説明

エポチロンのC1−C15−フラグメント及びその誘導体の生成方法

本発明は、エポチロンのC1-C15フラグメント及びその誘導体の製造方法に関して、ここでC1-C6フラグメントがC7-C12フラグメントに結合され、C1-C12フラグメントが形成され、次に、C13-C15、フラグメントにより転換され、生成されるべきC1-C15エポチロン中間体生成物が形成される。このようにして生成されたC1-C15エポチロン中間体生成物は、既知方法に従って、固有の活性成分に転換され得る。本発明はまた、その対応するC1-C12フラグメントにも関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
Hofleなどは、例えばAngew. Chem. 1996,108, 1671-1673において、下記式:
【化1】

【0002】
で表わされる天然物質エポチロンA(R=水素)及びエポチロンB(R=メチル)の細胞毒性作用を記載する。タキソールに比較して、乳細胞及び腸細胞系についてのインビトロ選択性及びP-糖タンパク質形質形成多重耐性腫瘍系に対するそれらの有意に高い活性、並びにタキソールの物性よりも卓越するそれらの物性、例えば30倍高い水溶性のために、この新規種類の構造体は、悪性腫瘍の治療のための医薬剤の開発のために特に好都合である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、WO 9907692号, WO 0049020号, WO 0001333号 又は DE 199210861号に記載されるように、広範囲の種類のエポチロン及びそれらの誘導体の合成のために使用され得る多量に入手できる新規C1-C12−エポチロン成分の製造から成る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、下記一般式I:
【化2】

【0005】
[式中、R1a、R1bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3,4又は5)を意味し、
R2a、R2bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、C2-C10−アルケニル、C2-C10−アルキニル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)n基(n=2,3,4又は5)を意味し、
R3は、水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、
R4a、R4bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)p基(p=2,3,4又は5)を意味し、
【0006】
R5は、水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、
R6, R7はそれぞれ、水素原子、一緒になって、追加の結合、又は一緒になって、酸素原子を意味し、
Gは、基X=CR8-, 二環式又は三環式アリール基を意味し、
R8は、水素、ハロゲン、C1-C20−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、それらはいずれも置換されていてもよく、
Xは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR23, C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、H/OR9又は基CR10R11を意味し、
ここでR23は、C1-C20−アルキル基を表わし、
R9は、水素又は保護基PGXを表わし、
【0007】
R10、R11は同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C20−アルキル、アリール又はC7−C20−アラルキル基を表わすか、又はR10及びR11は、メチレン炭素原子と一緒になって、5〜7員の炭素環式環を表わし、
R13は、CH2OR13a, CH2-Hal, CHO, CO2R13b又はCOHalを意味し、
R14は、水素、OR14a, Hal, 又はOSO2R14bを意味し、
R13a, R14aは、水素、SO2−アルキル、SO2−アリール、SO2−アラルキル、又は一緒になって-(CH2)o基、又は一緒になってCR15aR15b基を意味し、
R13b, R14bは、水素、C1-C20−アルキル、アリール、C1-C20−アラルキルを意味し、
R15a, R15bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキル又は一緒になって-(CH2)q基を意味し、
【0008】
oは、2〜4であり、
qは、3〜6であり、
R20は、OPG3, NHR29又はN3を意味し、
Zは、酸素原子又はH/OR12を意味し、ここでR12は水素又は保護基PGZであり、そして
R13及びR14における遊離ヒドロキシル基がエーテル化されるか又はエステル化されてもよく、Z及びR13における遊離カルボニル基がケタール化されてもよく、エノールエーテルに転換されるか、又は還元され得、そしてR13及びR14における遊離酸基が塩基により、それらの塩に転換され得る]で表されるC1-C15−エポチロンフラグメント(そのすべての立体異性体及び混合物を包含する)の新規製造を記載する。
【0009】
アルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a, R15b 及び R23として、1〜10個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れ鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘプチル、ヘキシル、及びデシルが考慮され得る。
アルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a, R15b 及び R23は、過弗素化されるか、又は1〜5個のハロゲン原子、ヒドロキシ基、C1-C4−アルコキシ基、又はC6-C12−アリール基(1〜3個のハロゲン原子により置換され得る)により置換され得る。
【0010】
アリール基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a及びR15bとして、1又は複数のヘテロ原子を有する、置換された及び置換されていない炭素環式又は複素環式基、例えばフェニル、ナフチル、フリル、チェニル、ピリジル、ピラゾリル、ピリミジニル、オキサゾリル、ピリダジニル、ピラジニル、キノリル、及びチアゾリル(ハロゲン、OH, O−アルキル、CO2H, CO2−アルキル、-NH2, -NO2, -N3, -CN, C1-C20−アルキル、C1-C20−アシル、C1-C20−アシルオキシ基により1又は複数の位置で置換され得る)が適切である。
【0011】
アラルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a及びR15bは、環原子に、14個までのC原子、好ましくは6〜10個のC原子、及びアルキル鎖に、1〜8個の原子、好ましくは1〜4個の原子を含むことができる。アラルキル基として、例えばベンジル、フェニルエチル、ナフチルメチル、ナフチルエチル、フリルメチル、チエニルエチル、及びピリジルプロピルが考慮され得る。前記環は、1又は複数の位置で、ハロゲン、OH, O−アルキル、CO2H, CO2−アルキル、-NO2, -N3, -CN, C1-C20−アルキル、C1-C20−アシル、及びC1-C20−アシルオキシ基により置換され得る。
【0012】
アルケニル基R2a及びR2bとして、1〜10個の炭素原子を有する、直鎖又は枝分れ鎖のアルキル基が考慮され得、ここで少なくとも1つのC-C結合が、C=C結合、例えばプロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ネオペンテニル、へプテニル、ヘプタジエニル、デセニル又はデカトリエニルにより置換される。
アルキニル基R2a及びR2bとして、1〜10個の炭素原子を有する、直鎖又は枝分れ鎖のアルキル基が考慮され得、ここで少なくとも1つのC-C結合が、C≡C結合、例えばプロピニル、ブチニル、ペンチニル、イソペンチニル、へプチニル、ヘプタジイニル、デシニル及びデカトリイニルにより置換される。
【0013】
R1a, R1bが、同じであり、C1-C6−アルキルを意味し、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3又は4)を意味し、
R2a, R2bが、異なっており、そして水素、C1-C6−アルキル、C2-C10−アルケニル、C2-C10−アルキニル又はC7-C20−アラルキルを意味し、
R5が、水素、C1-C6−アルキルを意味し、
R8が、水素、ハロゲン、C1-C6−アルキルを意味し、
R15a、R15bが同じであるか又は異なっており、そして水素、C1-C6−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、又は一緒になって-(CH2)q基(q=3〜6)を意味する、それらの化合物Iが好ましい。
【0014】
R1a, R1bが、同じであり、そしてC1-C3−アルキルを意味し、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3又は4)を意味し、
R2aが、水素を意味し、
R2bが、C1-C5−アルキル、C2-C6−アルケニル、又はC2-C6−アルキニルを意味し、
R5が、水素又はC1-C3−アルキルを意味し、
R6, R7が一緒になって、追加の結合を意味し、
Gが、基X=CR8-, 又は二環式アリール基を意味し、
R8が、水素、弗素、塩素又はC1-C3−アルキルを意味し、
Xが、酸素又は基CR10R11を意味し、
【0015】
R10が、水素を意味し、
R11が、アリールを意味し、
R13が、CH2OR13a又はCO2R13bを意味し、
R14が、OR14aを意味し、
R13a, R14aが一緒にCR15aR15b基を意味し、
R13bが、水素又はC1-C6−アルキルを意味し、
R15a, R15bが同じであり、そしてC1-C3−アルキルを意味するか、又は一緒になって-(CH2)q基(q=4又は5)を意味し、又は
R15a, R15bが異なっており、そして水素又はアリールを意味し、
Zが、酸素を意味する、それらの化合物Iが特に好ましい。
【0016】
新規エポチロン誘導体の生成は、3個の部分フラグメントA, B及びCの結合に基づいている。そのインターフェースは、下記一般式I’:
【化3】

で示される通りである。
【0017】
Aは、下記一般式A-1:
【化4】

【0018】
[式中、R1a', R1b', R2a', R2b', R13' 及びR14'は、R1a, R1b, R2a, R2b ,R13及びR14についてすでに言及された意味を有し、そしてR13及びR14における遊離ヒドロキシル基がエーテル化されるか又はエステル化されてもよく、A及びR13における遊離カルボニル基がケタール化されていてもよく、エノールエーテルに転換されてもよく、又は還元され得、そしてAにおける遊離酸基が塩基により、それらの塩に転換され得る]
で表わされるC1-C6フラグメント(エポチロン番号システム)を意味する。
【0019】
Bは、下記一般式:
【化5】

【0020】
[式中、R3a', R4a', R4b'及び R5'は、R3a, R4及びR5についてすでに言及された意味を有し、
Vは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR17、C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、又はH/OR16を意味し、
Wは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR19、C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、又はH/OR18を意味し、
R16, R18は、お互い独立して、水素又は保護基PG1を意味し、
R17, R19は、お互い独立して、C1-C20−アルキルを意味する]
で表わされるC7−C12フラグメント(エポチロン番号システム)を表わす。
【0021】
Cは、下記一般式:
【化6】

【0022】
[式中、G’ は、Gについて一般式Iにすでに言及された意味を有し、
R7’は、水素原子を意味し、
R20’は、ハロゲン、N3, NHR29, ヒドロキシ基、保護されたヒドロキシ基O-PG3、保護されたアミノ基NR29PG3、C1-C10−アルキルスルホニルオキシ基(任意には、過弗素化され得る)、ベンゾイルオキシ基(任意には、C1-C4−アルキル、ニトロ、塩素又は臭素により置換される)、NR29SO2CH3基、NR29C(=O)CH3基、又は CH2-C(=O)-CH3基を意味し、
R21は、ヒドロキシ基、ハロゲン、保護されたヒドロキシ基OPG3、ハロゲン化ホスホニウム基PPH3+Hal-(ph=フェニル;Hal=F, Cl, Br, I)、ホスホネート基P(O)(OQ)2(Q=C1-C10−アルキル又はフェニル)、又は酸化ホスフィン基P(O)PH2(Ph=フェニル)を意味し、
【0023】
R29は、水素又はC1-C6−アルキルを意味する]で表わされるC12-C15フラグメント(エポチロン番号システム)を表わす。
アルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a, R15b , R17, R19, R23及び R29として、1〜20個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れ鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘプチル、ヘキシル、及びデシルが考慮され得る。
【0024】
アルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a, R15b , R17, R19, R23及び R29は、過弗素化されるか、又は1〜5個のハロゲン原子、ヒドロキシ基、C1-C4−アルコキシ基、又はC6-C12−アリール基(1〜3個のハロゲン原子により置換され得る)により置換され得る。
【0025】
アリール基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a及びR15bとして、1又は複数のヘテロ原子を有する、置換された及び置換されていない炭素環式又は複素環式基、例えばフェニル、ナフチル、フリル、チェニル、ピリジル、ピラゾリル、ピリミジニル、オキサゾリル、ピリダジニル、ピラジニル、キノリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズオキサゾリル(ハロゲン、OH, O−アルキル、CO2H, CO2−アルキル、-NH2, -NO2, -N3, -CN, C1-C20−アルキル、C1-C20−アシル、C1-C20−アシルオキシ基により1又は複数の位置で置換され得る)が適切である。
【0026】
二環式及び三環式アリール基Gとして、1又は複数のヘテロ原子を有する。置換された及び置換されていない炭素環式又は複素環式基、例えばナフチル、アントリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、ベンゾキサジニル、ベンゾフラン、インドリル、インダゾリル、キノキサリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、チエノピリジニル、ピリドピリジニル、ベンゾピラゾリル、ベンゾトリアゾリル、ジヒドロインドリル(1又は複数の位置で、ハロゲン、OH, O−アルキル、CO2H, CO2−アルキル、-NH2, -NO2, -N3, -CN, C1-C20−アルキル、C1-C20−アシル、C1-C20−アシルオキシ基により置換され得る)が適切である。
【0027】
アラルキル基R1a, R1b, R2a, R2b, R3, R4a, R4b, R5, R8, R10, R11, R13b,R14b ,R15a及びR15bは、環原子に、14個までのC原子、好ましくは6〜10個のC原子、及びアルキル鎖に、1〜8個の原子、好ましくは1〜4個の原子を含むことができる。アラルキル基として、例えばベンジル、フェニルエチル、ナフチルメチル、ナフチルエチル、フリルメチル、チエニルエチル、及びピリジルプロピルが考慮され得る。前記環は、1又は複数の位置で、ハロゲン、OH, O−アルキル、CO2H, CO2−アルキル、-NO2, -N3, -CN, C1-C20−アルキル、C1-C20−アシル、及びC1-C20−アシルオキシ基により置換され得る。
【0028】
保護基PGの代表として、アルキル−及び/又はアリール−置換されたシリル、C1-C20−アルキル、C4-C7−シクロアルキル(さらに、環に酸素原子を含むことができる)、アリール、C7-C20−アラルキル、C1-C20−アシル、及びアロイルが言及され得る。
【0029】
保護基PGのためのアルキル−、シリル−及びアシル基として、当業者に知られている基が考慮される。その対応するアルキルシリルエーテルから容易に分解され得るアルキル又はシリル基、例えばメトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、トリベンジルシリル、トリイソプロピルシリル、ベンジル、パラ−ニトロベンジル及びパラ−メトキシベンジル基、及びアルキルスルホニル及びアリールスルホニル基が好ましい。アシル基として、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピオニル、ピバリル、ブチリル又はベンゾイル(アミノ基及び/又はヒドロキシ基により置換され得る)が適切である。
【0030】
アミノ保護基として、当業者に知られている基が適切である。例えば、アロク、ボク、Z、ベンジル、f−モク、トロク、スタベース又はベンゾスタベース基が言及され得る。
アシル基PGは1〜20個の炭素原子を含むことができ、それにより、ホルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピオニル及びビバリル基が好ましい。
R1a及びR1bから形成されるアルキレン基における指数mは、1,2,3又は4を表わす。
V, W及びXのために可能であるC2-C10−アルキレン‐α、ω‐ジオキシ基は好ましくは、エチレンケタール又はネオペンチルケタール基である。
【0031】
部分フラグメントAの生成
一般式Aの部分フラグメント(合成成分)は、WO99/07692号又はDE10164592.9号に記載のようにして、生成され得る。
部分フラグメントBの生成
一般式Bの部分フラグメント(合成成分)は、例えばWO99/07692号に記載のようにして生成され得る。
部分フラグメントCの生成
一般式Cの部分フラグメント(合成成分)は、DE 197 51 200.3号, DE 199 07 480.1号, WO 99/07692号 及びWO00/01333号に記載のようにして生成され得る。
【0032】
下記一般式AB:
【化7】

【0033】
[式中、Rla', R1b', R2a', R2b',R3',R4a',R4b', R5, R13', R14', V 及び Zは、すでに言及された意味を有し、そしてPG14は、水素原子又は保護基PGを表わす]で表わされる部分フラグメントは、略図1に示される工程に従って、前に言及されたフラグメントA及びBから得られる。
【0034】
【化8】

段階aa(A+B→AB)
Wが酵素原子の意味を有し、そしてVにおける任意に存在する追加のカルボニル基及びV(H/OR16)における任意に存在する追加のヒドロキシ基が保護されている化合物Bが、任意には金属ハロゲン化物の存在下で、一般式Aのカルボニル化合物のエノレートによりアルキル化される。エノレートは、強塩基、例えばリチウムジイソプロピルアミド又はリチウムヘキサメチルジシラザンの作用により、低温で生成される。
【0035】
下記一般式ABC(AB+C):
【化9】

【0036】
[式中、R1a', R1b', R2a', R2b', R3', R4a', R4b', R5', R6, R7,R13,R14, G 及びZは、すでに言及された意味を有し、そして
PG14は、水素原子又は保護基PGを表わす]で表わされる部分フラグメントは、略図2に示される工程に従って、前に言及されたフラグメントAB及びBから得られる。
【0037】
【化10】

【0038】
段階ac(AB+C→ABC)
R21ハロゲン化ホスホニウム基PPh3+Hal-、好ましくはPPh3+I-又は酸化ホスフィン基を有し、そして任意に存在する追加のカルボニル基が任意には、保護されている、化合物Cは、適切な塩基、例えばn−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウム−tert−ブタノレート、又はリチウム−ヘキサメチルジシラジドにより保護解除され、そして化合物AB(ここで、Vは酸素原子の意味を有する)と反応せしめられる。
このようにして得られたフラグメントABC(後者の16−員の大員環化合物の環炭素原子C1-C15を含む)が、WO 99/07692号, WO 99/049154号 又は WO 00/01333号に記載される方法に従って、同じ名称の特許出願に言及されるように、所望する標的化合物に転換される。
【0039】
従って、本発明はまた、下記一般式II:
【化11】

【0040】
[式中、A-Kは、基-O-C(=O)、-OCH2-、-CH2C(=O)-、-NR29-C(=O)-、又は-NR29-SO2-を意味し、そして
置換基R1a, R1b, R2a ,R2b, R3, R4a, R4b, R5, R6, R7, G, OPG2 及び Zは、一般式Iに示される意味を有する]で表わされるエポチロン誘導体の生成方法にも関し、ここで本発明の方法に従って得られた一般式Iの化合物が、一般式IIの化合物に環化される。本明細書に記載される工程(A+B→AB+C→ABC)により、合成的に生成するのに高価であるフラグメントCを導入することが最近可能になって来た。結果として、フラグメントABCの生成に関して、経済的且つ生態学的に好都合である、必要とされるフラグメントCの量が、連鎖反応C+B→BC+A→ABCに比較して、低められる。
【実施例】
【0041】
例1(3S, 6R, 7S, 8S,12Z, 15S)-4, 4,8, 12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-3, 7, 15-トリス-(tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15-(2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン酸
例1a(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'RS)-4- (2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5-ヒドロキシ-10- (tert.- ブチルジフェニルシリルオキシ)-ウンデカン-2-イル)-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン(A)及び
(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'RS)-4- (2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5-ヒドロキシ-10- (tert.- ブチルジフェニルシリルオキシ)-ウンデカン-2-イル)-2,2-ジメチル-1, 3-ジオキサン(B)
350mlの無水テトラヒドロフラン中、13.8mlのジイソプロピルアミンの溶液を、無水アルゴンの雰囲気下で-30℃で、n−ヘキサン中、n−ブチルリチウムの2.5M溶液39.5mlと共に混合し、30分間、攪拌し、そして-70℃に冷却する。
【0042】
20分以内に、350mlのテトラヒドロフラン中、WO99/07692号、WO99049154号及びWO00/01333号に記載される方法に類似して生成された、22.6g(94mモル)の(4S)−4−(2−メチル−3−オキソ−ヘプト−6−エン−2−イル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンの溶液を、滴下し、そして−30℃に2時間以内で加熱する。次に、それを-70℃に再び冷却し、130mlのテトラヒドロフラン中、12.8gの無水塩化亜鉛の溶液と共に混合し、そして15分後、400mlのテトラヒドロフラン中、WO99/07692号、WO99049154号及びWO00/01333号に記載される方法に類似して生成された、16.8g(43.9mモル)の(2S, 6RS)−2−メチル−6−(tert−ブチル−ジフェニルシリルオキシ)−ヘプタナールの溶液を滴下する。
【0043】
それを、さらに、2.5時間、-70℃で攪拌し、飽和塩化アンモニウム溶液中に注ぎ、そして酢酸エチルにより数度、抽出した。組合された有機抽出物を、水及び飽和塩化ナトリウム溶液により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。19.8g(31.8mモル、72%)の標記化合物A, 2.28g(3.7mモル、8%)の表記化合物B、及び12.5gの(4S)−4−(2−メチル−3−オキソ−ヘプト−6−エン−2−イル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンを、個々の場合、無水の油状物として単離する。
【0044】
Aの1H-NMR(CDCI3):δ= 0,80 (3H), 0,96-1, 06 (16H), 1,10-1, 74 (4H), 1,23 (3H), 1,30 (3H), 1,37 (3H), 1,57 (3H), 2,21 (1 H), 2,43 (1 H), 2,88(1 H), 3,32 (1 H), 3,44(1H), 3,86 (2H), 3,97(1H), 4,12 (2H), 4,97(1H), 5,03 (1H), 5,70(1H), 7,31- 7,44 (6H), 7,64-7, 70 (4H) ppm。
Bの1H-NMR (CDCI3):δ= 0,89-1, 55 (36H), 1,66 (1H), 2,30 (1H), 2,40 (1H), 2,66 (1H), 3,28 (1H), 3,51 (1H), 3,78-417 (3H), 4,97 (1H), 5,03 (1H), 5,70 (1H), 7,32-7, 46 (6H), 7,64-7, 71 (4H) ppm。
【0045】
例1b(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'RS)-4- (2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5- (2H-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)-10-(tert.-ブチルジフェニルシリルオキシイルオキシ)-ウンデカン-2-イル)-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン
500mlの無水ジクロロメタン中、例1aに従って生成された化合物A19.7g(31.7mモル)の溶液を、40mlのジヒドロ−(2H)−ピラン及び1.6gのp−トルエンスルホン酸−ピリジニウム塩と共に混合し、そしてそれを23℃で2日間、攪拌する。それを、飽和炭酸水素ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタンにより抽出し、そして組合された有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過及び溶媒の除去の後、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。22.0g(31.1mモル、98%)の標的化合物を、無色の油状物として単離する。
【0046】
1 H-NMR (CDCI3) : δ= 0,87-1, 91 (42H), 2,14-2, 41 (1 H), 2,57 (1 H), 3,14-4, 28 (8H), 4,40-4, 53 (1H), 4,90-5, 05 (2H), 5,58-5, 89 (1H), 7,31-7, 45 (6H), 7,64-7, 70 (4H) ppm。
【0047】
例1c(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'RS)-4- (2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5- (2H-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)-1 0-ヒドロキシ-ウンデカン-2-イル)-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン
400mlのテトラヒドロフラン中、例1bに従って生成された化合物22.0g(31.1mモル)の溶液を、テトラヒドロフラン中、弗化テトラブチルアンモニウムの1M溶液62.3mlと共に混合し、そしてそれを、80℃で12時間、攪拌する。それを、飽和塩化ナトリウム溶液中に注ぎ、水により希釈し、そして酢酸エチルにより数度、抽出する。組み合わされた有機相を、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。13.6g(29.0mモル、93%)の標記化合物を、無水の油状物として単離する。
【0048】
1H-NMR (CDCI3) :δ= 0,91-1, 81 (34H), 2,14-2, 42 (1H), 2,58 (1H), 3,15-3, 46 (2H), 3,63-4, 29 (6H), 4,38-4, 57 (1 H), 4,89-5, 06 (2H), 5,57-5, 88 (1 H) ppm。
【0049】
例1d(4S, 4'R, 5'S,6'S)-4- (2, 6-ジメチル-3, 10-ジオキソ-4-アリル-5- (2H-テトラヒドロピラン-2- イルオキシ)-ウンデカン-2-イル)-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン
480mlの無水ジクロロメタン中、例1cに従って生成された化合物13.6g(29.0mモル)の溶液を、約1gの分子篩(4A)、6.06gのN−メチルモルホリン−N−オキシド及び400mgのテトラプロピルアンモニウムペルルテネートと共に混合し、そしてそれを、23℃で18時間、攪拌する。それを蒸発により濃縮し、そして残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。11.6g(24.9mモル、86%)の標記化合物を、無色の油状物として単離する。
1H-NMR (CDCI3) :δ= 0,91-1, 83 (29H), 2,13 (3H), 2,05-2, 63 (4H), 3,15-4, 02 (5H), 4,22 (1 H), 4,40+4, 51 (1 H), 4,90-5, 05 (2H), 5,57-5, 88 (1 H) ppm。
【0050】
例1e(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'E/Z, 13'S)-4- (2, 6, 10-トリメチル-3-オキソ-4-アリル-5- (2H-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)-13- (2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-13- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-トリデク-1 0-エン-2-イル)-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン
45mlの無水テトラヒドロフラン中、WO99/07692号、WO99049154号及びWO00/01333号に記載される方法に類似して生成された、6.72gの[(3S)−3−(2−メチルベンゾチアゾール−5−イル)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−プロピル]−トリフェニルホスホニウムヨウ化物の溶液を、テトラヒドロフラン中、ナトリウムヘキサメチルジシラザンの1M溶液9.5ml、及び45mlのテトラヒドロフラン中、例1dに従って生成された化合物3.0g(6.43mモル)の溶液と共に0℃で混合する。
【0051】
それを23℃で5時間、反応せしめ、飽和塩化アンモニウム溶液中に注ぎ、そして酢酸エチルにより数度、抽出する。組合された有機抽出物を、水及び飽和塩化アンモニウムに溶液により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。4.25g(5.52mモル、86%)の標記化合物を、無色の油状物にとして単離する。
【0052】
1H-NMR (CDCI3) :δ=-0, 12 (3H), 0,03 (3H), 0,88 (9H), 0,82-2, 65 (37H), 2,83 (3H), 3,14-4, 29 (7H), 4,40-4, 56 (1H), 4,73 (1H), 4,88-5, 04 (2H), 5,15 (1H), 5,58- 5, 89 (1 H), 7,32 (1 H), 7,72 (1 H), 7,86 (1 H) ppm。
【0053】
例1f(3S, 6R, 7S, 8S,12E/Z, 15S)-4, 4,8,12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-15- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15- (2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン-1, 3, 7-トリオール
270mlのエタノール中、例1eに従って生成された化合物10.3g(13.4mモル)の溶液を、5.33gのp−トルエンスルホン酸一水和物と共に混合し、そしてそれを、23℃で5時間、攪拌する。それを蒸発により濃縮し、残渣をジクロロメタンに取り、飽和炭酸水素ナトリウム溶液により洗浄し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる粗生成物を、生成しないで、さらに反応せしめる。
【0054】
例1g(3S, 6R, 7S, 8S,12E/Z, 15S)-4, 4,8, 12-テトラメチル-6-アリル-1, 3,7,15-テトラキス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15-(2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン-5-オン
340mlの無水ジクロロメタン中、例1fに従って生成された粗生成物(最大13.4mモル)の溶液を、0℃で20.8mlの2,6−ルチジン、20.2mlのトリフルオロメタンスルホン酸−(tert−ブチルジメチルシリルエステル)と共に混合し、そしてそれを0℃で4時間、23℃で攪拌する。それを1Mの塩酸、次に飽和炭酸水素ナトリウム溶液により洗浄し、そしてそれを硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。12.0g(12.1mモル、91%)の標記化合物を、無色の油状物として単離する。
【0055】
1H-NMR (CDCI3) :δ=-0, 13-0,08 (24H), 0,88 (36H), 0, 89-1, 67 (19H), 1,91 (2H), 2,19-2, 52 (4H), 2,83 (3H), 3,13 (1H), 3,49-3, 71 (2H), 3,75 (1H), 3,85 (1H), 4,74 (1H), 4,92 (1H), 4,98 (1H), 5,15 (1H), 5,75 (1H), 7,32 (1H), 7,73 (1H), 7,86 (1H) ppm。
【0056】
例1h(3S, 6R, 7S, 8S,12E/Z, 15S)-4, 4,8,12-テトラメチル-6-アリル-1-ヒドロキシ-3, 7,15-トリス-(tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15-(2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン-5-オン
205mlのジクロロメタン及び100mlのメタノールから成る混合物中、例1gに従って生成された化合物12.0g(12.1mモル)の溶液を、0℃で2.68gのrac−樟脳−10−スルホン酸と共に混合し、そしてそれを、0℃で3時間、攪拌する。それを、飽和炭酸水素ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタンにより抽出し、そして組み合わされた有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。9.07g(10.4mモル、86%)の標記化合物を、無色の油状物として単離する。
【0057】
1H-NMR (CDCI3) :δ=-0, 13 (3H), 0,01-0, 11 (15H), 0,80-0, 95 (30H), 0,99-1, 68 (13H), 1,48+1, 65 (3H), 1,86-2, 00 (3H), 2,20-2, 52 (4H), 2,83 (3H), 3,12(1H), 3,65 (2H),3,. 77(1H), 4,03 (1H), 4,74(1H), 4,91-5, 03 (2H), 5,16 (1H), 5,75(1H), 7,32 (1 H), 7,73 (1 H), 7,86(1 H) ppm。
【0058】
例1i(3S, 6R, 7S, 8S,12E/Z, 15S)-4, 4,8,12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-3, 7,15-トリス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15- (2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エナール
95mの無水ジクロロメタン中、1.81mlの塩化オキサリルの溶液を、‐70℃で10mlのジクロロメタン中、2.94mlのジメチルスルホキシドの溶液、及び10分後、95mlのジクロロメタン中、例1hに従って生成された化合物9.07g(10.4mモル)の溶液と共に混合する。それを、‐70℃で30分間、攪拌し、9.2mlのトリエチルアミンと共に混合し、そして-20℃でさらに30分間、攪拌する。それを、飽和炭酸水素ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタンにより抽出し、そして組み合わされた有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。8.83g(10.1mモル、97%)の標記化合物を、淡黄色の油状物として単離する。
【0059】
例1k(3S, 6R, 7S, 8S,12Z, 15S)-4, 4, 8, 12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-3, 7, 15-トリス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15-(2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン酸 (A)及び
(3S, 6R, 7S, 8S, 12E, 15S) -4, 4,8, 12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-3, 7,15-トリス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15- (2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン酸 (B)
310mlのtert−ブタノール、235mlのテトラヒドロフラン及び78mlの水から成る混合物中、例1iに従って生成された化合物8,83g(10.1mlモル)の溶液を、0℃で4.41gのリン酸二水素ナトリウム一水和物、70mlの2−メチル−2−ブテン及び7.5gの塩化ナトリウムと共に混合し、そしてそれを0℃で1時間攪拌する。それを、飽和チオ硫酸ナトリウム溶液中に注ぎ、酢酸エチルにより抽出し、そして組み合わされた有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。3.86g(4.34mモル、43%)の標記化合物A、及び3.96g(4.46mモル、44%)の標記化合物Bを、個々の場合、無色の油状物として単離する。
【0060】
Aの1H-NMR (CDCI3):δ=-0. 12 (3H), -0. 03 (3H), 0.00 (3H), 0.07 (6H), 0.15 (3H), 0.85-0. 90 (27H), 0.96 (3H), 1.03-1. 95 (4H), 1.06 (3H), 1.18 (3H), 1.73 (3H), 1.74-1. 95 (3H), 2.22-2. 60 (7H), 2.83 (3H), 3.20 (1 H), 3.66 (1H), 4.46 (1H), 4.79 (1 H), 4.93 (1 H), 4.99 (1 H), 5.29 (1 H), 5.71 (1 H), 7.47 (1 H), 7.75 (1 H), 8.28 (1 H) ppm.
Bの1H-NMR (CDCI3):δ=-0, 10 (3H), 0,01 (6H), 0,06 (3H), 0,12 (3H), 0,16 (3H), 0,89 (30H), 1,00-1, 48 (5H), 1,11 (3H), 1,21 (3H), 1,34 (3H), 1,76-2, 03 (2H), 2,25-2, 64 (6H), 2,84 (3H), 3,24 (1 H), 3,80 (1 H), 4,35 (1 H), 4,67 (1 H), 4,93- 5,04 (2H), 5,12 (1H), 5,76 (1H), 7,46 (1H), 7,75 (1H), 7,82 (1H) ppm。
【0061】
例2(3S, 6R, 7S, 8S, 12Z, 15S) -4,4, 8,12-テトラメチル-5-オキソ-6-アリル-3, 7,15-トリス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15-(2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン酸
例2a:(2S)−2−メチル−6−オキソ−ヘプタノール
400mlの無水エタノール中、DE19751200.3号に記載される方法に類似して生成された、20g(87.6mモル)の(2S)−2−メチル−6−オキソ−ヘプタン−1−(テトラヒドロプラン−2−イルオキシ)の溶液を、8,33gのp−トルエンスルホン酸一水和物と共に混合し、そしてそれを23℃で2.5時間、攪拌する。それを蒸発により濃縮し、残渣をジクロロメタンに取り、飽和炭酸水素ナトリウムにより洗浄し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。10.6g(73.5mモル、83.9%)の標記に化合物を、無色の油状物として単離する。
1H-NMR (CDCI3) : δ= 0, 93 (3H), 1,13 (1H), 1,41 (1H), 1,48-1, 76 (4H), 2,14 (3H), 2,45 (2H), 3,48 (2H) ppm。
【0062】
例2b2−メチル−2−((2S)−2−メチル−1−ヒドロキシ−ペント−5−イル)−1,3−ジオキソラン
550mlの無水トルエン中、例2aに従って生成された化合物10.6g(73.5mモル)の溶液を、50mlのエチレングリコール及び触媒量のp−トルエンスルホン酸一水和物と共に混合し、そしてそれを、水分離器において3時間還流する。冷却の後、それを酢酸エチルにより希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液及び水により洗浄し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。11.6g(61.6mモル、83.8%)の標記化合物を、無色の油状物として単離する。
1H-NMR (CDCI3) :δ= 0,92 (3H), 1,12(1H), 1,31 (3H), 1,32-1, 69 (5H), 3,42 (2H), 3,50 (2H), 3,93 (4H) ppm。
【0063】
例2c2−メチル−2−((2S)−2−メチル−1−オキソ−ペント−5−イル)−1,3−ジオキソラン
200mlのジクロロメタン中、3.63mlの塩化オキサリルの溶液を、無水アルゴンの雰囲気下で‐70℃に冷却し、20mlのジクロロメタン中、5.92mlのジメチルスルホキシドの溶液と共に混合し、そして10分後、200mlのジクロロメタン中、例2bに従って生成された化合物5.0g(26.6mlモル)の溶液を、滴下する。45分後、それを18.3mlのトリエチルアミンと共に混合し、そして1時間以内で0℃に加熱する。それを水及び飽和塩化ナトリウム溶液により洗浄し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、少量のジエチルエーテルに取り、セライト上で濾過し、そして蒸発により濃縮する。5.1g(最大26.2mモル)の標記化合物を淡黄色の油状物として単離し、これを精製しないでさらに反応せしめる。
精製された分析用サンプルの1H-NMR (CDCI3) :δ= 1,09 (3H), 1,30 (3H), 1,32-1, 77 (6H), 2,34 (1 H), 3,92 (4H), 9,61 (1 H) ppm。
【0064】
例2d
(4S, 4'R, 5'S, 6'S,10'RS)-4- [2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5-ヒドロキシ-9- (2-メチル-1, 3- ジオキソラン-2-イル)-ノナン-2-イル]-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン (A)及び
(4S, 4'S, 5'R, 6'S, 10'RS)-4- [2, 6-ジメチル-3-オキソ-4-アリル-5-ヒドロキシ-9- (2-メチル-1, 3- ジオキソラン-2-イル)-ノナン-2-イル]-2, 2-ジメチル-1, 3-ジオキサン (B)
200mlの無水テトラヒドロフラン中、9.71mlのジイソプロピルアミンの溶液を、無水アルゴンの雰囲気下で-30℃で、n−ヘキサン中、n−ブチルリチウムの2.5M溶液27.7mlと共に混合し、30分間、攪拌し、そして-70℃に冷却する。20分以内に、200mlのテトラヒドロフラン中、WO99/07692号、WO99049154号及びWO00/01333号に記載される方法に類似して生成された、15.96g(66.4mモル)の(4S)−4−(2−メチル−3−オキソ−ヘプト−6−エン−2−イル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンの溶液を、滴下し、そして−30℃に2時間以内で加熱する。
【0065】
次に、それを-70℃に再び冷却し、92mlのテトラヒドロフラン中、9.04gの無水塩化亜鉛の溶液と共に混合し、そして15分後、240mlのテトラヒドロフラン中、例2cに従って生成された、5.1g(最大26.2mモル)の化合物の溶液を滴下する。それを、さらに、2時間、-70℃で攪拌し、飽和塩化アンモニウム溶液中に注ぎ、そして酢酸エチルにより数度、抽出した。組合された有機抽出物を、水及び飽和塩化ナトリウム溶液により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。8.22g(19.3mモル、73.5%)の標記化合物A,0.706g(1.65mモル、6.3%)の表記化合物B、及び10.2gの(4S)−4−(2−メチル−3−オキソ−ヘプト−6−エン−2−イル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンを、個々の場合、無水の油状物として単離する。
【0066】
Aの1H-NMR(CDCI3):δ= 0,87 (3H), 0,96 (3H), 1,10(1H), 1,23 (3H), 1,31 (6H), 1,37 (3H), 1,22-1, 40 (2H), 1,43-1, 84 (6H), 2,23(1H), 2,43(1H), 2,94(1H), 3,34(1H), 3,48(1H), 3,81-4, 01 (6H), 4,13(1H), 4,97(1H), 5,03 (1H), 5,71(1H) ppm。
Bの1H-NMR (CDCI3):δ= 0,88 (1H), 0,97 (3H), 1,07 (3H), 1,16 (3H), 1,31 (6H), 1,40 (3H), 1,08-1, 75 (8H), 2,32 (1H), 2,42 (1H), 2,69 (1H), 3,31 (1 H), 3,56 (1 H), 3,81-4, 00 (6H), 4,08 (1 H), 4,98 (1 H), 5,04 (1 H), 5,72 (1 H) ppm。
【0067】
例2e(3S, 6R, 7S, 8S)−4,4,8−トリメチル−5−オキソ−トリデカン−1,3,7−トリオール
200mlのエタノール及び50mlの水から成る混合物中、例2dに従って生成された、6.78g(15.9mモル)の化合物Aの溶液を、6.7gのp−トルエンスルホン酸一水和物と共に混合し、そしてそれを23℃で4時間、攪拌する。それを、飽和炭酸水素ナトリウム溶液と共に混合し、ジクロロメタンにより抽出し、そして組合された有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、精製しないで、さらに反応せしめる。5.8g(最大15.9mモル)の標記化合物を、無色の油状物として単離する。
【0068】
1H-NMR (CDCl3) :δ= 0,91 (3H), 1,06 (3H), 1,14(1H), 1,21 (3H), 1,48 (1H), 1,57- 1,74 (4H), 2,13 (3H), 2,26 (1H), 2,39-2, 56 (4H), 2,92(1H), 3,28(1H), 3,32 (1H), 3,41 (1H), 3,72(1H), 3,81-3, 94 (2H), 4,04(1H), 4,99 (1H), 5,05 (1H), 5,70(1H) ppm。
【0069】
例2f(3S, 6R, 7S, 8S)−4,4,8−トリメチル−1,3,7−トリス(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−トリデカン−5−オン
240mlのジクロロメタン中、例2eに従って生成された化合物5.8g(最大15.9mモル)の溶液を、-70℃で、無水アルゴンの雰囲気下で、22mlの2,6−ルチジン、21.7mlのトリフルオロメタン−スルホン酸−tert−ブチルジメチルシリルエステルと共に混合し、そして15時間以内に、それを23℃に加熱する。それを飽和炭素水素ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタンにより抽出し、組合された有機抽出物を1Nの塩酸及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液により洗浄し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。4.77g(6.96mモル、43.8%)の標記化合物、及び標記化合物のシリルエーテルの異性体混合物4.37g(テトラヒドロフラン中、弗化テトラブチルアンモニウムによる処理により標記化合物に転換され得る)を単離する。
【0070】
1H-NMR (CDCI3) :δ= 0,01-0, 10 (18H), 0,89 (27H), 0,95 (3H), 1,05 (3H), 1,09 (1H), 1,20 (3H), 1,33-1, 76 (6H), 2,14 (3H), 2,26 (1H), 2,35-2, 50 (3H), 3,13 (1H), 3,55 (1 H), 3,65 (1 H), 3,76 (1 H), 3,86 (1 H), 4,94 (1 H), 4,99 (1 H), 5,75 (1 H) ppm。
【0071】
例2g(3S, 6R, 7S, 8S, 12E/Z, 15S) -4, 4,8, 12-テトラメチル-6-アリル-1, 3,7,15-テトラキス- (tert.-ブチルジメチルシリルオキシ)-15- (2-メチルベンゾチアゾール-5-イル)-ペンタデク-12-エン-5-オン
50mlの無水テトラヒドロフラン中、WO99/07692号、WO99049154号及びWO00/01333号に記載される方法に類似して生成された、7.2gの[(3S)−3−(2−メチルベンゾチアゾール−5−イル)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−プロピル]−トリフェニルホスホニウムヨウ化物の溶液を、テトラヒドロフラン中、ナトリウムヘキサメチルジシラザンの1M溶液10.2ml、及び50mlのテトラヒドロフラン中、例2fに従って生成された化合物4.73g(6.90mモル)の溶液と共に0℃で混合する。
【0072】
それを23℃で5時間、反応せしめ、飽和塩化アンモニウム溶液中に注ぎ、そして酢酸エチルにより数度、抽出する。組合された有機抽出物を、水及び飽和塩化ナトリウムに溶液により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過及び溶媒の除去の後に得られる残渣を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから成る移動溶媒混合物による微細シリカゲル上でのクロマトグラフィー処理により精製する。6.18g(6.25mモル、90.6%)の標記化合物を、無色の油状物にとして単離する。
【0073】
1H-NMR (CDCI3) :δ=-0.13-0,08 (24H), 0,88 (36H), 0,89-1, 67 (19H), 1,91 (2H), 2,19-2, 52 (4H), 2,83 (3H), 3,13 (1H), 3,49-3, 71 (2H), 3,75 (1H), 3,85 (1H), 4,74 (1H), 4,92 (1H), 4,98 (1H), 5,15 (1H), 5,75 (1H), 7,32 (1H), 7,73 (1H), 7,86 (1H) ppm。
【0074】
例1に類似して、次のABフラグメントを生成した:
例3:
【化12】

【0075】
例4:
【化13】

【0076】
例5:
【化14】

【0077】
例6:
【化15】

【0078】
例7:
【化16】

【0079】
次に、生成されるAB−成分のメチルケトンを、種々のC−成分のWittig塩と組合し、そして特に好ましい活性成分に転換することができる:
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S(E))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16- [1-メチル-2- (2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1- メチル-ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12,16-ペンタメチル-3- [1- メチル-2- (2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1- メチル-ビニル]-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0080】
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]- 7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-メチル-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-16- [2- (2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1- メチル-ビニル]-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S (E))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1-メチル-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0081】
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-10-エチル-8, 8, 12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1. 0] ヘプタデカン-5, 9- ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル-)-1-メチル-ビニル]- 7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン- 5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16- [2- (2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ- ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0082】
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-フルオロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1- フルオロ-ビニル]-8, 8,10, 12,16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-テトラメチル-16-[1-クロロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ- ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0083】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S(Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-クロロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1- クロロ-ビニル]-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0084】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ- ビニル]-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2,6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5, 9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1-フルオロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3- [2- (2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
【0085】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-クロロ-2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ- ビニル]-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1-クロロ-2- (2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 1OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1. 0] ヘプタデカン-5, 9- ジオン ;
【0086】
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-メチル-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1- メチル-2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-メチル-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8, 12, 16-テトラメチル-3-[1- メチル-2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0087】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-フルオロ-2- (2-ピリジル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-クロロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-クロロ- 2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0088】
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1- フルオロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-クロロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8, 12, 16-テトラメチル-3-[1- クロロ-2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-メチル-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S(E))-4,8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1- メチル-ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0089】
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S(E))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1- メチル-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S (E),7S, 1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1- メチル-ビニル]-8, 8,10, 12,16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-メチル-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0090】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S(E))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1- メチル-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0]ヘプタデカン-5, 9-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-メチル-ビニル]-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
【0091】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ- ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-フルオロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1. 0] ヘプタデカン-5, 9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1- フルオロ-ビニル]-8, 8,10, 12,16-ペンタメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
【0092】
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-7, 11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[1-クロロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ- ビニル]-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[1-クロロ- 2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0093】
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1- クロロ-ビニル]-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12,16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-フルオロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ- ビニル]-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S(Z))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-4, 8- ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0094】
(1 S, 3S(Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1- フルオロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-フルオロ-ビニル]-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1. 0] ヘプタデカン-5, 9- ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[1-クロロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-4, 8-ジヒドロキシ-16-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ- ビニル]-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0095】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (Z))-16-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[1- クロロ-2-(2-メチル-オキサゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S (Z),7S, 1 OR, 11 S, 12S,16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-オキサゾール-4-イル)-1- クロロ-ビニル]-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(1 S, 3S (Z), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-3-[2-(2-アミノメチル-オキサゾール-4-イル)-1-クロロ-ビニル]-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0096】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-16- [2- (2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]- 5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-16-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ- 5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12,16-ペンタメチル-3- [2- (2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)- ビニル]-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0097】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[2-(2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-16- [2- (2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-7- エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S (E))-16- [2- (2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 8-ジヒドロキシ-7- エチル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-[2- (2-メチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-[2-(2-ヒドロキシメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-10-エチル-8, 8, 12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0098】
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-[2-(2-アミノメチル-チアゾール-4-イル)-ビニル]-7,11- ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9- ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-[2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3-[2-(2-ピリジル)-ビニル]-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S (E))-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-[2-(2-ピリジル)-ビニル]-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S (E), 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-3- [2-(2-ピリジル)-ビニル]-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0099】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)- 5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-16- (2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ- 5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3- (2-メチル- ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)- 8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
【0100】
(1 S, 3S, 7S, 1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ- 8,8, 10,12,16-ペンタメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-エチル- 5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-エチル- 5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0101】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロピル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7- プロピル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-プロピル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
【0102】
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-プロピル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 1 OR, 11 S, 12S, 16R) -7, 11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-プロピル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11 S, 12S, 16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- プロピル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-7-ブチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-ブチル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0103】
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-ブチル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-アリル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル- ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0104】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-アリル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-アリル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-アリル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-アリル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- アリル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0105】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロプ-2-イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-プロプ-2-イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロプ-2-イニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-プロプ-2-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)- 10-プロプ-2-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0106】
(1S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- プロプ-2-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-エニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S,7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-ブト-3-エニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-エニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-ブト-3-エニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0107】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-ブト-3-エニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- ブト-3-エニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0]ヘプタデカン-5, 9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S,7R, 8S, 9S, 13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7-ブト-3- イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2,6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-イニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0108】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-10-ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾチアゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-5,5, 7,9, 13-ペンタメチル-16-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)- 5,5, 7,9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
【0109】
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-5, 5,7, 9,13-ペンタメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-8, 8,10, 12, 16-ペンタメチル-3- (2-メチル- ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11 S, 12S, 16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)- 8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1S, 3S, 7S, 10R,11S, 12S,16R)-3- (2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7, 11-ジヒドロキシ- 8,8, 10,12, 16-ペンタメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-エチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16- (2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0110】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-エチル- 5,5, 9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-エチル- 5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S,3S, 7S, 10R, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-3- (2- メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10- エチル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- エチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0111】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロピル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-プロピル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-16- (2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロピル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-プロピル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11S,12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10-プロピル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0112】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- プロピル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブチル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16- (2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-ブチル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-ブチル-5,5, 9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3- (2- メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
【0113】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R) -7, 11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10-ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7,11-ジヒドロキシ-10- ブチル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-アリル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-アリル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,8-ジヒドロキシ-7-アリル-5,5, 9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン;
【0114】
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-アリル-8, 8, 12, 16-テトラメチル-3-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10- アリル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7, 11-ジヒドロキシ-10- アリル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロプ-2-イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-プロプ-2- イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0115】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-プロプ-2-イニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-プロプ-2-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3- (2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10- プロプ-2-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-3-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7, 11-ジヒドロキシ-10- プロプ-2-イニル-8, 8,12,16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ[14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-エニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
【0116】
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-4,8-ジヒドロキシ-16-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-ブト-3-エニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z, 16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-エニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S,12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-10-ブト-3-エニル-8, 8,12,16-テトラメチル-3-(2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S, 16R)-7, 11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10- ブト-3-エニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-3- (2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7, 11-ジヒドロキシ-10- ブト-3-エニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
【0117】
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3-イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-16- (2-メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S,13Z, 16S)-4, 8-ジヒドロキシ-16- (2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7-ブト-3- イニル-5, 5,9, 13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(4S, 7R, 8S, 9S, 13Z,16S)-16-(2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 8-ジヒドロキシ-7-ブト-3- イニル-5, 5,9,13-テトラメチル-オキサシクロヘキサデク-13-エン-2, 6-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S,1 OR, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-10-ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-3-(2- メチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 10R, 11 S, 12S,16R)-7,11-ジヒドロキシ-3-(2-ヒドロキシメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-10- ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4, 17-ジオキサ-ビシクロ [14.1. 0] ヘプタデカン-5,9-ジオン ;
(1 S, 3S, 7S, 10R,11 S,12S, 16R)-3- (2-アミノメチル-ベンゾキサゾール-5-イル)-7, 11-ジヒドロキシ-10- ブト-3-イニル-8, 8,12, 16-テトラメチル-4,17-ジオキサ-ビシクロ [14. 1.0] ヘプタデカン-5,9-ジオン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式I:
【化1】

[式中、R1a、R1bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3,4又は5)を意味し、
R2a、R2bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、C2-C10−アルケニル、C2-C10−アルキニル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)n基(n=2,3,4又は5)を意味し、
R3は、水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、
R4a、R4bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味するか、又は一緒になって、-(CH2)p基(p=2,3,4又は5)を意味し、
R5は、水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、
R6, R7はそれぞれ、水素原子、一緒になって、追加の結合、又は一緒になって、酸素原子を意味し、
Gは、基X=CR8-, 二環式又は三環式アリール基を意味し、
R8は、水素、ハロゲン、C1-C20−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、それらはいずれも置換されていてもよく、
Xは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR23, C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、H/OR9又は基CR10R11を意味し、
ここでR23は、C1-C20−アルキル基を表わし、
R9は、水素又は保護基PGXを表わし、
R10、R11は同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C20−アルキル、アリール又はC7−C20−アラルキル基を表わすか、又はR10及びR11は、メチレン炭素原子と一緒になって、5〜7員の炭素環式環を表わし、
R13は、CH2OR13a, CH2-Hal, CHO, CO2R13b又はCOHalを意味し、
R14は、水素、OR14a, Hal, 又はOSO2R14bを意味し、
R13a, R14aは、水素、SO2−アルキル、SO2−アリール、SO2−アラルキル、又は一緒になって-(CH2)o基、又は一緒になってCR15aR15b基を意味し、
R13b, R14bは、水素、C1-C20−アルキル、アリール、C1-C20−アラルキルを意味し、
R15a, R15bは、同じであるか、又は異なっており、そして水素、C1-C10−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキル、又は一緒になって-(CH2)q基を意味し、
oは、2〜4であり、
qは、3〜6であり、
R20は、OPG3, NHR29又はN3を意味し、
Zは、酸素原子又はH/OR12を意味し、ここでR12は水素又は保護基PGZであり、そして
R13及びR14における遊離ヒドロキシル基がエーテル化されるか又はエステル化されてもよく、Z及びR13における遊離カルボニル基がケタール化されてもよく、エノールエーテルに転換されるか、又は還元され得、そしてR13及びR14における遊離酸基が塩基により、それらの塩に転換され得る]
で表されるC1-C15−エポチロンフラグメント(そのすべての立体異性体及び混合物を包含する)の製造方法であって、
下記一般式A:
【化2】

[式中、R1a', R1b', R2a', R2b', R13' 及びR14'は、R1a, R1b, R2a, R2b ,R13及びR14についてすでに言及された意味を有し、そしてR13及びR14における遊離ヒドロキシル基がエーテル化されるか又はエステル化されてもよく、A及びR13における遊離カルボニル基がケタール化されていてもよく、エノールエーテルに転換されてもよく、又は還元され得、そしてAにおける遊離酸基が塩基により、それらの塩に転換され得る]
で表されるC1-C6フラグメント(エポチロン番号システム)(そのすべての立体異性体及び混合物を包含する)を、下記一般式B:
【化3】

[式中、R3a', R4a', R4b'及び R5'は、R3a, R4及びR5についてすでに言及された意味を有し、
Vは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR17、C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、又はH/OR16を意味し、
Wは、酸素原子、2つのアルコキシ基OR19、C2-C10−アルキレン−α、ω−ジオキシ基(直鎖又は枝分れ鎖であり得る)、又はH/OR18を意味し、
R16, R18は、お互い独立して、水素又は保護基PG1を意味し、
R17, R19は、お互い独立して、C1-C20−アルキルを意味する]
で表わされるC7-C12フラグメント(エポチロン番号システム)と反応せしめることにより、
下記一般式AB:
【化4】

[式中、R1a', R1b', R2a', R2b', R3', R4a', R4b', R5, R13', R14', V 及び Zは、すでに言及された意味を有し、そして
PG14は、水素原子又は保護基PGを表わす」
で表わされる部分的フラグメントを形成せしめ、そして
この一般式ABの部分的フラグメントを、下記一般式C:
【化5】

[式中、G’ は、Gについて一般式Iにすでに言及された意味を有し、
R7’は、水素原子を意味し、
R20’は、ハロゲン、N3, NHR29, ヒドロキシ基、保護されたヒドロキシ基O-PG3、保護されたアミノ基NR29PG3、C1-C10−アルキルスルホニルオキシ基(任意には、過弗素化され得る)、ベンゾイルオキシ基(任意には、C1-C4−アルキル、ニトロ、塩素又は臭素により置換されてもよい)、NR29SO2CH3基、NR29C(=O)CH3基、又は CH2-C(=O)-CH3基を意味し、
R21は、ヒドロキシ基、ハロゲン、保護されたヒドロキシ基OPG3、ハロゲン化ホスホニウム基PPH3+Hal-(ph=フェニル;Hal=F, Cl, Br, I)、ホスホネート基P(O)(OQ)2(Q=C1-C10−アルキル又はフェニル)、又は酸化ホスフィン基P(O)PH2(Ph=フェニル)を意味し、
R29は、水素又はC1-C6−アルキルを意味する]で表わされるC13-C15フラグメント(エポチロン番号システム)と反応せしめ、下記一般式ABC(=一般式Iの化合物):
【化6】

[式中、R1a', R1b', R2a', R2b', R3', R4a', R4b', R5', R6, R7,R13,R14, G 及びZは、すでに言及された意味を有し、そして
PG14は、水素原子又は保護基PGを表わす]
で表わされる化合物を形成せしめることを特徴とする方法。
【請求項2】
R1a, R1bが、同じであり、C1-C6−アルキルを意味し、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3又は4)を意味し、
R2a, R2bが、異なっており、そして水素、C1-C6−アルキル、C2-C10−アルケニル、C2-C10−アルキニル又はC7-C20−アラルキルを意味し、
R5が、水素、C1-C6−アルキルを意味し、
R8が、水素、ハロゲン、C1-C6−アルキルを意味し、
R15a、R15bが同じであるか又は異なっており、そして水素、C1-C6−アルキル、アリール、C7-C20−アラルキルを意味し、又は一緒になって-(CH2)q基(q=3〜6)を意味する、一般式Iの化合物を製造する請求項1記載の方法。
【請求項3】
R1a, R1bが、同じであり、そしてC1-C3−アルキルを意味し、又は一緒になって、-(CH2)m基(m=2,3又は4)を意味し、
R2aが、水素を意味し、
R2bが、C1-C5−アルキル、C2-C6−アルケニル、又はC2-C6−アルキニルを意味し、
R5が、水素又はC1-C3−アルキルを意味し、
R6, R7が一緒になって、追加の結合を意味し、
Gが、基X=CR8-, 又は二環式アリール基を意味し、
R8が、水素、弗素、塩素又はC1-C3−アルキルを意味し、
Xが、酸素又は基CR10R11を意味し、
R10が、水素を意味し、
R11が、アリールを意味し、
R13が、CH2OR13a又はCO2R13bを意味し、
R14が、OR14aを意味し、
R13a, R14aが一緒になってCR15aR15b基を意味し、
R13bが、水素又はC1-C6−アルキルを意味し、
R15a, R15bが同じであり、そしてC1-C3−アルキルを意味するか、又は一緒になって-(CH2)q基(q=4又は5)を意味し、又は
R15a, R15bが異なっており、そして水素又はアリールを意味し、
Zが、酸素を意味する、一般式Iの化合物を製造する請求項1記載の方法。
【請求項4】
下記一般式II:
【化7】

[式中、置換基R1a, R1b, R2a ,R2b, R3, R4a, R4b, R5, R6, R7, G, OPG2 及び Zは、一般式Iに示される意味を有し、そして
A-Kは、基-O-C(=O)、-OCH2-、-CH2C(=O)-、-NR29-C(=O)-、又は-NR29-SO2-を意味する]
で表わされるエポチロン誘導体の製造方法であって、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法により得られる一般式Iの初期エポチロン生成物を環化することを特徴とする方法。
【請求項5】
下記一般式AB:
【化8】

[式中、Rla', R1b', R2a', R2b',R3',R4a',R4b', R5, R13', R14', V 及び Zは、すでに言及された意味を有し、そしてPG14は、水素原子又は保護基PGを表わす]
で表わされる化合物。

【公表番号】特表2009−513498(P2009−513498A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−518018(P2006−518018)
【出願日】平成16年6月19日(2004.6.19)
【国際出願番号】PCT/EP2004/006685
【国際公開番号】WO2005/003071
【国際公開日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(300049958)バイエル・シエーリング・ファーマ アクチエンゲゼルシャフト (357)
【Fターム(参考)】