確認しながら、セメント注入ガンのノブを時計方向に回転することによってセメントを注入する。使用量:病的骨折の十分な固定に必要な量。骨折を安定化するのに十分なセメントが配置された後、またはセメントが皮質、終板に達した場合、または漏れが認められた場合、すぐに注入を停止する。セメント注入ガンのノブを反時計方向に1回完全に回転して、圧力を解放する。注:セメントは、中程度の粘性のセメントとすることができる。注入ガンのノブを一度に4分の1回回転することによって、セメントを注入する。セメント注入ガンのノブがセメント注入ガンの背面に達したとき、セメントの注入を停止する。セメントは、インプラント挿入器の管を通してインプラントへと直接注入してはならない。
【0061】
[0083]インプラント挿入器カニューレの取り外し。セメントの注入が完了すると、インプラントからインプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除する。インプラント挿入器カニューレからインプラントのねじ込みを解除できない場合、反トルクを使用すべきである。反トルクをインプラント挿入器カニューレを通してインプラントへと配置する。インプラント挿入器カニューレのねじ込みを解除しながら、反トルクを静止して保持する。セメント注入が完了した後、セメント注入カニューレを取り外す。
【0062】
[0084]図18A乃至図18Cは、代替的な手術方法の作業カニューレ技術を示す。椎弓根へのアクセス−手順では、椎弓根へのアクセスを確立する前に、椎体をAP面で可視化する必要がある。頭尾方向及び側部の増強の組み合わせを使用して、適正な可視化のために、椎弓根が椎体内及び終板間にくるようにする。作業カニューレアセンブリは椎弓根を通して挿入され、後方皮質のすぐ前側に配置される。作業カニューレアセンブリの位置が蛍光透視法によって確認されると、作業カニューレトロカールのねじ込みを解除し、作業カニューレから取り外す。作業カニューレは、全手順を通して椎体へのアクセスチャンネルとして作用する。標的針を挿入しやすくするために、小さい皮膚切開が必要になる場合がある。椎体の準備は、ドリルを作業カニューレを通して挿入する。第3椎体の前側への通路を形成する。経路は前方皮質の数ミリメートル後側で終わらせる。上記の手順を継続する。
【0063】
[0085]図19A乃至図19Wは、OSSEOFIXインプラントを注入及び展開(拡張)する4つの主要な構成部品である、アクチュエータ、作動ロッド、クイック連結挿入器ハンドル及びインプラントロック管アセンブリを含む、OSSEOFIX骨折整復システムの別の実施形態を示す。
【0064】
[0086]アクチュエータは、アクチュエータの中心に置かれた動力ねじの使用を通してアクチュエータハンドルに加えられたトルクを線形圧縮力に変換することによって、OSSEOFIXインプラントを圧縮し拡張するために必要な圧縮力を生成する。アクチュエータは、サブ構成部品であるハウジング、スラストナット、ハンドル、動力ねじ及びスラスト軸受を含む。
【0065】
[0087]ハウジング:
・ハウジングの近位側チャンバ内に動力ねじ、スラストナット、スラスト軸受を含む、円筒形構成部品。
・ハウジングは、動力ねじにトルクがかかるとき、動力ねじが回転しないようにする長方形の切込みを近位側チャンバの底面に有する。
・遠位側チャンバの底面の2つのタブによって、ハウジングを挿入器クイック連結ハンドルに連結することができる。
・遠位側チャンバには挿入器クイック連結ハンドルからの間隙が設けられており、動力ねじが線形に並進できるようにする空間となる。
・ハウジングの上面の溝は、アクチュエータ構成部品を定位置に維持する維持リングを保持する。
【0066】
[0088]スラストナット:
・ナットの六角形部分を介してアクチュエータハンドルに連結されている。
・動力ねじと噛み合うように雌ねじが切られている。
・ハンドルを回転して、ねじ山が回転するにつれて線形力が動力ねじへと伝達されるとき、ハウジング内で回転する。
・スラストナットは、摩擦を低減するように、ハウジング内で転がりスラスト軸受によって支持されている。
【0067】
[0089]ハンドル:
・六角形の切込みを介してスラストナットに連結されている。
・医師の手によって加えられたトルクをスラストナットへと伝達する。
・医師が加える必要のあるトルクの方向を識別する助けとなるように、ハンドルはS字形状になっている。
【0068】
[0090]動力ねじ:
・圧縮展開力をインプラントへと伝達するアクチュエータロッドと直接相互作用する。
・動力ねじの遠位端の平面が、スラストナットによって負荷されるときに回転しないように、ハウジングの長方形の切込みと相互作用する。
・スラストナットが回転されると線形力を生成するように、アクメねじがスラストナットと噛み合う。
・動力ねじの近位端の「J」字形の切込みが、バイヨネット式の装着を形成するように、アクチュエータロッドの突起と噛み合う。
・「J」字形の切込みは、アクチュエータロッドがOSSEOFIXインプラントへと十分にねじ込まれない限り、アクチュエータロッドの突起が動力ねじに係合しないように設計されている。
・動力ねじの遠位端の溝は、維持リングを保持する。このリングは、インプラントの適正な展開のために正確な移動量を設定する停止部を形成するように、ハウジング内の近位側チャンバの底面と接触する。
【0069】
[0091]スラスト軸受:
・スラストナットが回転されるときの摩擦を低減するように、スラストナットとハウジングとの間に嵌合する。
・転動体の空間を維持するように、スラストワッシャ、転がり軸受及びケージからなる。
【0070】
[0092]作動ロッドは、サブ構成部品であるロッド、ノブ及びハブを含む。
[0093]ロッド:
・ねじ山を切った先端がインプラントの遠位端へとねじ込まれる。
・ねじ山を切った先端に、インプラントのねじ山に捉えることができる骨の変位を助けるように、縦溝が付けられている。
・ロッドの近位端のボスが、圧縮負荷をインプラントの遠位端に伝達するように、動力ねじと相互作用する。ねじ山を切った先端のねじ山の端部とボスの近位側表面との間の距離は、適正な距離になるように設定される。
【0071】
[0094]ノブ:
・ノブの遠位端の突起が、アクチュエータロッドを動力ねじに確実にロックするように、動力ねじの近位端の「J」字形のスロットと係合する。
・ノブの内側の内歯が、トルクを伝達しロッドをインプラントの遠位側のねじ山へとねじ込むことができるように、アクチュエータハブの外歯と係合する。
・ノブの内側のばねが、ねじ込みプロセス中に係合された歯を維持する。ロッドがインプラントへと十分にねじ込まれた後、ノブを押し下げて歯を解放し、突起が動力ねじの「J」字形スロットと位置合わせできるようにする。
・ノブの上面の溝が、ばねを定位置に維持する維持リングを保持する。
【0072】
[0095]ハブ:
・ハブはロッドに確実に取り付けられる。
・外歯が内歯の一致するセットに係合して、アクチュエータロッドをインプラントの遠位側のねじ山へとねじ込む際、ハブ及びノブをともにロックする。
・ハブの遠位側形状がばねを支持し、中心合わせするように作用して、インプラントへとねじ込まれた後で歯をロック解除するようにノブが押し下げられたとき、自由動作が可能になる。
【0073】
[0096]クイック連結挿入器ハンドルは、ディスポーザブルのインプラント挿入器シャフトを保持する。カギ穴形の切込みを有する摺動ロックがインプラント挿入器シャフトの対の切欠きに係合し、ハンドルの近位端のアンダーカットがアクチュエータハウジングのタブに係合して、確実な連結がもたらされる。アクチュエータは、摺動するばね負荷されたラッチを使用して、ハンドルへの連結が維持される。クイック連結挿入器ハンドルは、サブ構成部品であるハンドル、摺動ロック及びラッチを含む。
【0074】
[0097]ハンドル:
・ハンドルは、インプラントの展開中、システムを安定化する主要な手段を提供する。
・ハンドルは、インプラントの展開中、医師がアクチュエータハンドルに反トルクを加えることができるようなサイズである。
・ハンドルの上面のアンダーカットは、インプラントの展開中、アクチュエータハウジングのタブに係合し、アクチュエータ及びハンドルをともに確実に連結する手段を提供する。
・ハンドルを通る中心穴が、インプラント挿入器シャフトと相互作用する。穴内のクロスピンが、インプラント挿入器シャフトの近位端の平面と相互作用し、挿入器シャフトの摺動ロックとの位置合わせを補助する。
【0075】
[0098]摺動ロック:
・摺動ロックがハンドルの側面スロットへと嵌合する。スロットの底面のばねが摺動ロックを捕捉位置に維持し、カギ穴形切込みの細い端部がハンドルの中心穴の上に配置される。
・摺動ロックが押し下げられるとき、カギ穴形切込みの大きい円形の端部をハンドルの中心穴の上で中心合わせすることによって、インプラント挿入器シャフトを係脱させる。
・摺動ロックは、摺動ロックの長方形スロットを通って押し下げられるピンによって、ハンドル内に捉えられる。
【0076】
[0099]ラッチ:
・ばね負荷されたラッチが、ハンドルのアンダーカット内に含まれるアクチュエータハウジングタブを維持するように作用する。
・ラッチは、切込みに対して垂直に穴内に嵌合し、アンダーカットを通る開口の1つをブロックする。
・ラッチの端部は、アクチュエータが回転してアンダーカット内でタブをロックするとき、アクチュエータタブがラッチを押し下げることができる形状である。
・ラッチの側面に取り付けられたノブによって、アクチュエータハウジングタブを解放するように、ラッチを穴へと摺動して戻すことができる。
【0077】
[00100]インプラントロック管アセンブリは、インプラント挿入器シャフト内部で下方へ摺動し、インプラント挿入器クイック連結ハンドルへとねじ込まれるねじ式ノブによって、定位置に保持される。インプラントロック管アセンブリの遠位端の鋸歯パターンの切込みがインプラントの近位端のスロットに係合して、インプラントがインプラント挿入器シャフトから外れないようになっており、インプラントロック管アセンブリがばね負荷されて、インプラントの近位端と確実な接触を維持するようになっている。インプラントロック管アセンブリは、サブ構成部品であるロック管、ねじ式ノブ及びロック管本体を含む。
【0078】
[00101]ロック管:
・インプラント挿入器シャフトを、インプラントの近位端に係合するように、下方へ摺動する。
・鋸歯パターンの切込みが、インプラントの近位端に切り込まれたスロットに係合する。
・鋸歯パターンの切込みの輪郭は、インプラントをインプラント挿入器シャフトへとねじ込むことができるような向きになっている。インプラントをインプラント挿入器シャフトへとねじ込む際、歯の輪郭の斜面によって、管を後退させることができる。鋸歯パターンの垂直な縁部は、インプラントがインプラント挿入器シャフトから外れないようにする。
【0079】
[00102]ねじ式ノブ:
・ロック管を定位置に固定するように、インプラント挿入器クイック連結ハンドルへとねじ込む。
・アクチュエータをインプラント挿入器クイック連結ハンドルと連結する際、ねじ式ノブの外周が、アクチュエータハウジング遠位側チャンバの穴と中心合わせし案内するように、ボスを形成する。
・ねじ式ノブのチャンバは、ロック管にロック力を与えるばねを収容する。
【0080】
[00103]ロック管本体:
・ロック管に確実に取り付けられている。
・ロック管本体のT字形の遠位端が、ロック管の回転を防ぐように、クイック連結挿入器ハンドルの遠位端のスロットに係合する。
・ロック管本体の近位端のボスがねじ式ノブの穴を通って嵌合し、管がインプラントの近位端に係合するにつれて、ロック管が軸方向に動くことができる。
・ロック管本体の近位端の溝が、ロック力を与えるばねを維持する。
【0081】
[00104]以上、本発明の方法及び構成部品の実施形態の例を説明した。他でも述べた通り、これらの実施形態の例は例示的な目的のためにのみ説明されたものであり、限定的ではない。他の実施形態も可能であり、本発明の範囲内である。そのような実施形態は、本明細書に含まれる教示に基づいて、当業者には容易に理解される。したがって、本発明の広さ及び範囲は上記の例示的な実施形態のいずれにも制限されず、添付の特許請求の範囲及びその均等物によってのみ定義される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インプラントを椎体へと展開し除去するための外科用インプラント挿入システムにおいて、
作動ロッドと、
前記作動ロッドに連結されたアクチュエータハンドルと、
前記作動ロッド上に配置されて挿入器ハンドルに連結された挿入器ロック管とを含み、 前記挿入器ハンドルを使用して前記インプラントを前記椎体内に挿入する際に、前記アクチュエータハンドルが回転されて、前記作動ロッドが前記挿入器ロック管の遠位端に配置された前記インプラントを拡張または圧縮する、システム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管の前記遠位端に配置された前記インプラントを液圧により拡張及び圧縮するための液圧アセンブリをさらに含んだ、システム。
【請求項3】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ハンドルは、前記挿入器ロック管を相互ロックするためのロック機構を含んだ、システム。
【請求項4】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータハンドルは、前記アクチュエータハンドルが所定の角度を過ぎて回転するのを防ぐように構成された停止機構を含んだ、システム。
【請求項5】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管は、様々なサイズ及び形状のインプラントに対応するように構成された、システム。
【請求項6】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記インプラントは、ステントである、システム。
【請求項7】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記インプラントを挿入する際に、前記アクチュエータハンドルを反時計方向に回転することによって、前記インプラントを配置し直せるように構成することができる、システム。
【請求項8】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管を通して挿入されるように構成された骨生検カニューレをさらに含んだ、システム。
【請求項9】
請求項8に記載のシステムにおいて、前記骨生検カニューレは、骨セメントを注入できるように構成されることができる、システム。
【請求項1】
インプラントを椎体へと展開し除去するための外科用インプラント挿入システムにおいて、
作動ロッドと、
前記作動ロッドに連結されたアクチュエータハンドルと、
前記作動ロッド上に配置されて挿入器ハンドルに連結された挿入器ロック管とを含み、 前記挿入器ハンドルを使用して前記インプラントを前記椎体内に挿入する際に、前記アクチュエータハンドルが回転されて、前記作動ロッドが前記挿入器ロック管の遠位端に配置された前記インプラントを拡張または圧縮する、システム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管の前記遠位端に配置された前記インプラントを液圧により拡張及び圧縮するための液圧アセンブリをさらに含んだ、システム。
【請求項3】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ハンドルは、前記挿入器ロック管を相互ロックするためのロック機構を含んだ、システム。
【請求項4】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータハンドルは、前記アクチュエータハンドルが所定の角度を過ぎて回転するのを防ぐように構成された停止機構を含んだ、システム。
【請求項5】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管は、様々なサイズ及び形状のインプラントに対応するように構成された、システム。
【請求項6】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記インプラントは、ステントである、システム。
【請求項7】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記インプラントを挿入する際に、前記アクチュエータハンドルを反時計方向に回転することによって、前記インプラントを配置し直せるように構成することができる、システム。
【請求項8】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記挿入器ロック管を通して挿入されるように構成された骨生検カニューレをさらに含んだ、システム。
【請求項9】
請求項8に記載のシステムにおいて、前記骨生検カニューレは、骨セメントを注入できるように構成されることができる、システム。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図5F】
【図5G】
【図5H】
【図5I】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図14E】
【図14F】
【図14G】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図14K】
【図14L】
【図14M】
【図14N】
【図14O】
【図14P】
【図14Q】
【図14R】
【図14S】
【図14T】
【図14U】
【図14V】
【図14W】
【図14X】
【図14Y】
【図14Z】
【図14AA】
【図14BB】
【図14CC】
【図14DD】
【図14EE】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図17D】
【図17E】
【図17F】
【図17G】
【図17H】
【図17I】
【図17J】
【図17K】
【図17L】
【図17M】
【図17N】
【図17O】
【図17P】
【図17Q】
【図17R】
【図17S】
【図17T】
【図17U】
【図17V】
【図17W】
【図17X】
【図17Y】
【図17Z】
【図17AA】
【図17BB】
【図17CC】
【図17DD】
【図17EE】
【図17FF】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図19D】
【図19E】
【図19F】
【図19G】
【図19H】
【図19J】
【図19K】
【図19L】
【図19M】
【図19N】
【図19O】
【図19P】
【図19Q】
【図19R】
【図19S】
【図19T】
【図19U】
【図19V】
【図19W】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図5F】
【図5G】
【図5H】
【図5I】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図14E】
【図14F】
【図14G】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図14K】
【図14L】
【図14M】
【図14N】
【図14O】
【図14P】
【図14Q】
【図14R】
【図14S】
【図14T】
【図14U】
【図14V】
【図14W】
【図14X】
【図14Y】
【図14Z】
【図14AA】
【図14BB】
【図14CC】
【図14DD】
【図14EE】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図17D】
【図17E】
【図17F】
【図17G】
【図17H】
【図17I】
【図17J】
【図17K】
【図17L】
【図17M】
【図17N】
【図17O】
【図17P】
【図17Q】
【図17R】
【図17S】
【図17T】
【図17U】
【図17V】
【図17W】
【図17X】
【図17Y】
【図17Z】
【図17AA】
【図17BB】
【図17CC】
【図17DD】
【図17EE】
【図17FF】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図19D】
【図19E】
【図19F】
【図19G】
【図19H】
【図19J】
【図19K】
【図19L】
【図19M】
【図19N】
【図19O】
【図19P】
【図19Q】
【図19R】
【図19S】
【図19T】
【図19U】
【図19V】
【図19W】
【公表番号】特表2011−524791(P2011−524791A)
【公表日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−514625(P2011−514625)
【出願日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/003689
【国際公開番号】WO2009/154791
【国際公開日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【出願人】(507280675)アルファテック スパイン, インコーポレイテッド (14)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/003689
【国際公開番号】WO2009/154791
【国際公開日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【出願人】(507280675)アルファテック スパイン, インコーポレイテッド (14)
【Fターム(参考)】
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