説明

コネクタ防水構造、及び電子機器

【課題】コネクタを備える電子機器において、コネクタ部品の寸法公差を厳しくすることなく、安定した防水性能が得られるようにする。
【解決手段】筐体1の内部に組み込まれる受け側コネクタ10と、筐体1の内部と外部とを連通し、受け側コネクタ10のプラグ側コネクタ31との接続部13が配置される開口部16と、筐体1の開口部16が開口する内部の開口面と受け側コネクタ10との間に設けられる第1の防水部23と、筐体1の開口部16の外部側に設けられプラグ側コネクタ31との防水を図る第2の防水部25と、筐体1の内部において受け側コネクタ10を開口面に沿ってフローティング可能に支持するフローティング支持部21と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体の内部に組み込まれるコネクタの防水構造と、その防水構造によるコネクタを備える電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器において一般に、ケース内部に設けられたコネクタを、ケースの開口より露出させている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平6−338363号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1の電子機器では防水が図られていないが、このような特許文献1の電子機器において、コネクタとそのコネクタに接続されるプラグとの両方に防水部材を設けることが考えられる。しかし、その場合、安定した防水性能を得るには、各部品の公差を厳しくせざるを得なかった。
【0004】
本発明の課題は、コネクタを備える電子機器において、コネクタ部品の寸法公差を厳しくすることなく、簡単な構造でコネクタに安定した防水性能が得られるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、筐体の内部に組み込まれる受け側コネクタと、筐体の内部と外部とを連通し、前記受け側コネクタのプラグ側コネクタとの接続部が配置される開口部と、筐体の前記開口部が開口する内部の開口面と前記受け側コネクタとの間に設けられる第1の防水部と、筐体の前記開口部の外部側に設けられ前記プラグ側コネクタとの防水を図る第2の防水部と、筐体の内部において前記受け側コネクタを前記開口面に沿ってフローティング可能に支持するフローティング支持部と、を備えるコネクタ防水構造を特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタ防水構造であって、前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接部に設けられることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタ防水構造であって、前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接面側に一体成形されることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタ防水構造であって、前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接面に形成したリング状溝に組み込まれるOリングまたはリング状シール部材であることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のコネクタ防水構造であって、前記Oリングまたはリング状シール部材を前記リング状溝に保持する押え部材が設けられることを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタ防水構造であって、前記フローティング支持部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接状態を保ちながら前記開口面に沿った移動を案内する案内部を有することを特徴とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のコネクタ防水構造であって、前記案内部を前記筐体に固定したことを特徴とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタ防水構造であって、前記第2の防水部は、筐体の前記開口部が開口する外部の開口面側に設けられることを特徴とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のコネクタ防水構造であって、前記第2の防水部は、筒状シール部材であることを特徴とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載のコネクタ防水構造であって、前記第2の防水部は、前記筐体外部の開口面側に一体成形されることを特徴とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタ防水構造であって、筐体の前記開口部の外部側と前記プラグ側コネクタとに、前記第2の防水部に対し位置決めする位置決め部が設けられることを特徴とする。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタ防水構造であって、前記プラグ側コネクタには、前記第2の防水部と当接する防水アダプタが設けられることを特徴とする。
【0017】
請求項13に記載の発明は、請求項1から12のいずれか一項に記載のコネクタ防水構造によるコネクタを備える電子機器を特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、コネクタ部品の寸法公差を厳しくすることなく、簡単な構造でコネクタに安定した防水性能を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として携帯電話を示したもので、1は下ケース、2は上ケース、3は操作部、4は表示部、5は送話部、6は受話部である。図示例において、筐体は下ケース1に上ケース2を図略した周囲の防水シール構造を介してネジ止めしたもので、上ケース2に操作部3、表示部4、送話部5、受話部6等が設けられている。
【0020】
図2は図1の携帯電話のコネクタ部を示すもので、図3はそのコネクタ部の分解状態を示したものであり、7は中ケース、8は回路基板、9はマイク、10は受け側コネクタ、21はフローティング支持部である。図示例において、下ケース1内に組み付けられる中ケース7の上に回路基板8が載置され、これら中ケース7及び回路基板8から離間して下ケース1の端部内にマイク9及び受け側コネクタ10等が配置されている。
【0021】
受け側コネクタ10は、図示のように、基部11から大径中間部12を経て接続部13を一体成形したもので、基部11上に固定したコネクタ基板14がフレキシブルプリント基板15を介して回路基板8に電気的接続されている。受け側コネクタ10の大径中間部12は、下ケース1の内壁面に当接し、下ケース1の端部壁に形成した開口部16に接続部13が配置されている。
【0022】
図4は図2のフローティング支持部21を反対側から見たもので、受け側コネクタ10は、フローティング支持部21により、開口部16の開口面に沿ってフローティング可能に支持されている。すなわち、受け側コネクタ10の基部11の上方において、平板状のフローティング支持部21が両側部で下ケース1のボス上にネジ止めされている。このフローティング支持部21には、基部11の両側において、大径中間部12の端面に当接する一対の案内部22が一体に形成されている。
【0023】
図5は図2のコネクタ部にプラグ30を接続する例を示したもので、31はプラグ側コネクタである。図示例において、プラグ側コネクタ31は、受け側コネクタ10の接続部13内に挿入して電気的接続される。
【0024】
(実施形態1)
図6は実施形態1のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、23は第1の防水部、25は第2の防水部、26はその押え部材である。
【0025】
すなわち、図示のように、受け側コネクタ10の大径中間部12には、下ケース1の開口部16が開口する内壁面との当接面にリング状溝を形成して、そのリング状溝に、シールラバー等による第1の防水部23を一体成形して、組み付け性の向上を図っている。
【0026】
また、下ケース1の端部壁には、開口部16が開口する外部側の凹部17を形成して、この凹部17に、筒状シールラバー等による第2の防水部25を設けて、その第2の防水部25を外側から押える板状の押え部材26を設けている。
【0027】
このような受け側コネクタ10にプラグ30を接続する場合、フローティング支持部21により受け側コネクタ10が開口部16の開口面に沿ってフローティング可能に支持されているので、その開口部16内において、受け側コネクタ10の接続部13にプラグ側コネクタ31を挿入する際、プラグ側コネクタ31に倣って接続部13を備える受け側コネクタ10が開口部16の開口面に沿って移動する。こうして、受け側コネクタ10の接続部13内にプラグ側コネクタ31を挿入して電気的接続がなされる。
【0028】
以上、実施形態1のコネクタ接続構造によれば、下ケース1の開口部16が開口する内壁面に当接する、受け側コネクタ10の大径中間部12の当接端面には、第1の防水部23が設けられているので、開口部16の接続部13内にプラグ側コネクタ31を挿入して電気的接続した状態において、筐体内を防水状態に保持することできる。
【0029】
そして、下ケース1の開口部16が開口する外部側の凹部17に第2の防水部25が設けられているので、図示のように、プラグ30に第2の防水部25の内周に圧接する大径部32を設けることにより、コネクタ挿入部も防水状態に保持して、通信を可能とすることできる。
【0030】
従って、受け側コネクタ10を備える携帯電話において、コネクタ部品の寸法公差を厳しくすることなく、簡単な構造でコネクタに安定した防水性能を得ることができる。
【0031】
(実施形態2)
図7は実施形態2のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、24は第1の防水部23の押え部材である。
【0032】
実施形態2は、前述した実施形態1と同様の構成において、図示のように、下ケース1の開口部16が開口する内壁面との当接面に形成したリング状溝に、Oリングまたはリング状シールラバー等による第1の防水部23を設けている。そして、この第1の防水部23を内周側に隣接して押える板状リング等による押え部材24を設けている。
なお、第2の防水部25の前記押え部材26を不要としている。
【0033】
(実施形態3)
図8は実施形態3のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、前述した実施形態1と同様の構成において、図示のように、凹部17に第2の防水部25を一体成形することで、前記押え部材26を不要とするとともに、組み付け性の向上を図ったものである。
【0034】
(実施形態4)
図9は実施形態4のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、前述した実施形態1と同様の構成において、図示のように、受け側コネクタ10の大径中間部12のリング状溝に、Oリング等による第1の防水部23を外周側に設けて、この第1の防水部23を内周側から押えるリング等による押え部材24を設けたものである。
【0035】
このように、Oリング等による第1の防水部23を使用する場合は、この第1の防水部23を内周側から押えるリング等による押え部材24を組み付けて、組み付け性の向上を図るようにしても良い。
【0036】
(実施形態5)
図10は実施形態5のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、前述した実施形態1と同様の構成において、図示のように、第1の防水部23の前記押え部材24を不要として、非防水タイプのプラグ40を接続したものである。すなわち、開口部16の接続部13内に、非防水タイプのプラグ40のプラグ側コネクタ41を挿入して電気的接続している。
【0037】
このように、開口部16の接続部13に非防水タイプのプラグ40のプラグ側コネクタ41を挿入して電気的接続した状態において、筐体内を防水状態に保持することできるが、その電気的接続状態の電極間は浸水するため、通信は不可能となる。
【0038】
(実施形態6)
図11は実施形態6のコネクタ防水構造を示す縦断側面図で、前述した実施形態5と同様の構成において、図示のように、非防水タイプのプラグ40に防水アダプタ42を設けたものである。すなわち、非防水タイプのプラグ40のプラグ側コネクタ41の基部に、第2の防水部25内に嵌合する防水アダプタ42を組み付けている。
【0039】
このように、非防水タイプのプラグ40に防水アダプタ42を設けておけば、そのプラグ側コネクタ41を開口部16の接続部13に挿入して電気的接続した状態において、筐体内を防水状態に保持することできるとともに、コネクタ挿入部も防水状態に保持して、通信を可能とすることできる。
【0040】
(変形例1)
図12は変形例1を示すもので、図4の案内部22の固定構造を示しており、図示のように、下ケース1の底面に、一対の案内部22の下端部を挿入してそれぞれ固定する溝部18を形成して、この溝部18に案内部22の下端部を挿入して固定している。
【0041】
このように、フローティング支持部21において、図4では案内部22の先端をフリーとしていたが、下ケース1の底面に形成した溝部18に案内部22の下端部を挿入して固定することで、コネクタ接続時及びその接続解除時の剛性を向上することができる。
【0042】
なお、フローティング支持部21は、図示例のネジ止めによる固定の他、位置決めピン等の位置決め構造を採用しても良い。
【0043】
(変形例2)
図13は変形例2を示すもので、図13(a)はプラグ挿入前を示した一半部を示して、図13(b)はプラグ挿入後を示した他半部を示しており、19・33は位置決め部である。すなわち、下ケース1の凹部17が開口する外面に、傾斜面による位置決め部19を形成して、プラグ30には、対応する傾斜面による位置決め部33を形成する。これら位置決め部19・33の位置及びその傾斜角度等は、第2の防水部25とプラグ30の大径部32とが最適なシール位置に留まるように設定する。
【0044】
このように、下ケース1の凹部17が開口する外面に傾斜面による位置決め部19を形成して、プラグ30に対応する傾斜面による位置決め部33を形成しておけば、図13(b)に示すように、開口部16において、受け側コネクタ10の接続部13内にプラグ側コネクタ31を接続するとともに、互いに対応する傾斜面による位置決め部19・33の当接により、凹部17において、第2の防水部25に対しプラグ30の大径部32が最適なシール位置をもって圧接状態となる。
【0045】
(他の変形例)
なお、以上の実施形態においては、携帯電話としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラ、PDA、ノートパソコン、ウェアラブルパソコン、電卓、電子辞書など、コネクタを備える電子機器すべてに用いることができる。
また、実施形態では、挿入するコネクタとしたが、それ以外に端子同士を圧接するコネクタであってもよい。
そして、フローティング支持部については、受け側コネクタと一体的に、支軸が貫通する孔を設けた構造であってもよい。この場合、遊動自在とするには支軸の周囲にスプリングなどを設ければよい。
さらに、防水部の断面形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成を示すもので、携帯電話を示した斜視図である。
【図2】図1の携帯電話のコネクタ部を示すもので、上ケースを外した状態を示した斜視図である。
【図3】図2のコネクタ部の分解斜視図である。
【図4】図2のフローティング支持部を反対側から見た斜視図である。
【図5】図2のコネクタ部にプラグを接続する例を示した斜視図である。
【図6】実施形態1のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図7】実施形態2のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図8】実施形態3のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図9】実施形態4のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図10】実施形態5のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図11】実施形態6のコネクタ防水構造を示す縦断側面図である。
【図12】変形例1を示すもので、図4の案内部の固定構造を示した斜視図である。
【図13】変形例2を示すもので、プラグ挿入前を示した一半部の横断平面図(a)とプラグ挿入後を示した他半部の横断平面図(b)である。
【符号の説明】
【0047】
1・2・7 筐体
8 回路基板
10 受け側コネクタ
11 基部
12 大径中間部
13 接続部
14 コネクタ基板
15 フレキシブルプリント基板
16 開口部
17 凹部
18 溝部
19 位置決め部
21 フローティング支持部
22 案内部
23 第1の防水部
24 押え部材
25 第2の防水部
26 押え部材
30 プラグ
31 プラグ側コネクタ
32 大径部
33 位置決め部
40 非防水のプラグ
41 プラグ側コネクタ
42 防水アダプタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体の内部に組み込まれる受け側コネクタと、
筐体の内部と外部とを連通し、前記受け側コネクタのプラグ側コネクタとの接続部が配置される開口部と、
筐体の前記開口部が開口する内部の開口面と前記受け側コネクタとの間に設けられる第1の防水部と、
筐体の前記開口部の外部側に設けられ前記プラグ側コネクタとの防水を図る第2の防水部と、
筐体の内部において前記受け側コネクタを前記開口面に沿ってフローティング可能に支持するフローティング支持部と、を備えることを特徴とするコネクタ防水構造。
【請求項2】
前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ防水構造。
【請求項3】
前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接面側に一体成形されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ防水構造。
【請求項4】
前記第1の防水部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接面に形成したリング状溝に組み込まれるOリングまたはリング状シール部材であることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ防水構造。
【請求項5】
前記Oリングまたはリング状シール部材を前記リング状溝に保持する押え部材が設けられることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ防水構造。
【請求項6】
前記フローティング支持部は、前記受け側コネクタの前記筐体内部の開口面との当接状態を保ちながら前記開口面に沿った移動を案内する案内部を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ防水構造。
【請求項7】
前記案内部は、前記筐体に固定されることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ防水構造。
【請求項8】
前記第2の防水部は、筐体の前記開口部が開口する外部の開口面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ防水構造。
【請求項9】
前記第2の防水部は、筒状シール部材であることを特徴とする請求項8に記載のコネクタ防水構造。
【請求項10】
前記第2の防水部は、前記筐体外部の開口面側に一体成形されることを特徴とする請求項8に記載のコネクタ防水構造。
【請求項11】
筐体の前記開口部の外部側と前記プラグ側コネクタとに、前記第2の防水部に対し位置決めする位置決め部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ防水構造。
【請求項12】
前記プラグ側コネクタには、前記第2の防水部と当接する防水アダプタが設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ防水構造。
【請求項13】
請求項1から12のいずれか一項に記載のコネクタ防水構造によるコネクタを備えることを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−86672(P2010−86672A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−251380(P2008−251380)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(504149100)株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ (893)
【Fターム(参考)】