説明

カテーテル組立集成体弁システム

【課題】尿管へカテーテルを感染なしで挿入することを可能にするカテーテル組立集成体に関する。
【解決手段】患者の体腔に挿入するために適用される近端と反対側の遠端との間の導管を画成するカテーテル1、カテーテルを収納する腔12を有するホースと、カテーテルの近端を引き出すための開口を近端5に有するパッケージ、及び前記カテーテルを前記パッケージから引き出す間にカテーテル・パッケージと泌尿カテーテルの間の実質的な液密封止を提供する封止手段4を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテルの収納及びカテーテルが患者の自然の又は人工的な尿管に感染することなく挿入するためのパッケージを具備する泌尿カテーテル組立集成体に関する。
【背景技術】
【0002】
膀胱排出用カテーテルは、周期的及び内在的又は永久的なカテーテル治療でますます使用されるようになってきた。典型的にはカテーテルは、泌尿失禁を患う患者又は自発的な排尿のコントロールができず、カテーテル使用が排尿することである二肢麻痺又は四肢麻痺などの障害者により使用されている。
【0003】
典型的には、カテーテルは完全に密封され、殺菌されたパッケージに包まれてユーザーに提供されている。使用中及び挿入前に、カテーテルは典型的には、パッケージから完全に取り出されるので、例えば、ユーザーが意図せずにカテーテルに触ったり、又はカテーテルがトイレ便座や洗面台などの周囲のものに接触した場合などには、潜在的なカテーテルの感染が生じる。パッケージの近端及び遠端が開いた場合に、少なくとも部分的にパッケージに包まれているカテーテルを通して尿を排出するカテーテル・パッケージ及びカテーテル組立集成体及びパッケージが存在する。したがってユーザーは、カテーテルを完全に晒すことなく排尿することができて、感染の危険を減少させることができる。しかし、カテーテル・パッケージの内面とカテーテル自体の外面の間にクリアランスがあり、カテーテル内部の流れの方向と逆の方向にパッケージの中で尿が逆流する可能性がある。望ましくない状況では、尿、または表面摩擦を削減するためにカテーテルに適用される潤滑油や水などの他の物質が、カテーテルのユーザーまたは周囲を感染させる可能性がある。
【0004】
カテーテルの挿入前にはカテーテルの挿入される部分だけがパッケージから晒されているので、もう一つの望ましくない状況では、ユーザーが意図せずパッケージの他の端を開け忘れる可能性がある。そこで尿量がカテーテル・パッケージに蓄積され、カテーテルのチューブに逆流する可能性がある。この場合は、周辺の深刻な感染のリスクを生じ、膀胱への逆流の可能性もある。
【0005】
さらに、既存のカテーテルは様々な寸法で提供されている。たとえば、男性のための比較的長いカテーテル、女性のための比較的短いカテーテルが提供されている。明らかに、同一商品の異種は、泌尿カテーテルの提供者に問題となり費用もかかる。
【0006】
従来型のカテーテル用の潤滑油または親水性カテーテル用の流体膨潤媒体などの流体物質量を含むカテーテル及びパッケージを具備するカテーテル組立集成体は存在している。既存のパッケージのいくつかは、カテーテルの殺菌保管用の収納場所と摩擦削減物質の集積用か尿の集積用などの流体物質集積用の貯蔵個所間の組合せを提供する。典型的には、それぞれ摩擦削減物質保管用と尿集積用の保管能力には大きな差がある。したがってこの種の公知のカテーテル組立集成体は、比較的大きな尿集積用の貯蔵場所の内部に相対的に小さな摩擦削減物質の貯蔵用コンテナを提供している。公知のカテーテル組立集成体の短所は、尿管へのカテーテルの挿入前に、ユーザーはカテーテルの表面摩擦を削減するために貯蔵コンテナを破裂しなければならない。とくにカテーテルが親水性被覆されたカテーテルの場合は短所になる。この場合、ユーザーは被覆を活かして流体膨潤媒体を許容するためには、貯蔵コンテナを開放し、カテーテルの挿入前に被覆を活性化を完了するために少なくとも30秒待機する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特記なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、本発明の第1の側面にしたがい、カテーテルに接触することなく、かつ周囲の感染を避けて、パッケージからカテーテルの尿管への直接挿入を許容する泌尿カテーテルを提供することにより、公知のカテーテル組立集成体の前述の短所を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
カテーテル組立集成体は以下を具備する:
患者の体腔に挿入するために適用される近端と反対側の遠端との間の導管を画成するカテーテル;
パッケージの近端においてカテーテルを収納する腔と、パッケージからカテーテルの近端を施与するための開口を有するホースを具備するパッケージ;
前記カテーテルを前記パッケージから施与する間にカテーテル・パッケージと泌尿カテーテルの間の実質的な流体密封を提供するために適用される封止手段。
【0010】
封止手段のために、カテーテルは膀胱開口に十分な長さが晒されるまでにパッケージから解体することができる。この段階では、尿は、カテーテルの近端へ流れ、カテーテルからホースへと流れ、ホースを通して処理場所、たとえば研究室へ流れる。したがってパッケージのホースは、カテーテルの延長部として機能し、ユーザーが車椅子やベッドなどから立ち上がらずに研究室に達することができる。封止手段はカテーテルとホースの間を封止するので、尿はホース及びカテーテルから逆流することなく、カテーテルが解体されるパッケージの端で、すなわち患者の奉公に延びるパッケージの端で排出される。明らかに、この端を通した流体の排出は、周辺及び/又は患者の感染を引き起こす可能性がある。
【0011】
前記封止手段は前記パッケージの近端、たとえばパッケージの近端の閉鎖部を形成するように提供される。たとえば閉鎖部は、カテーテルの外側横断面形状と匹敵する形状の破裂可能部分を有する。カテーテルが破裂可能部分から取り外されると、閉鎖部は、カテーテルが解体される間、カテーテルを封止して取り囲む。したがって腔は前記カテーテルと前記ホースの間の受取り手段を画成する。受取り手段は、たとえば摩擦削減物質の貯蔵のために使うことができる。
【0012】
前記封止手段はまた泌尿カテーテルの外面と前記ホースの内面の間に配置することもできる。例えば、封止手段は、ホースの内面、カテーテルの外部表面または両方のいずれか一つに関連して動くように適用される摺動するシールの形態で提供され、かつそれらの間のほぼ流体密閉経路を提供する。したがって腔は、パッケージの近端に位置し、カテーテルとホースの間の反対側に位置する上側受取り手段を画成する。上側受取り手段は、パッケージ内の少なくともカテーテルの端の治療用の摩擦削減物質の保管のために有利に使用することができる。
【0013】
カテーテル又はその一部は、被覆されたカテーテルの形態の親水性表面、又は親水性物質で全部を作られたカテーテルの形態のいずれかで提供することができる。流体膨潤剤により治療されるときには、そのような表面は挿入のためには素晴らしい潤滑を提供するし、身体細胞とも相性がよい。
【0014】
カテーテルはまた、シリコンを基礎とした潤滑剤など水以外の潤滑剤を適用して低摩擦特性を獲得する従来型のものであることも可能である。
【0015】
親水性表面用の流体膨潤剤は、カテーテルがパッケージに配置されるときに、カテーテルの近端ちかくの、とくに上側収納コンパートメントのパッケージ内で提供することが可能である。したがって、低摩擦カテーテルは、カテーテルがパッケージ内に配置されたときから既に開始される。膨潤剤は、たんに塩水剤、親水性表面を膨潤にして表面を滅菌に保つことのできる殺菌剤、またはいずれか適当な流体膨潤剤であることも可能である。膨潤はまた、カテーテルがパッケージされる前からすでに開始され、カテーテルは湿潤な表面を保つためにほぼ気体非透過性パッケージ内にパックされている。さらに流体膨潤剤は、挿入直前に親水性物質を膨潤にするためにカテーテルと共に、ホース部材内に直接カプセル又はコンテナにより提供することも可能である。
【0016】
少なくともほぼ気体及び水非透過性であって、温度変化や光などの適度な外部条件に耐久性がある材料のパッケージでカテーテルを提供することには長所がある。前記材料は、12ヶ月以上、たとえば24ヶ月以上の期間に渡りその特性をほぼ維持する必要がある。カテーテル・パッケージ及び/又はホース部材は、シリコン又は熱可塑性弾性素材、他の熱可塑性素材、治療可能弾性素材、ポリアミド樹脂又は弾性素材又はそれらの組合せ、すなわち、PA,PP,PVC,PU,PE、ラテックス、及び/又はクラトン(商標)のような材料を含む族から作ることができる。カテーテル・パッケージの全ての部分は、端に沿って連結されているシート材料の二つの箔から、たとえば溶解、接着又は箔を接合する他の接着方法で作ることができる。パッケージはまた、両端を閉じている押出成形されたほぼ管状部材によっても作ることができる。箔は異なる素材のラミネートから有利に作ることもできる。一つの層は、たとえばアルミニウム又は同様の素材又は、たとえばアルミニウムを具備する金属の複合素材から作ることができる。そのような層は、完全な気体非透過性パッケージを提供する。
【0017】
カテーテル・パッケージの近端及び遠端は同等の構造で提供することができる。しかし、好ましくは、パッケージの近端はカテーテルの近端を動かすために適用される開口手段と共に提供される。同様に、パッケージの遠端はパッケージからとくに流体物質を排出するために適用される開口手段と共に提供される。流体物質は摩擦削減剤のこともあるし尿であることもある。
【0018】
好ましくは、ホース部材は少なくともカテーテルの主要部分を収納するために適用される細長い及び/又は管状の部材である。もしカテーテルが流体媒体又は物質での治療上、低摩擦表面特性を伴なう種類のものである場合は、パッケージ及び、好ましくはホース部材内で流体物質を提供することが有利である。カテーテルはパッケージから動かす際にすでに処理されることになる。この目的のために、ホース部材は、好ましくは、相対的に近接してカテーテルを囲むように適用されなければならない。たとえば、ホース部材の内面内の内径及び横断面は、カテーテルの外面の外径又は横断面の1.1−2倍の範囲、たとえば1.2−1.9倍、1.3−1.8、1.4−1.7,1.5−1.6のようになり、カテーテルの外径又は横断面の1.55倍のサイズのようになる。代替的に、流体はパッケージに連結した小袋に含むことができる。小袋は、たとえばパッケージの近端又は遠端のいずれかを囲むための囲み領域を構成する。好ましくは、小袋はパッケージの近端を囲むための囲み領域を構成し、その端はカテーテルの近端のちかくに位置する。
【0019】
カテーテルが親水性カテーテルの場合は、すなわちカテーテルが親水性被覆で被覆されているか、親水性素材から完全に作られている場合は、流体は水おるいは水/塩水である。もしカテーテルが従来型で主に恐水性の表面を有する場合は、流体は、たとえばシリコンに基づいた潤滑液である。
【0020】
封止手段はまた、パッケージの内面とカテーテルの外面の間の流体通過を防ぐ障害物の形態でも提供できる。したがって封止手段は、カテーテルとホース部材間を画成する空間を、カテーテル及びパッケージの近端の方向の上側受取り手段と、カテーテル及びパッケージの遠端の方向の下側受取り手段に分ける。
【0021】
たとえば封止手段は、カテーテルの外面の外側方向に放射状に延びる突き出し部としてか、またはホース部材の内面の内向きに延長された突き出し部として提供することが可能であって、たとえばホース部材の内面か、又はカテーテルの外面にそれぞれ接触するように適用された弾力性羽根の形態で提供することができる。カテーテルの外向き延長突き出し部は、この側面では、カテーテルに連結された突き出し部またはカテーテルの表面上に直接形成された突き出し部として理解することができる。たとえばカテーテルはプラグ部材と連結し、そのプラグ部材はホース部材又は少なくともその一部の内面に沿って摺動するように適用される羽根と共に提供される。同様にホースの内向きに延長された突き出し部はホースに連結された突き出し部か、または内面に直接形成された突き出し部として理解することができる。
【0022】
カテーテル及び/又はホース部材の内面又は外面の二つ以上の放射状に外向き又は内向きに延長された突き出し部は、二つの部材間の流体物質の流れに対してさらに良好な封止を提供する。ホース部材の内面の異なる放射規模で少なくとも二つの放射状に内向きに突き出た部分を提供することにより、さらなる封止効果が達成される。
【0023】
実施態様では、封止手段はホース部材の内面とカテーテルの外面間に配置された輪状部材を具備する。たとえば通常の輪形状のガスケットがホース部材の内部に配置される。好ましくは、部材は緩やかに配置され、ホース内部で前後に動くことができる。たとえば輪状部材はホース部材及びカテーテルに対してクリアランスを有し、流体物質が輪状部材を通過することを防ぎ、輪状部材がカテーテル・パッケージのなかを前後に縦方向に動けるようにする。
【0024】
輪状部材は、好ましくは、ホース部材の内面の内向きに延長して突き出した部分か、またはカテーテルの外向きに延長して突き出した部分と協働するように適用される。
【0025】
泌尿カテーテルの遠端から封止手段の位置までの距離は、好ましくは、カテーテルの遠端とカテーテルの近端の全長の0%から100%まで可能で、例えば0%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、99%などである。
【0026】
一般に、泌尿器にカテーテルを導入する際の問題は、カテーテルの導入される部分のサイズだけでなく、導入される部分の滑りやすさにも依存する。前述のように、尿管又は人工尿管への挿入に適用されるカテーテル、又はカテーテルの少なくとも一部分は、しばしば容易で安全な挿入のために表面の滑りやすさと共に提供される。しかし表面の滑りやすさは、少なくとも手先の器用でないユーザーには扱いが難しいことが明らかである。したがって本発明の重要な側面は、ユーザーがカテーテル・パッケージをたんに触り、膀胱を開くために必要なカテーテルの長さを晒すだけで操作できるようにすることである。好ましくは、封止手段はカテーテルの外面とホースの内面の間を特定の分解距離にわたり封止するように配置される。このことによりカテーテルのユーザーは、たとえばカテーテルの近端をカテーテル・パッケージから引き出すことなど、カテーテルをパッケージから少なくとも一部分を引き出すことを可能にする。一方、カテーテルとパッケージの間の封止はそのまま維持される。この特徴により、一つの長さのカテーテルのタイプで男性と女性のユーザーの両方に供給することができる。ユーザーはただ膀胱開放に必要なカテーテルの一定の長さをカテーテル・パッケージから引き出す、すなわち女性ユーザーの場合は約50−90mm、男性のユーザーは約180−250mmを引き出せばよい。
【0027】
封止手段及び/又はホース部材は、好ましくは、第1の分解期間にわたり、カテーテルが分解されている間、カテーテルの外面とホースの内面の間に経路が形成されず、封止手段が前記第1期間内で配置されているときに、泌尿カテーテルとホース部材の間に流体が流れるのを防ぐように、提供される。
【0028】
摩擦削減物質により周囲が感染しないために、上側受け取り手段に収納されているそのような物質は、パッケージの近端を通してカテーテルを分解する前に下側受け取り手段に排出されるようにすることが有利である。封止手段及び/又はホースは、したがって好ましくは、第2の分解期間にわたり、泌尿カテーテルの外面とホース部材の内面との間にクリアランスが画成され、カテーテルが前記第2の期間内に配置されているときに、流体が泌尿カテーテルとホース部材の間を流れるように提供される。カテーテルがパッケージから取外されるにしたがって、カテーテルは第2の分解期間に入る。上側受け取り手段に含まれているいずれの流体物質もしたがって下側受け取り手段に排出され、物質がパッケージの近端から漏れることが回避される。
【0029】
第1の分解期間の長さは、好ましくは、パッケージの全長の0%から100%まで可能で、例えば0%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%などである。
【0030】
一つの実施態様では、第1の分解期間に前記カテーテル・パッケージと前記カテーテルの間を実質的に流体密封封止を継続的に提供する。しかし流体密閉封止は非連続的、たとえば段階的に、提供することもできる。
【0031】
多くのカテーテルは、摩擦削減物質と共に操作されるときに、低摩擦表面特性を示す。したがって、パッケージがそのような物質により表面部分処理するために流体密閉湿潤ポケットを画成することは有利である。カテーテルが親水性であるか、またはすくなくともその近端が親水性表面に被覆されて提供される場合は、該物質は典型的にたとえば塩水溶液のような溶液をベースにした水である。カテーテルが非親水性であれば、物質はシリコンをベースにした溶液のようなものである。
【0032】
パッケージから流体物質を排出するための開口を具備するパッケージを提供することは有利である。たとえば開口は、親水性カテーテルで治療した後にパッケージ内に残った余分の流体膨張媒体を排出するために使われる。もう一つの例としては、開口はパッケージから尿を排出するために使われる。この目的のためには、開口は、好ましくは、パッケージの遠端で提供される。使用中に、個人は膀胱から尿を流すために必要なだけのカテーテルの長さを引き出すだけでよい。尿はカテーテル導管を通してパッケージに流れる。尿はパッケージから排出することができ、たとえば開口を通じてトイレ、パッケージに連結した収集バッグ又は貯蔵個所に排出することができる。好ましくは、開口はパッケージからカテーテルを取り出す際に、パッケージを開けるためにカテーテルに連結されている閉鎖手段により閉じられる。たとえばカテーテルの遠端がその開口を閉じる。
【0033】
パッケージから排出された流体物質がパッケージの中に逆流しないように、開口はパッケージから流体物質が一方向にだけ流れるような手段と共に提供される。たとえば、開口は逆流バルブと共に提供される。そのような逆流バルブは公知である。
【0034】
実施態様では、閉鎖手段は第2の弁部材と協働する第1の弁部材を具備し、第2の弁部材はカテーテルに係合されている。
【0035】
第1の弁部材は、第2の弁部材の対応する第2の封止フランジと係合する第1の封止フランジを有し、第2の封止弁部材は第1の弁部材の出口を封止する。第1及び第2の封止フランジはホースとパッケージ外の環境間の封止をする。
【0036】
第1の弁部材はさらに、第2の弁部材の対応する第4の封止フランジと係合する第3の封止フランジを有する。第3及び第4のカテーテルの導管とパッケージ外の環境間の経路を封止する。
【0037】
流体物質がパッケージに逆流するのを防ぐ逆流弁は、第1及び/又は第2の弁部材のいずれかと統合されていて、たとえば流体が貯蔵個所に流れるときに、パッケージと周辺環境間の開口から隔離することができるシート又はフラップの形態をとり、該シート又はフラップは流体により、流体が他の方向に流れるときに周囲環境とパッケージの間の経路を防ぐ位置に押し戻される。
【0038】
本発明の実施態様では、泌尿カテーテルに繋がっている閉鎖手段は、パッケージで提供される出口と協働する流体経路と共に提供される。出口に対する閉鎖手段の第1の位置では、流体物質はカテーテルの導管からパッケージの外へ流れることができる。もう一つの位置では、流体物質はカテーテルの導管からパッケージの外へ流れることを妨げられる。カテーテルに対する二つの位置のそれぞれは、パッケージから取られるか又はパッケージ及びパッケージ内に配置されるカテーテルから取られる。
【0039】
閉鎖手段の流体経路は、さらにコンパートメントの下側または上側の保管個所のいずれか一つとカテーテルの導管の間を流体物質が流れることができる少なくとも一つの入口を具備する。カテーテルを通して入口外に排出される尿を防ぐために、入口は保管コンパートメントの下側または上側のいずれか一つから導管内の方向だけに流体物質が流れるために適用される手段と共に提供される。
【0040】
身体不自由なユーザーは、利用可能な便所に入るのが極めて困難である。したがって流体物質を収容する貯蔵個所にパッケージの遠端を繋げることにより便所の利用可能性とはまったく関係なく、カテーテルを使えるようにすることは有利である。この場合、カテーテル・パッケージまたは少なくともそのホース部材は貯蔵個所内に統合される。貯蔵個所を破壊することなく、または貯蔵個所の壁を通して流体物質が蒸発することもなく、少なくとも流体により中程度に充満する耐久性がある素材で貯蔵個所を提供することは有利である。さらに貯蔵個所の壁は少なくとも12ヶ月以上、たとえば24ヶ月以上の機関に渡り特性を維持できるべきである。したがって貯蔵個所は、好ましくは、熱可塑性弾性素材、他の熱可塑性素材、治療可能弾性素材、ポリアミド樹脂又は弾性素材又はそれらの組合せ、すなわち、PA,PP,PVC,PU,PE、ラテックス、及び/又はクラトン(商標)のような材料を含む族から作ることができる。好ましくは、貯蔵個所は、端に沿って連結されているシート材料の二つの箔から、たとえば溶解、接着又は箔を接合する他の接着方法で作ることができる。箔は異なる素材のラミネートから有利に作ることもできる。箔は一つの層は、たとえばアルミニウム又は同様の素材又は、たとえばアルミニウムを具備する金属の複合素材から作ることができる。そのような層は、完全な気体非透過性パッケージを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1a】本発明の実施態様に従ったカテーテル組立集成体の部分を表す。
【図1b】本発明の実施態様に従ったカテーテル組立集成体の部分を表す。
【図1c】本発明の実施態様に従ったカテーテル組立集成体の部分を表す。
【図1d】本発明の実施態様に従ったカテーテル組立集成体の部分を表す。
【図2a】図1の集成体の代替的実施態様を表す。
【図2b】図1の集成体の代替的実施態様を表す。
【図2c】図1の集成体の代替的実施態様を表す。
【図2d】図1の集成体の代替的実施態様を表す。
【図3a】図1及び2の集成体のもう一つの代替的実施態様を表す。
【図3b】図1及び2の集成体のもう一つの代替的実施態様を表す。
【図3c】図1及び2の集成体のもう一つの代替的実施態様を表す。
【図3d】図1及び2の集成体のもう一つの代替的実施態様を表す。
【図3e】図1及び2の集成体のもう一つの代替的実施態様を表す。
【図4a】カテーテルとホースの間の経路が第1の分解部分にわたり封止され、該経路が第2の分解部分で開放されている集成体の実施態様を表す。
【図4b】カテーテルとホースの間の経路が第1の分解部分にわたり封止され、該経路が第2の分解部分で開放されている集成体の実施態様を表す。
【図4c】カテーテルとホースの間の経路が第1の分解部分にわたり封止され、該経路が第2の分解部分で開放されている集成体の実施態様を表す。
【図4d】カテーテルとホースの間の経路が第1の分解部分にわたり封止され、該経路が第2の分解部分で開放されている集成体の実施態様を表す。
【図4e】カテーテルとホースの間の経路が第1の分解部分にわたり封止され、該経路が第2の分解部分で開放されている集成体の実施態様を表す。
【図5a】パッケージの遠端がカテーテル自体の遠端により閉じられることを特徴とする本発明の簡易な実施態様を表す。
【図5b】パッケージの遠端がカテーテル自体の遠端により閉じられることを特徴とする本発明の簡易な実施態様を表す。
【図5c】パッケージの遠端がカテーテル自体の遠端により閉じられることを特徴とする本発明の簡易な実施態様を表す。
【図6a】パッケージの遠端が取り外し可能な囲いで閉じられることを特徴とする図5に示された集成体の実施態様を表す。
【図6b】パッケージの遠端が取り外し可能な囲いで閉じられることを特徴とする図5に示された集成体の実施態様を表す。
【図6c】パッケージの遠端が取り外し可能な囲いで閉じられることを特徴とする図5に示された集成体の実施態様を表す。
【図7】尿及び他の流体物質の保管用に貯蔵個所を具備する集成体の実施態様を表す。
【図8】カテーテルに付着されるために適用される組合せ弁部材及び放射状に外向きに延長される突き出し部の斜視図を表す。
【図9】図8の弁部材の横断面図を表す。
【図10】パッケージ内の開口に取付けられる弁部材の斜視図を表す。
【図11】図10の弁部材の横断面図を表す。
【発明を実施するための形態】
【0042】
次に、本発明の実施態様を添付図面を参照して説明する。
図1では、本発明のカテーテル組立集成体は、尿及び他の流体物質の運搬用の導管2、カテーテル・パッケージ3及び封止手段4を画成する泌尿カテーテル1を具備する。この側面ではカテーテルは、ホース及びホースに連結した他のパーツ、たとえばプラグ25、図2a参照、により画成される。プラグは、カテーテル及びパッケージ及びパッケージの遠端を閉じるために適用される閉鎖手段間の封止と組合わされるー下記の説明参照。カテーテルは患者の泌尿器への挿入に適用される近端5と共に提供される。カテーテルは尿を膀胱からカテーテルの導管に排出するためのカテーテルの近端の周辺に配置された孔と共に提供される。カテーテルはさらに、流体物質を導管から排出するための反対側の遠端の少なくとも一つの開口7と共に提供される。パッケージは、カテーテルを収納するための腔10を画成するホースと共に提供される。
【0043】
封止手段4は、カテーテルの外面11とホース部材の内面12の間に配置され、ホース部材とカテーテルの間と下側受け取り手段13と上側受け取り手段14への空間のほぼ流体密閉区間を提供する。
【0044】
図1に示されるように、封止手段は、好ましくは、放射状に外向きに延長された突き出し部の形態、例えばカテーテルの柔軟で弾力性のある羽根の形態、または羽根がホース部材の内面に接触することができる長さで提供される。
【0045】
図1aに示されたように、集成体の実施態様において、上側受け取り手段14から導管2へ流体物質、たとえば親水性カテーテルの操作用の上側受け取り手段に含まれる水又は水/塩水溶液や、従来型カテーテルの低摩擦表面特性用の潤滑液が流れることができるように流体経路15が提供される。
【0046】
図1bはカテーテルに連結される封止手段の一つの実施態様を表す。
【0047】
図1cはパッケージの遠端で提供された開口16で下側受け取り手段に含まれる流体物質がパッケージから流出される状況を表す。
【0048】
図1dはカテーテルの閉鎖手段17が開口16を流体密閉に封止する状況を表す。好ましくは、閉鎖手段は開口16の内面に接触するように適用される多数の弾力性及び/又は柔軟バルジと共に提供される。
【0049】
図1c及び1dはさらに、パッケージの近端の取外し可能囲い19を表す。図1c、1dに示すように、囲いは、好ましくは、ストリップ20を介してパッケージに付着し、集成体は一つのユニットとして維持される。囲いは、ハンドル21を把握するように放射状に延長し、少なくとも不器用な患者に限らす囲いの取外しを容易にするように提供される。
【0050】
図2a,2b、2c及び2dはプラグ25の代替的実施態様及び遠パッケージ端の代替的実施態様を表し、パッケージの開放遠端は囲い26で閉じられる。囲いはホース部材9から取外し可能か又は接着される。プラグは、好ましくは、尿が膀胱からカテーテルの近端にプラグを通してカテーテルから排出することができるような少なくとも一つの出口開口27と共に提供される。プラグはさらに、流体物質を上側受け取り手段14から導管2に排出するための入口28と共に提供される。
【0051】
図2cはカテーテルの閉鎖手段が囲いから引き抜かれ、経路29が開放された状態を表す。
【0052】
図2dは、カテーテルの閉鎖手段が経路29を閉じ、流体物資がパッケージから排出するのを防ぐ状態を表す。
【0053】
図2に示されたカテーテル及びパッケージは全長が引き出されることはない。両方のパーツの近端は、図1及び図2の実施態様間の差異を強調するために省略されている。
【0054】
図3は図2のプラグ25と類似の特徴を有して提供されるプラグ35を具備する本発明の実施態様を表す。プラグはさらに、輪状封止手段37と係合するために適用される溝36を具備する。輪状封止手段は、パッケージの内部に提供され、ホースの内面に固着されるか、またはホース内を前後に摺動できるように可動に配置される。
【0055】
図3cは輪状部材が溝に係合している状態を表す。図2の実施態様と同様に、カテーテル及びパッケージの両方の近端は、図2及び図3の実施態様間の差異を強調するために意図的に省略している。
【0056】
図4は、プラグがホースのこの個所に配置されたときに、プラグ45は、ホースの第1の部分47に渡り内面と接触するような直径をもつ弾力羽根46と共に提供されることを特徴とする本発明の実施態様を表している。ホースは二つの異なる放射状寸法で提供される。したがってホースの第2の部分48の放射寸法はホースの第1の部分の放射寸法より長いので、羽根46は、プラグが第2の部分に配置されるときには、ホースの内面と接触しない。
【0057】
図5は遠端のパッケージが開口55と共に提供される本発明の実施態様を表す。開口はカテーテル自体の遠端56により閉じられ、パッケージの遠端はカテーテルをカテーテル・パッケージから取外した際に、自動的に開く。図示されているように、流体物質はパッケージに収められ、たとえば親水性カテーテルの操作用の流体膨張媒体はカテーテルの近端に提供される孔57を通して、パッケージから排出される。カテーテル及びパッケージの近端は、図面簡略化のために図5a及び5bでは省略されている。図5cでは、パッケージの近端が省略されている。しかしパッケージの近端は、たとえばいずれの種類の囲いによっても閉じることができる。
【0058】
図6は、パッケージの遠端が取外し可能な囲い60により閉じられることを特徴とする本発明の実施態様を表している。囲いはパッケージから流体物質を排出する出口61と共に提供される。パッケージ及び囲いに関連したカテーテルの第1の位置、図6a参照、出口はカテーテルの遠端により閉じられる。カテーテルがパッケージから取外されたときには、出口は開けられ、流体はパッケージから排出される。
【0059】
図7は、ホース部材が、尿及び/又は使用前のカテーテルの低摩擦表面特性を成立させるために使われる塩水溶液などの流体物質の収集のための貯蔵個所に連結されていることを特徴とする本発明の実施態様を表している。弁70は、好ましくは、貯蔵個所へ排出される流体がホース部材を通して及び/又はカテーテルを通して逆流しないように一方通行の囲いとして提供される。貯蔵個所は流体物質を貯蔵個所から排出するための噴出口又は弁71と共に提供される。たとえば排出弁は弁の頭部を切断することにより開けることができる。この目的のためには、貯蔵個所は、好ましくは、漸次弱化する線72と共に提供される。貯蔵個所は、好ましくは、ほぞ平底部73を有する袋として形成される。したがってユーザーは、カテーテルを泌尿器に挿入している間、及び尿を貯蔵個所に排出している間、たとえば床などの平らな表面の上に貯蔵個所を置いておくことが可能になる。排出弁の開放に関連するインストラクションは、好ましくは、貯蔵個所の上に印刷されている。ハンドル74、75は、貯蔵個所を空にするときなどに、ユーザーが把握しやすくする。この目的のためには、両方のハンドルを組み合わせて、貯蔵個所が頭部ハンドル75に残り、後部ハンドル74が貯蔵個所を回転させるために使うようにすると特に適当である。この側面では、ユーザーは典型的に少なくとも部分的に動作が不自由であることに留意されたい。集成体はさらに、集成体をそれぞれ開閉するための囲い76を具備する。図7の実施態様では、コンパートメント77はジョイント78を介して、回転可能にホースに接続される。
【0060】
図8は組合わされた弁部材及び放射状に外向きに延長された突き出し部の形態の第2の弁部材を図示している。第2の弁部材は、カテーテルの遠端に取付けるために適用される。カテーテル部材は摺動シール81(ピストン・シール)及び錠止めリング82と共に提供される外面上にある。図9に良く図示されている内面は、第2の封止フランジ93と第4の封止フランジ94と共に提供される。
【0061】
図10はパッケージの第1の弁部材を表す。弁部材はパッケージの開口に取り付けられる。第1の弁部材はカテーテルの対応する第2の弁部材に係合するために適用される。参照図8及び図9。第1の弁部材の第1の封止フランジ101、参照図10、と第2の弁部材の第2の封止フランジ間の封止係合を通して、パッケージ又はホース及び周囲との経路が封止される。カテーテルがパッケージから取外されたときは、第2の弁部材が第1の弁部材から取外される。従って封止フランジ間の封止係合は取外され、パッケージから及びカテーテルの導管からの両方から流体が孔から流出する。第2の弁部材の内部封止フランジ95は、参照図9、例えば遠カテーテル端の外面に弁を接着することにより、第2の弁部材をカテーテルに付着するために提供される。カテーテルはまた、図9の弁の特徴と類似の特徴を有する統合された弁部分と一体に鋳造される。第1の弁部材の階段状コンフィグレーション104,114は、参照図10及び11、弁部材の階段部分の外面とカテーテル・パッケージのホースの内面間の封止係合を支持するために提供される。第1の弁部材はホースに接着されるか、図10及び11の弁の特徴と類似の特徴を有する統合された弁部分と一体に鋳造される。
【符号の説明】
【0062】
1 カテーテル
3 パッケージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記を具備する尿管にカテーテルを感染なしで挿入することを可能にするカテーテル組立集成体:
患者の体腔に挿入するために適用される近端と反対側の遠端との間の導管を画成するカテーテル;
パッケージであってカテーテルを収納する腔を有するホースと、パッケージの近端においてパッケージからカテーテルの近端を施与するための開口を有するパッケージ;
前記カテーテルを前記パッケージから施与する間にカテーテル・パッケージと泌尿カテーテルの間の実質的な流体密封を提供するために適用される封止手段。
【請求項2】
前記封止手段は前記パッケージの近端に提供され、かつ前記腔は前記カテーテルと前記ホースの間の受取り手段を画成することを特徴とする請求項1に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項3】
前記封止手段は前記泌尿カテーテルと前記カテーテルの外面と前記ホースの内面の間に配置され、かつ前記腔は前記パッケージの近端に位置し及び前記カテーテルとホースの間の反対側に位置する上側受取り手段を画成することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項4】
前記封止手段は前記カテーテルの外面の外側方向に放射状に延びる突き出し部を具備するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項5】
前記封止手段は、前記カテーテルの第1の脚が第1の施与個所上に施与される間に前記カテーテル・パッケージと前記カテーテルの間を実質的に流体密封封止を提供するために適用されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項6】
前記カテーテルが第2の施与個所上に施与されている間に前記カテーテル・パッケージと前記カテーテルの間に流体経路が画成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項7】
前記ホースは、前記ホースの内部クリアランスが先細にされた内面と共に提供されるものであって、一つの端の第1の内部クリアランスから反対の端の第2の内部クリアランスにかけて増加し、かつ前記第1の内部クリアランスは前記ホースの内面と前記カテーテルの間を実質的に流体密封を提供し、及び前記第2のクリアランスは前記ホースの内面と前記カテーテルの間の流体経路を提供することを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項8】
前記ホースはほぼ横断円周形状で提供されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項9】
前記パッケージは前記パッケージから流体物質を排出させる開口を具備するものであって、前記開口は、前記カテーテルを前記パッケージから取り出す際に前記パッケージを開口するために前記カテーテルに係合されている閉鎖手段により閉鎖されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項10】
前記開口は前記パッケージの遠端に具備することを特徴とする請求項9に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項11】
前記開口は前記カテーテル自体の遠端で閉鎖されることを特徴とする請求項9または10のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項12】
前記閉鎖手段は前記カテーテルの第2の弁部材と協働する第1の弁部材を具備することを特徴とする請求項9から11のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項13】
前記第1の弁部材は前記第2の弁部材の対応する第2の封止フランジと封止係合するための第1の封止フランジを具備することを特徴とする請求項12に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項14】
前記第1と第2の封止フランジの間の係合は、前記ホースと前記パッケージ外側の外周との間の経路を封止することを特徴とする請求項13に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項15】
前記第1の弁部材は、前記第2の弁部材の対応する第4の封止フランジと係合するための第3の封止フランジをさらに具備することを特徴とする請求項12から14のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項16】
前記第3と第4の封止フランジの間の係合は、前記カテーテルの導管と前記パッケージ外側の外周との間の経路を封止することを特徴とする請求項15に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項17】
前記閉鎖手段の流入口は、下側又は上側受取り手段のいずれか一つと前記カテーテルの前記導管の間に流体物質が流れることができるために適用されることを特徴とする請求項12から16のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項18】
前記閉鎖手段の流入口は、流体物質がほぼ一方向に流れ、及び反対方向に流れることを防ぐために適用されることを特徴とする請求項17に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項19】
前記方向は、下側又は上側受取り手段のいずれか一つから、及び前記導管の中へ入る方向であることを特徴とする請求項18に記載されたカテーテル組立集成体。
【請求項20】
前記パッケージの遠端は流体物質を入れる貯蔵庫に連結していることを特徴とする請求項1から19のいずれか一つに記載されたカテーテル組立集成体。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図1d】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図2d】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図3e】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図4d】
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【図4e】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−136708(P2009−136708A)
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30539(P2009−30539)
【出願日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【分割の表示】特願2003−508415(P2003−508415)の分割
【原出願日】平成14年6月28日(2002.6.28)
【出願人】(500085884)コロプラスト アクティーゼルスカブ (153)
【Fターム(参考)】