説明

ガス抜き可能なエアゾール容器

【課題】簡単な操作で迅速かつ手を汚さずにガス抜き作業ができるガス抜き可能なエアゾール容器を提供する。
【解決手段】エアゾール式容器体2の上部からステム8を起立するとともに、このステムの上端に、前方開口のノズル46付き押下げ部材30を付設し、この押下げ部材30の上面に左右に巾広のストッパ50を前後への摺動自在に取付け、更に、上記押下げ部材30の左右両側に、上記ストッパとの係合用の一対の係止片20を、上記エアゾール式容器体2の上部に連係して固定させてなり、上記各係止片20は、上記ストッパ50の前後摺動範囲の一部に相当する箇所に、下向きの受面28を有しており、上記押下げ部材30を押し下げた状態で、上記ストッパ50を、上記受面28から離れた非ロック位置から、受面28にストッパの左右両端部上面が係合するロック位置へ移動させることで上記押下げ状態を維持した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス抜き可能なエアゾール容器に関する。
【背景技術】
【0002】
この種容器として、ステムを起立するエアゾール式容器体と、前記ステムに付設した押下げ部材と、上記容器体の上部に嵌合させたカバー筒とからなり、このカバー筒の外面に一体成形した小さな治具を切り取って、押し下げた状態の押下げ部材とカバー筒との間に上記治具を架け渡して固定することができるように設けたものが知られている(特許文献1)。
【0003】
また、ステムを起立するエアゾール式容器体と、この容器体の底部に取り付けた有頂の脚筒とからなり、この脚筒を外して容器体の上部に再嵌合すると、ステムの押下げ状態を保持することができるように構成したものも知られている(特許文献2)。
【特許文献1】特開2006−027719号
【特許文献2】特開2005−350131号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の容器では、容器体の外面から治具を切り取って、また特許文献2では容器体の底部から脚筒を取り外して、それぞれ所定位置に取り付けなければならないので、ガス抜き作業が面倒であった。
【0005】
また、特許文献1では、押下げ部材を押し続けた状態で押下げ部材とカバー筒との間に比較的小さな治具を取り付ける細かい作業をしなければならない。例えば手先の器用でない高齢者の場合には、そうした作業に手間取る場合が少なくなく、そうすると、噴出されたガスを吸い込むおそれがあった。更に特許文献2では、容器体の上部に脚筒を再嵌合する際に、脚筒の頂板中央の開口から吹き出すガスが利用者の手に付着する可能性があった。
本発明は、簡単な操作で迅速かつ手を汚さずにガス抜きの作業を行うことができるガス抜き可能なエアゾール容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、エアゾール式容器体2の上部からステム8を起立するとともに、このステムの上端に、前方開口のノズル46付き押下げ部材30を付設し、
この押下げ部材30の上面に左右巾広のストッパ50を前後への摺動自在に取付け、
更に、上記押下げ部材30の左右両側に、上記ストッパとの係合用の一対の係止片20を、上記エアゾール式容器体2の上部に連係して固定させてなり、
上記各係止片20は、上記ストッパ50の前後摺動範囲の一部に相当する箇所に、下向きの受面28を有しており、
上記押下げ部材30を押し下げた状態で、上記ストッパ50を、上記受面28から離れた非ロック位置から、受面28にストッパの左右両端部上面が係合するロック位置へ移動させることで、上記押下げ状態を維持できるようにしている。
【0007】
本手段では、前後に長い押下げ部材の左右両側に一対の係合板を設け、この係合板に対してストッパを介して押下げ部材を押下げ位置にロックし、ガス抜きをするように設けたエアゾール容器を提案している。
【0008】
「エアゾール式容器体」は、ステムを垂直に押し下げることで噴出するタイプ、或いはステムが後方側へ傾斜することでエアゾールを噴出するチルトタイプの何れでも良い。第1の手段中、「押下げ部材を…押し下げた状態」とは、押下げ部材全体を押し下げた状態の他に、ステムを後方へ傾けるように押下げ部材の後部を押し下げた状態を含むものとする。
【0009】
「係止片」は、ストッパを介して、押下げ状態の押下げ部材を原位置復元力に抗して押下げ位置に留める押え部(好ましくは押え板)の機能を有する。後述の好適な例では、エアゾール容器体の上部に嵌合したカバー筒の頂壁から両係合板を垂下させているが、必ずしもこの構造に限られるものではなく、例えば係合板の下端部を筒状の連結部材を介してエアゾール式容器体の上部に連結しても良い。
【0010】
「受面」としては、後述の如く、係止片である係合板の一部に切欠きを穿設してその上端面で形成しても良く、或いは係合板を側外方へ陥没してなる係合凹部の上端内面としてもよい。更には係合板の内面に横リブを設け、この横リブの下面を受面としても良い。ストッパは押下げ部材の上面のどこに設置しても良いが、上面後部に設置すると、操作が容易である。
【0011】
「押下げ部材」は、ノズル付きの押下げヘッドとしての機能を有し、更にステムのロック位置と非ロック位置との間でストッパを摺動できるようにするため、前後方向に長く形成している。
【0012】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記エアゾール式容器体2の上部に下端部を嵌合した有頂のカバー筒10を設け、
このカバー筒の周壁前部に射出窓18を、カバー筒の筒壁12後部から頂壁14前部に亘って切割り16をそれぞれ穿設するとともに、
この切割りの頂壁部分左右両縁からそれぞれ係止片20である係合板を垂設して、
この係合板に設けた係合凹部乃至切欠き24の上端面で受面28を形成している。
【0013】
本手段では、係止片の受面と押下げ部材との間へ挿入されたストッパが、他物との接触により離脱することを防止するためのカバー筒を提案している。このカバー筒には、指を入れて押下げ部材を操作するための切割りを穿設することで、カバー筒を外さずにストッパをロック位置にスライドさせることができるようにしている。もっともカバー筒を外して、ストッパをロック位置にセットし、カバー筒を容器体上部へ再嵌合させても良いことは言うまでもない。そうした方がストッパを確実にロック位置にセットすることができ、またガス抜き作業をしたことが利用者にとって明確となる。
【0014】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ上記ストッパ50と押下げ部材30との各対向面の間に、このストッパの前後摺動自在に当該ストッパを抜止めする係合手段48、54を形成している。
【0015】
例えばこれら係合手段のうち一方を係合凹溝に、他方を係合凸部に形成することができる。
【0016】
第4の手段は、第1の手段乃至第3の手段の何れかを有し、かつ
上記切欠き24は、下端を開口するとともに、切欠き24の前部に比べて後部を短く上方へ延長し、この延長部分26内に上記ストッパ50の左右両側部を挿入している。
【0017】
このような構成とすることで、ストッパの左右巾を大きくとることができることができ、係止片(係合板)との係合を確実なものとすることができる。
【0018】
第5の手段は、第1の手段乃至第4の手段の何れかを有し、かつ
上記ストッパ下方の押下げ部材上面部分にガス抜き操作に関する標識Aを設け、上記ストッパ50を前方へ移動したときに当該標識が表れるようにしている。
【0019】
本手段においては、更に、上記両係合板を、上方から見て、後端部側が離れるテーパ形に配置するとともに、上記押下げ部材を、両係合板の配置に対応して、前端側から後端部へ徐々に左右巾広となるように形成するとよい。この構成とすることで、ガス抜き操作の標識のスペースを十分に取ることができる。
【0020】
第6の手段は、第1の手段乃至第5の手段何れかを有し、かつ上記押下げ部材30の側面前部を上記係合板20に枢着するとともに、上記ストッパ50を押下げ部材30の頂壁後部に設置し、ストッパ50を介して押下げ部材30の後部を押し下げた後に、そのままストッパ50を前方にスライドすることで受面28と係合させることができるようにしている。
【発明の効果】
【0021】
第1の手段に係る発明によれば次の効果を奏する。
○指でストッパ50を介して押下げ部材30を押し下げた後に、ストッパ50を前方へスライドするだけで、押下げ部材の押下げ状態を保持できるから、高齢者の如く指先が器用でない利用者にとっても容易にかつ短時間でガス抜きのための作業を行うことができる。
○上記ストッパ50の操作は後方から指で行うことができ、その際に液体は前方へ噴出されるから、利用者の身体にエアゾール液が付着することを防止することができる。
○ストッパ50は、前後方向への摺動自在であるから、通常の使用の際にストッパを誤って前進させてしまっても容易に元の位置に戻すことができる。
【0022】
第2の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○エアゾール式容器体の上部にカバー筒10を設けたから、他物がストッパ50に触れてガス抜き状態が途中で解除されることを防止できる。
○カバー筒10には切割り16を穿設したから、カバー筒を外さずにストッパをロック位置へ移動させることができる。
【0023】
第3の手段に係る発明によれば、上記ストッパ50と押下げ部材30との各対向面の間に係合手段48、54を形成したから、容器体からのストッパ50の不意の抜け出しを防止することができる。
【0024】
第4の手段に係る発明によれば、ストッパ50の左右両側部を切欠き24の上方への延長部分26内に挿入したから、ストッパ50の左右巾を大きくとることができることができ、ガス抜き作業のためにストッパ50を前方移動させたときに係合板20との係合を確実なものとすることができる。
【0025】
第5の手段に係る発明によれば、上記ストッパ下方の押下げ部材上面部分にガス抜き操作に関する標識Aを設け、上記ストッパ50を前方へ移動したときに当該標識が表れるようにしたから、利用者にとっては容器の廃棄時にガス抜き操作を失念することを防止することができ、また、ゴミ回収業者にとっては、安心して回収業務を行うことができる。
【0026】
第6の手段に係る発明によれば、上記エアゾール式容器体2を、上記ステム8を後方へ傾斜させることでエアゾールを噴出するタイプのエアゾール式容器体としたから、ストッパ50を介して押下げ部材30の後部を指で押し下げた後に、そのままストッパ50を前方にスライドすることで受面28と係合させることができるから、押下げ部材の押下げとストッパのスライドとを連続して行うことができ、操作が容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明に係るエアゾール容器は、エアゾール式容器体2と、カバー筒10と、押下げ部材30と、ストッパ50とで構成されている。容器体を除く各部材は合成樹脂材で形成することができる。
【0028】
エアゾール式容器体2は、胴部4上端に係合溝6を周設し、この係合溝から肩部を介して隆起する上端部より、ステム8を上方付勢状態で起立している。
【0029】
カバー筒10は、有頂筒形であり、その筒壁12の下端部を上記係合溝6に着脱自在に係合するとともに、筒壁12の後壁部上半から頂壁14の前部に亘る部分に切割り16を、また筒壁12の前壁部上部分に射出窓18をそれぞれ穿設している。上記頂壁側の切割り16部分は、前端部が巾狭となる左右対称のテーパ状(ハの字状)に形成しており、少なくともこの切割り部分の左右縁部から、一対の係合板(係止片)20、20を垂下している。尚、図示の例では、上記切割り部分左右縁部の、カバー筒前壁への延長線Pに沿って、各係合板を前方へ延長している。また、頂壁側の切割り部分前部からは、両端部を係合板に連続させた連結壁22を垂下している。更にまた、筒壁側の切割り部分は、その下端部が上記押下げ部材の上面と押下げ部材の下端との間に位置するように設計している。
【0030】
上記各係合板20は、その後部の対向箇所に、下端部から上方に伸びるほぼ長方形の切欠き24を有している。この切欠きの後部は、前部に比べて後述のストッパの厚さに対応する巾だけ上方へ延長させて、延長部分26を形成している。この場合には、切欠き24の上縁は、図示の通り上縁後部に比べて上縁前部が低くなる。この上縁前部の下面で後述のストッパとの係合用の受面28が形成される。
【0031】
押下げ部材30は、上記ステム8上端に嵌着させた取付け筒32の上端から前後方向に平坦な頂壁34を延出している。この頂壁34の前後上端からは、前壁36及び後壁38を、また頂壁34の左右側端からは、側壁40を垂設させている。また、図2に示す如く上記頂壁34の下面に沿って上記取付け筒32から押下げ部材30の前壁へ射出管44を形成しており、この射出管と連通して、上記押下げ部材前壁36の上部にノズル46を開口している。
【0032】
上記頂壁34は、図2に示す如く前端部に比べて後端部が左右幅広となった左右対称である。また頂壁の後縁はカバー筒10の周壁後部に沿って円弧状となっている。頂壁の後部には、左右中間位置に第1係合手段48として係合溝を形成している。この係合溝の左右両側中間部は内方に括れており、係合溝の前半部及び後半部の一方から他方へ後述の筒状の係合筒がスナップ嵌合するように形成している。上記前壁36は、下端部がやや前方に張りだしており、カバー筒の前壁内面に弾接されている。また、上記頂壁34の上面の後半部分は、後述のストッパが摺動するためのスライド面としている。
【0033】
上記後壁38は、上記カバー筒の筒壁後部との間に押下げ部材傾動用の間隙Sを有する。
【0034】
上記側壁40は、図1に示す如く後端部から前端部の近くまでは徐々に垂下長(上下巾)が短くなり、逆に前端部では、押下げ部材30の前壁36の左右両縁に沿って当該前壁の下部へ延びている。この側壁40の前端部は、補強壁40aとして前壁36と直角に連結している。この補強壁40aの下端部を、前記係合板20に枢着し、この枢着軸42を中心として押下げ部材が回動するように設けている。
【0035】
ストッパ50は、左右に長いストッパ板52と、第2係合手段54で形成されている。この第2係合手段は、ストッパ板52の下面左右中間部から垂下した下端帽状の係合筒として形成している。この係合筒を溝状の第1係合手段48内に嵌合することで、ストッパ50を押下げ部材30に装着している。また、ストッパ板52は、押下げ部材30の左右両端よりも側外方に延びており、ストッパ板52の左右両端部を上記係合板20の切欠き延長部分26内に挿入させている。
【0036】
上述各部材の構造に関して更に補足すると、上記切欠き24の上縁24a前部は、ステムの下限位置での押下げ部材の上面の高さにストッパ板の厚さを加えた高さと略等高とすれば良い。また、図3に示す如く上記ストッパ板52の後端部下方の押下げ部材上面部分には、「ガス抜き作業済」などの標識Aを印刷しておき、ステムの前方移動により表れるように設けると良い。
【0037】
上記構成において、通常の使用の際には、ストッパ50を介して押下げ部材30の後部を押し下げれば良く、枢着軸42を中心として押下げ部材が回動し、ステム8が押し下げられてエアゾールが噴出される。容器を廃棄する際には、ストッパ50で押し下げてエアゾールを噴出させた後に、ストッパ50を前方にスライドさせ、図5の如く切欠き24の上縁前部に形成する受面28と押下げ部材30の頂壁との間にストッパ50を挟ませる。ステム8を下限位置にロックし、手を放してもガス噴出が継続される。またストッパ50の前方移動により、「ガス抜き作業済」の標識が表れ、ガス抜き作業をしたことが明確となる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の容器の一部切欠き側面図である。
【図2】図1容器の要部縦断側面図である。
【図3】図1容器の上面図である。
【図4】図1容器の要部斜視図である。
【図5】図1容器の作用説明図である。
【符号の説明】
【0039】
2…エアゾール式容器体 4…胴部 6…係合溝 8…ステム
10…カバー筒 12…筒壁 14…頂壁 16…切割り 18…射出窓
20…係止片 22…連結壁 24…切欠き 26…延長部分 28…受面
30…押下げ部材 32…取付け筒 34…頂壁
36…前壁 38…後壁
40…側壁 42…枢着軸 44…射出管 46…ノズル 48…第1係合手段
50…ストッパ 52…ストッパ板 54…第2係合手段
A…標識

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアゾール式容器体2の上部からステム8を起立するとともに、このステムの上端に、前方開口のノズル46付き押下げ部材30を付設し、
この押下げ部材30の上面に左右巾広のストッパ50を前後への摺動自在に取付け、
更に、上記押下げ部材30の左右両側に、上記ストッパとの係合用の一対の係止片20を、上記エアゾール式容器体2の上部に連係して固定させてなり、
上記各係止片20は、上記ストッパ50の前後摺動範囲の一部に相当する箇所に、下向きの受面28を有しており、
上記押下げ部材30を押し下げた状態で、上記ストッパ50を、上記受面28から離れた非ロック位置から、受面28にストッパの左右両端部上面が係合するロック位置へ移動させることで、上記押下げ状態を維持できるようにしたことを特徴とする、ガス抜き可能なエアゾール容器。
【請求項2】
上記エアゾール式容器体2の上部に下端部を嵌合した有頂のカバー筒10を設け、
このカバー筒の周壁前部に射出窓18を、カバー筒の筒壁12後部から頂壁14前部に亘って切割り16をそれぞれ穿設するとともに、
この切割りの頂壁部分左右両縁からそれぞれ係止片20である係合板を垂設して、
この係合板に設けた係合凹部乃至切欠き24の上端面で受面28を形成したことを特徴とする、請求項1記載のガス抜き可能なエアゾール容器。
【請求項3】
上記ストッパ50と押下げ部材30との各対向面の間に、このストッパの前後摺動自在に当該ストッパを抜止めする係合手段48、54を形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のガス抜き可能なエアゾール容器。
【請求項4】
上記切欠き24は、下端を開口するとともに、切欠き24の前部に比べて後部を短く上方へ延長し、この延長部分26内に上記ストッパ50の左右両側部を挿入したことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のガス抜き可能なエアゾール容器。
【請求項5】
上記ストッパ下方の押下げ部材上面部分にガス抜き操作に関する標識Aを設け、上記ストッパ50を前方へ移動したときに当該標識が表れるようにしたことを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のガス抜き可能なエアゾール容器。
【請求項6】
上記押下げ部材30の側面前部を上記係合板20に枢着するとともに、上記ストッパ50を押下げ部材30の頂壁後部に設置し、ストッパ50を介して押下げ部材30の後部を押し下げた後に、そのままストッパ50を前方にスライドすることで受面28と係合させることができるようにしたことを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れかに記載のガス抜き可能なエアゾール容器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−297101(P2007−297101A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−127079(P2006−127079)
【出願日】平成18年4月28日(2006.4.28)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】