説明

カセッテホルダー及びカセッテユニット

【課題】カセッテに接続されたケーブルがカセッテから外れることを抑制するとともに、カセッテを適正な撮影位置にセットしやすくすること。
【解決手段】カセッテ130を収納するカセッテホルダー140には、把手140Bと、カセッテ130が収納された状態においてカセッテ用コネクタXがカセッテ130から離脱しないようにカセッテ用コネクタXを係止する係止部140Aと、が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カセッテホルダー及びカセッテユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、被写体に放射線を照射し、被写体を透過した放射線を検出して放射線画像を得る方法として、デジタル方式のFPD(Flat Panel Detector)がある。FPDの一例としては、基板上に複数の検出素子を二次元的に配列し、被写体を透過した放射線が蛍光体(シンチレータ)に照射され、照射された放射線量に応じて発光する可視光を電荷に変換して光電変換素子に蓄積し、光電変換素子に蓄積した電荷を読み出すことにより放射線画像を得るものがある。このようなFPDは撮影直後に放射線画像を得られるという即時性を有している。
【0003】
FPDを用いた放射線画像撮影システムの例として、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載された放射線画像撮影システムでは、FPDカセッテ内にバッテリを設け、ケーブルを介さず無線によりコンソール等の外部装置と各種信号を送受信したり、ケーブルを接続して有線により電力供給や各種信号の送受信を行ったりしている。つまり、特許文献1に記載された放射線画像撮影システムでは、無線又は有線の2方式により放射線画像を撮影している。
【0004】
特許文献1に記載された放射線画像撮影システムのように、FPDカセッテにケーブルを接続して有線により放射線画像を撮影する場合、放射線画像の撮影中や画像データの転送中にケーブルが外れてしまうと、再度撮影動作が必要となったり、FPDカセッテが故障したりする可能性がある。そこで、特許文献2に記載された技術のように、FPDカセッテからケーブルが外れないよう、ロック機構を設ける技術もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−297187号公報
【特許文献2】特開2007−195634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、FPDカセッテは、CR(Computed Radiography)システム等における既存の撮影装置にも使用可能にするため、JIS規格に準拠したサイズとなっているものがあるが、このようなサイズのFPDカセッテは大きさの制約があるため、ケーブルが外れないようにするためのロック機構(特許文献2参照)を設けるスペースが確保しづらい。
【0007】
また、回診撮影時に、被検者とベッドとの間にFPDカセッテを挿入する場合があるが、JIS規格に準拠したサイズのFPDカセッテは、四角い箱状の形態を成しているため掴みづらく、被検者からの荷重がかかる状態においてFPDカセッテを被検者とベッドとの間の適正な撮影位置にセットすることは難しい。
【0008】
そこで、本発明の目的は、カセッテに接続されたケーブルがカセッテから外れることを抑制するとともに、カセッテを適正な撮影位置にセットしやすくするカセッテホルダー及びカセッテユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明に係るカセッテホルダーは、
電力の供給経路又は電気信号の転送経路の少なくとも一方を担うケーブルがカセッテ用コネクタを介して接続されて放射線画像データを取得する放射線画像検出カセッテを内部に収納するカセッテホルダーであって、
把手と、
前記放射線画像検出カセッテが収納された状態において前記カセッテ用コネクタが前記放射線画像検出カセッテから離脱しないよう、前記カセッテ用コネクタを係止する係止部と、
を有することを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明に係るカセッテユニットは、
少なくとも、
入射した放射線に対応した電気信号を出力する検出部と、電力の供給経路又は電気信号の転送経路の少なくとも一方を担うケーブルが接続される接続部と、を備えた放射線画像検出カセッテと、
前記ケーブルの端部に設置され、前記ケーブルと前記接続部とを接続するカセッテ用コネクタと、
前記放射線画像検出カセッテと前記カセッテ用コネクタを収納し、把手と、前記放射線画像検出カセッテが収納された状態において前記カセッテ用コネクタが前記放射線画像検出カセッテから離脱しないよう前記カセッテ用コネクタを係止する係止部と、を備えるカセッテホルダーと、
から構成されることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るカセッテホルダー及びカセッテユニットによれば、カセッテに接続されたケーブルがカセッテから外れることを抑制するとともに、カセッテを適正な撮影位置にセットしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】放射線撮影システムを示す概略図である。
【図2】カセッテ装着部に装着されたカセッテと、ケーブルとの接続状態を示す説明図である。
【図3】カセッテ用コネクタの拡大斜視図である。
【図4】カセッテの拡大斜視図である。
【図5】カセッテユニットを示す斜視図である。
【図6】カセッテホルダーの側面図である。
【図7】カセッテホルダーの変形例を示す側面図である。
【図8】図5における矢印bの方向からみた係止部の側面図である。
【図9】係止部の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[放射線撮影システムの概要]
図1は、放射線撮影システム1を示す概略図である。図1に示すように、放射線撮影システム1は、破線で囲まれた放射線撮影装置10と、コンソール20と、管理サーバ30により構成されている。
【0014】
破線で囲まれた放射線撮影装置10は、臥位撮影台120を用いて患者Pに関する放射線画像を撮影する装置である(なお、臥位撮影台ではなく、立位撮影台であってもよい)。放射線撮影装置10は、放射線照射部110と、臥位撮影台120と、カセッテ(放射線画像検出カセッテ)130と、カセッテ用コネクタXと、ケーブルCB等により構成されている。
【0015】
放射線照射部110は、放射線画像を撮影する場合、コンソール20の制御信号に基づいて臥位撮影台120に横たわっている患者Pに向けて放射線を照射する。
【0016】
患者Pと臥位撮影台120との間にセットされたカセッテ130は、放射線照射部110から照射して患者Pを透過した放射線を検出して放射線画像データを取得する。なお、図1では示していないが、カセッテ130を患者Pと臥位撮影台120との間にセットする場合は、カセッテ130をカセッテホルダー140の内部に収納した状態でセットする。この点についての詳しい説明は後述する。
【0017】
カセッテ130は、内部に検出部131(図2参照)を有している。検出部131の構造を説明すると、基板上に複数の検出素子が二次元的に配列され、照射された放射線量に応じて発光する可視光を電荷に変換して光電変換素子に蓄積し、光電変換素子に蓄積した電荷を読み出すことにより放射線画像データである電気信号を出力する。
【0018】
カセッテ130の放射線入射方向の厚さは16mm以下であり、従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおける規格(JIS Z 4905)に準拠するサイズ(15mm+1mmであり、かつ15mm−2mm)の範囲内となっている(JIS Z 4905に対応する国際規格は、IEC 60406である)。
【0019】
コンソール20は、主にカセッテ130の動作を制御する制御端末であり、カセッテ130で取得された放射線画像データに画像処理を行う。また、コンソール20は、カセッテ130に対する電力供給も行っている。
【0020】
カセッテ130とコンソール20は、端部にカセッテ用コネクタXが設置されたケーブルCBにより接続されている(図1では接続状態を簡易的に示している)。放射線撮影装置10において、カセッテ130とコンソール20がケーブルCBにより接続された状態で放射線画像が撮影される。
【0021】
カセッテ130で取得した放射線画像データは、ケーブルCBを通じてコンソール20に転送される。また、カセッテ130に対する制御信号は、ケーブルCBを通じてコンソール20からカセッテ130に転送される。更に、カセッテ130を動作させるための電力が、ケーブルCBを通じてコンソール20からカセッテ130に供給されている。つまり、本実施形態におけるケーブルCBは、電気信号の転送経路及び電力の供給経路を担っている。
【0022】
管理サーバ30は、放射線撮影に関する情報を管理する機能を有する。
【0023】
コンソール20と管理サーバ30は相互にネットワークNを通じて接続されている。なお、ここでは図示してないが、放射線撮影システム1は、被写体診断情報や会計情報を一元管理するHIS(Hospital Information System)や放射線診療の情報を管理するRIS(Radiology Information System)とネットワークNを介して接続されている。ネットワークNは、当該システム専用の通信回線であってもよいが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
【0024】
[カセッテとケーブルとの接続]
次にカセッテ130とケーブルCBとの接続について詳しく説明する。図2は、カセッテ130と、ケーブルCBとの接続状態を示す説明図である。
【0025】
カセッテ130には検出部131と接続部132が設置されている。図2に示すように、ケーブルCBの端部にはカセッテ用コネクタXが設置されており、カセッテ用コネクタXが接続部132に接続される。カセッテ用コネクタXと接続部132は、磁石による吸引力により接続される。以下、磁石により接続される構造を説明する。
【0026】
図3は、カセッテ用コネクタXの拡大斜視図である。
【0027】
ケーブルCBの端部に設置されたカセッテ用コネクタXは、主に磁石X1と、コネクタ端子X2と、シールド部材X3により構成されている。
【0028】
磁石X1は、カセッテ用コネクタXとカセッテ130における接続部132とを吸着させるものである。コネクタ端子X2は、後述するカセッテ端子132aに接続される(図3ではコネクタ端子X2の構造を簡略して示している)。コネクタ端子X2は、電気信号転送用の端子であり、且つ電力供給用の端子である。
【0029】
シールド部材X3は、磁石X1の周辺に設置されており、磁石X1の磁力線が外部に漏れないようにシールドしている。シールド部材X3は磁性体であり、例えば、鉄、ステンレス鋼等により形成されている。
【0030】
図4は、カセッテ130の拡大斜視図である。
【0031】
カセッテ130の端部には接続部132が設置されており、接続部132は主にカセッテ端子132aと、磁性板132bにより構成されている。
【0032】
カセッテ端子132aは、前述したコネクタ端子X2に接続される。磁性板132bはシールド部材X3と同様に磁性体であり、例えば、鉄、ステンレス鋼等により形成されている。
【0033】
カセッテ用コネクタXと接続部132は、図3、図4に示す構造であり、カセッテ用コネクタXが接続部132に接続される際に、カセッテ用コネクタXの磁石X1が、カセッテ130の磁性板132bに吸着する。その結果、コネクタ端子X2とカセッテ端子132aを接続され、電力の供給経路と電気信号の転送経路が形成される。
【0034】
放射線撮影装置10(図1参照)では、カセッテ130とコンソール20がケーブルCBにより接続された状態で放射線画像を撮影するが、カセッテ用コネクタXに設置された磁石X1の吸引力によりカセッテ用コネクタXと接続部132が接続されるので、手間なくカセッテ130とケーブルCBを接続出来る。
【0035】
また、カセッテ用コネクタXの方に磁石X1を設置し、その周辺をシールド部材X3で覆っているため、例えばペースメーカー等を埋め込んだ患者Pの放射線画像を撮影する場合でも、シールド部材X3により磁石X1の磁力線が外部に漏れず、磁石X1が患者Pの近くにあっても悪影響を与えることはない。
【0036】
[カセッテユニット]
次にカセッテ130を収納するカセッテホルダー140等から構成されるカセッテユニットCUについて図5〜図8を用いて説明する。
【0037】
前述したように、カセッテ130は患者Pと臥位撮影台120との間にセットされ、患者Pを透過した放射線を検出して放射線画像データを取得するが、カセッテ130のセット状態をより詳しく説明すると、カセッテ130とカセッテ用コネクタXが接続された状態でカセッテホルダー140の内部に収納され、カセッテユニットCUとして患者Pと臥位撮影台120との間にセットされる。
【0038】
図5は、カセッテユニットCUを示す斜視図である。
【0039】
図5に示すように、カセッテユニットCUは、少なくとも、カセッテ130と、カセッテ用コネクタXと、カセッテホルダー140から構成されている。
【0040】
カセッテホルダー140は、第1外装部141と第2外装部142から構成されており、カセッテ130とカセッテ用コネクタXを内部に収納している。
【0041】
図6は、カセッテホルダー140の側面図である。図6(a)は、図5に示す矢印aの方向からみたカセッテホルダー140の側面図であり、図6(b)は、図5における矢印bの方向からみたカセッテホルダー140を開放させた状態の側面図である。
【0042】
第1外装部141と第2外装部142は結合部CNにより結合されており、第1外装部141と第2外装部142と結合部CNは樹脂材(例えばABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂等)によりブロー成型で一体的に形成されている。結合部CNを支点として、図5や図6(b)に示す矢印Zの方向に第1外装部141が第2外装部142に対して回動する。その結果、カセッテホルダー140の内部が開放され、カセッテ130とカセッテ用コネクタXが接続された状態でカセッテホルダー140の内部に収納可能となる。
【0043】
カセッテホルダー140は軽量化されることが望ましく、本実施形態のようにカセッテホルダー140は樹脂材により形成されているため軽量となり、撮影技師が持ち運びやすい。また、カセッテホルダー140は樹脂材によりブロー成形で一体的に形成されているため低コストとなり、例えばカセッテホルダー140が汚れたり傷ついたりした場合にカセッテホルダーごと交換することが可能となる。
【0044】
なお、図7に示す変形例のように、第1外装部141と第2外装部142をヒンジHGにより結合し、ヒンジHGの部分を支点として第1外装部141が第2外装部142に対して回動するような形態であっても良い。
【0045】
図5に示すように、カセッテホルダー140において、カセッテ用コネクタXが収納される部分には係止部140Aが設けられている。図8は、図5における矢印bの方向からみた係止部140Aの側面図である。
【0046】
図8に示すように、係止部140Aの側面にはケーブル孔Hが設置されており、カセッテ用コネクタXがカセッテホルダー140に収納された状態でケーブルCBがケーブル孔Hを通って図1に示すコンソール20と接続される。
【0047】
図9は、係止部140Bの部分断面図である。
【0048】
図9に示すように、カセッテ用コネクタXがカセッテホルダー140に収納された状態において、係止部140Aの内壁がカセッテ用コネクタXに接触している。従って、例えばケーブルCBが図9の矢印方向に引っ張られても、係止部140Aがカセッテ用コネクタXの動きを規制し、カセッテ用コネクタXがカセッテ130から離脱することはない。
【0049】
カセッテ130は互換性確保のためにJIS規格に沿ったサイズとなっており、大きさの制約上、カセッテ用コネクタXが外れないようにするためのロック機構を設けることは出来ないが、カセッテ130をカセッテホルダー140に収納することにより係止部140Aがカセッテ用コネクタXの動きを規制するため、カセッテ用コネクタXやケーブルCBがカセッテ130から離脱することを抑制出来る。
【0050】
また、図5に示すように、カセッテホルダー140の一部には把手140Bが設置されている。カセッテ130は四角い箱状の形態を成しているため掴みづらいが、カセッテホルダー140の把手140Bを撮影技師が持つことにより、患者Pの荷重がかかる状態においてカセッテ130を患者Pと臥位撮影台120との間の適正な撮影位置にセットしやすくなる。
【0051】
以上、図5〜図9で説明したように、係止部140Aと把手140Bを設けたカセッテホルダー140にカセッテ130とカセッテ用コネクタXが収納されてカセッテユニットCUが構成されるため、カセッテ130に接続されたカセッテ用ケーブルXやケーブルCBがカセッテ130から外れることを抑制するとともに、カセッテ130を適正な撮影位置にセットしやすくすることが出来る。
【0052】
なお、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0053】
図1に示す本実施形態では、ケーブルCBが電力の供給経路及び電気信号の転送経路を担っているが、本発明はこれに限らず、ケーブルCBが電力の供給経路又は電気信号の転送経路の少なくとも一方を担うものであれば良い。具体的に説明すると、例えば、ケーブルCBが電力の供給経路を担っているが、放射線画像データの転送は無線によりカセッテ130からコンソール20に転送するような形態であったり、ケーブルCBが放射線画像電気信号の転送経路を担っているが、カセッテ130には充電池が設置されており、カセッテ130をクレードルにセットして充電池に電力を充電するような形態であったりしてもよい。
【符号の説明】
【0054】
1 放射線撮影システム
10 放射線撮影装置
20 コンソール
30 管理サーバ
110 放射線照射部
120 臥位撮影台
130 カセッテ
140 カセッテホルダー
140A 係止部
140B 把手
141 第1外装部
142 第2外装部
131 検出部
132 接続部
132a カセッテ端子
132b 磁性板
CB ケーブル
X カセッテ用コネクタ
X1 磁石
X2 コネクタ端子
X3 シールド部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力の供給経路又は電気信号の転送経路の少なくとも一方を担うケーブルがカセッテ用コネクタを介して接続されて放射線画像データを取得する放射線画像検出カセッテを内部に収納するカセッテホルダーであって、
把手と、
前記放射線画像検出カセッテが収納された状態において前記カセッテ用コネクタが前記放射線画像検出カセッテから離脱しないよう、前記カセッテ用コネクタを係止する係止部と、
を有することを特徴とするカセッテホルダー。
【請求項2】
少なくとも、
入射した放射線に対応した電気信号を出力する検出部と、電力の供給経路又は電気信号の転送経路の少なくとも一方を担うケーブルが接続される接続部と、を備えた放射線画像検出カセッテと、
前記ケーブルの端部に設置され、前記ケーブルと前記接続部とを接続するカセッテ用コネクタと、
前記放射線画像検出カセッテと前記カセッテ用コネクタを収納し、把手と、前記放射線画像検出カセッテが収納された状態において前記カセッテ用コネクタが前記放射線画像検出カセッテから離脱しないよう前記カセッテ用コネクタを係止する係止部と、を備えるカセッテホルダーと、
から構成されることを特徴とするカセッテユニット。
【請求項3】
前記カセッテ用コネクタには磁石が設置されており、
前記接続部には前記磁石が吸着する磁性体が設置されていることを特徴とする請求項2に記載のカセッテユニット。
【請求項4】
前記カセッテ用コネクタにおいて、前記磁石の周辺に磁性体が設置されていることを特徴とする請求項3に記載のカセッテユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−141535(P2012−141535A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−1037(P2011−1037)
【出願日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【出願人】(303000420)コニカミノルタエムジー株式会社 (2,950)
【Fターム(参考)】