説明

エストロゲン化合物及びその使用方法

イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離された単離化合物及び単離化合物の組み合わせは、エストロゲン様であり、更年期及び/又はER陽性癌の1つ又はそれ以上の症状を治療するのに使用できる。前記の化合物及び組み合わせは、上皮癌などの固形癌を治療するために、ヒトなどの哺乳動物に投与するための医薬組成物として調製し得る。このような上皮癌としては、乳癌、子宮癌、子宮頸癌、卵巣癌、外陰癌、子宮体癌が挙げられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照及び優先権主張
本出願は、2009年3月11日付け出願の米国特許仮出願第61/159,346号及び2010年2月25日付け出願の米国特許通常出願第12/712,980号の優先権を主張し、これらの出願の両方は、その全体を参照することにより本明細書において援用される。
【背景技術】
【0002】
ホルモン補充療法(HRT)は、種々様々な病状、例えば骨粗鬆症、閉経後の女性の心臓血管疾患のリスクの上昇並びに更年期症状、例えば顔面紅潮(hot flush)、性欲減退及びうつ病を治療するのに首尾よく使用されている。しかし、エストラジオール(E)を単独で用いるか又はプロゲスチンと組み合わせて用いるHRTは、望ましくない効果をもたらすことがある。実際に、最近のウィメンズ・ヘルス・イニシアチブ(Women’s Health Initiative(WHI))試験は、予備的結果がHRTは乳癌の35%のリスク上昇に関連していることを示した際に、突然に中止された。
【0003】
乳癌は、いわゆる選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)、例えばタモキシフェンを使用することによって治療又は予防することできる。(タモキシフェンの承認前は、閉経前の女性の乳癌治療は、多くの場合、エストロゲンの癌刺激作用を低下させるために卵巣を摘出することを含んでいた。)タモキシフェンは、閉経前の女性の乳房組織においてエストロゲンの癌誘発作用を選択的に阻害すると思われる。別のSERMであるラロキシフェンは、エストロゲン補充の代替として骨粗鬆症の治療について承認されている。また、ラロキシフェンの長期投与は、骨組織でエストロゲン作用を選択的に誘導する他に、ラロキシフェン評価の多様効果(Multiple Outcomes of Raloxifene Evaluation(MORE))試験において乳癌の罹患率の減少に関連することも明らかにされている。
【0004】
タモキシフェン及びラロキシフェンなどのSERMは、乳房でのエストロゲンの癌誘発作用の選択的低下を提供するが、これらはリスクがないわけではない。例えば、タモキシフェン療法及びラロキシフェン療法の両方は、顔面紅潮の発生率の上昇に関連しており;またタモキシフェン療法は、子宮(子宮内膜)癌のリスクを上昇させることが明らかにされている。従って、エストロゲン性癌(estrogenic cancer)、例えば乳癌、卵巣癌、子宮癌及び子宮頸癌の治療及び予防のためのさらなる選択肢について要求がある。また、顔面紅潮などの更年期の症状の治療のためのさらなる選択肢について要求がある。
【0005】
これらの要求及びその他の要求は、本発明の実施形態によって満たされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
種イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離されたある種の化合物がエストロゲン活性を有することが見出された。特に、イカリソウE.grandiflorum Morr.がアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドを含有することが見出され、これらがエストロゲン活性、特にER−β−介在エストロゲン活性を有することが見出された。さらにまた、これらの化合物の幾つかの組み合わせが、これらの個々の生体外(in vitro)活性から予測されるであろうエストロゲン活性よりも大きいエストロゲン活性を有するばかりではなく、ある種の癌に対してこれらの個々の生体外活性から予測されるであろう活性よりも大きい活性も有することが見出された。従って、本発明の態様は、更年期の1つ又はそれ以上の症状の治療においてアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部を用いることにある。幾つかの実施形態において、医薬組成物は、アピゲニン及び/又はルテオリンを含み、また場合によりケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上を含む。但し、前記医薬組成物は、次のスクテラレイン、イソスクテラレイン、カルタミジン、及びイソカルタミジンのいずれも含んでいないことを条件とする。さらに、本発明の態様は、癌、特に乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌、子宮体癌、あるいは乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣又は子宮内膜に起因する転移性癌の治療においてアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部を用いることにある。本発明の別の態様において、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部とを含有してなる医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、前記組成物がアピゲニン、ルテオリン又はこれらの組み合わせを含有し、前記組成物は、さらにケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシド、あるいはこれらの2つ又はそれ以上の組み合わせを含有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に記載の幾つかの実施形態は、製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上とを含有してなる医薬組成物を提供する。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの2つ又はそれ以上を含有してなる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの3つ又はそれ以上を含有してなる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの4つ、5つ、6つ又は7つを含有してなる。
【0008】
本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部を含有してなる医薬組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の癌を治療する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の乳癌、卵巣癌、子宮癌、膣癌、子宮頸癌、外陰癌又は子宮体癌を治療する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の転移性の乳癌、卵巣癌、子宮癌、膣癌、子宮頸癌、外陰癌又は子宮体癌を治療する方法を提供する。幾つかの実施形態において、治療する哺乳動物は、ヒトである。また、本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための前記組成物の1つの使用を提供する。幾つかの実施形態は、哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための前記組成物の1つの使用を提供する。また、本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の癌を治療するための医薬を調製するための前記組成物の1つの使用を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬を調製するための前記組成物の使用を提供する。幾つかの実施形態において、哺乳動物の乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣又は子宮内膜に起因する転移性癌を治療するための医薬を調製するための前記組成物の使用を提供する。幾つかの実施形態において、治療する哺乳動物は、ヒトである。
【0009】
本明細書に記載の幾つかの実施形態は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部とから本質的になる医薬組成物を提供する。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部とからなる。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部とからなる医薬組成物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の癌を治療する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌、又は子宮体癌を治療する方法を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物に前記組成物の1つの治療有効量を投与することを含む、哺乳動物の乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣、又は子宮内膜に起因する転移性癌を治療する方法を提供する。幾つかの実施形態において、治療する哺乳動物は、ヒトである。また、本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための前記の組成物の使用を提供する。幾つかの実施形態は、哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための前記組成物の1つの使用を提供する。また、本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の癌を治療するための医薬を調製するための前記組成物の1つの使用を提供する。本明細書に記載の幾つかの実施形態は、哺乳動物の乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬を調製するための前記の組成物の使用を提供する。幾つかの実施形態において、哺乳動物の乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣又は子宮内膜に起因する転移性癌を治療するための医薬を調製するための前記の組成物の使用が提供される。幾つかの実施形態において、治療する哺乳動物は、ヒトである。
【0010】
本発明のその他の使用及び利点は、当業者には本明細書の記載(図面及び特許請求の範囲を含む)を考慮した後には明らかであろう。
文献の援用
【0011】
本明細書に述べた全ての刊行物及び特許出願は、あたかもそれぞれ個々の刊行物又は特許出願が参照することにより援用されることが具体的に及び個々に示されているかのように同じ程度に参照することにより本明細書において援用される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明の新規な特徴を、特に添付の特許請求の範囲に記載する。本発明の特徴及び利点についてのより良い理解は、本発明の原理が利用される例示的な実施形態を示す以下の詳細な説明、及び添付図面を参照することにより得られるであろう。
【0013】
【図1】アピゲニン(イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離され、同定された幾つかのER−βアゴニストの1つ)のER−βアゴニスト活性を表す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は、Herba Epimedii、特にイカリソウEpimedium grandiflorum Morr.の抽出物から単離された活性薬剤に関する。幾つかの実施形態において、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部と、場合により製薬学的に許容される賦形剤とを含有してなる医薬組成物は、生体外でER−β−特異的エストロゲン活性を有し、従って顔面紅潮、骨粗鬆症、膣萎縮などの更年期の1つ又はそれ以上の症状の治療において生体内(in vivo)活性を有する。幾つかの実施形態において、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部と、場合により製薬学的に許容される賦形剤とを含有してなる医薬組成物は、1つ又はそれ以上の癌細胞型に対してアポトーシス促進活性を有し、従って種々の型の癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌に対して治療上有益な効果を有する。幾つかの好ましい実施形態において、前記組成物は、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含む化合物、例えば化合物I、II又はIIIを含有していない。
【0015】
以下に記載のように、薬草イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から誘導されたある種の活性化合物及び活性化合物のある種の組み合わせは、癌細胞の抑制に有効である。
【0016】
また、イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離されたある種の活性種が、活性酸素種の生成、DNA損傷の生成及び/又は生体外での癌細胞、特に乳癌細胞の細胞死の誘導に有効であることも見出された。また、活性化合物のある種の独特な組み合わせが、活性酸素種の生成、DNA損傷及び/又は生体外での癌細胞、特に乳癌細胞の細胞死の誘導に特に有効であることも見出された。従って、ある種の単離化合物、及び単離化合物のある種の組み合わせが、哺乳動物、例えばヒトの癌、特に乳癌の治療に有効であると考えられる。
【0017】
アピゲニンが、活性酸素種の生成、スーパーオキシドの生成、ミトコンドリアスーパーオキシドの誘導、細胞死の誘導、及び生体外での癌細胞、特に乳癌細胞のアポトーシスの誘導に有効であることが見出された。ルテオリンが、活性酸素種の生成、スーパーオキシドの誘導、ミトコンドリアスーパーオキシドの誘導、細胞死の誘導、及び生体外での癌細胞、特に乳癌細胞のアポトーシスの誘導に有効であることが見出された。
【0018】
アピゲニンとルテオリンとの組み合わせが、活性酸素種の生成、スーパーオキシドの生成、ミトコンドリアスーパーオキシドの誘導、細胞死の誘導、及び生体外での癌細胞、特に乳癌細胞のアポトーシスの誘導に有効であることが見出された。
【0019】
幾つかの実施形態において、1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、4つ、5つ、6つ、又は7つ全部とを含有してなる医薬組成物であって、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、4つ、5つ、6つ、又は7つ全部とから本質的になる医薬組成物であって、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、4つ、5つ、6つ又は7つ全部とからなる医薬組成物であって、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬組成物が提供される。
【0020】
幾つかの実施形態において、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するためのアピゲニンとルテオリンとを含有してなる医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンとから本質的になる医薬組成物であって、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンとからなる医薬組成物であって、固形腫瘍、例えば上皮癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬組成物が提供される。
【0021】
定義
本明細書で使用する「方法」という用語は、所定の課題を達成するための方法、手段、技法及び手順、例えば以下に限定されないが、化学、薬理学、生物学、生化学、医学及びホメオパシー技術の熟練者に知られているか、あるいは前記熟練者によって公知の方法、手段、技法及び手順から容易に開発される方法、手段、技法及び手順を指す。
【0022】
本明細書で使用する「活性を阻害する」という用語は、癌細胞の成長及び/又は増殖を、共に決まった場所で、すなわち腫瘍形成の開始部位での成長及び増殖と、転移による増殖とを遅らせる、好ましくは停止させることを指す。活性を阻害するとは、癌性細胞を殺すことも包含する。
【0023】
本明細書で使用する、「癌」という用語は、種々の型の悪性新生物を指し、その大部分は、ステッドマン医学辞典、第25版(Hensyl ed.1990)で定義されているように、周囲組織を侵すことができ、種々の部位に転移し得る。本発明によって治療し得る癌の例としては、以下に限定されないが、脳腫瘍、卵巣癌、結腸癌、前立腺癌、腎癌、膀胱癌、乳癌、肺癌、口腔癌及び皮膚癌が挙げられる。本発明のこの好ましい実施形態において、治療される癌は、乳癌又は卵巣癌である。
【0024】
本明細書で使用する、固形腫瘍癌細胞と本発明の抽出物と接触させるという文脈の「接触させる」という用語は、本発明の抽出物と標的癌細胞とを、前記抽出物が前記細胞の活動に直接に又は間接に影響を及ぼすことができるような方法で一緒にすることを指す。本明細書で使用するように、接触させるとは、生体外で行われる手順、すなわち本発明の対象である癌性細胞を患者の体外で調べる手順を指す。患者の体外で存在する細胞は、細胞培養皿に保持するか又は増殖させることができる。生物体の体外の細胞について、種々の周知の貫膜担体法及び直接細胞顕微注射法を用いて又は用いずに本発明の抽出物を接触させる多数の方法が存在し、当業者には周知である。
【0025】
「生体内(in vivo)」という用語は、生体内で、例えば生きているヒト又はその他の哺乳動物、例えばマウス又はラット内での接触又は処置を指す。
【0026】
本明細書で使用する「抽出物」とは、薬草又はその選択した部分を、(1)例えば、限定することなく、細断するか、破砕するか、微粉砕するか、細分化するか、あるいは植物又は植物部分の増大した表面積を溶媒に暴露させるために処理し、(2)通常は、必ずしも必要ではないが、攪拌及び高められた温度の条件下で、溶媒(液体)と緊密に接触させておき混合物を形成させた後に得られる可溶性固形物の残留物を指す。次いで、前記の条件下で一定の時間後に、前記混合物を濾過して不溶性固形物を除去し;液体を、例えば、限定されないが、蒸発又は凍結乾燥によって除去し得る。抽出物を得るために使用する液体は、水であってもよいし、あるいは有機溶媒、例えば、限定されることなく、アルコール、例えばメチルアルコール、エチルアルコール又はイソプロピルアルコール、ケトン、例えばアセトン又はメチルエチルケトン(MEK)、エステル、例えば酢酸エチル、有機塩素化合物、例えば塩化メチレン、クロロホルム又は四塩化炭素、炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン又はベンゼンなどであってもよい。抽出物は、これらの溶媒の組み合わせを、水と共に使用することによって又は水なしで使用することによって得てもよい。
【0027】
本明細書で使用する「治療する」、「治療すること」及び「治療」という用語は、固形腫瘍癌及び/又はその付随する症状を軽減するか又は抑止する方法を指す。特に、前記の用語は、単純に、癌に侵された個人の平均余命を延ばすこと又は疾患の1つ又はそれ以上の症状を軽減し、それによって治療された個人の生活の質(QOL)を高めることを意味する。症状の改善としては、腫瘍サイズの縮小、腫瘍増殖の速度の低下、腫瘍悪性度の低下、癌に付随する疼痛又はその他の症状の減少などを挙げ得る。
【0028】
本明細書で使用する「投与する」、「投与すること」又は「投与」とは、本発明の抽出物から単離された化合物を含有する医薬組成物の患者への送達を指す。
【0029】
本明細書で使用する「哺乳動物」という用語は、その癌が自己由来の(すなわち、哺乳動物において自然に生じる)ものであろうと、外因性(すなわち、異種)起源のものであろうと、癌に侵される哺乳動物を指す。「哺乳動物」という用語は、ヒト、並びにネズミ、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、ヒツジ、ブタ及びその他の哺乳動物種を包含する。
【0030】
「患者」とは、固形腫瘍癌に感受性の高等生物を指す。このような高等生物の例としては、限定されることなく、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、ブタ、ヒツジ、魚類及び爬虫類が挙げられる。具体例において、「患者」とは、ヒトを指す。特定の実施形態において、前記のヒトは、更年期に付随する1つ又はそれ以上の症状を患うヒトである。別の特定の実施形態において、前記のヒトは、癌、例えば乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌、子宮体癌、前立腺癌又はその他の癌を患うヒトである。
【0031】
癌の治療に関連して本明細書で使用する「治療有効量」という用語は、(1)腫瘍の大きさを縮小させる効果;(2)腫瘍転移を阻止する(すなわち、ある程度まで遅らせる、好ましくは停止させる)効果;(3)腫瘍増殖をある程度まで阻止する(すなわち、ある程度まで遅らせる、好ましくは停止させる)効果;及び/又は;(4)癌に付随する1つ又はそれ以上の症状をある程度まで軽減する(又は好ましくは除く)効果;(5)腫瘍の増殖を安定化させる効果、(6)疾患の進行までの時間を引き延ばす効果;(7)全生存率を向上させる効果を有する本発明の組成物の量を指す。
【0032】
更年期の1つ又はそれ以上の症状の治療に関連して本明細書で使用する「治療有効量」という用語は、次の効果:(1)このような1つ又は複数の症状の頻度を減少させる効果:(2)このような1つ又は複数の症状の重症度を低下させる効果;及び/又は(3)患者がこのような1つ又は複数の症状を経験する期間を短くする効果の1つ又はそれ以上を有する本発明の組成物の量を指す。更年期に付随する症状としては、顔面紅潮(ほてりとしても知られている)、性欲減退、骨粗鬆症、膣乾燥、尿失禁、及び更年期関連うつ病が挙げられる。
【0033】
本明細書で使用する「医薬組成物」とは、本明細書に記載の化合物又は組み合わせの1つ又はそれ以上と、その他の化学成分、例えば生理学的に許容される担体や賦形剤との混合物を指す。薬理学的組成物の目的は、患者に対するアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上、2つ又はそれ以上、3つ又はそれ以上、4つ又はそれ以上、5つ又はそれ以上、6つあるいは7つ全部を含有してなる組成物の投与を促進することにある。
【0034】
本明細書で使用する「製薬学的に許容される」という用語は、言及された薬剤又は賦形剤が、一般に医薬組成物に使用するのに許容できるとみなされることを意味する。
【0035】
本明細書で使用する「生理学的に許容される担体」とは、生体に有意な刺激を引き起こさず且つ投与された組成物の生物学的活性及び性質を抑止しない担体又は希釈剤を指す。
【0036】
本明細書で使用する「賦形剤」とは、本発明の1つ又は複数の抽出物の投与をさらに促進するために医薬組成物に添加される製薬学的に不活性な物質を指す。賦形剤の限定されない例としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、種々の糖類及びデンプンの種類、セルロース誘導体、ゼラチン、植物油並びにポリエチレングリコール類が挙げられる。賦形剤及び活性医薬成分の群は、製薬技術において相互排他的であるとみなされる。
【0037】
本明細書で使用される「含有してなること」、「含有してなる」という用語及びその文法上の変化は、包括的であるか又は制限がなく、さらなる列挙されていない要素又は方法工程を除外しない。[含む」、「含有する」、「含有している」という用語及びこれらの文法上の変化は、同様に包括的である。
【0038】
本明細書で使用する「からなる」という語句は、文章の以下の部分に特定されていない任意の要素、工程又は成分を除外する。
【0039】
本明細書で使用する「から本質的になる」という語句は、文章の以下の部分の範囲を、特定された物質又は工程、並びに特許請求された発明の基本的な及び新規な特徴に実質的に影響を及ぼさない物質又は工程に限定する。
【0040】
医薬組成物及び投与の方法
本明細書において同定された化合物及び組み合わせは、少なくとも1つの適当な賦形剤を含む混合物で患者に投与することができる。使用する正確な1つ又は複数の賦形剤は、投与の経路及び患者に投与される単位用量の物理的形状に依存するであろう。経口エリキシルの場合には、賦形剤として、1つ又はそれ以上の希釈剤(例えば、水及び/又はエタノール)、1つ又はそれ以上の風味マスキング剤、1つ又はそれ以上の甘味料などを挙げ得る。経口カプセルの場合には、賦形剤としては、1つ又はそれ以上のゲル形成性賦形剤を挙げ得る。静脈内又はその他の非経口投与方法の場合には、賦形剤としては、注射に適したpH及び/又はオスモル濃度に調整し得る水又は食塩水を挙げることができる。
【0041】
対象である障害(例えば、乳癌又は子宮癌などの癌)を示す患者の治療において、前記の化合物又は組み合わせの治療有効量が投与される。治療有効量とは、患者において症状の改善又は延命をもたらし、悪性腫瘍の破壊を含み得る化合物又は組み合わせの量を指す。本明細書で使用するのに適した化合物としては、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドが挙げられる。本明細書で使用するのに適した化合物の組み合わせは、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの2つ、4つ、5つ、6つ、又は7つ全部を含む。好ましい実施形態において、前記医薬組成物は、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIを少なくとも実質的に含有していない。本明細書で使用する「実質的に含有していない」という用語は、医薬組成物中に存在するイソプレニル化合物の全体量が、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドのいずれか1つの10%未満である、及び医薬組成物中に存在するアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及び/又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの全ての全体量の2%未満であることを意味する。
【0042】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0043】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0044】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0045】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0046】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0047】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0048】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0049】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0050】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0051】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0052】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0053】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0054】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0055】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0056】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0057】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0058】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0059】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0060】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0061】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0062】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0063】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0064】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0065】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0066】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0067】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0068】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0069】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0070】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0071】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0072】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0073】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0074】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0075】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0076】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0077】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0078】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0079】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0080】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0081】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0082】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0083】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0084】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0085】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0086】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0087】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0088】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0089】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0090】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0091】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0092】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0093】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0094】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0095】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0096】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0097】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0098】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0099】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0100】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0101】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0102】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0103】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0104】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0105】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0106】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0107】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0108】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0109】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0110】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0111】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0112】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0113】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0114】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0115】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0116】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とを含有してなる。
【0117】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0118】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0119】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0120】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0121】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0122】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0123】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0124】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0125】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0126】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0127】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0128】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0129】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0130】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0131】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0132】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0133】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0134】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0135】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0136】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とから本質的になる。
【0137】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0138】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0139】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0140】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0141】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0142】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0143】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0144】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0145】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0146】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0147】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0148】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0149】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0150】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0151】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0152】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0153】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0154】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0155】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0156】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ又はそれ以上とからなる。
【0157】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0158】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0159】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0160】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0161】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0162】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0163】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0164】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0165】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0166】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0167】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0168】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0169】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0170】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0171】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0172】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0173】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0174】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0175】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0176】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0177】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0178】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0179】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0180】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0181】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0182】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0183】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0184】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0185】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0186】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0187】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0188】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0189】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0190】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0191】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0192】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0193】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0194】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0195】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0196】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0197】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0198】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0199】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0200】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0201】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0202】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0203】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0204】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0205】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0206】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0207】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0208】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0209】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0210】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0211】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有してなる。
【0212】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0213】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0214】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0215】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0216】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0217】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0218】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとから本質的になる。
【0219】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリン又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0220】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0221】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0222】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0223】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0224】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0225】
幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、任意の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ケンフェロールと、ルテオリンと、ナリゲニンと、ケルセチンと、ケルセトリンと、ケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとからなる。
【0226】
幾つかの好ましい実施形態において、前記医薬組成物は、場合により製薬学的に許容される賦形剤を含有し、またアピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドのそれぞれも含有する。特に好ましい実施形態において、前記医薬組成物は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドのそれぞれを含有し、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIを実質的に含有していない。
【0227】
アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドは、遊離塩基、塩、結晶形、非晶形、水和物、及びその他の物理的形状を含め種々の物理的形状で存在し得ることが認められるであろう。本明細書において特に明記しない限りは、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドという用語は、これらのさらなる物理的形状を包含することが意図される。従って、非限定的な具体例として、幾つかの実施形態において、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの少なくとも1つを含有してなるか、前記少なくとも1つから本質的になるか又は前記少なくとも1つからなる医薬組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群の少なくとも1つの製薬学的に許容される塩を含有する。幾つかの他の具体的実施形態において、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの少なくとも1つを含有してなるか、前記少なくとも1つから本質的になるか又は前記少なくとも1つからなる医薬組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のいずれかの塩の形態を含有していない。前記医薬組成物がアピゲニン遊離塩基、ルテオリン遊離塩基、アピゲニンの製薬学的に許容される塩、又はルテオリンの製薬学的に許容される塩の1つ又はそれ以上を含有する幾つかの実施形態において、前記医薬組成物は、ケンフェロール(遊離塩基又は製薬学的に許容される塩)、ナリゲニン(遊離塩基又は製薬学的に許容される塩)、ケルセチン(遊離塩基又は製薬学的に許容される塩)、ケルセトリン(遊離塩基又は製薬学的に許容される塩)、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシド(遊離塩基又は製薬学的に許容される塩)からなる群のうちの少なくとも1つを含有する。
【0228】
本明細書に記載の化合物又は組み合わせを含有してなる前記組成物は、その他の物質と組み合わせずに投与する場合には、ゼラチンカプセルなどの適当なカプセルに入れてもよい。本明細書に記載の化合物又は組み合わせは、その他の賦形剤、補助剤、結合剤、希釈剤、崩壊剤などと混合して投与する場合には、当技術分野で周知の慣用の方法でカプセル又はカプレットに圧縮し得る。
【0229】
化合物及び組み合わせの投与
本明細書に記載の化合物及び組み合わせの毒性及び治療効果、すなわちLD50(集団の50%を死に至らせる用量)及びED50(集団の50%で治療効果のある用量)の決定は、細胞培養又は実験動物での標準的な薬学的手順によって決定できる。毒性効果と治療効果との間の用量比が治療指数であり、これは、比LD50/ED50として表すことができる。大きい治療指数を示す化合物及び組み合わせが好ましい。これらの細胞培養アッセイと動物試験から得られるデータは、毒性がほとんど又は全くないED50を含むヒトに使用するための、特に内服のための投薬量の範囲を策定するのに使用できる。投薬量は、用いる剤形及び利用する投与の経路に応じてこの範囲内で変化させ得る。
【0230】
本発明の方法で使用する化合物又は組み合わせについて、その治療有効量は、最初に細胞培養アッセイから見積もることができる。例えば、用量は、細胞培養で決定されるようなIC50を含む循環血漿濃度範囲を達成するために動物モデルで策定できる。このような情報は、ヒトにおいて有用な用量をより正確に決定するのに使用できる。血漿中濃度は、例えばHPLCで測定してもよい。
【0231】
主治医は、毒性又は臓器機能不全のために投与をどのように及びいつ終わらせるか、中断するか又は調節するかを知っているであろうということに留意されたい。逆に言えば、主治医はまた、臨床反応が適切でない場合には、より高いレベルまで治療を調節することも知っているであろう。病状の重症度は、例えば標準的な予後評価方法によってある程度評価し得る。また、投与及びおそらくは投与頻度も、個々の患者の年齢、体重及び反応に従って変化するであろう。上記で論じたプログラムに相当するプログラムが、獣医学において使用し得る。
【0232】
必要ならば、製剤及び投与のための標準的な西洋医学技法、例えばRemington’s Pharmaceutical Sciences,18th ed.,Mack Publishing Co.,Easton,PA(1990)に見出される標準的な西洋医学技法を使用し得る。適当な経路としては、ほんの数例を挙げると、経口投与、直腸投与、経皮投与、膣内投与、経粘膜投与又は腸内投与;非経口送達、例えば筋肉内注射、皮下注射、髄内注射;並びに鞘内注射、直接脳室内注射、静脈内注射、腹腔内注射、鼻腔内注射又は眼内注射を挙げ得る。具体的な実施形態において、本発明の化合物及び組み合わせは、経口投与される。
【0233】
注射のために、本明細書に記載の化合物又は組成物は、水溶液中で、好ましくは生理学相溶性緩衝液、例えばハンクス溶液、リンゲル液又は生理食塩緩衝液中で製剤し得る。このような経粘膜投与のために、浸透させるべきバリアーに適した浸透剤が、製剤において使用される。このような浸透剤は、一般に当技術分野において知られている。
【0234】
全身投与に適した製剤において、本発明の実施のために開示された方法において本明細書に記載の化合物又は組成物を製剤するための製薬学的に許容される担体の使用は、本発明の範囲内にある。担体及び適当な製造プラクティスの適切な選択により、本明細書に記載の化合物又は組成物、特に溶液として製剤される本明細書に記載の化合物又は組成物は、例えば静脈内注射によって非経口的に投与し得る。同様に、本明細書に記載の化合物又は組成物は、当技術分野で周知の製薬学的に許容される担体を使用して、経口投与に適した製剤に製剤できる。このような担体は、本明細書に記載の化合物又は組成物を、治療すべき患者による経口摂取のための錠剤、丸剤、カプセル剤、液剤、ゲル剤、シロップ剤、スラリー、懸濁液などとして製剤することを可能にする。
【0235】
本発明で使用するのに適した医薬組成物は、本明細書に記載の化合物又は組成物をその意図する目的を達成するのに有効な量で含有する組成物である。有効量の決定は、特に本明細書に提供される詳細な開示に照らして、十分に当業者が実施できる範囲内にある。医薬組成物は、適当な製薬学的に許容される担体、例えば本明細書に記載の化合物又は組成物の製薬学的に使用できる調剤への加工を促進する賦形剤及び助剤を含有していてもよい。経口投与のために製剤される調剤は、錠剤、糖衣錠、カプセル剤又は液剤の形態であってもよい。前記医薬組成物は、公知の方法で、例えば慣用の混合法、溶解法、造粒、糖衣錠調製法、浮揚法、乳化法、カプセル化、封入法又は凍結乾燥法によって製造し得る。
【0236】
非経口投与用の医薬製剤としては、水溶性の形態の本明細書に記載の化合物又は組成物の水溶液が挙げられる。また、本明細書に記載の化合物又は組成物の懸濁液は、適当な油性注射懸濁液として調製し得、懸濁液の粘度を高める物質、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、ソルビトール又はデキストランを含有していてもよい。場合によっては、前記懸濁液は、抽出物の溶解度を高めて高濃縮溶液の調製を可能にする適当な安定剤又は薬剤も含有していてもよい。
【0237】
経口使用のための医薬調剤は、本明細書に記載の化合物又は組成物を、固体賦形剤と組み合わせ、場合によって得られる混合物を粉砕し、得られる顆粒の混合物を、必要ならば適当な助剤を加えた後に処理して錠剤又は糖衣錠コアを得ることによって得ることができる。適当な賦形剤は、特に、充填剤、例えば糖類、例えばラクトース、スクロース、マンニトール又はソルビトール;セルロース調剤、例えばトウモロコシデンプン、コムギデンプン、コメデンプン、ジャガイモデンプン、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル−セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及び/又はポリビニルピロリドン(PVP)である。必要ならば、崩壊剤、例えば架橋ポリビニルピロリドン、寒天、あるいはアルギン酸又はその塩、例えばアルギン酸ナトリウムを加えてもよい。
【0238】
糖衣錠コアは、適当なコーティングを有する。このために、濃縮糖溶液を使用してもよく、これは、場合によりアラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、カルプール(carpool)ゲル、ポリエチレングリコール、及び/又は二酸化チタン、ラッカー溶液、並びに適当な有機溶媒又は溶媒混合物を含有していてもよい。複数の抽出物及び/又は用量の種々の組み合わせを特定するためにあるいは特徴付けるために、染料又は顔料を錠剤又は糖衣錠コーティングに加えてもよい。
【0239】
経口使用できる医薬調剤としては、ゼラチン製の押し込み式カプセル並びにゼラチン及び可塑剤、例えばグリセロール又はソルビトール製の軟密封カプセルが挙げられる。押し込み式カプセルは、本明細書に記載の化合物又は組成物を、ラクトースなどの充填剤、デンプンなどの結合剤、及び/又は別個のタルク又はマグネシウムなどの潤滑剤並びに、場合により安定剤と混合して含有する。軟カプセルにおいて、本明細書に記載の化合物又は組成物は、適当な液体、例えば脂肪油、流動パラフィン、又は液状ポリエチレングリコールに溶解又は懸濁させてもよい。
【0240】
本明細書に記載の化合物又は組成物の投薬量は、腫瘍の種類、疾患の段階、患者の種及び個々の患者に応じて変化する。一般的に、ヒト患者に投与される本明細書に記載の化合物又は組成物の量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つあるいは2つ又はそれ以上の組み合わせが約0.1mg〜約100g(特に、約1mg〜約50g、又は約10mg〜約30g)である。本明細書の幾つかの実施形態は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ、2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約0.1mg〜約10000mgの用量を提供する。(例えば、活性剤の7つ全部を含有してなる組み合わせにおいては、前記組成物は、0.1mg〜10,000mgのアピゲニンと、0.1mg〜10,000mgのケンフェロールと、0.1mg〜10,000mgのルテオリンと、0.1〜10,000mgのナリゲニンと、0.1〜10,000mgのケルセチンと、0.1mg〜10,000mgのケルセトリンと、0.1mg〜10,000mgのケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドとを含有する。)幾つかの実施形態において、前記有効量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約1mg〜約5000mgに相当する。幾つかの実施形態において、前記有効量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約10mg〜約5000mgに相当する。幾つかの実施形態において、前記有効量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約100mg〜約5000mgに相当する。幾つかの実施形態において、前記有効量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約1000mg〜約5000mgに相当する。幾つかの実施形態において、前記用量は、アピゲニン、ケンフェロール、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、4つ、5つ又はそれ以上、6つ、あるいは7つ全部が約5mg〜約250mgに相当する。
【0241】
本発明の幾つかの実施形態は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ又は7つ全部を含有し、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIの相当量(appreciable amount)を含有していない組成物を含む。この文脈において、「相当量を含有していない」とは、組成物中に存在する1つ又は複数のイソプレニル化合物の全体量が、組成物中に存在するアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及び/又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの全体量の1%未満であることを意味する。
【0242】
幾つかの実施形態において、前記組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ又は7つ全部を含有し、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIを実質的に含有していない。この文脈において、「実質的に含有していない」とは、組成物中に存在するイソプレニル化合物の全体量が、組成物中に存在するアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及び/又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの全体量の0.1%未満であることを意味する。
【0243】
幾つかの実施形態において、前記組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ又は7つ全部を含有し、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIを含有していない。この文脈において、「含有していない」とは、組成物中に存在するイソプレニル化合物の全体量が、組成物中に存在するアピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及び/又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの全体量の0.05%未満であることを意味する。
【0244】
幾つかの実施形態において、前記組成物は、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ又は全部を含有し、Yongらの米国特許出願公開第2003/0170292A1号明細書に記載されているイソプレニル部分を含有する化合物、例えば化合物I、II又はIIIの検出できる量を含有していない。
【実施例】
【0245】
【実施例1】
【0246】
製造例1 − イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から活性化合物の単離
イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.の抽出物を単離し、抽出物中のERβ選択的活性化合物を同定するために分配した。手短に言えば、イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.の乾燥葉(1.8Kg)を、メタノール:水(容量:容量で8:2)で、室温で3回抽出した(それぞれの回について22.0L及び8時間)。一緒にしたメタノール抽出液を、真空下で蒸発させて有機溶媒を除去した。濃縮した抽出液を、水(2.5L)に懸濁し、連続的にヘキサン、酢酸エチル及びn−ブタノールを用いて分配した(2L×3回)。三重反復分配物を一緒にし、濃縮し、アッセイした。
【0247】
ER−β特異的アッセイを、本質的に2005年12月9日付けで出願された米国特許出願第11/298,957号明細書、すなわち米国出願公開第2006/0134243A1号明細書(これは、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる)の実施例4に記載のようにして行った。手短に言えば、ER−βをコードするDNAを含有するプラスミドを、前記第11/298,957号明細書、例えば段落(0078)に記載のようにTNF−RE−tk−Luc又はERE−tk−Lucのいずれかを含有するプラスミドと共に、細胞に同時形質移入させた。前記のようにして得られた酢酸エチル抽出物のER−βアッセイは、良好なエストロゲン活性を示した;従って、この画分を、さらにカラムクロマトグラフィーに供して活性化合物を精製した。シリカゲル(100g)、固相抽出物C18(10.0g)、Sephadex LH−10(10.0g)及び開放カラム中のSephadex LH−20培地を利用して、構造確認のために活性化合物を分離し、単離した。精製化合物をLC−MS及びNMRで分析し、データを、真正購入標品から得られたデータと比較した。
【0248】
NMRスペクトルは、メタノール−d4中でVarian Mercury Plus 400MHzを使用して記録した。HPLC及びUVスペクトルは、DAD検出器を備えたAgilent Technologies 1200 Series HPLCシステムを使用し、Phenomenex Luna C18カラム(150×2.1mm、3μm)を使用して記録した。
【0249】
ERβ特異活性を有する7つの化合物(表1−1)を、イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.の抽出物から同定した。全ての化合物が、ポリフェノール性フラボノイドであり、2つの化合物は、糖複合体を有していた。アピゲニンは、単離された最も活性な化合物であり、2.2×10−7Mよりも小さいEC50を有するERβの強力なアゴニストであった(図1)。
【表1−1】

表1−1 薬草イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から同定された化合物の特性及び構造

【0250】
イカリソウE.grandiflorum Morr.の抽出物から単離されたエストロゲン活性化合物(表1−1)のそれぞれは、Yongらの米国出願公開第2003/0170292A1号明細書によってエストロゲン活性であると同定された化合物のそれぞれとは構造的に異なる。例えば、イカリソウE.grandiflorumから単離された化合物は、その構造にイソプレニル部分を有しておらず、これに対しYongらによって教示された化合物のそれぞれは、少なくとも1個のイソプレニル基を有している。これらのイソプレニル基は、NMRで分析すると極めて異なる化学シフトを有し;またこれらの化学シフトは、イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離されたERβ選択的活性画分のいずれにおいても観察されなかった。特に、Yongらは、化合物IIIがERβ特異活性を有すると同定した。この化合物は、表1−1に挙げたエストロゲン活性化合物の中には存在しておらず、従ってイカリソウE.grandiflorum Morr.の抽出物中に相当量で存在しているとは考えられない。
【0251】
前記から、イカリソウE.grandiflorum Morr.のエストロゲン活性成分であると同定された化合物(これらは、上記の表1−1に列挙されている)が、意外にも、イカリソウE.grandiflorum Morr.の抽出物中に見出されることが分かる。このような化合物は、ER−β特異的エストロゲン活性をもつ。これらの化合物が、Epimediiのその他の種において見出されると従来技術において同定されている化合物とは全く異なることも、明らかである。また、Yongらによって教示された化合物I及びIIIは、この実施例のアッセイにおいてエストロゲン活性のためのアッセイにおいて感知し得る活性はなかった。
【実施例2】
【0252】
イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から誘導された活性物の生体内効果
経口の安全性及び臨床活性を実証するために、イカリソウEpimedium grandiflorum Morr.から単離された活性化合物の組み合わせを、進行性乳癌を有するヒト患者で試験する。
【0253】
適格患者は、組織学的に確認された転移性乳癌と測定可能な疾患とを有する。患者は、試験中はその他の化学療法、ホルモン療法又は生薬を受けていない。患者は、疾患進行、毒性又は個人的好みが中止を引き起こすまで、1日当たり薬物350ml(アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ又は7つ全部のそれぞれ0.00001〜1gに相当する)の投与を受ける。主要評価項目は、安全性、毒性及び腫瘍応答である。
【0254】
患者は登録され、薬物の投与を受ける。治療前の平均年齢及び平均数が記録される。血液学的有害事象及び重症度III又はIVの非血液学的有害事象(AE)が、もしあるとすれば、追跡され、記録される。もしあるとすれば重症度I及びIIの有害事象、例えば悪心、下痢、頭痛、鼓腸、嘔吐、便秘及び疲労を報告する患者が、注目され、記録される。反応について評価できる患者が評価され、>90日の安定病態(SD)を有する患者及び>180日の安定病態(SD)を有する患者が、注目され、記録される。小さな目的とする腫瘍退縮を有する患者も注目され、記録される。
【0255】
患者は、1つ又はそれ以上の適当な研究センターに登録され、施設内審査委員会によって承認されたインフォームドコンセントに署名する。患者は、以下の場合には試験から除外される:広範囲に及ぶ肝障害(肝実質臓の>50%)、リンパ管性肺障害、中枢神経系障害又は>3ヶ月間の治療によって安定化しない脊髄圧迫、多発性又は重度の食物又は薬物アレルギーの履歴並びにクレアチニン>2.0mg/dl、総ビリルビン>1.7mg/dl、白血球数<2,500細胞/μL及び血小板数<75,000mmによって定義される臓器又は骨髄機能不全。
【0256】
安全性監視を継続的に行い、患者は、Y週毎に(Yは、1〜4週の変数である)ベースラインでの検査のために医師によって調べられる。有害事象は、共通毒性基準第2版を使用して分類し、臓器系によるカテゴリーに割り当て、治験薬に関連して、かけ離れている(remote)、可能性がある(possible)、おそらく関連がある又は明らかに関連があると記載される。ベースライン腫瘍評価は、治験薬の開始の14日以内及び3ヶ月毎に行う。応答は、RECIST基準を使用して評価する。治験薬は、訪問毎に投与し、この訪問時に服薬遵守及び服用された投薬量の検査を行った。治験薬は、1日に2回分割用量で投与される全1日量を含有する密封され、ラベルが貼られたアルミニウムパケット中の液体として提供される。1日当たりの治験薬が、腫瘍進行の測定又は用量制限毒性に遭遇するまで投与されるか、又は被検者が自発的に中止すると決定するまで(この場合には、中止の理由が得られる)投与される。
【0257】
結果
前記試験の結果が、記録され、試験評価項目を満たすことに基づいて評価される。
【0258】
本発明の好ましい実施形態を本明細書に示し、説明したが、このような実施形態が単なる例として提供されることは、当業者には明らかであろう。当業者は、本発明から逸脱することなく、多数の改変、変化及び置換を思い付くであろう。本発明の実施において本明細書に記載される本発明の実施形態の種々の代替を使用し得ることが、理解されるべきである。以下の特許請求の範囲が本発明の範囲を定義すること、及びそれによってこれらの特許請求の範囲内の方法及び構造並びにこれらの均等物が保護されることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群の1つ又はそれ以上とを含有してなる医薬組成物であって、
前記組成物がアピゲニン、ルテオリン又はこれら両方を含有する場合には、前記組成物はさらにケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、又はケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドも含有するものである、医薬組成物。
【請求項2】
アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの2つ又はそれ以上を含有してなる、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの3つ又はそれ以上を含有してなる、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項4】
アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの4つ、5つ、6つ、又は7つを含有してなる、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項5】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上とから本質的になる、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項6】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上とからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項7】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの2つ又はそれ以上とから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項8】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの2つ又はそれ以上とからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項9】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの3つ又はそれ以上とから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項10】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの3つ又はそれ以上とからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項11】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの4つ、5つ、6つ、又は7つとから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項12】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニン、ルテオリン、ケンフェロール、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの4つ、5つ、6つ、又は7つとからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項13】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールとから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項14】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ケンフェロールとからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項15】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、
ケンフェロールと、
アピゲニン、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上と
から本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項16】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、
ケンフェロールと、
アピゲニン、ルテオリン、ナリゲニン、ケルセチン、ケルセトリン、及びケルセチン−3−O−β−グルコピラノシドからなる群のうちの1つ又はそれ以上と
からなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項17】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンとから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項18】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、ナリゲニンとからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項19】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、アピゲニンとから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項20】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、ルテオリンと、アピゲニンとからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項21】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンとから本質的になる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項22】
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容される賦形剤と、アピゲニンと、ナリゲニンとからなる、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項23】
哺乳動物に治療有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む、哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導する方法。
【請求項24】
哺乳動物に治療有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む、哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導する方法。
【請求項25】
哺乳動物に治療有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む、哺乳動物の癌を治療する方法。
【請求項26】
哺乳動物に治療有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む、哺乳動物の乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌、又は子宮体癌を治療する方法。
【請求項27】
哺乳動物に治療有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む、哺乳動物の乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣、又は子宮内膜に起因する転移性癌を治療する方法。
【請求項28】
前記哺乳動物がヒトである、請求項23〜27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
哺乳動物の過剰増殖細胞の集団においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項30】
哺乳動物の癌においてアポトーシスを選択的に誘導するための医薬を調製するための請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項31】
哺乳動物の癌を治療するための医薬を調製するための請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項32】
哺乳動物の乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頸癌、外陰癌、膣癌又は子宮体癌を治療するための医薬を調製するための請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項33】
哺乳動物の乳房、子宮、卵巣、子宮頸部、外陰部、膣、又は子宮内膜に起因する転移性癌を治療するための医薬を調製するための請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物の使用。
【請求項34】
前記哺乳動物がヒトである、請求項29〜33のいずれか1項に記載の使用。

【図1】
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【公表番号】特表2012−520301(P2012−520301A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554077(P2011−554077)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【国際出願番号】PCT/US2010/025799
【国際公開番号】WO2010/104691
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(507200569)バイオノボ・インコーポレーテッド (24)
【Fターム(参考)】