説明

エアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造

【課題】エア漏れ現象を発生させないような、エアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造を提供することを目的とする。
【解決手段】隣接する第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12を備えたエアコンユニット1と、隣接する第一通風路及び第二通風路を備えた空調ダクトとの取り付け構造であって、前記第一エア吹出口11及び前記第二エア吹出口12は、その外周の一辺に切り欠き部Kを有するコの字形補助壁2と、第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12を仕切る吹出口境界壁130とからなり、第一ダクト31の開口部端と第二ダクト32の開口部端との間にダクト側段差部Zが形成され、前記ダクト側段差部Zを前記吹出口境界壁130に当接させて、空調ダクト2をエアコンユニット1に取り付けるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
車両に搭載されるエアコンユニットとその吹出口に取り付けられる空調ダクトとの取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、車両内の空調は車両用のエアコンユニットから排出される空調エアを、空調ダクトを用いて車両内部の所定の位置まで供給して吹き出させることによって行われている。
一般的なエアコンユニットは空調エアの吹出口を二つ備えており、それぞれに異なる位置へ空調エアを供給するためのダクトが取り付けられている。
さらに最近では、エアコンユニットは複数の吹出口から異なる温度の空調エアを排出させることができるものもある。
【0003】
エアコンユニットに空調ダクトを取り付ける方法は多岐に渡っており、例えば特許文献1に記載されているように予め一方の空調ダクトと、他方の空調ダクトとを爪部を用いて嵌合させて一体に固定させた後、一体化させた空調ダクトを吹出口に取り付けるという方法がある。
また、特許文献2に記載されているように空調ダクトが接続されたインストルメントパネル等のユニットを車両に対して組み付ける時に空調ダクトの他端がエアコンユニットにスライド固定されるための空調ケースを設けたものなどがある。
【0004】
空調ダクトを吹出口に取り付ける際の本発明に係る取り付け方法に対する従来例を図5に示す。
これによると先ず、予め二本の空調ダクト101、102を添合した状態で固定し、ユニット化しておく。
またエアコンユニットの吹出口202を、その一部(矢印で示すダクトの組付け軌道の前面)が切り欠かれた状態(切り欠き部K)で形成する。
次に、ユニット化した空調ダクト100を切り欠き部Kが形成されている方向から吹出口に接近させ、空調ダクト100の外周面を吹出口201、202の内周面に当接させて接合する。
【特許文献1】特開平6−106956号公報
【特許文献2】特開2004−98727号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図5に示した取り付け方法の場合、エアコンユニットの吹出口境界縁200Aと、空調ダクトの境界縁100Aとは突合わせのほぼ線接触に近い状態で接合される。
そのため、一方の吹出口201から排出された空調エアがダクト102へと流れ込んだり、或いは、他方の吹出口202から排出された空調エアがダクト101へと流れ込んだりする、いわゆるエア漏れ現象が発生し易い。
このエア漏れ現象を防止するために、エアコンユニットの吹出口境界縁200Aと空調ダクトの境界縁100Aとの接合部にはシール材を取り付ける必要がある。
【0006】
エアコンユニットの吹出口境界縁200Aと空調ダクトの境界縁100Aとの接合部にシール材を取り付けるためには、接合する際に予め前もってシール材をエアコンユニットの吹出口境界縁200Aまたは空調ダクトの境界縁100Aに取り付けておかなければならない。
【0007】
しかしながら、エアコンユニットの吹出口境界縁200Aまたは空調ダクトの境界縁100Aにシール材を取り付けたとしても、エアコンユニットの吹出口境界縁200Aと空調ダクトの境界縁100Aとの当接面積は極めて小さいことから、組付け時のバラツキにより取り付け状態が不安定である。
さらに、組付けの際、シール材が境界縁から剥離することがあり、必ずしもシール性を十分に確保できない。
そのため、エア漏れ現象を生じないように組付け状態を維持することが困難となる。
【0008】
本発明は以上の課題を解決すべく開発されたものである。
すなわち、エア漏れ現象を発生させないような、エアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、以上のような課題背景をもとに鋭意研究を重ねた結果、エアコンユニットと空調ダクトとの接合部の形状に工夫を加えることにより、上記の課題を解決できることを見出し、その知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0010】
すなわち本発明は、隣接する第一エア吹出口及び第二エア吹出口を備えたエアコンユニットと、隣接する第一通風流路及び第二通風流路を備えた空調ダクトとの取り付け構造であって、前記第一エア吹出口及び前記第二エア吹出口は、その外周の一辺に切り欠き部を有するコの字形補助壁と、第一エア吹出口及び第二エア吹出口を仕切る吹出口境界壁とからなり、第一ダクトの開口部端と第二ダクトの開口部端との間にダクト側段差部が形成され、前記ダクト側段差部を前記吹出口境界壁に当接させて、空調ダクトをエアコンユニットに取り付けるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0011】
さらに本発明は、前記ダクト側段差部は前記第一ダクトの開口部端が前記第二ダクトの開口部端よりも突出して形成されることにより形成されるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0012】
また本発明は、吹出口境界壁にエアコン側段差部が形成され、該エアコン側段差部は、前記第二エア吹出口の開口部端が前記第一エア吹出口の開口部端よりも引っ込んで低く形成されることにより形成され、ダクト側段差部をエアコン側段差部に当接させて、空調ダクトをエアコンユニットに取り付けるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0013】
また本発明は、前記エアコン側段差部がダクト側段差部と同じ大きさであるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0014】
また本発明は、コの字形補助壁の上端と、吹出し口境界壁の上端との間の間隔は、コの字形補助壁の上端と切り欠き部の上端との間の間隔よりも小さいエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0015】
また本発明は、吹出し口境界壁とダクト側段差部とがシール材を介して当接されているエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0016】
また本発明は、空調ダクトは切り欠き部を通しスライドさせてエアコンユニットに取り付けられるエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造に存する。
【0017】
なお、本発明の目的に添ったものであれば上記の発明を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
【発明の効果】
【0018】
本発明のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造によれば、エア漏れ現象が生じることなく空調ダクトをエアコンユニットの吹出口に取り付けることができる。
また、複数の通風流路を有する空調ダクトを、スライド方向の接合により高い気密性を維持してエアコンユニットに取り付けることができる
【0019】
エアコンユニットに設けられるエアコン側段差部と、空調ダクトに設けられるダクト側段差部とが同じ大きさであると、空調ダクトとエアコンユニットとの接合の際の位置決めが容易となり、一定の面積で接合されて安定した気密性を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
〔第一の実施形態〕
(エアコンユニットの構成)
本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は本実施形態のエアコンユニットの吹出口及び吹出口に取り付けられる空調ダクトの斜視図である。
図1(A)に示すように、本実施形態のエアコンユニット1(所謂HVACモジュール)は矩形の第一エア吹出口11及び矩形の第二エア吹出口12を備えており、これら第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12からは通常それぞれ異なる温度の空調エアが供給される。
【0021】
第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12は、その外周の一辺に切り欠き部Kを有するコの字形補助壁2と、第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12を仕切る吹出口境界壁130とより構成される。
ここで、第一エア吹出口11と第二エア吹出口12とは吹出口境界壁130を介して隣接して形成されており、エアコンユニット1の吹出口は切り欠き部K、吹出口境界壁130、コの字形補助壁2の順に壁面が高く形成されている。
すなわち、コの字形補助壁2の上端と、吹出し口境界壁130の上端との間の間隔(d2)は、コの字形補助壁2の上端と切り欠き部Kの上端との間の間隔(d1)よりも小さい。
【0022】
(空調ダクトの構成)
図1(B)に示すように、本実施形態の空調ダクト3は、矩形の第一ダクト31及び矩形の第二ダクト32を備えている。
第一ダクト31により空調ダクトの第一通風流路が構成され、第二ダクト32により空調ダクトの第二通風流路が構成される。第一ダクト31の開口部の形は第一エア吹出口11の形と一致しており、同様に第二ダクト32の開口部の形は第二エア吹出口12の形と一致している。
空調ダクト3をエアコンユニット1に取り付ける際は、第一ダクト31を第一エア吹出口11に、また、第二ダクト32を第二エア吹出口12に対応するように取り付ける。
【0023】
第二ダクト32の開口部端32Aは第一ダクト31の開口部端31Aよりも突出して形成されているため、第一ダクト31の境界壁310と、第二ダクト32の境界壁320との間にはダクト側段差部Zが形成される。
なお、第一ダクト31の境界壁310とは、第一ダクト31を構成する周壁のうち第二ダクト32に隣接する周壁を指している。
同様に、第二ダクト32の境界壁320とは、第二ダクト32を構成する周壁のうち第一ダクト31に隣接する周壁を指している。
このダクト側段差部Zは、空調ダクト3をエアコンユニット1に取り付ける際に、シール材を介して吹出口境界壁130と当接する部分である。
【0024】
次にエアコンユニット1に空調ダクト3を取り付ける手順について述べる。
図2は空調ダクト1がエアコンユニット3に取り付けられた状態を示す断面図である。
先ず、第一エア吹出口11と第一ダクト31との接合部分、及び第二エア吹出口12と第二ダクト32との接合部分から空調エアが漏れることを防止するために、空調ダクト3をエアコンユニット1に取り付ける前に、図2に示すように、第一ダクト31の少なくとも前面及び、第二ダクト32の側段差部Zにシール材4を予め取り付けておく。
【0025】
ここでシール材4としては、ポリウレタン製のパッキン等が採用される。
シール材4は各ダクトの所定の位置に接着等の方法により固定しておくことが好ましい。
なお、シール材4の種類は特に限定されるものではない。
【0026】
次に、空調ダクト3をエアコンユニット1の吹出口に対しスライドさせていく。すなわち、空調ダクト3を第二エア吹出口12の側からスライドさせ、切り欠き部Kを通過させる。
エアコンユニット1の吹出口は切り欠き部K、吹出口境界壁130、コの字形補助壁2の順に壁面が高く形成されており、さらに第一ダクト31の開口端31Aは第二ダクト32の開口端32Aより低く形成されている。
このため、第一ダクト31の前面は切り欠き部Kを通過した後、吹出口境界壁をも通過して、第一エア吹出口側のコの字形補助壁2と当接する位置まで進む。
【0027】
同時に、空調ダクト3は切り欠き部Kを通過した後、段差部Zが吹出口境界壁130と当接する位置まで進む。
これにより、第一ダクト31の前面は切り欠き部Kを通過した後、コの字形補助壁2の内周面にシール材4を介して当接し、ダクト側段差部Zはエアコンユニット1の吹出口境界壁130にシール材4を介して当接する。
その結果、エアコンユニット1と空調ダクト3とは切り欠き部K側を除き一定の面積で接触した状態で接合される。
【0028】
最後に、切り欠き部K側において、第二エア吹出口12と第二ダクト32との接合面を覆うようにシール材4Aを貼り付けることで、空調ダクト3がエアコンユニット1に気密状態にて取り付けられる。
【0029】
このように、空調ダクト3にダクト側段差部Zを設けることにより、シール材4の取り付け代が十分に確保でき、シール材4を安定的に確実に取り付けることができる。
さらに、ダクト側段差部Zと吹出口境界壁130とは、面接触により接合されているので、第一エア噴出口11と第一ダクト31とで形成される流通路S1、及び第二エア噴出口12と第二ダクト32とで形成される流通路S2との間でのシール性が確実となり、エア漏れ現象の発生が確実に防止される。
【0030】
本発明では、空調ダクト3をエアコンユニット1に対しスライドして取り付けるので、第一ダクト31の前面がコの字形補助壁2の内周面に当接して接合された際には、空調ダクト3の切り欠き部K側を除く全ての外周が同時に接合された状態になるので、最後に切り欠き部K側のみを封止すればよく、空調ダクト3をエアコンユニット1に効率良く取り付けることができる。
【0031】
なお、空調ダクト3の壁面に突起を設け、コの字形補助壁2の壁面に空調ダクト3に設けられた突起が嵌るための案内溝を設けることが好ましい。
空調ダクト3の突起がコの字形補助壁2の案内溝に案内されるので、空調ダクト3をコの字形補助壁2の内側にスライド挿入させ易くなる。
その結果、空調ダクト3の壁面に取り付けられたシール材が、スライド中に発生するコの字形補助壁2との摩擦により剥がれてしまうことが防止される。
【0032】
〔第二の実施形態〕
本発明の他の実施形態を、図面を用いて説明する。図3は本実施形態のエアコンユニットの吹出口の斜視図である。
図3(A)に示すように、本実施形態のエアコンユニット1においては、第二エア吹出口12の開口部端12Aが、第一エア吹出口の開口部端11Aよりも引っ込んで低く形成されているので、第一エア吹出口11の境界壁110と、第二エア吹出口12の境界壁120とからなる吹出口境界壁130には段差部Xが形成されている(以下この段差部を「エアコン側段差部」という)。
このとき、エアコン側段差部Xは空調ダクト3のダクト側段差部Zと同じ大きさに形成される。
このエアコン側段差部Xは、空調ダクト3をエアコンユニット1に取り付ける際に、ダクト側段差部Zがシール材を介して当接する部分となる。
【0033】
吹出口境界壁130にエアコン側段差部Xが形成されることにより、空調ダクト3をエアコンユニット1に接合させる際に、空調ダクト3の位置決めが容易となり、一定の面積で接合されて安定した気密性を確保することができる。
【0034】
また、本実施形態のコの字形補助壁2は、第一エア吹出口11及び第二エア吹出口12を包囲して開口部端11A、12Aから延長突出するように設けられ、コの字形補助壁2の内周面全体は、空調ダクト3の周壁に取り付けられるシール材4が当接するための当接代Yとなる。
なお、空調ダクト3を第二の実施形態のエアコンユニット1の吹出口に取り付ける方法は、上述した空調ダクト3を第一の実施形態のエアコンユニット1の吹出口に取り付ける方法と同様である(図4参照)。
【0035】
以上、本発明を説明してきたが、本発明は実施の形態に限定されることなく種々の変形例が可能である。
例えば、実施の形態ではシール材4を空調ダクト3側に取り付けた場合で示したが、エアコン1側に取り付けることも可能である。
また、独立したシール材を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】図1は本実施形態のエアコンユニットの吹出口及び該吹出口に取り付けられる空調ダクトの斜視図である。
【図2】図2は本実施形態の空調ダクトがエアコンユニットに取り付けられた状態を示す断面図である。
【図3】図3は他の実施形態のエアコンユニットの吹出口及び該吹出口に取り付けられる空調ダクトを示す斜視図である。
【図4】図4は他の実施形態の空調ダクトがエアコンユニットに取り付けられた状態を示す断面図である。
【図5】図5は空調ダクトをエアコンユニットに取り付ける従来例に係る方法を示す断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1・・・エアコンユニット
11・・・第一エア吹出口
11A・・・開口部端
110・・・境界壁
12・・・第二エア吹出口
12A・・・開口部端
120・・・境界壁
130・・・吹出口境界壁
2・・・コの字形補助壁
3・・・空調ダクト
31・・・第一ダクト
310・・・境界壁
32・・・第二ダクト
320・・・境界壁
4・・・シール材
4A・・・シール材
100・・・空調ダクト
101・・・空調ダクト
102・・・空調ダクト
100A・・・空調ダクトの境界縁
201・・・エアコンユニットの吹出口
202・・・エアコンユニットの吹出口
200A・・・エアコンユニットの吹出口境界縁
K・・・切り欠き部
S1・・・第一通風流路
S2・・・第二通風流路
X・・・エアコン側段差部
Y・・・当接代
Z・・・ダクト側段差部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接する第一エア吹出口及び第二エア吹出口を備えたエアコンユニットと、隣接する第一通風流路及び第二通風流路を備えた空調ダクトとの取り付け構造であって、
前記第一エア吹出口及び前記第二エア吹出口は、その外周の一辺に切り欠き部を有するコの字形補助壁と、第一エア吹出口及び第二エア吹出口を仕切る吹出口境界壁とからなり、
第一ダクトの開口部端と第二ダクトの開口部端との間にダクト側段差部が形成され、
前記ダクト側段差部を前記吹出口境界壁に当接させて、空調ダクトをエアコンユニットに取り付けることを特徴とするエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項2】
前記ダクト側段差部は前記第一ダクトの開口部端が前記第二ダクトの開口部端よりも突出して形成されることにより形成されることを特徴とする請求項1記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項3】
吹出口境界壁にエアコン側段差部が形成され、
該エアコン側段差部は、前記第二エア吹出口の開口部端が前記第一エア吹出口の開口部端よりも引っ込んで低く形成されることにより形成され、
ダクト側段差部をエアコン側段差部に当接させて、空調ダクトをエアコンユニットに取り付けることを特徴とする請求項1記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項4】
前記エアコン側段差部がダクト側段差部と同じ大きさであることを特徴とする請求項3記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項5】
コの字形補助壁の上端と、吹出し口境界壁の上端との間の間隔は、コの字形補助壁の上端と切り欠き部の上端との間の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項6】
吹出し口境界壁とダクト側段差部とがシール材を介して当接されていることを特徴とする請求項1記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。
【請求項7】
空調ダクトは切り欠き部を通しスライドさせてエアコンユニットに取り付けられることを特徴とする請求項1記載のエアコンユニットと空調ダクトとの取り付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−35080(P2009−35080A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−199960(P2007−199960)
【出願日】平成19年7月31日(2007.7.31)
【出願人】(000104674)キョーラク株式会社 (292)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】