説明

コードスイッチを用いた車両通行台数計測装置

【課題】ハードウェアが安価で、リアルタイムに、正確に、自動で計測できるコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置を提供する。
【解決手段】車両が通行する場所に布設されるコードスイッチ2と、該コードスイッチ2の電極同士の接触により生じる電極間の電圧変化から上記コードスイッチ2上を車両が通過中であることを示す通過中信号を検出する車両検出部6と、その通過中信号検出の回数を計数して車両通行台数を計測する台数計測部7とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードウェアが安価で、リアルタイムに、正確に、自動で計測できるコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の通行台数を計測したり速度を計測する方法・装置として、従来は、次のようなものが知られている。
(1)道路脇で人がマニュアルカウンタを用いて計数する。あるいはカメラで撮像した画像を人が見て計数する。
(2)カメラで撮像した画像を画像処理装置で処理し、車両を識別して計数する。
(3)超音波や光線を道路に照射し、その反射波が得られた回数や透過光が遮断された回数を計数する。
(4)車両が通過するときの磁場の変化を磁気センサで検出してその回数を計数する。
【0003】
【特許文献1】特開平9−62984号公報
【特許文献2】特再平9−021235号公報
【特許文献3】特開2004−272360号公報
【特許文献4】特再平6−235774号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の方法・装置には次のような問題がある。
(1)人による計測は人件費がかかると共に人的誤差が避けられない。
(2)カメラや画像処理のソフトウェアは高価であり、また、昼間と夜間の計測で感度調整が必要になる。また、リアルタイムの台数計測を実施するには高速の演算処理装置を必要とする。
(3)超音波発信器・受信機、光源・受光器などのハードウェアは高価である。超音波や光線による計測は、気象条件で誤差が発生する可能性がある。
(4)磁気センサのハードウェアは高価である。
【0005】
以上の問題を考慮すると、車両通行台数計測装置は、ハードウェアが安価であること、リアルタイムに計測できること、正確に計測できること、自動で計測できることなどが望まれる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、ハードウェアが安価で、リアルタイムに、正確に、自動で計測できるコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、車両が通行する場所に布設されるコードスイッチと、該コードスイッチの電極同士の接触により生じる電極間の電圧変化から上記コードスイッチ上を車両が通過中であることを示す通過中信号を検出する車両検出部と、その通過中信号検出の回数を計数して車両通行台数を計測する台数計測部とを備えたものである。
【0008】
車両の通行方向に間隔を隔てて配置される2本の上記コードスイッチと、各々のコードスイッチ用の上記車両検出部と、上記コードスイッチ配置間隔を両車両検出部における通過中信号の検出時間差で除すことにより、上記コードスイッチ間を車両が通過した速度を検出する車両速度検出部とを備えてもよい。
【0009】
車両検出部において上記通過中信号の検出時間差より短い時間差で検出される複数の通過中信号間の時間差を上記車両の前後輪通過時間差として求める前後輪通過時間差検出部と、その前後輪通過時間差に上記車両速度を乗じて該車両の前後輪間隔を求める前後輪間隔検出部と、その前後輪間隔があらかじめ登録されている現存車両の前後輪間隔と合致するとき、上記複数の通過中信号を1台の車両によるものと判定し、その判定に従って上記台数計測部に台数計測をさせる車両同一判定部とを備えてもよい。
【0010】
上記2本のコードスイッチがあらかじめ上記配置間隔を隔てて1枚のシートに取り付けられてもよい。
【0011】
上記コードスイッチは、中空で弾性を有する長尺の絶縁体と、絶縁体内面に保持され互いに離間された複数の電極とを備えてもよい。
【0012】
上記電極は、螺旋状に巻かれて上記絶縁体の長手方向に延びていてもよい。
【0013】
上記電極は、金属線の周囲が導電性樹脂で覆われてなってもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
【0015】
(1)ハードウェアが安価で、リアルタイムに、正確に、自動で計測できる車両通行台数計測装置が実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0017】
図1に示されるように、本発明に係る車両通行台数計測装置1は、車両が通行する場所に布設されるコードスイッチ2と、該コードスイッチ2の電極同士の接触により生じる電極間の電圧変化から上記コードスイッチ2上を車両が通過中であることを示す通過中信号を検出する車両検出部6と、その通過中信号検出の回数を計数して車両通行台数を計測する台数計測部7とを備えたものである。
【0018】
コードスイッチ2は、中空で弾性を有する長尺の絶縁体と、その絶縁体内面に保持され互いに離間された複数の電極とを備えたものである。コードスイッチ2の布設形態及び本発明に好適な内部構造の形態は後述する。
【0019】
コードスイッチ2の電極3は抵抗器5を介して電源に接続される。また、コードスイッチ2の電極4はアースに接続される。これにより、電極3,4同士が離間しているときには、電極3の電圧は電源電圧であり、電極3,4同士が接触したときは電極3の電圧はアース電圧である。よって、車両検出部6は、電極3の電圧が電源電圧のときコードスイッチ2上には車両がおらず(OFF)、電極3の電圧がアース電圧のときコードスイッチ2上を車両が通過中である(ON)ことを示す通過中信号を検出する。ただし、電極3から得られるON/OFF信号はアナログ的な時定数をもって立ち上がり・立ち下がりをするため、車両検出部6をエッジ形成回路で構成することにより、電極3から得られるON/OFF信号にエッジを形成することで、二値化された通過中信号を得る。そのエッジ形成回路は、汎用のトランジスタや論理素子を用いて構成する。
【0020】
台数計測部7は、二値化された通過中信号の、例えば、立ち下がりエッジを計数するカウンタで構成する。台数計測部7はマイクロコンピュータ(マイコン)で構成し、カウンタはマイコン内蔵の機能で構成するとよい。もちろんパソコンを用いてもよい。
【0021】
次に、コードスイッチ2を複数本用いた実施形態を説明する。
【0022】
図2(a)及び図2(b)に示されるように、この車両通行台数計測装置21は、車両22の通行方向に間隔Lを隔てて配置され、通行方向に交差して布設される2本のコードスイッチ2a,2bと、各々のコードスイッチ2a,2b用に設けられた図1と同様の車両検出部6と、コードスイッチ配置間隔Lを両車両検出部6における通過中信号23,24の検出時間差T2で除すことにより、コードスイッチ2a,2b間を車両22が通過した速度Vを検出する車両速度検出部(図示せず)と、いずれか一方(例えば、コードスイッチ2a用)の車両検出部6において通過中信号23,24の検出時間差T2より短い時間差で検出される複数の通過中信号23f,23r間の時間差T1を車両22の前後輪通過時間差T1として求める前後輪通過時間差検出部(図示せず)と、その前後輪通過時間差T1に車両速度Vを乗じて該車両22の前後輪間隔Dを求める前後輪間隔検出部(図示せず)と、その前後輪間隔Dがあらかじめ登録されている現存車両の前後輪間隔と合致するとき、複数の通過中信号23f,23rを1台の車両22によるものと判定し、その判定に従って台数計測部7に台数計測をさせる車両同一判定部(図示せず)とを備える。
【0023】
図示しない車両速度検出部、前後輪通過時間差検出部、前後輪間隔検出部は、台数計測部7と同じマイコンで構成するとよい。
【0024】
図2の車両通行台数計測装置21の動作を説明すると、まず、コードスイッチ2a上を車両22が通過すると、タイヤがコードスイッチ2aを圧することにより、電極3,4同士が接触するので、通過中信号23(23f,23r)が得られる。通過中信号23fは前輪によるもの、つまり前輪通過中信号である。通過中信号23rは後輪によるもの、つまり後輪通過中信号である。なお、後輪が進行方向に複数並んでいる場合については先頭の後輪から後輪通過中信号23rが得られるものとする。
【0025】
それから検出時間差T2後に、コードスイッチ2b上を車両22が通過すると、通過中信号23と同様の通過中信号24が得られる。なお、図示例では、コードスイッチ2a,2bによる通過中信号23,24の検出時間差T2を算出するとき、両通過中信号23,24とも前輪通過中信号を採用している。
【0026】
コードスイッチ2aによる通過中信号23とコードスイッチ2bによる通過中信号24が1台の車両22によるものかどうかは、後述の判定が終わるまで未知であるが、仮に1台の車両22によるものと仮定し、車両速度検出部は、コードスイッチ配置間隔Lを通過中信号23,24の検出時間差T2で除すことにより、コードスイッチ2a,2b間を車両22が通過した速度Vを検出する。すなわち、V=L/T2である。
【0027】
ここで、例えば、コードスイッチ2a用の車両検出部6において、通過中信号23,24の検出時間差T2より短い時間差で検出される複数の通過中信号23f,23rが存在する。このように通過中信号23は、単発の信号ではなく比較的短時間で断続する信号群から構成される。通過中信号23f,23rはコードスイッチ2上を前輪と後輪が相次いで通過したことによるものである。
【0028】
前後輪通過時間差検出部は、通過中信号23f,23r間の時間差T1を車両22の前後輪通過時間差T1として求める。さらに、前後輪間隔検出部は、その前後輪通過時間差T1に車両速度Vを乗じて該車両22の前後輪間隔Dを求める。すなわち、D=V・T1である。
【0029】
車両同一判定部は、上記の計算で求めた前後輪間隔Dがあらかじめ登録されている現存車両の前後輪間隔と合致するとき、通過中信号23,24を1台の車両22によるものと判定する。前後輪間隔Dが現存車両の前後輪間隔と合致しないときは、通過中信号23,24が互いに異なる車両に由来するものと判定する。通過中信号23,24が1台の車両22によるものであると判定したときは、車両同一判定部は、その判定に従って台数計測部7に台数計測をさせる。
【0030】
台数計測のアルゴリズムは、図4に示されるように、まず、台数計測部7は、ステップS1にて、コードスイッチ2aによる複数のパルス出力を検出する。複数のパルスとは、進行方向に前輪が1個又は2個、後輪が1個又は2個存在することにより生じるものである。台数計測部7は、これら複数のパルス出力の時間間隔T1−1,T1−2,…を記憶する。
【0031】
次いで、台数計測部7は、ステップS2にて、コードスイッチ2bによる複数のパルス出力を検出し、ステップS3にて、コードスイッチ2a,2bで検出したそれぞれの複数のパルス出力の最初のパルス同士の時間間隔T2(つまり通過中信号23,24の検出時間差T2)を算出して記憶する。ステップS4にて、コードスイッチ配置間隔Lを検出時間差T2で除して速度Vを演算する。
【0032】
ステップS5では、コードスイッチ2aによる上記複数のパルス出力(時間間隔T1−1,T1−2,…)の組み合わせと速度Vで前後輪間隔Dを演算する。このとき、互いに時間間隔が離れたパルス出力同士から組み合わせを実行していく。
【0033】
ステップS6では、算出された前後輪間隔Dが適切(現存車両の前後輪間隔と合致)かどうか判断する。不適切(No)であればステップS5に戻り組み合わせを変える。適切(Yes)、すなわち算出された前後輪間隔Dが現存車両の前後輪間隔と合致したのであれば次に進む。
【0034】
ステップS7にて、上記適切と判断された前後輪間隔Dを求めるのに用いたパルス出力列を1組として、その1組のパルス出力列が車両1台に由来するものと判定する。
【0035】
ステップS8にて、上記不適切と判断されて棄却された前後輪間隔Dに合わないパルス出力を次の組み合わせ(注;今回特定した車両とは異なる車両を特定するために本アルゴリズムは繰り返し実行される。その繰り返しにおける次の組み合わせの意)に編入する。今回特定した車両に由来する1組のパルス出力列は次の組み合わせには編入しない。
【0036】
ステップS9にて、過去の車両台数に1台を加算して車両台数を求める。
【0037】
なお、通過中信号23を構成する信号群中の信号個数、または通過中信号24を構成する信号群中の信号個数から車両22の車輪数を判定することができる。この車輪数が通過中信号23と通過中信号24で合致するかどうかで、通過中信号23,24が1台の車両22によるものであると判定してもよい。
【0038】
以上のようにして、台数計測が完了すると、マイコンにおいて、車両台数データを表示したり、有線あるいは無線にてデジタル通信で外部に送信したり、デジタル表示器に送信して表示させたりすることになる。
【0039】
以上説明したように、本発明の車両通行台数計測装置1においては、コードスイッチ2がタイヤに踏まれた圧力で短絡する信号を安価なハードウェアでON/OFFのデジタル信号に変換するので、マイコンで台数計数、速度計測、車輪数判定などができる。これにより、ハードウェアが安価で、リアルタイムに、正確に、自動で計測できる車両通行台数計測装置1が実現される。
【0040】
次に、本発明に好適なコードスイッチ2の内部構造の形態を説明する。
【0041】
図3(a)に示されるように、コードスイッチ31は、中空で弾性を有する長尺の絶縁体32と、絶縁体32内面に保持され互いに離間された複数の電極33,34とを備えている。絶縁体32の断面は角形で、中空部分37の断面も角形である。電極33,34は、この中空部分の互いに対向する面に保持されている。電極33,34の断面は角形である。
【0042】
電極33,34は、いずれも金属線35の周囲が導電性樹脂36で覆われて構成されている。これにより、電極33,34の全体を金属線で構成するのよりもコードスイッチ31を軽量化することができる。また、電極33,34に金属線35が含まれることにより、長手方向のインピーダンスを下げることができる。
【0043】
図3(b)に示されるように、コードスイッチ41は、中空で弾性を有する長尺の絶縁体42と、絶縁体42内面に保持され互いに離間された複数の電極43,44,45,46とを備えている。絶縁体42の断面は円形である。電極43,44,45,46は、中空部分49の周方向にほぼ等間隔な配置で保持されている。電極43,44,45,46の断面は円形である。電極43,44,45,46は、いずれも金属線47の周囲が導電性樹脂48で覆われて構成されている。
【0044】
電極43,44,45,46は、螺旋状に巻かれて絶縁体32の長手方向に延びている。これにより、全方向からの圧力が検知できるので、コードスイッチ41を布設するときにコードスイッチ41の向きを管理せずに簡単に布設作業をすることができる。
【0045】
コードスイッチ2の布設形態としては、図示しないが、2本のコードスイッチ2a,2bをあらかじめ図2で示した配置間隔Lを隔てて1枚のシートに取り付けておく。所望の道路で車両通行台数計測を実施したいときは、このシートを現場に広げるだけで配置間隔Lでの2本のコードスイッチ2a,2bの布設が完了する。また、マイコンの車両速度検出部に設定する配置間隔Lのデータが固定となり、実施現場を変えるごとに設定する手間が省けると共に、実際に配置した配置間隔Lとマイコン上に設定した配置間隔Lとの誤差が実施現場ごとにばらつかなくなる。
【0046】
コードスイッチ2(31,41)の外装色あるいはシートの色は路面の色に合わせると実用的である。
【0047】
以上説明した実施形態では、主として車両通行台数計測を行ったが、その説明中に述べたように前後輪間隔Dをあらかじめ登録されている現存車両の前後輪間隔と照合している。これは車種を特定することに他ならない。また、前後輪間隔Dから車両の大きさが大まかに推定される。推定された車両の大きさから車種を特定するようにしてもよい。
【0048】
また、車両速度検出部が車両速度Vを検出することは既に述べた。すなわち、本発明の車両通行台数計測装置は、車両速度計測装置も兼ねる。
【0049】
本発明の車両通行台数計測装置は、コードスイッチ2を道路に布設することにより、道路を通行する車両台数を計測できるだけでなく、コードスイッチ2を駐車場に布設することにより、入出車両の台数管理に応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両通行台数計測装置の回路図である。
【図2】(a)は本発明の他の実施形態による車両通行台数計測装置における2本のコードスイッチの配置図、(b)は各々のコードスイッチから得られる通過中信号の時間波形図である。
【図3】(a)、(b)はコードスイッチの構造図である。
【図4】本発明による台数計測のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0051】
1 車両通行台数計測装置
2 コードスイッチ
3,4 電極
5 抵抗器
6 車両検出部
7 台数計測部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両が通行する場所に布設されるコードスイッチと、該コードスイッチの電極同士の接触により生じる電極間の電圧変化から上記コードスイッチ上を車両が通過中であることを示す通過中信号を検出する車両検出部と、その通過中信号検出の回数を計数して車両通行台数を計測する台数計測部とを備えたことを特徴とするコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項2】
車両の通行方向に間隔を隔てて配置される2本の上記コードスイッチと、各々のコードスイッチ用の上記車両検出部と、上記コードスイッチ配置間隔を両車両検出部における通過中信号の検出時間差で除すことにより、上記コードスイッチ間を車両が通過した速度を検出する車両速度検出部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項3】
車両検出部において上記通過中信号の検出時間差より短い時間差で検出される複数の通過中信号間の時間差を上記車両の前後輪通過時間差として求める前後輪通過時間差検出部と、その前後輪通過時間差に上記車両速度を乗じて該車両の前後輪間隔を求める前後輪間隔検出部と、その前後輪間隔があらかじめ登録されている現存車両の前後輪間隔と合致するとき、上記複数の通過中信号を1台の車両によるものと判定し、その判定に従って上記台数計測部に台数計測をさせる車両同一判定部とを備えたことを特徴とする請求項3記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項4】
上記2本のコードスイッチがあらかじめ上記配置間隔を隔てて1枚のシートに取り付けられたことを特徴とする請求項2又は3記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項5】
上記コードスイッチは、中空で弾性を有する長尺の絶縁体と、絶縁体内面に保持され互いに離間された複数の電極とを備えることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項6】
上記電極は、螺旋状に巻かれて上記絶縁体の長手方向に延びていることを特徴とする請求項5記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。
【請求項7】
上記電極は、金属線の周囲が導電性樹脂で覆われてなることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のコードスイッチを用いた車両通行台数計測装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−172458(P2007−172458A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−371757(P2005−371757)
【出願日】平成17年12月26日(2005.12.26)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】