説明

コンタクト及び該コンタクトを使用するコネクタ

【課題】本発明はコネクタ80の小型化や狭ピッチ化にも影響を与えないで、安定した治具90の接触面積(押す面積)が確保でき、大きな電流も流すことができるコンタクト30を提供する。
【解決手段】本目的は、相手物との接触する接触部32とハウジング82に固定する固定部34と接続物に接続する接続部36を備えるL型のコンタクト30において、前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分に孔38を設け、前記コンタクト30を前記ハウジング82に固定する際に前記孔38の端面40を押すことにより挿入することを特徴とするL型のコンタクト30により達成できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラやビデオカメラや携帯端末等の電気機器や電子機器に使用されるコンタクトに関するもので、特にコンタクトの固定構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のコンタクト50は、図5のように略L字形状をし、少なくとも相手物と接触する接触部52とハウジング82に固定する固定部54と接続物に接続する接続部56を備えている。前記コンタクト50は前記ハウジング82に設けられた挿入孔84に圧入や引っ掛け等によって固定されている。前記ハウジング82の挿入孔84に、前記コンタクト50を挿入する際には、図6のように、前記固定部54と前記接続部56間に設けられた2つの段部58を所定の治具で押すことにより挿入している。
下記に、弊社が既に提案した案件で、コンタクトの所定の位置に孔を設けた特許文献1(特開平11−312560号)と特許文献2(特開2004−206908)及びコンタクトに治具により押す部分を設けた特許文献3(特開平09−050842号)を示す。
【特許文献1】特開平11−312560号の要約によると、狭小ピッチで配置されたチューニングホーク型のソケットコンタクト14・141でも、クロストークが発生し難く、高速伝送可能な電気コネクタ10を提供することを目的とし、絶縁体12とこの絶縁体12に保持・固定されると共に一端側に基板に接続する接続部26とほぼ中央部に前記絶縁体12に固定する固定部24ともう一端側に相手コンタクトと接触する接触部22とを有する平行に配置された2枚の接触片18とから構成されるソケットコンタクト14とからなる電気コネクタ10において、前記ソケットコンタクト14の固定部24の中央部付近に孔20を設けることにより達成できる構造の電気コネクタが開示されている。 ちなみに、特開平11−312560号の特許請求の範囲には、請求項1として、絶縁体とこの絶縁体に保持・固定されると共に一端側に基板に接続する接続部とほぼ中央部に前記絶縁体に固定する固定部ともう一端側に相手コンタクトと接触する接触部とを有する平行に配置された2枚の接触片とから構成されるソケットコンタクトとからなる電気コネクタにおいて、前記ソケットコンタクトの固定部の中央部付近に孔を設けたことを特徴とする電気コネクタが開示されている。
【特許文献2】特開2004−206908の要約によると、コンタクト14の接触部16の弾性を確保しながら、特性インピーダンスの整合を図ることのできる電気コネクタ10を提供を目的とし、相手コネクタ若しくは基板と接触する接触部16とハウジング12に固定される固定部18と基板に接続される接続部22とを有する所要数のコンタクト14と、コンタクト14が固定されるとともに相手コネクタ等が挿入される嵌合口28を有するハウジング12とを備える電気コネクタ10において、長手方向のコンタクト14間を同一間隔にし、コンタクト14の接触部16と固定部18との間に孔20を設けることにより達成できる。孔10は接触部16に近い側を広く、固定部18に近づくに従って細くなるようにする構造の電気コネクタが開示されている。 ちなみに、特開2004−206908の特許請求の範囲のは、請求項1として、相手コネクタ若しくは基板と接触する接触部とハウジングに固定される固定部と基板に接続される接続部とを有する所要数のコンタクトと、該コンタクトが固定されるとともに相手コネクタ若しくは基板が挿入される嵌合口を有するハウジングとを備える電気コネクタにおいて、長手方向の前記コンタクト間を同一間隔にし、前記コンタクトの接触部と固定部との間に孔を設けたことを特徴とする電気コネクタが開示され、請求項2として、長手方向の隣接する前記コンタクト間を同一間隔にし、特性インピーダンスの整合をとったことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタが開示され、請求項3として、前記コンタクトの接触部の弾性をよくするために、前記接触部に近い側を広く、前記固定部に近づくに従って細くなるような前記孔を設けたことを特徴とする請求項2記載の電気コネクタが開示され、請求項4として、前記孔の形状を三角形にしたことを特徴とする請求項2乃至3記載の電気コネクタが開示されている。
【特許文献3】特開平09−050842号の要約によると、簡単な治具の構造で容易に圧入できるプレスインコンタクト10を提供することを目的とし、前記プレスインコンタクト10の位置決め部12が治具の押す面A14を有する2つの板状片13と、この板状片13と接続部18を連結する連結部15とからなり、接続部18を略J字形に曲げ、位置決め部12と接続部18の中心軸をずらすこと、また、前記板状片13をC状に湾曲させ、位置決め部12の板状片13と接続部18の中心軸をずらすようにする構造のプレスインコンタクトが開示されている。 ちなみに、特開平09−050842号の特許請求の範囲には、請求項1として、相手コネクタと接続する接続部と、印刷配線板の円筒状のスルーホール部に圧入固定される圧入部と、基板への誘いこみの接触部との各部分から構成されているプレスインコンタクトにおいて、前記プレスインコンタクトの位置決め部が治具の押す面Aを有する2つの板状片と、この板状片と略J字形に形成した接続部を連結する連結部とからなり、位置決め部と接続部の中心軸をずらしたことを特徴とするプレスインコンタクトが開示され、請求項2として、最初に金属板材から平板状のプレスインコンタクト材を打ち抜き、次に前記工程によって打ち抜かれたプレスインコンタクト材の圧入部分の断面形状を略V字形に絞り加工し、続いて前記絞り加工によって略V字形の断面形状にされた圧入部分を更に内側をU字形状にし、外側を複数個の円弧部と直線部を持つように絞り、更に板状片13と接続部18とを切断し、その後接続部18を略J字形に曲げ加工を行い、最後にプレスインコンタクトの形状になったものを金属板から切断する、上記工程を順次行うことにより造るプレスインコンタクトの製造方法が開示され、請求項3として、相手コネクタと接続する接続部と、印刷配線板の円筒状のスルーホール部に圧入固定される圧入部と、基板への誘いこみの接触部との各部分から構成されているプレスインコンタクトにおいて、前記プレスインコンタクトの位置決め部が治具の押す面Aを有する2つの板状片と、この板状片と接続部を連結する連結部とからなり、前記板状片をC状に湾曲させ、位置決め部の板状片と接続部の中心軸をずらしたことを特徴とするプレスインコンタクトが開示されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、電気・電子機器の小型化に伴い、コネクタも小型化し、狭ピッチ化も進んできている。また、コネクタが電力用に使用される場合、コンタクトには大きな電流が流れることになり、電気抵抗を考えた時に大きな電流を流すには出来る限り大きな面積があった方が有利である。また、コンタクトをハウジング等の絶縁体に挿入する場合には、治具などで圧入しているが、治具で圧入する際には治具で押す場所が必要不可欠になる。治具で押す場所としては、従来で説明したように(図5のように)、前記固定部と前記接続部間に2つの段部を設け、この段部を押すこと(図6のように)が多い。このような段部の場合、流れる電流が制限されることになる。さらに、このような段部では、コンタクト形成時のダレやRにより、押すフラット面積が小さくなる。
特許文献1と特許文献2には、インピーダンスの整合を図るべく、コンタクトに孔が設けられているが、特許文献1と特許文献2の構造ではコンタクトに設けられた孔を治具で押すことはできない。
特許文献3は、プレスインコンタクトに関するものであり、ハウジング等の絶縁体へ挿入しないで直接基板へ圧入するものである。そのため、ハウジングの肉厚等の制限を受けることがない。相手物の接続方向から圧入している。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、コネクタの小型化や狭ピッチ化にも影響を与えないで、安定した治具の接触面積(押す面積)が確保でき、大きな電流も流すことができるコンタクトを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本目的は、請求項1記載のように、相手物との接触する接触部12とハウジング82に固定する固定部14と接続物に接続する接続部16を備えるコンタクト10において、前記固定部14を略垂直に折り曲げた折曲片18とし、前記コンタクト10を前記ハウジング82に固定する際に前記折曲片18の端面20を押すことにより挿入することを特徴とするコンタクト10により達成できる。
また、本目的は、請求項2のように、相手物との接触する接触部32とハウジング82に固定する固定部34と接続物に接続する接続部36を備えるL型のコンタクト30において、前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分に孔38を設け、前記コンタクト30を前記ハウジング82に固定する際に前記孔38の端面40を押すことにより挿入することを特徴とするL型のコンタクト30により達成できる。
【0006】
請求項3記載のコネクタ80は、請求項1または請求項2記載のコンタクト10、30を、前記ハウジング82に固定する際に前記折曲片18または前記孔38の端面20、40を押すことにより挿入することを特徴とするコネクタ80にある。
【発明の効果】
【0007】
以上の説明から明らかなように、本発明のコンタクトによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)相手物との接触する接触部12とハウジング82に固定する固定部14と接続物に接続する接続部16を備えるコンタクト10において、前記固定部14を略垂直に折り曲げた折曲片18とし、前記コンタクト10を前記ハウジング82に固定する際に前記折曲片18の端面20を押すことにより挿入することを特徴とする請求項1のコンタクト10にしているので、コネクタ80の小型化、狭ピッチ化にも影響を与えることがなく、治具90との安定した接触面積を確保でき、かつ、安定して圧入ができ、大きな電流を流すことができる。
(2)相手物との接触する接触部32とハウジング82に固定する固定部34と接続物に接続する接続部36を備えるL型のコンタクト30において、前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分に孔38を設け、前記コンタクト30を前記ハウジング82に固定する際に前記孔38の端面40を押すことにより挿入することを特徴とする請求項2のL型のコンタクト30にしているので、コネクタ80の小型化、狭ピッチ化にも影響を与えることがなく、治具90との安定した接触面積を確保でき、かつ、安定して圧入ができ、大きな電流を流すことができる。
(3)請求項3記載のコネクタ80は、請求項1または請求項2記載のコンタクト10、30を、前記ハウジング82に固定する際に前記折曲片18または前記孔38の端面20、40を押すことにより挿入することを特徴とするコネクタ80にしているので、コネクタ80の小型化、狭ピッチ化にも影響を与えることがなく、治具90との安定した接触面積を確保でき、かつ、安定して圧入ができ、大きな電流を流すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1から図4に基づいて、本発明のコネクタの一実施例について説明する。
図1(A)は本発明のコンタクトの斜視図であり、(B)は(A)とは別のコンタクトの斜視図であり、(C)はさらに別のコンタクトの斜視図である。図2(A)は図1(B)のコンタクトの圧入を説明する図面であり、(B)は図1(C)のコンタクトの圧入を説明する図面である。図3(A)は図1(A)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図であり、(B)は図1(B)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図であり、(C)は図1(C)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図である。図4はハウジングの斜視図である。
【0009】
コンタクト10、30は、金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクトの材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
【0010】
図に基づいて、図1(A)のコンタクトについて説明する。前記コンタクト10は、少なくとも相手物との接触する接触部12とハウジング82に固定する固定部14と接続物に接続する接続部16を備えている。
前記接触部12は、相手コネクタのコンタクトや基板やフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)やフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC」という)を含めた接続対象物と接触する部分であり、接触し易いような形状や寸法に適宜設計する。本実施例では、略L字形状にしている。
前記接続部16は、基板やFPCやケーブルと接続する部分であり、接続性や強度等を考慮して形状や寸法を適宜設計する。本実施例では、表面実装(SMT)タイプにしているが、L型ディップやストレートディップであってもよい。ストレートディップについては、図1(B)に図示した通りであり、図1(A)のコンタクトとは接続部の形状が相違しているだけである。L型ディップは図1(A)の接続部をさらに延ばしたものである(図示せず)。
【0011】
前記固定部14は絶縁物であるハウジング82に固定する部分であり、前記固定部14を略垂直に折り曲げた折曲片18に形成している。前記固定部14を前記折曲片18に形成することで、治具90の接触する部分を確保している。前記折曲片18の形状・大きさは、コネクタ80の小型化や前記ハウジング82の強度やコンタクト保持力や圧入のし易さ等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記固定部14の形状を略U字形状にしている。
【0012】
図に基づいて、図1(C)のコンタクトについて説明する。前記コンタクト30は、略L字形状をし、少なくとも相手物との接触する接触部32とハウジング82に固定する固定部34と接続物に接続する接続部36と前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分に設けられた孔38を備えている。
前記接触部32は、相手コネクタのコンタクトや基板やフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)やフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC」という)を含めた接続対象物と接触する部分であり、接触し易いような形状や寸法に適宜設計する。本実施例では、略L字形状にしている。
前記接続部36は、基板やFPCやケーブルと接続する部分であり、接続性や強度等を考慮して形状や寸法を適宜設計する。本実施例では、表面実装(SMT)タイプにしているが、L型ディップであってもよい。L型ディップは図1(C)の接続部をさらに延ばしたものである(図示せず)。
前記固定部34は絶縁物であるハウジングに固定する部分であり、前記固定部34にボス等の圧入部が設けられている。前記固定部34の形状・大きさはコンタクト保持力やハウジング82の強度等を考慮して適宜設計している。
【0013】
前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分には孔38が設けられている。前記孔38は、前記コンタクト30の圧入の際に治具90によって押す部分である。前記孔38の形状・大きさは治具90の押し易さやコンタクトの保持力や強度や流す電流等を考慮して適宜設計している。本実施例では略四角形状にし、大きさは1.0(幅)X2.0(奥行き)mmにしている。
【0014】
以下では、上述した図1(A)のコンタクト及び図1(B)のコンタクトと図1(C)のコンタクトを使用したコネクタ80について説明する。両者のコンタクト10、30ともに、コネクタ80に使用する場合には、絶縁物であるハウジング82に圧入される。以下で、ハウジング82について説明する。
【0015】
ハウジング82について説明する。このハウジングは電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記ハウジング82には、所要数のコンタクト10、30が装着される挿入孔84が設けられている。前記挿入孔84は前記コンタクト10、30より幾分大きくし、前記コンタクト10、30に設けられた圧入部22を圧入することで、前記コンタクト10、30を前記挿入孔84に固定している。前記挿入孔84は、前記コンタクト10、30の形状・大きさやコネクタ80の小型化や前記ハウジング84の強度等を考慮して適宜設計している。
【0016】
最後に、圧入の仕方について説明する。
まず、図1(B)のコンタクトの場合は、接続部方向から図2(A)のように、治具90で前記固定部14である前記折曲片18の端面20を押すことにより挿入(圧入)している。
【0017】
次に、図1(C)のコンタクトの場合は、接続部方向から図2(B)のように、治具90で前記固定部34と前記接続部36の間の折曲部分に設けられた前記孔38の端面40を押すことにより挿入(圧入)している。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明の活用例としては、デジタルカメラやビデオカメラや携帯端末等の電気機器や電子機器に使用されるコンタクトに活用され、特にコンタクトの固定構造に関するものである。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】(A) 本発明のコンタクトの斜視図である。(B) (A)とは別のコンタクトの斜視図である。(C) さらに別のコンタクトの斜視図である。
【図2】(A) 図1(B)のコンタクトの圧入を説明する図面である。(B) 図1(C)のコンタクトの圧入を説明する図面である。
【図3】(A) 図1(A)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図である。(B) 図1(B)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図である。(C) 図1(C)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図である。
【図4】ハウジングの斜視図である。
【図5】従来のコンタクトの斜視図である。
【図6】従来のコンタクトの圧入を説明する図面である。
【符号の説明】
【0020】
10、30、50 コンタクト
12、32、52 接触部
14、34、54 固定部
16、36、56 接続部
18 折曲片
20、40 端面
22 圧入部
38 孔
58 段部
80 コネクタ
82 ハウジング
84 挿入孔
90 治具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
相手物との接触する接触部とハウジングに固定する固定部と接続物に接続する接続部を備えるコンタクトにおいて、
前記固定部を略垂直に折り曲げた折曲片とし、前記コンタクトを前記ハウジングに固定する際に前記折曲片の端面を押すことにより挿入することを特徴とするコンタクト。
【請求項2】
相手物との接触する接触部とハウジングに固定する固定部と接続物に接続する接続部を備えるL型のコンタクトにおいて、
前記固定部と前記接続部の間の折曲部分に孔を設け、前記コンタクトを前記ハウジングに固定する際に前記孔の端面を押すことにより挿入することを特徴とするL型のコンタクト。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載のコンタクトを、前記ハウジングに固定する際に前記折曲片または前記孔の端面を押すことにより挿入することを特徴とするコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−293892(P2008−293892A)
【公開日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−140416(P2007−140416)
【出願日】平成19年5月28日(2007.5.28)
【出願人】(000208835)第一電子工業株式会社 (182)
【Fターム(参考)】