説明

エチレン誘導体および有害生物防除剤

【課題】新規なエチレン誘導体および有害生物防除剤を提供する。
【解決手段】本発明は、式(1)
【化1】


[式中、Qは未置換の又は置換された複素環特に4−チアゾリル、1−又は3−ピラゾリル、1,3−オキサゾリル−4−イル等を表し、Aはフェニル、ピリジニル、ピリミジニル等を表し、そしてBはアルキルカルボニル等を表す。]のエチレン誘導体及びそれらの1種以上を含有することを特徴とする有害生物防除剤、特に害虫防除剤に関するものである。本発明の害虫防除剤は低毒性かつ低残留性である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)
【化1】

[式中、Qは、Rで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリルまたは1,2,3−トリアゾリルである。)であり、
Aは、Wで置換されていてもよいフェニル、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イミダゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニルまたはピラジニルである。)であり、
但し、(b) Qが、Rで置換されていてもよい2−チアゾリルの場合は、Aは、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(この複素環基はチエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イミダゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニルまたはピラジニルである。)であり、
(d) Qが、Rで置換されていてもよい1,2,3−トリアゾリルの場合は、Aは、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(この複素環基はチエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イミダゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニルまたはピラジニルである。)であり、
Bは、H、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、CH3 SCH2 、CH3 OC2 4 OCH2 、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC1 〜C4 アルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいベンゾイルで置換されたC1 〜C4 アルキル、テトラヒドロピラニル、(CH3 3 Si、C1 〜C4 アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニル、−SO2 CF3 、C1 〜C4 モノアルキルアミノスルホニル、C2 〜C8 ジアルキルアミノスルホニル、フェニルアミノスルホニル、C2 〜C5 モノアルキルアミノチオカルボニル、C3 〜C9 ジアルキルアミノチオカルボニル、C2 〜C5 シアノアルキル、C3 〜C9 アルコキシカルボニルアルキル、−C(=O)T1 、−P(=O)T2 3 、−P(=S)T2 3 、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子またはNHT4 5 6 であり、
但し、Qが2−チアゾリルの場合、BはC1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、CH3 SCH2 、CH3 OC2 4 OCH2 、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC1 〜C4 アルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいベンゾイルで置換されたC1 〜C4 アルキル、テトラヒドロピラニル、(CH3 3 Si、C1 〜C4 アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニル、−SO2 CF3 、C1 〜C4 モノアルキルアミノスルホニル、C2 〜C8 ジアルキルアミノスルホニル、フェニルアミノスルホニル、C2 〜C5 モノアルキルアミノチオカルボニル、C3 〜C9 ジアルキルアミノチオカルボニル、C2 〜C5 シアノアルキル、C3 〜C9 アルコキシカルボニルアルキル、−C(=O)T1 、−P(=O)T2 3 または−P(=S)T2 3 であり、
Rは、ハロゲン、C1 〜C10アルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC1 〜C4 アルキル、C2 〜C6 のアルケニル、C2 〜C6 アルキニル、C1 〜C6 ハロアルキル、C2 〜C6 ハロアルケニル、C2 〜C6 ハロアルキニル、C3 〜C6 ハロシクロアルキル、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルキル、C1 〜C6 アルコキシ、C2 〜C6 アルケニルオキシ
、C2 〜C6 アルキニルオキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C2 〜C6 ハロアルケニルオキシ、C2 〜C6 ハロアルキニルオキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C2 〜C6 アルケニルスルフェニル、C2 〜C6 アルケニルスルフィニル、C2 〜C6 アルケニルスルホニル、C2 〜C6 アルキニルスルフェニル、C2 〜C6 のアルキニルスルフィニル、C2 〜C6 アルキニルスルホニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフェニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルホニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルフェニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルフィニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルホニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルフェニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルフィニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルホニル、NO2 、CN、-NU 1 U 2 、フェノキシ、OH、ナフチル、C2 〜C7 アルコキシカルボニル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、C2 〜C4 アルキルカルボニル、C2 〜C5 アルキルカルボニルオキシ、C2 〜C5 ハロアルキルカルボニルオキシ、Xで置換されていてもよいベンゾイル、Xで置換されていてもよいフェニル、Xで置換されていてもよいピリジル、Xで置換されていてもよいチエニルおよび−N=CT7 8 の中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3または4個であるか、または隣接した置換位置で結合したアルキレンによって形成される5員環、6員環、7員環もしくは8員環であり、
Yは、ハロゲン、C1 〜C10アルキル、C1 〜C6 ハロアルキル、C1 〜C6 アルコキシ、C2 〜C6 アルケニルオキシ、C2 〜C6 アルキニルオキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C2 〜C6 ハロアルケニルオキシ、C2 〜C6 ハロアルキニルオキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C2 〜C6 アルケニルスルフェニル、C2 〜C6 アルケニルスルフィニル、C2 〜C6 アルケニルスルホニル、C2 〜C6 アルキニルスルフェニル、C2 〜C6 アルキニルスルフィニル、C2 〜C6 アルキニルスルホニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフェニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルホニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルフェニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルフィニル、C2 〜C6 ハロアルケニルスルホニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルフェニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルフィニル、C2 〜C6 ハロアルキニルスルホニル、NO2 、CN、-NU 1 U 2 、OH、C2 〜C7 アルコキシカルボニル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、C2 〜C5 アルキルカルボニルオキシ、C2 〜C5 ハロアルキルカルボニルオキシ、C3 〜C7 ジアルキルアミノカルボニルオキシ、Xで置換されていてもよいフェニル、および−N=CT7 8 (但し、T7 及びT8 は各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC1 〜C6 アルキルであるか、T7 とT8 とが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。)の中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3または4個であるか、または隣接した置換位置で結合したアルキレンによって形成される5員環、6員環、7員環もしくは8員環であり、
Wは、ハロゲン、C1 〜C6 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフェニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルホニル、C2 〜C4 アルケニル、C2 〜C4 ハロアルケニル、C2 〜C4 アルケニルオキシ、C2 〜C4 ハロアルケニルオキシ、C2 〜C4 アルケニルスルフェニル、C2 〜C4 アルケニルスルフィニル、C2 〜C4 アルケニルスルホニル、C2 〜C4 ハロアルケニルスルフェニル、C2 〜C4 ハロアルケニルスルフィニル、C2 〜C4 ハロアルケニルスルホニル、C2 〜C4 アルキニル、C2 〜C4 ハロアルキニル、C2 〜C4 アルキニルオキシ、C2 〜C4 ハロアルキニルオキシ、C2 〜C4 アルキニルスルフェニル、C2 〜C4 アルキニルスルフィニル、C2 〜C4 アルキニルスルホニル、C2 〜C4 ハロアルキニルスルフェニル、C2 〜C4 ハロアルキニルスルフィニル、C2 〜C4 ハロアルキニルスルホニル、NO2 、C
N、ホルミル、C2 〜C6 アルコキシカルボニル、C2 〜C6 アルキルカルボニル、C2 〜C6 ハロアルキルカルボニル、C2 〜C6 アルキルカルボニルオキシおよび-NU 1 U 2 の中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3、4または5個であり、
1 は、C1 〜C20アルキル、C2 〜C6 アルケニル、C1 〜C6 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ−C1 〜C4 アルキル、C3 〜C6 ハロシクロアルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC1 〜C4 アルキル、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたシクロアルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルとC1 〜C4 アルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルコキシで置換されていてもよいフェニルとハロゲンで置換されたC3 〜C4 シクロアルキル、ハロゲンで置換されていてもよいC2 〜C4 アルケニルとC1 〜C4 アルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC2 〜C4 アルケニル、C1 〜C12アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C2 〜C5 アルケニルオキシ、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルコキシ、ベンジルオキシ、C2 〜C5 アルコキシカルボニル、-NU 1 U 2 、フェニルアミノ、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよいフェノキシ、Zで置換されていてもよいフェニルチオ、Zで置換されていてもよいナフチルまたはZで置換されていてもよい5員環もしくは6員環の複素環基(但し、これらの複素環基はチエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル及び3(2H)−ピリダジノンの中から選ばれる。)であり、
2 及びT3 は、各々独立に、OH、フェニル、C1 〜C6 アルキル、C1 〜C6 アルコキシまたはC1 〜C4 アルキルスルフェニルであり、
4 、T5 及びT6 は、各々独立に、H、C1 〜C6 アルキル、C1 〜C6 アルケニル、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルキルまたはベンジルであるか、あるいはT4 、T5 及びT6 のうちの2個が、それぞれが結合している窒素原子と共に酸素原子、窒素原子もしくは硫黄原子を含有していてもよい5員環、6員環、7員環または8員環基を形成するものであり、
X及びZは、各々独立して、ハロゲン、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C2 〜C5 アルケニルスルフェニル、C2 〜C5 アルケニルスルフィニル、C2 〜C5 アルケニルスルホニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフェニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルホニル、NO2 、CN、CHO、OH、-NU 1 U 2 、フェニル、フェノキシまたはC2 〜C5 アルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3、4または5個であり、
7 及びT8 は、各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC1 〜C6 アルキルであるか、あるいはT7 とT8 とが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよく、
U 1 及びU 2 は、各々独立に、H、C1 〜C6 アルキル、C2 〜C5 アルキルカルボニル、フェニルまたはベンジルを表すか、U 1 とU 2 とが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。]
で表されるエチレン誘導体。
【請求項2】
Qが、Rで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリルまたは1,2,3−トリアゾリルである。)であり、
Aが、Wで置換されていてもよいフェニル、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニルまたはピラジニルである。)であり、
Bが、H、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、CH3 OC2 4 OCH2 、C1 〜C4 アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニル、−SO2 CF3 、C2 〜C8 ジアルキルアミノスルホニル、C2 〜C9 ジアルキルアミノチオカルボニル、C3 〜C9 アルコキシカルボニルアルキル、−C(=O)T1 、−P(=O)T2 3 、−P(=S)T2 3 、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子またはNHT4 5 6 であり、
1 が、C1 〜C20アルキル、C2 〜C6 アルケニル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ−C1 〜C4 アルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC1 〜C4 アルキル、C3 〜C6 ハロシクロアルキル、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたシクロアルキル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルとC1 〜C4 アルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルコキシで置換されていてもよいフェニルとハロゲンで置換されたC3 〜C4 シクロアルキル、ハロゲンで置換されていてもよいC2 〜C4 アルケニルとC1 〜C4 アルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC1 〜C4 アルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC2 〜C4 アルケニル、C1 〜C12アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C2 〜C5 アルケニルオキシ、C1 〜C3 アルキルで置換されていてもよいC3 〜C6 シクロアルコキシ、ベンジルオキシ、C2 〜C5 アルコキシカルボニル、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよいフェノキシ、フェニルチオ、ナフチルまたはZで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基はチエニル、フリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリルまたはピリジニルの中から選ばれる。)である請求項1記載のエチレン誘導体。
【請求項3】
Qが、Rで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、
【化2】

【化3】

である。)であり、
Aが、Wで置換されていてもよいフェニル、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、
【化4】

【化5】

である。)であり、
但し、(b)Qが、Q−12の場合は、Aは、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(この複素環基はA−1、A−2、A−3、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−15、A−16、A−17、A−18、A−19、A−20、A−21、A−43、A−44、A−45、A−46、A−47、A−48、A−49、A−54、A−55、A−56、A−57、A−58、A−59またはA−60である。)であり、
(d)Qが、Q−43、Q−44、Q−45、Q−46またはQ−49の場合は、Aは、Wで置換されていてもよいナフチルまたはYで置換されていてもよい複素環基(この複素環基はA−1、A−2、A−3、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−15、A−16、A−17、A−18、A−19、A−20、A−21、A−43、A−44、A−45、A−46、A−47、A−48、A−49、A−54、A−55、A−56、A−57、A−58、A−59またはA−60である。)であり、
1 が、ハロゲン、C1 〜C10アルキル、C2 〜C6 アルケニル、C2 〜C6 アルキニル、C1 〜C6 ハロアルキル、C1 〜C6 アルコキシ、C2 〜C6 アルケニルオキシ、NO2 、CN、-NU 1 U 2 、OH、C2 〜C7 アルコキシカルボニル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、C2 〜C4 アルキルカルボニル、Xで置換されていてもよいフェニル、Xで置換されていてもよいピリジル、Xで置換されていてもよいチエニルおよび−N=CT7 8 (但し、T7 及びT8 は各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC1 〜C6 アルキルであるか、T7 とT8 とが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。)であるか、または隣接したRと共にアルキレン鎖として5員環、6員環、7員環もしくは8員環を形成してもよく、
1 は、ハロゲン、C1 〜C10アルキル、C1 〜C6 ハロアルキル、C1 〜C6 アルコキシ、C2 〜C6 アルケニルオキシ、NO2 、CN、-NU 1 U 2 、OH、C2 〜C7 アルコキシカルボニル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、Xで置換されていてもよいフェニル
および−N=CT7 8 (但し、T7 及びT8 は各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC1 〜C6 アルキルであるか、T7 とT8 とが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。)であるか、または隣接したY1 と共にアルキレン鎖として5員環、6員環、7員環もしくは8員環を形成してもよく、
Xが、ハロゲン、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C2 〜C5 アルケニルスルフェニル、C2 〜C5 アルケニルスルフィニル、C2 〜C5 アルケニルスルホニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフェニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4 ハロアルキルスルホニル、NO2 、CN、CHO、OH、-NU 1 U 2 、フェニル、フェノキシまたはC2 〜C5 アルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる1ないし4個の置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であり、
Zが、ハロゲン、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 ハロアルコキシ、C1 〜C4 アルキルスルフェニル、C1 〜C4 アルキルスルフィニル、C1 〜C4 アルキルスルホニル、C1 〜C4 アルケニルスルフェニル、C1 〜C4 アルケニルスルフィニル、C1 〜C4 アルケニルスルホニル、NO2 、CN、-NU 1 U 2 、フェニル、フェノキシおよびC2 〜C5 アルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる1ないし4個の置換基( 但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい) であり、
mは、置換基の数を表し、0、1、2または3であり、
nは、置換基の数を表し、0、1、2、3または4であり、
pは、置換基の数を表し、0、1または2であり、
qは、置換基の数を表し、0または1(但し、m、n及びpが2以上の整数を表す場合は、その置換基は同一でも異なっていてもよい。)である請求項2記載のエチレン誘導体。
【請求項4】
Qが、Rで置換されていてもよいオキサゾリルまたはRで置換されていてもよい1,2,3−トリアゾリルである請求項2記載のエチレン誘導体。
【請求項5】
Qが、Rで置換されていてもよいチアゾリルである請求項2記載のエチレン誘導体。
【請求項6】
Qが、Rで置換されていてもよいピラゾリルである請求項2記載のエチレン誘導体。
【請求項7】
Qが、Q−9、Q−10、Q−11、Q−12、Q−13、Q−14、Q−25、Q−26、Q−27、Q−28、Q−29、Q−30、Q−44、Q−45、Q−46またはQ−47である請求項3記載のエチレン誘導体。
【請求項8】
Qが、Q−10、Q−44、Q−45、Q−46またはQ−47である請求項7記載のエチレン誘導体。
【請求項9】
Qが、Q−12、Q−13またはQ−14である請求項7記載のエチレン誘導体。
【請求項10】
Qが、Q−25、Q−26、Q−27、Q−28、Q−29またはQ−30である請求項7記載のエチレン誘導体。
【請求項11】
Aが、Wで置換されていてもよいフェニル、Yで置換されていてもよいピリジニルまたはYで置換されていてもよいピリミジニルである請求項2記載のエチレン誘導体。
【請求項12】
Qが、Q−44、Q−45、Q−46、
【化6】

であり、
Aが、
【化7】

であり、
2 が、ハロゲン、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 ハロアルキル、C1 〜C4 アルコキシ、NO2 、CN、C2 〜C5 アルコキシカルボニルであり、
3 が、ハロゲン、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C6 ハロアルキル、C2 〜C4 アルコキシアルキル、Xで置換されていてもよいフェニルである請求項3記載のエチレン誘導体。
【請求項13】
下記の化合物群から選ばれたいずれかの請求項1記載のエチレン誘導体。
【化8】

【請求項14】
請求項1〜13のいずれか一項記載のエチレン誘導体の1種以上を有効成分として含有することを特徴とする害虫防除剤。

【公開番号】特開2008−1715(P2008−1715A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−214182(P2007−214182)
【出願日】平成19年8月20日(2007.8.20)
【分割の表示】特願平9−537934の分割
【原出願日】平成9年4月24日(1997.4.24)
【出願人】(000003986)日産化学工業株式会社 (510)
【Fターム(参考)】