説明

ゲートウェイサーバ及び電話番号を利用した通信路の開設方法

本発明は移動通信網21の移動局である移動通信端末10とインターネットに接続された特定のコンピュータとの間に通信路を開設する方法に係り、さらに詳しくは、移動通信網21を介するWAP基盤通信、又は無線LAN22を介するTCP/IP基盤通信によって、移動通信端末10とインターネット上の特定のコンピュータとの間にゲートウェイサーバ30を経由する通信路を開設するに当たり、移動通信端末10の電話番号を接続キーとしてデータパケットを送受信できるようにしてある。移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間の複雑な操作なしでも、両者間の安定的で、かつ、正確なデータ通信が可能であり、これにより、移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間のデータの送受信だけでなく、インターネット上のコンピュータ及び移動通信端末10による遠隔制御等、種々のタイプの移動通信網21、無線LAN22及びインターネット間のデータ通信サービスを効率よく、しかも、安定的に提供することができ、ユーザの使い勝手を著しく向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信網21の移動局である移動通信端末10とインターネットに接続された特定のコンピュータとの間に通信路を開設する方法に係り、さらに詳しくは、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)方式、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式等の移動通信網21を介するWAP(Wireless Application Protocol)基盤通信、又はWi−Fi(Wireless−Fidelity)、WiBro(Wireless Broadband)等の無線LAN22を介するTCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)基盤通信によって、移動通信端末10とインターネット上の特定のコンピュータとの間にゲートウェイサーバ30を介する通信路を開設するに当たり、移動通信端末10の電話番号を接続キーとしてデータパケットを送受信できるようにしたゲートウェイサーバ及び電話番号を利用した通信路の開設方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
移動通信技術の発展に伴い、音声通話又はショートメッセージサービス(SMS:Short Message Service)に限られていたインターネット通信方式において、WAP基盤通信等の通信規約に基づいて移動通信網21を介するインターネット接続が可能になり、近年、移動通信網21を介するデータ処理速度の飛躍的な発展とあいまって、大容量の制御演算装置及び記憶装置だけでなく、高解像度のタッチスクリーン等の入出力装置を搭載したスマートフォンが普及するのに伴い、無線LAN22を介するTCP/IP基盤通信によってインターネット接続が可能になった結果、移動通信端末10を介するインターネット接続が一般化しつつある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
移動通信端末10を介するインターネット通信方式としては、移動通信端末10を介してインターネット上のウェブページに接続する場合、及びインターネットに接続された特定のコンピュータと移動通信端末10とを連結してデータを送受信する場合を想定することができる。前者においては、一般的なデスクトップコンピュータ又はノート型パソコンを介するウェブページ接続のように、移動通信端末10に搭載されたブラウザを起動することによって比較的に容易に通信を行うことができるが、後者においては、両者、すなわち、移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間の事前協議を前提に、移動通信網21又は無線LAN22、ゲートウェイサーバ30と当該コンピュータとの間の通信路を複雑な過程を経て設定することを余儀なくされるので、非専門家が日常的に使用するには多くの難点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は前述された事情に鑑みてなされたものであり、本発明は、移動通信網21の移動局である移動通信端末10と、インターネットに接続されたサービスサーバ41との間に、ゲートウェイサーバ30を介する通信路を開設する方法において、サービスサーバ41に接続されたインタフェースマネージャ40が起動されるステップと、インタフェースマネージャ40がインターネットを介してゲートウェイサーバ30に移動通信端末10の電話番号を伝送するステップと、ゲートウェイサーバ30が移動通信端末10の電話番号を接続キーとして設定するステップと、移動通信端末10の接続アプリケーションが起動されるステップと、接続アプリケーションが移動通信端末10の電話番号を抽出するステップと、接続アプリケーションが無線網20を介してゲートウェイサーバ30に移動通信端末10の電話番号を伝送するステップと、ゲートウェイサーバ30が、移動通信端末10の電話番号を接続キーとして、サービスサーバ41と移動通信端末10との間でデータパケットを送受信するステップと、を有することを特徴とするゲートウェイサーバ30及び電話番号を利用した通信路の開設方法である。
【0005】
また、本発明は、移動通信網21の移動局である移動通信端末10と、インターネットに接続されたサービスサーバ41との間に、ゲートウェイサーバ30を介する通信路を開設する方法において、公衆通信網(PSTN)に接続されたCRMサーバ42及びサービスサーバ41に接続されたインタフェースマネージャ40が起動されるステップと、移動通信端末10が公衆通信網(PSTN)を介してCRMサーバ42を呼び出すステップと、CRMサーバ42が移動通信端末10の電話番号を読み取るステップと、インタフェースマネージャ40がインターネットを介してゲートウェイサーバ30に移動通信端末10の電話番号を伝送するステップと、ゲートウェイサーバ30が移動通信端末10の電話番号を接続キーとして設定するステップと、移動通信端末10の接続アプリケーションが起動されるステップと、接続アプリケーションが移動通信端末10の電話番号を抽出するステップと、接続アプリケーションが無線網20を介してゲートウェイサーバ30に移動通信端末10の電話番号を伝送するステップと、ゲートウェイサーバ30が、移動通信端末10の電話番号を接続キーとして、サービスサーバ41と移動通信端末10との間でデータパケットを送受信するステップと、を有することを特徴とするゲートウェイサーバ30及び電話番号を利用した通信路の開設方法である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間の複雑な操作なしでも、両者間の安定的で、かつ、正確なデータ通信が可能であり、これにより、移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間のデータの送受信だけでなく、インターネット上のコンピュータ及び移動通信端末10による遠隔制御等、種々のタイプの移動通信網21、無線LAN22及びインターネット間のデータ通信サービスを効率よく、しかも、安定的に提供することができ、ユーザの使い勝手を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明を実施するための構成要素及び通信状態の説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるゲートウェイサーバ及び電話番号を利用した通信路の開設方法のフローチャートである。
【図3】本発明に係る移動通信端末の操作画面の例示図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるCRMサーバが接続された場合の過程別通信状態の説明図である。
【図5】図4に示される実施の形態のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面に基づき、本発明の一実施の形態におけるゲートウェイサーバ及び電話番号を利用した通信路の開設方法を説明する。
【0009】
まず、図1は、本発明を実施するための各構成要素及び該各構成要素間の通信状態を示すものであり、同図に示されるように、本発明は、基本的に、ゲートウェイサーバ30に接続された移動通信網21及び無線LAN22と、移動通信網21の移動局である移動通信端末10と、インターネット(INTERNET)を介してゲートウェイサーバ30に接続されたサービスサーバ41と、サービスサーバ41に接続されてゲートウェイサーバ30に対してデータの送受信を行うプログラムであるインタフェースマネージャ40と、を主な構成要素として備えている。
【0010】
サービスサーバ41は、インターネットを介してゲートウェイサーバ30に接続されるコンピュータであり、クライアント/サーバの構造上、必ずしもサーバとして動作するわけではなく、移動通信端末10との接続時にクライアントとして動作することもできる。
【0011】
インタフェースマネージャ40は、前述されたように、ゲートウェイサーバ30に対してデータの送受信を行うプログラムであり、サービスサーバ41に接続されたという意味は、サービスサーバ41に直接的にインストールされるか、又はサービスサーバ41に接続された端末である別のコンピュータにインストールされるということであり、このようなインタフェースマネージャ40が端末に内蔵されていることは、通信事業者又はインターネット情報プロバイダが運営するサーバに多数の相談員コンピュータが接続され、多数の移動通信端末10のユーザを対象にサービスが提供される場合を想定すれば、それぞれの相談員コンピュータにインタフェースマネージャ40をインストールした場合として説明可能である。
【0012】
移動通信端末10は、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)方式、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式等の移動通信網21を介するWAP(Wireless Application Protocol)基盤通信、又はWi−Fi(Wireless−Fidelity)、WiBro(Wireless Broadband)等の無線LAN22を介するTCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)基盤通信によってゲートウェイサーバ30に接続され、移動通信端末10には、ゲートウェイサーバ30に対してデータの送受信を行い、当該移動通信端末10の電話番号等の固有情報を抽出するプログラムである接続アプリケーションが搭載される。
【0013】
一方、図1に示されるように、公衆通信網(PSTN:Public Switched Telephone Network)に接続された構内電話交換機(PBX:Private Branch eXchange)43及びCRMサーバ(Customer Relationship Management Server)42が設けられ、CRMサーバ42とインタフェースマネージャ40とが接続されて、CRMサーバ42によって読み取られた移動通信端末10の電話番号がインタフェースマネージャ40に入力されるようにしてもよい。
【0014】
このような構成要素に基づく本発明の具体的な実施過程を図2のフローチャートに示す。
【0015】
まず、本発明は、サービスサーバ41に接続された、すなわち、サービスサーバ41に直接的にインストールされるか、又はサービスサーバ41に接続された端末であるコンピュータにインストールされたインタフェースマネージャ40が起動されることにより開始される。
【0016】
インタフェースマネージャ40は、ゲートウェイサーバ30を介して移動通信端末10に対してデータの送受信を行うプログラムであり、独立したプログラムとして構成されてもよく、遠隔制御プログラム等の通信路の開設後に行われる後続処理プログラムのモジュールとして構成されてもよい。
【0017】
インタフェースマネージャ40が通信路を開設する対象となる移動通信端末10の電話番号をゲートウェイサーバ30に伝送すると、ゲートウェイサーバ30は伝送された電話番号を接続キーとして使用する通信路を設定する。
【0018】
移動通信端末10とインターネット上のコンピュータとの間に通信路を開設するに当たり、移動通信端末10の電話番号を使用した場合、下記の利点が得られる。
【0019】
まず、移動通信端末10に付与された呼出番号、すなわち、電話番号は、移動通信網21、公衆通信網(PSTN)を問わず重複しない唯一の番号であるので、通信路の運用上の安定性及び正確性を確保することができる。
【0020】
また、移動通信端末10の電話番号は、移動通信端末10自体のファームウェア又はアプリケーションによって容易に読み出すことができるので、ユーザが複雑な数字列又は文字列から成る接続キーを逐一入力しなくても、移動通信端末10に搭載されたアプリケーションによって読取り及び伝送処理を行うことができ、通信路を開設する過程において、ユーザによる移動通信端末10の操作を最少限に抑えることができる。
【0021】
通信路を開設する対象となる移動通信端末10の電話番号はサービスサーバ41及びインタフェースマネージャ40のユーザがあらかじめ確保しておいてもよく、又は発信者表示電話、若しくは後述される構内電話交換機43、CRMサーバ42等を介して移動通信端末10の呼出しを着信する過程において読み取ってもよい。
【0022】
一方、移動通信端末10においては搭載された接続アプリケーションが起動されるが、接続アプリケーションは、ゲートウェイサーバ30に対してデータの送受信を行い、当該移動通信端末10の電話番号等の固有情報を抽出するプログラムであり、サービスサーバ41のインタフェースマネージャ40とほとんど同じ役割を果たす。
【0023】
接続アプリケーションは、移動通信端末10の電話番号を抽出した後、これを無線網20を介してゲートウェイサーバ30に伝送し、移動通信端末10の電話番号が伝送されたゲートウェイサーバ30は、移動通信端末10の電話番号を接続キーとして通信路を開設し、サービスサーバ41と移動通信端末10との間でデータパケットの送受信が行われる。
【0024】
ここで、無線網20とは、図1に示されるように、TDMA方式、CDMA方式等の移動通信網21を介するWAP基盤通信の通信網、又はWi−Fi、WiBro等の無線LAN22を介するTCP/IP基盤通信の通信網の通称であるが、移動通信網21を介する公衆通信網(PSTN)への音声通信は除外され、ゲートウェイサーバ30と移動通信端末10との間のデータ通信を行う無線通信網を表す。
【0025】
このため、スマートフォンのように無線LAN22と直接的に接続可能な移動通信端末10が無線LAN22の信号範囲内に存在する場合、無線LAN22を介してゲートウェイサーバ30と接続した方が効率的であるといえる。
【0026】
このように、ゲートウェイサーバ30を介するインターネット上のサービスサーバ41と無線網20上の移動通信端末10との間に通信路を開設するに当たり、接続キーとして移動通信端末10の電話番号を使用し、移動通信端末10に搭載された接続アプリケーションに電話番号の抽出を始めとする各種のデータの送受信を行わせることによって、ユーザが複雑な入力作業又は操作過程を経ることなく、図3に示されるように、ワンタッチ方式の簡単な操作だけで遠隔地のサービスサーバ41に接続することができる。
【0027】
一方、図4及び5は、公衆通信網(PSTN)に接続されたCRMサーバ(Customer Relationship Management Server)42と前述されたインタフェースマネージャ40とを接続して、通信路を開設する対象となる移動通信端末10がCRMサーバ42を呼び出す過程において電話番号を抽出して入力することによって、事前に通信路を開設する対象となる移動通信端末10の電話番号を把握しなくても通信路の開設を行うことができるようにした実施の形態を示す。
【0028】
このように、CRMサーバ42等を利用するこの実施の形態は、多数の移動通信端末10のユーザを顧客として持つ通信事業者又はインターネット情報プロバイダ等によって本発明が実施されることを前提とするものであり、通常、これらの通信事業者又はインターネット情報プロバイダのサービスサーバ41には多数の相談員コンピュータが端末として接続され、公衆通信網(PSTN)に接続された多数の音声通話用通信回線が確保され、これらが構内電話交換機(PBX:Private Branch eXchange)43を介してCRMサーバ42に接続されるのが一般的である。
【0029】
移動通信端末10のユーザが前述された通信事業者又はインターネット情報プロバイダのコールセンター等に電話をかけると、移動通信端末10が移動通信網21及び公衆通信網(PSTN)を介して当該CRMサーバ42を呼び出すことになり、このとき、CRMサーバ42は構内電話交換機43と連携して発信側の移動通信端末10の電話番号を抽出し、待機中の相談員コンピュータと通話することになる。
【0030】
図4は、このような移動通信端末10のCRMサーバ42の呼出しから通信路の開設までの過程における各構成要素間の通信状態を示すものであり、まず、移動通信端末10が移動通信網21及び公衆通信網(PSTN)を介してCRMサーバ42を呼び出すことによって、この実施の形態が開始される。
【0031】
図4に示されるように、インタフェースマネージャ40は、CRMサーバ42に接続され、発信側の移動通信端末10の電話番号がCRMサーバ42から伝送される。同図には、サービスサーバ41とCRMサーバ42とが離れて示されているが、これらが必ずしも物理的に離れている必要はなく、単一のサーバ設備にサービスサーバ41の機能及びCRMサーバ42の機能が備えられていてもよい。
【0032】
CRMサーバ42から移動通信端末10の電話番号を取得したインタフェースマネージャ40は、ゲートウェイサーバ30に電話番号を伝送し、当該移動通信端末10の接続アプリケーションも、また、電話番号をゲートウェイサーバ30に送出することによって、両者間の通信路が図4の下段に示されるように開設される。
【0033】
このようにCRMサーバ42を利用した実施の形態の具体的な遂行過程を図5のフローチャートに示す。
【0034】
図5に示されるように、まず、サービスサーバ41及びCRMサーバ42に接続された、すなわち、これらのサービスサーバ41及びCRMサーバ42、又はこれらの機能を両方備えたサーバに直接的にインストールされるか、若しくは、サービスサーバ41及びCRMサーバ42に接続された端末であるコンピュータにインストールされたインタフェースマネージャ40が起動される。
【0035】
移動通信端末10が移動通信網21及び公衆通信網(PSTN)を介してCRMサーバ42を呼び出すと、CRMサーバ42が移動通信端末10の電話番号を読み取ってインタフェースマネージャ40に入力し、インタフェースマネージャ40がゲートウェイサーバ30に当該電話番号を伝送し、その後、図2の実施の形態と同じ過程を経て移動通信端末10とサービスサーバ41との間に通信路が開設される。
【0036】
このように、CRMサーバ42等を利用した本発明の実施の形態は、多数の移動通信端末10のユーザを顧客として持つ通信事業者又はインターネット情報プロバイダが、移動通信端末10の使用及びインターネットへの接続等に慣れていないユーザに提供可能な遠隔制御サービス等として有効に活用することができる。
【0037】
すなわち、一旦、移動通信端末10のユーザが通信事業者又はインターネット情報プロバイダのコールセンターに電話をかけると、CRMサーバ42から当該移動通信端末10の電話番号を抽出し、これを入力されたインタフェースマネージャ40がゲートウェイサーバ30に接続キーとして当該電話番号を伝送した後、音声通話によって相談員コンピュータが移動通信端末10のユーザに、図3に示されるように、ワンタッチ方式によって接続アプリケーションを起動させると、移動通信端末10のユーザによる複雑な入力作業及び操作過程を経ることなくサービスサーバ41と移動通信端末10との間に通信路が開設されて遠隔制御等種々のサービスが提供可能になる。
【0038】
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【符号の説明】
【0039】
10 移動通信端末
20 無線網
21 移動通信網
22 無線LAN
30 ゲートウェイサーバ
40 インタフェースマネージャ
41 サービスサーバ
42 CRMサーバ
43 構内電話交換機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信網(21)の移動局である移動通信端末(10)と、インターネットに接続されたサービスサーバ(41)との間に、ゲートウェイサーバ(30)を介する通信路を開設する方法において、
サービスサーバ(41)に接続されたインタフェースマネージャ(40)が起動されるステップと、
インタフェースマネージャ(40)がインターネットを介してゲートウェイサーバ(30)に移動通信端末(10)の電話番号を伝送するステップと、
ゲートウェイサーバ(30)が移動通信端末(10)の電話番号を接続キーとして設定するステップと、
移動通信端末(10)の接続アプリケーションが起動されるステップと、
接続アプリケーションが移動通信端末(10)の電話番号を抽出するステップと、
接続アプリケーションが無線網(20)を介してゲートウェイサーバ(30)に移動通信端末(10)の電話番号を伝送するステップと、
ゲートウェイサーバ(30)が、移動通信端末(10)の電話番号を接続キーとして、サービスサーバ(41)と移動通信端末(10)との間でデータパケットを送受信するステップと、
を有することを特徴とするゲートウェイサーバ(30)及び電話番号を利用した通信路の開設方法。
【請求項2】
移動通信網(21)の移動局である移動通信端末(10)と、インターネットに接続されたサービスサーバ(41)との間に、ゲートウェイサーバ(30)を介する通信路を開設する方法において、
公衆通信網(PSTN)に接続されたCRMサーバ(42)及びサービスサーバ(41)に接続されたインタフェースマネージャ(40)が起動されるステップと、
移動通信端末(10)が公衆通信網(PSTN)を介してCRMサーバ(42)を呼び出すステップと、
CRMサーバ(42)が移動通信端末(10)の電話番号を読み取るステップと、
インタフェースマネージャ(40)がインターネットを介してゲートウェイサーバ(30)に移動通信端末(10)の電話番号を伝送するステップと、
ゲートウェイサーバ(30)が移動通信端末(10)の電話番号を接続キーとして設定するステップと、
移動通信端末(10)の接続アプリケーションが起動されるステップと、
接続アプリケーションが移動通信端末(10)の電話番号を抽出するステップと、
接続アプリケーションが無線網(20)を介してゲートウェイサーバ(30)に移動通信端末(10)の電話番号を伝送するステップと、
ゲートウェイサーバ(30)が、移動通信端末(10)の電話番号を接続キーとして、サービスサーバ(41)と移動通信端末10との間でデータパケットを送受信するステップと、
を有することを特徴とするゲートウェイサーバ(30)及び電話番号を利用した通信路の開設方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2012−520653(P2012−520653A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522774(P2012−522774)
【出願日】平成22年9月15日(2010.9.15)
【国際出願番号】PCT/KR2010/006307
【国際公開番号】WO2012/002614
【国際公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【出願人】(503425654)アールサポート株式会社 (7)
【氏名又は名称原語表記】RSUPPORT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】F15,F16 Hanmi Tower 45 Bangi−dong,Songpa−gu Seoul 138−828 (KR)
【Fターム(参考)】