説明

コネクタ

【課題】コネクタにフェライトビーズを組み付ける際の作業性向上を図るとともに、電線を接続した端子の曲がりを防止するように構成したコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング3には、フェライトビーズ25を収容するためのフェライトビーズ収容部27が設けられている。壁部27bの自由端部に抜け止め突起23が形成され、その一面はテーパ面23aに形成されている。フェライトビーズ25を矢印A方向から収容部27内に挿入すると、その一端が抜け止め突起23のテーパ面23aに当接し、壁部27bが外側に変形するので、フェライトビーズ25を直線状に挿入することができる。所定位置まで挿入すると、フェライトビーズ25が抜け止め突起23を乗り越え、壁部27bが元の形状に復帰する。この結果、抜け止め突起23がフェライトビーズ25の後端を係止し、抜け出し不可になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種電線の接続に用いられるコネクタに関し、特に自動車のエアバッグ制御システムにワイヤハーネスを接続する際に用いて好適なコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
図5及び図6は、下記特許文献1に開示された電気コネクタ用プラグ及びその組立方法の構成を示すものである。
【0003】
電気コネクタ用プラグ101は、図5に示すようにハウジング134とキャップ136とを備えている。
【0004】
ハウジング134には、略四角筒のプラグ部分131が下方に突出するように形成され、その内部に図6(a)に示したコンタクト(端子)130を挿入するための収容部131aが形成されている。また、収容部131aに、コンタクト130を係止するためのコンタクトロック131bが設けられている。更に、プラグ部分131の両側面の外側に、一対の円弧状の弾性脚部141が設けられている。
【0005】
ハウジング134には、図6に示す電線132の延在方向からノイズフィルタであるフェライトビーズ135を挿入可能とする挿入空間171が設けられている。この挿入空間171は、底面171aと、両側面171bと先端当たり面171cとで区画されている。この挿入空間171の上面と、電線132の延在方向の側面が開放されている。
【0006】
挿入空間171の底面171aには、フェライトビーズ135の後端に対する抜け止め手段としてのリブ172が一体に設けられている。このリブ172は、フェライトビーズ135の挿入方向に傾斜し、抜け止め方向に当たり面を有する断面にすることが好ましく、またフェライトビーズ135の後端に沿うように、底面171aの左右に延在していることが好ましい。
【0007】
挿入部の両側面171bには、フェライトビーズ135の側面に当たるリブ173が相互に対向するように一体に設けられている。このリブ173の間の間隔は、フェライトビーズ135の幅より僅かに小さくなっており、フェライトビーズ135の側面にリブ173が当たり、フェライトビーズ135のガタツキを抑えるようになっている。
【0008】
一方、キャップ136は、タブ部137を折り返すことによりハウジング134に被さるように構成されている。キャップ136の両側面には、ハウジング134の突起部134aに対するロック部136aが設けられている。このキャップ136は、フェライトビーズ135の後端に対する壁面175を有する。この壁面175は、電線132の引き出しを可能にするとともに、フェライトビーズ135の後端の一部に当たる背の低い第1壁面175aと、フェライトビーズ135の後端の両側の前面に当たる背の高い第2壁面175bとからなる。
【0009】
また、キャップ136の底面には、フェライトビーズ135の上部分が嵌まる収納部136bが窪み状に設けられている。この収納部136bの一部は、凹字状にスリットが切り込まれることにより、弾性片136cとなっている。この弾性片136cの上側にはリブ136dが一体に設けられ、フェライトビーズ135の上部分に当接して、フェライトビーズ135のガタツキを抑えるようになっている。
【0010】
次に、図6(a)、(b)、(c)を参照して電気コネクタ用プラグ101の組立手順を説明する。
【0011】
図6(a)に示すように、コンタクト130と端部を有する電線132とが結線部133で結合された状態のものが、ハウジング134のプラグ部分131内の収納部131a内に挿入される。この収納部131aは、図5を参照して説明したように略L字状の窪みに形成され、収納部131aでコンタクト130の位置が決まる。これにより、ハウジング134内での電線134の向きが平行に揃うようになる。
【0012】
また、収納部131a内のコンタクトロック131bにコンタクト130の弾性片が係合することにより、コンタクト130はハウジング134内で係止される。
【0013】
次に、図6(b)に示すように、平行に揃った一対の電線132の端部をフェライトビーズ135の二つの貫通穴に通す。そして、ハウジング134の挿入空間171に向けて、フェライトビーズ135を押し込む。フェライトビーズ135は、自身の端部の面取りと、挿入空間171の入り口の傾斜面とにより、挿入空間171に容易に案内される。
【0014】
フェライトビーズ135は、挿入空間171の底面に設けられた抜け止め用のリブ172に乗り上げて、更に挿入される。フェライトビーズ135がある程度挿入されると、挿入空間171の側面に設けられたリブ173により、フェライトビーズ135の側面が挟まれる。
【0015】
図6(c)に示すように、ハウジング134の挿入空間171の先端にフェライトビーズ135が当たると、フェライトビーズ135は挿入空間171の底面のリブ172を乗り越える。すると、リブ172は、フェライトビーズ135の挿入空間171からの抜け止め機能を果たす。
【0016】
また、挿入空間171の側面のリブ173がフェライトビーズ135の両側面を挟むように当たるので、挿入空間171内のフェライトビーズ135がガタつかない。
【0017】
次に、タブ157でつながっているキャップ136をハウジング134に向けて旋回させ、ハウジング134にキャップ136を被せた状態にして係止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】特開2003−203722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
しかし、前記電気コネクタ用プラグの構成では、挿入空間171内にフェライトビーズ135を挿入する際、リブ172を乗り越えさせるために、図6(a)、(b)、(c)で上方に向けてフェライトビーズ135を持ち上げなければならず、挿入作業が面倒であった。また、フェライトビーズ135を持ち上げると、電線132が接続されたコンタクト130の結線部133の端部が持ち上げられてしまい、コンタクト130が変形するおそれがあった。
【0020】
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノイズフィルタであるフェライトビーズの組み付けを容易に行い得るうえに、端子の変形を防止できるように構成したコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0021】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1)電線が接続された端子と、
前記端子が挿入される端子収容部と、
前記電線が挿通されたフェライトビーズと、
前記フェライトビーズを収容するフェライトビーズ収容部と、
を備えたコネクタであって、
前記フェライトビーズ収容部の一部は前記フェライトビーズの挿入方向に沿って片持ち支持された弾性壁部により画成され、
前記弾性壁部のフェライトビーズ収容側の面の自由端部には抜け止め突起が設けられ、
前記フェライトビーズを前記フェライトビーズ収容部に挿入する際に前記フェライトビーズが前記抜け止め突起に当接して挿入されることで前記弾性壁部を変形させ、前記フェライトビーズの後端部が前記抜け止め突起を乗り越えた時に、前記弾性壁部が元の形状に復帰することで前記抜け止め突起が前記フェライトビーズを抜け出し不可に係止することを特徴とするコネクタ。
【0022】
(2)前記抜け止め突起には、前記フェライトビーズの前記フェライトビーズ収容部への挿入を円滑に行うテーパ面が形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
【0023】
(3)前記弾性壁部及び前記抜け止め突起は、前記フェライトビーズの挿入方向に沿って前記フェライトビーズ収容部を画成する一壁部に設けられたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
【0024】
(4)前記弾性壁部及び前記抜け止め突起は、前記フェライトビーズの挿入方向に沿って前記フェライトビーズ収容部を画成する対向する二壁部に設けられたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
【0025】
上記(1)の構成によれば、フェライトビーズ収容部にフェライトビーズを挿入する際に、フェライトビーズが抜け止め突起に当接することにより弾性壁部が変形して、フェライトビーズのフェライトビーズ収容部への挿入が円滑に行われる。そして、フェライトビーズがフェライトビーズ収容部の所定位置まで挿入された時、抜け止め突起による弾性壁部の付勢が解除され、弾性壁部が元の形状に復帰する。この結果、抜け止め突起がフェライトビーズの後端を係止して、フェライトビーズのフェライトビーズ収容部からの抜け出しが防止される。
【0026】
上記(2)の構成によれば、前記抜け止め突起の前記フェライトビーズとの当接面がテーパ面に形成されているので、前記フェライトビーズ収容部への挿入を円滑に行うことができるとともに、前記弾性壁部の変形も前記フェライトビーズのフェライトビーズ収容部への挿入量に対応して行われる。
【0027】
上記(3)、(4)の構成によれば、前記フェライトビーズ収容部に挿入される前記フェライトビーズは、挿入されている間、弾性壁部により挿入方向に対して片側または両側から押さえられるので、不所望な挿入方向に進むことがない。
【発明の効果】
【0028】
本発明によるコネクタによれば、フェライトビーズをフェライトビーズ収容部内に向けて直線状に挿入するだけで、フェライトビーズ収容部内の所定位置にフェライトビーズを組み付けることができ、組み付け作業の効率化を図ることができる。このとき、端子には曲げ応力が加わらないので、従来のように端子が変形することはない。
【0029】
また、組み付け終了に伴い、弾性壁部と抜け止め突起の作用によりフェライトビーズの抜け出しを防止することができるので、コネクタの信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係るコネクタの第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】コネクタを構成するハウジングとキャップの展開斜視図である。
【図3】フェライトビーズの組み付け状態を示すハウジングとキャップの展開斜視図である。
【図4】組み付けられたコネクタの外観を示す斜視図である。
【図5】従来の電気コネクタ用プラグの構成を示す断面図である。
【図6】(a)は従来の電気コネクタ用プラグの組み付け手順を示す斜視図、(b)はフェライトビーズの組み付け手順を示す斜視図、(c)はフェライトビーズの組み付け状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明に係るコネクタの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
本実施形態におけるコネクタ1は、図1〜図4に示すように、ハウジング3とキャップ5とを備え、両者はヒンジ7により連結されている。ハウジング3、キャップ5、ヒンジ7は、合成樹脂により一体成形されている。
【0033】
ハウジング3の一側面には、凸状のプラグ部9が突出するように形成され、その内部に形成された不図示の端子収容部に、電線11a,11bを接続した端子13a,13bが挿入される。なお、プラグ部9の先端面には、端子挿通孔15a,15bが形成されている。各端子挿通孔15a,15bは、不図示の端子収容部及び端子13a,13bに連通するように形成されている。したがって、図示しない相手方コネクタにプラグ部9を差し込むと、相手方コネクタの雄端子が端子挿通孔15a,15bから端子13a,13b内に挿入され、端子13a,13bに電気的に接続されることになる。
【0034】
なお、プラグ部9の外周囲には、4個のガイド部材17が形成され、相手方コネクタへの差し込みを円滑に行い得るように構成されている。
【0035】
ハウジング3の幅方向の両側面には、係止突起19が形成されている。一方、キャップ5の幅方向の両側面には、弾性を有する係止部材21が形成されている。そして、図4に示すように、ハウジング3にキャップ5を被せた時、係止突起19に係止部材21が係止され、ハウジング3とキャップ5とが強固に一体化されるようになっている。
【0036】
また、ハウジング3の、フェライトビーズ収容部27を画成する幅方向の一方の壁部27bの端部に、抜け止め突起23が形成されている。この抜け止め突起23は、後述するフェライトビーズ25を、端子13a,13bを変形させることなくハウジング3内に収容するとともに、収容されたフェライトビーズ25の抜け出しを防止するために設けられている。
【0037】
フェライトビーズ25を収容するためのフェライトビーズ収容部27は、図2及び図3に示すように、ハウジング3の一側面に凹状に形成されている。即ち、フェライトビーズ収容部27は、基板部27aと、基板部27aの両側に設けられた壁部27b,27cとによって凹状に形成され、後端側と上側が解放端になっている。
【0038】
そして、基板部27aの一部に、図1に示すように、切り欠き部29が形成されて壁部27bが片持ち支持されているので、壁部27bの端部全体が弾性変形可能になっている。即ち、壁部27aが本発明でいう弾性壁部に相当し、その内側端部に抜け止め突起23が形成されている。抜け止め突起23のフェライトビーズ挿入側の一側面にはテーパ面23aが形成され、矢印A方向からフェライトビーズ収容部27内に挿入されるフェライトビーズ25が円滑に挿入されるようになっている。
【0039】
フェライトビーズ25は、ノイズフィルタである。車両に搭載されたエアバッグシステムにあっては、電線や各種電子機器、携帯電話等から発生する種々の電磁波に起因するノイズ電流によって、不図示のインフレータが誤爆する恐れがないように、フェライトビーズ25が配設されている。これにより、前記誤爆を未然に防止している。
【0040】
次に、コネクタ1の組み付け手順を説明する。
ハウジング3及びキャップ5は、ヒンジ7を介して図2に示すように展開される。この状態で、不図示の端子収容部に端子13a,13bを挿入する。この結果、端子13a,13bに接続されている電線11a,11bが、フェライトビーズ収容部27からハウジング3外に導出される。
【0041】
次いで、図2に示すように、フェライトビーズ25に形成された電線挿通孔25a,25bに電線11a,11bを挿通させ、矢印Aで示すようにフェライトビーズ収容部27に向けてフェライトビーズ25を挿入する。
【0042】
フェライトビーズ25の先端がフェライトビーズ収容部27内に挿入されると、その先端の一部25cが抜け止め突起23に形成されたテーパ面23aに当接するとともに、反対側の側面25dが壁部27cに当接する。したがって、フェライトビーズ25の挿入が進行するにつれて壁部27b全体が外側に弾性的に撓み変形し、フェライトビーズ25はフェライトビーズ収容部27内に直線状に挿入される。
【0043】
この間、フェライトビーズ25の側面25dは常に壁部27cに当接しているので、この当接面を基準として壁部27bが撓み変形し、その弾性によってフェライトビーズ25全体を押えるようになる。この結果、フェライトビーズ25が例えば図2の上方に変位する等の不都合がなく、直線状にフェライトビーズ収容部27内に挿入されるので、端子13a,13bの曲がり等の変形を防止できる。
【0044】
また、フェライトビーズ25が抜け止め突起23を乗り越える際に、壁部27cがコネクタ1の幅方向に変位するので、フェライトビーズ25が上方に変位することがなく、端子13a,13bの変形を防止することができる。
【0045】
フェライトビーズ25がフェライトビーズ収容部27内の所定位置まで挿入されると、フェライトビーズ25が抜け止め突起23を乗り越え、外側に付勢されていた壁部27bが自身の弾性により元の形状に復帰する。そして、抜け止め突起23が、図3に示すようにフェライトビーズ25の後端面25eを係止し、フェライトビーズ25の抜け止めがなされる。
【0046】
次に、ヒンジ7を利用してハウジング3にキャップ5を被せると、キャップ5に形成された電線挿通部31に電線11a,11bが差し込まれ、電線11a,11bが並列状態で導出されるようになる。また、図4に示すように、ハウジング3に形成されている係止突起19にキャップ5に形成されている係止部材21が係止され、コネクタ1の組み付けが完了する。
【0047】
以上に説明したように、本実施形態にあっては、フェライトビーズ25をフェライトビーズ収容部27に収容する際、フェライトビーズ25を持ち上げる必要はなく、直線状に挿入するだけでよい。したがって、組み付け作業を効率的に行うことができ、端子13a,13bの変形も防止できる。
【0048】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0049】
例えば、弾性壁部として壁部27bが設けられているが、壁部27cについても弾性的に撓み変形可能に構成し、その自由端部に抜け止め突起を設けてもよい。また、両壁部27b、27cを弾性壁部として撓み変形可能に構成し、その自由端部に抜け止め突起を設けてもよい。また、端子の数も前記に限定されず、必要に応じて増減することができる。
【符号の説明】
【0050】
1 コネクタ
3 ハウジング
5 キャップ
7 ヒンジ
9 プラグ部
11a,11b 電線
13a,13b 端子
15a,15b 端子挿通孔
17 ガイド部材
19 係止突起
21 係止部材
23 抜け止め突起
23a テーパ面
25 フェライトビーズ
27 フェライトビーズ収容部
29 切り欠き部
31 電線挿通部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線が接続された端子と、
前記端子が挿入される端子収容部と、
前記電線が挿通されたフェライトビーズと、
前記フェライトビーズを収容するフェライトビーズ収容部と、
を備えたコネクタであって、
前記フェライトビーズ収容部の一部は前記フェライトビーズの挿入方向に沿って片持ち支持された弾性壁部により画成され、
前記弾性壁部のフェライトビーズ収容側の面の自由端部には抜け止め突起が設けられ、
前記フェライトビーズを前記フェライトビーズ収容部に挿入する際に前記フェライトビーズが前記抜け止め突起に当接して挿入されることで前記弾性壁部を変形させ、前記フェライトビーズの後端部が前記抜け止め突起を乗り越えた時に、前記弾性壁部が元の形状に復帰することで前記抜け止め突起が前記フェライトビーズを抜け出し不可に係止することを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記抜け止め突起には、前記フェライトビーズの前記フェライトビーズ収容部への挿入を円滑に行うテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記弾性壁部及び前記抜け止め突起は、前記フェライトビーズの挿入方向に沿って前記フェライトビーズ収容部を画成する一壁部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記弾性壁部及び前記抜け止め突起は、前記フェライトビーズの挿入方向に沿って前記フェライトビーズ収容部を画成する対向する二壁部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−82026(P2011−82026A)
【公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−233578(P2009−233578)
【出願日】平成21年10月7日(2009.10.7)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】