説明

ウイルス感染症の治療のための併用療法

最初に第1の期間に少なくとも1つの第1の抗ウイルス性化合物を投与し、次に、第1の期間の終了後、第2の期間に少なくとも1つの第1の抗ウイルス性化合物および少なくとも1つの第2の抗ウイルス性化合物を同時にまたは経時的に投与することにより、ウイルス感染症を治療することができる。場合によっては、第2の期間の終了後に、第2の期間に投与された同じ少なくとも1つの第2の抗ウイルス性化合物を、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス性化合物の同時投与または経時的投与なしで、第3の期間に投与することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウイルス感染症を治療する方法であって、
(A)それを必要とする対象に第1の期間少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤を投与するステップであって、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤は宿主のα−グルコシダーゼを阻害しないステップと、
(B)第1の期間の後、第2の期間に前記対象に前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤および少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を逐次的または同時に投与するステップであって、前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤は宿主のα−グルコシダーゼを阻害するステップとを含む方法。
【請求項2】
第1の期間の後、前記投与に対する対象のウイルス応答を評価することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第2の期間の間の前記逐次的または同時投与が、前記評価に基づき、第1の期間後陰性のウイルス負荷を示す対象だけで行われる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第2の期間の後、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤の投与を中止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第2の期間の後、第3の期間に前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を投与することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、α−グルコシダーゼ阻害剤から本質的になる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ウイルス感染症がアルファウイルス感染症である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ウイルス感染症がフラビウイルス科に属するウイルスに起因するかそれに関連するウイルス感染症である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ウイルス感染症が肝炎感染症である、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症である、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、免疫賦活剤、免疫調節剤、ヌクレオシド抗ウイルス剤、ヌクレオチド抗ウイルス剤、抗線維症剤、カスパーゼ阻害剤、イノシン5’−一リン酸デヒドロゲナーゼ(IMPDH)阻害剤およびウイルス酵素阻害剤からなる群から選択される少なくとも1つの剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がインターフェロン受容体アゴニストを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記インターフェロン受容体アゴニストがインターフェロンである、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記インターフェロンが、αインターフェロン、βインターフェロン、γインターフェロン、PEG化αインターフェロン、PEG化βインターフェロン、PEG化γインターフェロン、およびそれらの任意の2つ以上の混合物からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が少なくとも1つのヌクレオシドまたはヌクレオチドの抗ウイルス剤をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つのヌクレオシドまたはヌクレオチドの抗ウイルス剤がリバビリンまたはその誘導体である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症であり、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が少なくとも1つのHCV酵素阻害剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、またはHCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤の少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、式II
【化23】

の化合物またはその薬学上許容される塩を含み、上式で、Rは、置換されたもしくは非置換のアルキル基、置換されたもしくは非置換のシクロアルキル基、置換されたもしくは非置換のアリール基、または置換されたもしくは非置換のオキサアルキル基から選択され、W、X、YおよびZは、水素、アルカノイル基、アロイル基およびハロアルカノイル基からそれぞれ独立して選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
が、1〜16個の炭素原子を有する置換されたもしくは非置換のアルキル基であり、W、X、YおよびZがそれぞれ水素である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
が2〜6個の炭素原子を有する、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
がブチルである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
が7〜12個の炭素原子を有する、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
がノニルである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤がカスタノスペルミンまたはその誘導体を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症であり、A)での投与がインターフェロンおよびリバビリンの投与を含み、B)での投与がインターフェロン、リバビリンおよびN−ブチルデオキシノジリマイシンの投与を含み、第2の期間の後、N−ブチルデオキシノジリマイシンまたはその薬学上許容される塩を投与することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
対象がヒトである、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
ウイルス感染症を治療する方法であって、
(A)それを必要とする対象に第1の期間少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤を投与するステップであって、前記少なくとも第1の抗ウイルス剤はイミノ糖を含まないステップと、
(B)第1の期間の後、第2の期間に前記対象に前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤および少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を逐次的または同時に投与するステップであって、前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤はイミノ糖を含むステップとを含む方法。
【請求項29】
第1の期間の後、前記投与に対する前記対象のウイルス応答を評価することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
第2の期間の前記逐次的または同時投与が、前記評価に基づき、第1の期間後陰性のウイルス負荷を示す対象だけで行われる、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
第2の期間の終了後、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤の投与を中止することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項32】
第2の期間の終了後、第3の期間に前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を投与することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、イミノ糖から本質的になる、請求項28に記載の方法。
【請求項34】
前記ウイルス感染症がフラビウイルス科に属するウイルスに起因するかそれに関連するウイルス感染症である、請求項28に記載の方法。
【請求項35】
前記ウイルス感染症が肝炎感染症である、請求項28に記載の方法。
【請求項36】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症である、請求項28に記載の方法。
【請求項37】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、免疫賦活剤、免疫調節剤、ヌクレオシド抗ウイルス剤、ヌクレオチド抗ウイルス剤、抗線維症剤、カスパーゼ阻害剤、イノシン5’−一リン酸デヒドロゲナーゼ(IMPDH)阻害剤およびウイルス酵素阻害剤からなる群から選択される少なくとも1つの剤を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項38】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、少なくとも1つの免疫賦活剤または免疫調節剤、および少なくとも1つのヌクレオシド抗ウイルス剤またはヌクレオチド抗ウイルス剤を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項39】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がインターフェロン受容体アゴニストを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項40】
前記インターフェロン受容体アゴニストがインターフェロンである、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記インターフェロンが、αインターフェロン、βインターフェロン、γインターフェロン、PEG化αインターフェロン、PEG化βインターフェロン、PEG化γインターフェロン、およびそれらの任意の2つ以上の混合物からなる群から選択される、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がリバビリンまたはその誘導体をさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症であり、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が少なくとも1つのHCV酵素阻害剤を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項44】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、またはHCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤の少なくとも1つを含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記イミノ糖が、式II
【化24】

の化合物またはその薬学上許容される塩であり、上式で、Rは置換されたもしくは非置換のアルキル基、置換されたもしくは非置換のシクロアルキル基、置換されたもしくは非置換のアリール基、または置換されたもしくは非置換のオキサアルキル基から選択され、W、X、YおよびZは、水素、アルカノイル基、アロイル基およびハロアルカノイル基からそれぞれ独立して選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項46】
がアルキルであり、W、X、YおよびZがそれぞれ水素である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
がブチルである、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
がノニルである、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記イミノ糖が、式I
【化25】

の化合物またはその薬学上許容される塩であり、上式で、Rは置換されたもしくは非置換のアルキル基、および置換されたもしくは非置換のオキサアルキル基から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項50】
Rが−(CHOCHCHである、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤がカスタノスペルミンまたはその誘導体を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項52】
対象がヒトである、請求項28に記載の方法。
【請求項53】
ウイルス感染症を治療する方法であって、
(A)それを必要とする対象に第1の期間少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤を投与するステップであって、前記少なくとも第1の抗ウイルス剤はイオンチャネル活性を阻害しないステップと、
(B)第1の期間の後、第2の期間に前記対象に前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤および少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を逐次的または同時に投与するステップであって、前記第2の抗ウイルス剤はイオンチャネル活性を阻害するステップとを含む方法。
【請求項54】
第1の期間の後、前記投与に対する対象のウイルス応答を評価することをさらに含む、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
第2の期間の間の前記逐次的または同時投与が、前記評価に基づき、第1の期間後陰性のウイルス負荷を示す対象だけで行われる、請求項53に記載の方法。
【請求項56】
第2の期間の終了後、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤の投与を中止することをさらに含む、請求項53に記載の方法。
【請求項57】
第2の期間の終了後、第3の期間に前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を投与することをさらに含む、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、イオンチャネル阻害剤から本質的になる、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記ウイルス感染症がフラビウイルス科に属するウイルスに起因するかそれに関連するウイルス感染症である、請求項53に記載の方法。
【請求項60】
前記ウイルス感染症が肝炎感染症である、請求項53に記載の方法。
【請求項61】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症である、請求項53に記載の方法。
【請求項62】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、免疫賦活剤、免疫調節剤、ヌクレオシド抗ウイルス剤、ヌクレオチド抗ウイルス剤、抗線維症剤、カスパーゼ阻害剤、イノシン5’−一リン酸デヒドロゲナーゼ(IMPDH)阻害剤およびウイルス酵素阻害剤からなる群から選択される少なくとも1つの剤を含む、請求項53に記載の方法。
【請求項63】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、少なくとも1つの免疫賦活剤または免疫調節剤、および少なくとも1つのヌクレオシド抗ウイルス剤またはヌクレオチド抗ウイルス剤を含む、請求項53に記載の方法。
【請求項64】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がインターフェロン受容体アゴニストを含む、請求項53に記載の方法。
【請求項65】
前記インターフェロン受容体アゴニストがインターフェロンである、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記インターフェロンが、αインターフェロン、βインターフェロン、γインターフェロン、PEG化αインターフェロン、PEG化βインターフェロン、PEG化γインターフェロン、およびそれらの任意の2つ以上の混合物からなる群から選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がリバビリンまたはその誘導体をさらに含む、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
前記ウイルス感染症が肝炎ウイルス感染症であり、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が少なくとも1つのHCV酵素阻害剤を含む、請求項53に記載の方法。
【請求項69】
前記少なくとも1つのHCV酵素阻害剤が、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、またはHCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤の少なくとも1つを含む、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、式I
【化26】

の化合物またはその薬学上許容される塩を含み、上式で、Rは、置換されたまたは非置換のアルキル基、および置換されたまたは非置換のオキサアルキル基から選択される、請求項53に記載の方法。
【請求項71】
Rが−(CHOCHCHである、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、式
【化27】

を有する化合物を含み、上式で、R12はC〜C18アルキル基またはそのオキサアルキル誘導体である、請求項53に記載の方法。
【請求項73】
12がノニルである、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、式
【化28】

を有する化合物を含み、上式で、R12はC〜C18アルキル基またはそのオキサアルキル誘導体である、請求項53に記載の方法。
【請求項75】
対象がヒトである、請求項53に記載の方法。
【請求項76】
ウイルス感染症を治療する方法であって、
(A)それを必要とする対象に第1の期間少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤を投与するステップであって、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤は式VIIIの窒素含有化合物を含まないステップと、
(B)第1の期間の後、第2の期間に前記対象に前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤および少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を逐次的または同時に投与するステップであって、前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤は式VIII
【化29】

の窒素含有化合物またはその薬学上許容される塩を含むステップとを含み、上式で、R12はアルキルまたはそのオキサ置換誘導体であり、
は水素であり、RはカルボキシまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり、あるいは、RおよびRは一緒になって
【化30】

であり、nは3または4であり、各Xは、独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、C〜Cアルキルカルボキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cヒドロキシアルキル、C〜Cアシルオキシまたはアロイルオキシであり、各Yは、独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、C〜Cアルキルカルボキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cヒドロキシアルキル、C〜Cアシルオキシ、アロイルオキシであるか削除され、
は水素であるか削除され、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、アシルオキシまたはアロイルオキシであり、あるいは、RおよびRは一緒になってフェニルを形成し、Rは削除される方法。
【請求項77】
第1の期間の後、前記投与に対する対象のウイルス応答を評価することをさらに含む、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
第2の期間の間の前記逐次的または同時投与が、前記評価に基づき、第1の期間の後陰性のウイルス負荷を示す対象だけで行われる、請求項76に記載の方法。
【請求項79】
第2の期間の後、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤の投与を中止することをさらに含む、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
第2の期間の後、第3の期間に前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤を投与することをさらに含む、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記少なくとも1つの第2の抗ウイルス剤が、式VIIIの化合物から本質的になる、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記ウイルス感染症がフラビウイルス科に属するウイルスに起因するかそれに関連するウイルス感染症である、請求項76に記載の方法。
【請求項83】
前記ウイルス感染症が肝炎感染症である、請求項76に記載の方法。
【請求項84】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症である、請求項76に記載の方法。
【請求項85】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、免疫賦活剤、免疫調節剤、ヌクレオシド抗ウイルス剤、ヌクレオチド抗ウイルス剤、抗線維症剤、カスパーゼ阻害剤、イノシン5’−一リン酸デヒドロゲナーゼ(IMPDH)阻害剤およびウイルス酵素阻害剤からなる群から選択される少なくとも1つの剤を含む、請求項76に記載の方法。
【請求項86】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、少なくとも1つの免疫賦活剤または免疫調節剤、および少なくとも1つのヌクレオシド抗ウイルス剤またはヌクレオチド抗ウイルス剤を含む、請求項76に記載の方法。
【請求項87】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がインターフェロン受容体アゴニストを含む、請求項76に記載の方法。
【請求項88】
前記インターフェロン受容体アゴニストがインターフェロンである、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記インターフェロンが、αインターフェロン、βインターフェロン、γインターフェロン、PEG化αインターフェロン、PEG化βインターフェロン、PEG化γインターフェロン、およびそれらの任意の2つ以上の混合物からなる群から選択される、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤がリバビリンまたはその誘導体をさらに含む、請求項87に記載の方法。
【請求項91】
前記ウイルス感染症がC型肝炎感染症であり、前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が少なくとも1つのHCV酵素阻害剤を含む、請求項76に記載の方法。
【請求項92】
前記少なくとも1つの第1の抗ウイルス剤が、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、またはHCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤の少なくとも1つを含む、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記窒素含有化合物が式
【化31】

を有し、上式で、R〜R10のそれぞれは、独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、C〜Cアルキルカルボキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cヒドロキシアルキル、C〜Cアシルオキシおよびアロイルオキシからなる群から選択され、R11は、水素またはC〜Cアルキルである、請求項76に記載の方法。
【請求項94】
前記窒素含有化合物が式
【化32】

を有する、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
対象がヒトである、請求項76に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2010−510171(P2010−510171A)
【公表日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−525739(P2009−525739)
【出願日】平成19年8月21日(2007.8.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/076435
【国際公開番号】WO2008/063727
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(502278769)ユナイテッド セラピューティクス コーポレーション (10)
【Fターム(参考)】