説明

キャップ巻締状態検査方法

【課題】搬送時やキャップ装着時にネックリングに軽微な傷が付いた場合であっても、容器側に設けられたマークの検出を可能とすることができるキャップ巻締状態検査方法を提供する。
【解決手段】検査位置71の真上にカメラ74の光学系レンズを配設し、光学系レンズを検査位置71に配置された容器体2の垂直中心軸41の上方にて垂直中心軸41と光軸73が一致するように配置する。光学系レンズの光軸73上方にカメラ本体75を配置する。搬送路61の溝部91内に下部照明92を配設し、容器体2内の充填液11に真下から光を照射して拡散し、拡散光をネックリング22の下面51側から照らす。容器側マーク32とキャップ側マーク34を同時に取得し、両位置からキャップ3の巻締角度αを検出して装着状態を検査する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器体に装着されたキャップの装着状態を検査するキャップ巻締状態検査方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、容器体としてのペットボトルに装着されたキャップの装着状態を検査する方法として、キャップ巻締状態検査方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
すなわち、前記ペットボトルの口部からは、側方へ向けて板状のネックリングが延出しており、該ネックリングには、容器側マークが設けられている。また、前記口部に螺着されるキャップの上面には、キャップ側マークが設けられており、該キャップ側マークと前記容器側マークとによって、前記キャップの締め付け量を検査できるように構成されている。
【0004】
このキャップ巻締状態検査方法では、検査対象となるペットボトルの上部より、リング照明からの光を当てるとともに、当該ペットボトルの真上に配置されたカメラによって平面画像を取得する。
【0005】
そして、このカメラで取得した平面画像を解析することによって、前記キャップに設けられた前記キャップ側マークと、前記ペットボトルの前記ネックリングに設けられた前記容器側マークとから前記キャップの巻締角度を検出するように構成されており、この巻締角度が予め定められた範囲内にあるか否かによって、前記キャップの締め付け状態の良否を検査できるように構成されている。
【特許文献1】特開2003−237890号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来のキャップ巻締状態検査方法にあっては、ボトル搬送時やキャップ装着時にネックリングに傷が付いた場合、前記カメラで取得した平面画像では、この傷と容器側マークとの判別がつかなくなることがある。
【0007】
この場合、前記キャップの装着状態を検査することができなくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、搬送時やキャップ装着時にネックリングに軽微な傷が付いた場合であっても、容器側に設けられたマークの検出を可能とすることができるキャップ巻締状態検査方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために本発明のキャップ巻締状態検査方法にあっては、容器体の口部にキャップを螺着した状態で、前記口部の基端側に設けられたネックリングの容器側マークと前記キャップに設けられたキャップ側マークとの関係に基づいて前記キャップの装着状態を検出するキャップ巻締状態検査方法において、前記容器体の垂直中心軸の上方に、該垂直中心軸と光軸が一致するように光学系レンズを配置し、該光学系レンズの光軸上方にカメラを配置する一方、照明からの光を前記容器体内の充填液に当てて拡散し、この拡散光を前記ネックリングの裏面側から照らした状態で前記容器側マークと前記キャップ側マークとの像を前記カメラで同時に取得するとともに、前記容器側マークの位置と前記キャップ側マークの位置とから巻締角度を検出して前記キャップの装着状態を検査する。
【0010】
すなわち、容器体の口部に螺着されたキャップの装着状態を検査する際には、照明からの光を前記容器体内の充填液に当てて拡散し、この拡散光を、前記口部の基端側に設けられたネックリングの裏面側から照らす。
【0011】
この状態において、当該ネックリングに設けられた容器側マークの像と、前記キャップに設けられたキャップ側マークの像とをカメラで同時に取得し、前記容器側マークの位置と前記キャップ側マークの位置とから巻締角度を検出して、当該キャップの装着状態を検査する。
【0012】
このとき、前記容器側マークが設けられた前記ネックリングには、容器体搬送時やキャップ装着時等に傷が付くことがある。
【0013】
しかし、前記ネックリングの裏面側には、前記容器体の充填液で拡散した拡散光が照らされており、この拡散光は、前記ネックリングに付けられた傷を透過する。
【0014】
このため、前記ネックリングに付けられた傷の像は、当該ネックリングに設けられた前記容器側マークの像より弱くなる。これにより、前記カメラで取得される前記傷の像と前記容器側マークの像との区別が容易に行われる。
【発明の効果】
【0015】
以上説明したように本発明のキャップ巻締状態検査方法にあっては、容器側マークが設けられたネックリングが傷付いた場合であっても、容器体の充填液で拡散した拡散光を、前記ネックリングの裏面側から照らし、当該ネックリングに設けられた傷を透過させることで、前記カメラで取得される前記傷の像を前記容器側マークの像より弱くすることができる。これにより、前記傷の像と前記容器側マークの像との区別を容易に行うことができる。
【0016】
したがって、搬送時やキャップ装着時に前記ネックリングに軽微な傷が付いた場合であっても、前記容器側マークの検出を可能とし、該容器側マークと前記キャップ側マークとの関係に基づく前記キャップの装着状態の検査を実施することができる。
【0017】
このとき、前記ネックリングの外周部付近は、傷の発生頻度が高く、前記容器体の上部から照明を当てる従来の照明方法では、前記ネックリングより上側に螺着された前記キャップによって、当該ネックリングの外周部しか光を当てることができない。このため、このような従来技術では、照明が照らされるネックリングの外周近傍にて、前記容器側マークを認識せざるを得なかった。
【0018】
しかしながら、本願発明においては、前記ネックリングの裏面側から照らされる光を利用して、前記容器側マークを検出することが可能となる。このため、傷によるマークの消失が少ない前記ネックリングの内周側においても、前記容器側マークの認識を行うことができるため、前記容器側マークの検出精度の向上に寄与することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態にかかるキャップ巻締状態検査方法を実施するキャップ巻締状態検査装置1を示す図であり、該キャップ巻締状態検査装置1は、ペットボトル等の容器体2に螺着されたキャップ3の装着状態を検査する装置である。
【0021】
すなわち、前記容器体2は、飲料水等の充填液11が充填される容器本体12と、該容器本体12より上方へ延出した円筒状の口部13とによって構成されており、その素材としては、透明性を有した合成樹脂の他にガラス等が挙げられる。
【0022】
前記充填液11としては、白濁色のスポーツ飲料、透明性を有したお茶や紅茶、無色透明の水等が挙げられる。
【0023】
前記口部13の周面には、雄ねじ部21が形成されており、該雄ねじ部21より基端側には、全周に渡って側方に延出した板状のネックリング22が一体形成されている。前記雄ねじ部21には、前記キャップ3に形成された雌ねじ部23が螺合するように構成されており、当該キャップ3を前記口部13に螺着することで、当該口部13の開口部24を閉鎖できるように構成されている。
【0024】
前記ネックリング22の上面31には、図1及び図2に示すように、凹溝が形成されており、当該凹溝によって容器側マーク32が形成されている。また、前記キャップ3の天面33には、商品名等の印刷が施されると共に、その周縁部には、円形状のキャップ側マーク34が印刷されている。
【0025】
これにより、図2に示したように、当該容器体2の垂直中心軸41を中心として前記容器側マーク32と前記キャップ側マーク34とが成す巻締角度αが、予め定められた範囲内であることを確認することで、前記キャップ3の締め付け量が適正であることを確認できるように構成されている。
【0026】
前記キャップ3を前記口部13に螺着する際には、図1に示したように、前記ネックリング22の下部に固定爪を挿入し(図示省略)、当該固定爪によって当該容器体2の回転を防止するように構成されており、この際、前記固定爪によって前記ネックリング22の下面51に傷52が形成される場合がある。また、この傷52は、ボトル搬送時に他との接触によって生ずることもある。
【0027】
一方、前記キャップ巻締状態検査装置1は、前記容器体2を搬送するベルトコンベア等で構成された搬送路61に構成されており、前記容器体2を前記搬送路61に沿って搬送する際に、前記キャップ3の装着状態を検査するように構成されている。
【0028】
すなわち、前記容器体2が通過する検査位置71の真上には、光学系レンズが配設されており、該光学系レンズは、前記検査位置71に配置された前記容器体2の前記垂直中心軸41の上方において、該垂直中心軸41と光軸73が一致するように配置されている。この光学系レンズは、後述のリング照明81の上部に配置された光学体70を備えてなり、この光学系レンズの光軸73上方には、カメラ本体75が配置されている。
【0029】
これにより、前記容器体2からの光を前記光学体70でカメラ74のレンズ72へ曲げることによって、前記容器体2の真上からの平面画像を前記レンズ72を通して前記カメラ本体75で撮像できるように構成されている。
【0030】
このカメラ74より下側には、円形リング状のリング照明81が配設されており、該リング照明81は、リング状に配列された複数のLED82,・・・によって構成されている。このリング照明81からは、前記検査位置71を通過する前記容器体2に対して、その上部から弱い光を照らすように構成されており、前記キャップ3の前記天面33には、弱い光が当てられ、前記キャップ側マーク34を前記リング照明81によって照明できるように構成されている。
【0031】
また、前記搬送路61には、前記検査位置71に溝部91が形成されており、該溝部91内には、下部照明92が配設されている。該下部照明92は、直線状に配列された複数のLED93,・・・によって構成されており、前記搬送路61を横断する直線状に形成されている。これにより、前記容器体2が前記検査位置71を通過する際に、当該容器体2内に充填された前記充填液11に真下から光を照射して拡散し、この拡散光95を前記ネックリング22の下面51側から照らせるように構成されている。
【0032】
この下部照明92による光の拡散効果は、前記充填液11が透明性を有したお茶や紅茶、又は無色透明の水等の場合に有効に機能するように構成されており、これらの充填液11が充填された容器体2の検査時に点灯するように構成すれば良い。
【0033】
また、前記搬送路61における前記検査位置71の側部には、側部照明101が設けられており、該側部照明101は、複数のLED102,・・・によって構成されている。これにより、前記容器体2が前記検査位置71を通過する際に、当該容器体2内に充填された充填液11に下部側方から光を照射して拡散し、この拡散光95を前記ネックリング22の下面51側から照らせるように構成されている。
【0034】
この側部照明101による光の拡散効果は、前記充填液11が白濁色のスポーツ飲料等の場合に有効に機能するように構成されており、これらの充填液11が充填された容器体2の検査の際に点灯するように構成すれば良い。
【0035】
これにより、前記下部照明92又は前記側部照明101による前記拡散光95が前記ネックリング22の下面51側に照らされた状態で、前記容器体2を真上から撮像し、前記容器側マーク32の像と前記キャップ側マーク34の像とを前記カメラ74で同時に取得できるように構成されている。
【0036】
そして、このカメラ74は、画像処理装置111に接続されており、前記カメラ74によって取得した前記容器側マーク32の位置と前記キャップ側マーク34の位置とから、前記容器体2に対する前記キャップ3の巻締角度αを検出して、前記キャップ3の装着状態を検査するように構成されている。
【0037】
以上の構成にかかる本実施の形態において、口部13にキャップ3が螺着された容器体2が搬送路61に沿って搬送され、当該搬送路61に設定された検査位置71を通過すると、前記搬送路61の溝部91に設けられた下部照明92からの光、又は前記搬送路61の側部に設けられた側部照明101からの光が前記容器体2内の充填液11に当てられ、当該充填液11にて拡散する。
【0038】
すると、この拡散光95は、前記口部13の基端側であって、当該口部13に装着された前記キャップ3と前記充填液11が収容された前記容器本体12との間に設けられたネックリング22を、その下面51側から照らす。
【0039】
また、前記各照明92,101からの光を前記容器本体12に充填された充填液11で乱反射することによって、当該容器本体12を内部から光らせることができる。
【0040】
ここで、図2の(a)は、当該キャップ巻締状態検査装置1のカメラ74で取得した取得画像151を示す図であり、図2の(b)は、容器体2の上部のみから照明した状態でカメラ74によって取得された従来画像161を示す図である。
【0041】
このように、この従来画像161では、容器本体12は発光しておらず、当該従来画像161には現れない。また、前記ネックリング22に設けられた傷52の画像は、透明性を有したネックリング22の上面31側に表出し、その傷52の像が従来画像161に映り込んでしまっている。
【0042】
一方、前記取得画像151では、前記容器本体12は発光しており、当該取得画像151には、はっきりと現れている。また、前記ネックリング22に設けられた傷52の画像は、前記充填液11からの拡散光95が当該傷52を通過することによって、透明性を有したネックリング22の上面31側に表出せず、その傷52の像も当該取得画像151には映り込んでいないことが分かる。
【0043】
この状態において、当該ネックリング22の上面31に設けられた容器側マーク32の像と、前記キャップ3の天面33に設けられたキャップ側マーク34の像とが、カメラ74によって同時に取得され、前記容器側マーク32の位置と前記キャップ側マーク34の位置とから巻締角度αが検出され、当該キャップ3の装着状態が検査される。
【0044】
そして、前記カメラ74で取得した取得画像151は、前記画像処理装置111に取り込まれて画像処理され、その際の当該画像処理装置111での動作を、図3に示すフローチャートに従って説明する。
【0045】
すなわち、前記搬送路61を搬送される容器体2が前記検査位置71を通過すると、これに基づいてメインルーチンより装着検査処理が呼び出される。
【0046】
すると、当該画像処理装置111は、前記検査位置71を通過する容器体2を真上から撮像した画像を前記カメラ74から取得し(S1)、図2に示したように、この取得画像151から当該容器体2の垂直中心軸41を求める(S2)。
【0047】
そして、この垂直中心軸41を中心として、前記容器側マーク32の位置と前記キャップ側マーク34の位置とが成す巻締角度αを検出し(S3)、この巻締角度αが、予め定められた所定範囲内であるか否かを判断する(S4)。
【0048】
このとき、前記巻締角度αが前記所定範囲内にある場合には、正常と判断して、例えば当該キャップ巻締状態検査装置1に設けられた図外のOKランプを点灯する等して(S5)、前記メインルーチンへ戻る一方、前記巻締角度αが前記所定範囲外にある場合には、巻締異常と判断して、例えば当該キャップ巻締状態検査装置1に設けられた図外のNGランプを点灯する等して(S6)、前記メインルーチンへ戻る。
【0049】
このとき、前記容器側マーク32が設けられた前記ネックリング22には、図1に示したように、容器体搬送時やキャップ装着時等に傷52が付くことがある。
【0050】
しかし、前記ネックリング22の下面51側には、前記容器体2内の充填液11で拡散した拡散光95が照らされており、この拡散光95は、前記ネックリング22に付けられた前記傷52を透過する。
【0051】
このため、前記ネックリング22の下面51に付けられた傷52の像は、当該ネックリング22の上面31に設けられた前記容器側マーク32の像より弱くなる。これにより、前記カメラ74で取得される前記傷52の像と前記容器側マーク32の像との区別が容易に行われる。
【0052】
このように、前記容器側マーク32が設けられたネックリング22が傷付いた場合であっても、前記容器体2の充填液11で拡散した拡散光95を、前記ネックリング22の下面51側から照らし、当該ネックリング22に設けられた傷52を透過させることで、前記カメラ74で取得される前記傷52の像を前記容器側マーク32の像より弱くすることができる。これにより、前記傷52の像と前記容器側マーク32の像との区別を容易に行うことができる。
【0053】
したがって、搬送時やキャップ装着時に前記ネックリング22に軽微な傷が付いた場合であっても、前記容器側マーク32の検出を可能とし、該容器側マーク32と前記キャップ側マーク34との関係に基づく前記キャップ3の装着状態の検査を実施することができる。
【0054】
このとき、前記ネックリング22の外周部付近は、傷52の発生頻度が高く、前記容器体2の上部から照明のみに頼る従来の照明方法では、前記ネックリング22より上側に螺着された前記キャップ3による影によって、当該ネックリング22の外周部しか光を当てることができない。このため、このような従来技術では、照明が照らされるネックリングの外周近傍のみにて、前記容器側マーク32を認識せざるを得なかった。
【0055】
しかしながら、本実施の形態においては、前記ネックリング22の下面51側から照らされる拡散光95を利用して、前記容器側マーク32を検出することが可能となる。このため、前記傷52による前記容器側マーク32の消失が少ない前記ネックリング22の内周側においても、前記容器側マーク32の認識を行うことができ、前記容器側マーク32の検出精度の向上に寄与することができる。
【0056】
なお、本実施の形態にあっては、前記下部照明92と前記側部照明101との両者を設けた場合に付いて説明したが、これに限定されるものでは無い。
【0057】
例えば、透明性を有したお茶や紅茶又は無色透明の水等の充填液11が充填された容器体2を検査する際には、前記下部照明92のみを設けても良い。
【0058】
また、スポーツドリンク等のように白濁色の充填液11が充填された容器体2を検査する際には、前記側部照明101のみを設けても良く、この場合、搬送路61の加工が不要となり、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の一実施の形態を示す説明図である。
【図2】(a)は同実施の形態で得られた取得画像を示す図であり、(b)は従来の装置で得られた従来画像を示す図である。
【図3】同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0060】
1 キャップ巻締状態検査装置
2 容器体
3 キャップ
11 充填液
13 口部
22 ネックリング
32 容器側マーク
34 キャップ側マーク
41 垂直中心軸
70 光学体
72 レンズ
73 光軸
74 カメラ
92 下部照明
95 拡散光
101 側部照明
151 取得画像
α 巻締角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器体の口部にキャップを螺着した状態で、前記口部の基端側に設けられたネックリングの容器側マークと前記キャップに設けられたキャップ側マークとの関係に基づいて前記キャップの装着状態を検出するキャップ巻締状態検査方法において、
前記容器体の垂直中心軸の上方に、該垂直中心軸と光軸が一致するように光学系レンズを配置し、該光学系レンズの光軸上方にカメラを配置する一方、
照明からの光を前記容器体内の充填液に当てて拡散し、この拡散光を前記ネックリングの裏面側から照らした状態で前記容器側マークと前記キャップ側マークとの像を前記カメラで同時に取得するとともに、前記容器側マークの位置と前記キャップ側マークの位置とから巻締角度を検出して前記キャップの装着状態を検査することを特徴としたキャップ巻締状態検査方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−8236(P2010−8236A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−168015(P2008−168015)
【出願日】平成20年6月27日(2008.6.27)
【出願人】(000220505)日本電産トーソク株式会社 (189)
【出願人】(000228442)日本クラウンコルク株式会社 (382)
【Fターム(参考)】