説明

ゴム引き布

【課題】消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高いゴム引き布であって、弾性、強度に優れ、柔軟性に優れたゴム引き布を提供すること。
【解決手段】ゴム生地にブラックシリカ粉末を添加して練りこんだ圧延シート(1)に、布又はシートからなる積層材(2)を、加硫接着して一体化してあるものであって、前記圧延シート(1)が、前記ゴム生地100重量部に対し前記ブラックシリカ5重量部以上100重量部以下で添加してある構成とすること。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム引き布及びこれを利用したベッド用又は布団用のシーツ、靴中敷に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴム引き布は、防水性、柔軟性、グリップ性などが高く、汚れにくく頑丈なため、防水シート、すべり防止シート、クッション材を始め、各種の衣料用素材、寝装品、インテリア製品などの生活用品にも使用されている。
【0003】
ゴム引き布には、例えば、フッ素ゴム等、添加物により耐溶剤性などの機能を高めたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−225794号公報(0006段落)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、生活用品やスポーツ用品などにおいては、より快適性を求められつつある。とくに近年は遠赤外線などの効果を加えるため、トルマリンやゲルマニウムなどの鉱石を添加する試みがなされているが、遠赤外線の発生量が少なくて効果が低いという問題があった。また、消臭、除菌、遠赤外線による温熱効果という全てにおいて効果を得ようとすると、多種類の鉱石を多量に混ぜる必要があるという問題があった。繊維等に直接これらの鉱石を添加しようとしても含有量を多くすることは困難であった。さらに、ゴム引き布にこれらの鉱石を添加しようとしても、弾性を保ちつつ効果を発揮することが難しく、また耐久性が悪くなるという問題があった。
【0005】
したがって、本発明の目的は、消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高いゴム引き布を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
【0007】
本発明の第1の態様は、ゴム生地にブラックシリカ粉末を添加して練りこんだ圧延シートに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化してあることを特徴とするゴム引き布を提供するものである。
【0008】
本願において、布には、例えば、織布、不織布を含み、シートには、薄いシートのほか、厚みのある板状のものも含まれ、例えば、繊維シート、樹脂シート、金属板、金網を含む。織布には、ナイロンやアクリルなどの合成繊維の織布、綿や絹などの天然繊維の織布が含まれ、繊維シートには、ポリエステルやレーヨンなどの合成繊維シート、天然繊維シート、ガラス繊維シートが含まれ、樹脂シートには、ポリウレタンやポリエチレンなどの合成樹脂シート、天然樹脂シートが含まれる。ポリカーボネート、ケブラー(登録商標)を始めとする芳香族ポリアミド、デルリン(登録商標)を始めとするアセタール樹脂等のエンジニアプラスチック、若しくは高強度のウレタン系樹脂やポリエチレンテレフタラート等の樹脂の板状の厚みのあるシートでもよい。本願においては、天然繊維シートには、コルクシートを含む。金属板、金網の材質としては、ステンレス、鉄などが挙げられる。
【0009】
ゴム生地としては、例えば天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−プロピレン−非共役ジエンターポリマー、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、エチレン−アクリルゴムなどが挙げられる。
【0010】
ブラックシリカは、黒鉛珪石といわれる天然鉱石で、遠赤外線効果が高く、常温で遠赤外線を90%以上放射し、また木炭の10倍の脱臭、防菌、防カビ、防虫、除湿効果があるとされている。
【0011】
前記加硫接着が、前記圧延シートの表面及び/又は裏面に、前記積層材を加硫接着してなることが好ましい。あるいは、前記加硫接着が、前記圧積層材を、前記圧延シートで挟んで加硫接着してなるものであってもよい。また、前記加硫接着が、前記圧延シートと前記積層材とを複数層で積層して加硫接着してなることが好ましい。
【0012】
前記圧延シートが、前記ゴム生地100重量部に対し前記ブラックシリカ粉末を5重量部以上100重量部以下で添加してあることが好ましい。さらに、前記圧延シートが、前記ゴム生地100重量部に対し前記ブラックシリカ50重量部以上100重量部以下で添加してあることがより好ましい。高濃度でブラックシリカを含有させることができるので、消臭効果、温熱効果及び除菌効果の点でより優れている。
【0013】
厚みが0.1mm以上2.0mm以下であることが好ましい。柔軟性に優れ、軽く、また、より折り曲げが容易である。前記ブラックシリカ粉末が、100μm以下の平均粒子径であることが好ましい。小麦粉程度以下の粒子であるので、ゴム生地に均一に混入させやすく、また粒子が表面ででこぼこせず、肌触りがよく、快適性に優れる。
【0014】
前記圧延シートが、さらにゴム用発泡剤を添加してあり、前記加硫接着によりスポンジ状の発泡シートとなることが好ましい。吸水力、緩衝力、防音力に優れる。
【0015】
本発明の第2の態様は、ゴム生地にブラックシリカ粉末を練りこんだ圧延シートのうえに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化したゴム引き布を有することを特徴とするシーツを提供するものである。
【0016】
本発明の第3の態様は、ゴム生地にブラックシリカ粉末を練りこんだ圧延シートのうえに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化したゴム引き布を有することを特徴とする靴中敷を提供するものである。
【発明の効果】
【0017】
本発明のゴム引き布は、上述したとおりであるので、消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高い。また、加硫接着して一体化してあるので、厚みが薄くでき、また接着強度が高くかつ耐久性に優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施例の構成及び作用を詳細に説明する。
【実施例1】
【0019】
(構成)
図1は、本発明の実施例1に係るゴム引き布の断面概略図である。長尺物であるので、繰り返しとなる左右の部分を省略してある。以下の図2〜図4についても同様である。本実施例のゴム引き布3は、圧延シート1とその上に重ねた積層材2からなる。圧延シート1と積層材2とは、加硫接着により一体化してある。
【0020】
発明の実施例1に係るゴム引き布は、脱脂した圧延シート1のうえに、焼付用接着剤を塗布して乾燥させた積層材2を被覆して重ね合わせ、キャレンダーロール上で圧延シート1と積層材2とを圧着させ、加熱炉でオーブンキュアして、圧延シート1中のゴムを加硫させながら一体に成型する加硫接着(焼付接着)により、圧延シート1と積層材2とが1回の接着で積層された構成となっている。本実施例では成型時の条件は、温度140℃、成型時間20分から1時間とした。本実施例では、焼付用接着剤として、フェノール系樹脂系の接着剤を用いた。オーブンキュアでは、幅1200mmで100m以上の長尺物のゴム引き布も可能である。
【0021】
オーブンキュアによるもののほか、金型による加硫接着でもよい。たとえば、脱脂した圧延シート1のうえに、焼付用接着剤を塗布して乾燥させた積層材2を被覆して重ね合わせ、金型に入れて160℃10分で加熱して、圧延シート1中のゴムを加硫させながら一体に成型する加硫接着でもよい。
【0022】
圧延シート1は、ブラックシリカを微粉末にして未加硫のゴム生地に練りこみ、これを薄いシート状に圧延加工したものである。本実施例では、ブラックシリカの量は、ゴム生地100重量部に対し50重量部添加したが、これに限定されない。また、本実施例では、圧延シート1の厚みは、0.2mmであるが、これに限定されない。厚みが0.1mm以上2.0mm以下の範囲では、ゴム引き布3が、柔軟性に優れ、軽く、また、より折り曲げが容易である。本実施例では、ブラックシリカは平均粒子径が75μmになるよう粉末化してある。圧延シート1に含有するブラックシリカの平均粒子径は、100μm以下とすると、ゴム生地に均一に混入させやすく、また粒子が圧延シート1の表面ででこぼこせず、圧延シート1が表面側にあっても肌触りがよく、快適性に優れる。ゴム生地として、本実施例では、クロロプレンゴムを用いるが、他の合成ゴム、天然ゴムでもよい。
【0023】
また、圧延シート1は、ソリッド状のゴム部分を有するシートだけでなく、スポンジ状のゴム部分を有するシートでもよい。ブラックシリカをゴム生地に添加する際に、ゴム用発泡剤を添加しておくことによって、加硫時に熱によって発泡し、ゴム部分がスポンジ状となり、同時にゴム部分と積層材2が接着される。ゴム用発泡剤としては、例えば、炭酸水素ナトリウム等を用いることができる。
【0024】
積層材2は、本実施例においては、ナイロン布を用いるが、綿、絹などの天然繊維あるいは他の合成繊維の織布でもよいし、不織布でもよく、また、繊維シート、樹脂シート、金属板、金網などのシート状のものでもよい。
【0025】
図2は、本発明の実施例1の変形例1に係るゴム引き布の断面概略図である。図3は、本発明の実施例1の変形例2に係るゴム引き布の断面概略図である。図4は、本発明の実施例1の変形例3に係るゴム引き布の断面概略図である。図1に示した本実施例では、圧延シート1の表面側に積層材2が加硫接着してあるが、図2に示した変形例1のように、圧延シート1の表面と裏面の両方に積層材2を重ね合わせて加硫接着により接合してもよいし、図3に示した変形例2のように、積層材2を2枚の圧延シート1で挟んで加硫接着により接合してもよいし、図4に示した変形例3のように、積層材2と圧延シート1とを多層に重ね合わせ加硫接着により一体に接合してもよい。複数の積層材2を用いるとき、その材質が異なっていてもよい。例えば、変形例1において、表面の積層材2をタオル地、裏面の積層材2をウレタンフォームとしてもよい。
【0026】
(作用)
本実施例では、ブラックシリカにより、多量に発生する遠赤外線による人体及び動物への発熱、保温効果とマイナスイオンによる消臭、除菌効果を兼ね備える。ブラックシリカは、消臭と除菌の両方の効果があり、また他の鉱石に比べ少量でも遠赤外線効果が高い。本実施例では、微粉末にしてゴム生地に練りこんであるので、多量のブラックシリカを均一に練りこむことができ、したがって高い効果を発揮でき、またシートの箇所による消臭・遠赤外線・除菌の効果のムラが少ない。本実施例では、ゴム生地100重量部に対しブラックシリカが50重量部含まれるので、きわめて高い消臭・遠赤外線・除菌の効果がある。
【0027】
圧延シート1と積層材2とは、加硫接着によって接着されているので、20kgf・cm−2以上の接着強度があり、普通のゴム板を接着剤でナイロン布に接着させたものの10倍以上の接着効果がある。したがって、圧延シート1と積層材2とが剥がれにくいので耐久性がある。また、一体成型であるので、でこぼこせず平らであるので違和感を感じさせない。さらに、加硫接着でありゴム板を加硫させて作成してから接着する必要がなく、また成形と接着を一度にできるため製造コストや製造工程の短縮を可能とする。
【0028】
本実施例のゴム引き布3は弾力性・伸縮性に優れているため折り曲げ自在で、しかも強度が高いので、繰り返しの使用でもへたりがなく耐久性が高い。ゴムの硬度は、室温で45°〜75°が好ましい。ゴム引き布の厚みを薄くすることができるので、硬度が大きくても柔軟性を有することができる。本実施例では、硬度は室温で60°である。
【0029】
(効果)
本実施例によれば、消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高い。また、接着面において強固な接着力を有し、強度に優れ、柔軟性に優れたゴム引き布である。また、複層でありながら、薄くすることができる。したがって、消臭・温熱・除菌効果と優れた強度と柔軟性と薄さとの相乗効果で、快適性に極めて優れる。洗濯して繰り返し使用しても効果が保てるので清潔で、様々な生活用品に適する。本実施例のゴム引き布は、型抜き等で容易に成形できるので、例えば、シーツ、靴の中敷、ウィンタースポーツを中心とするスポーツ用品、防風用品、医療用品、介護用品、食品用品、入浴マットや健康マット、コースター等の生活雑貨として利用可能である。
【実施例2】
【0030】
本実施例は、実施例1のブラックシリカの添加量を、ゴム生地100重量部に対し、5重量部としたものである。その他の構成、作用効果は実施例1と同様である。
【実施例3】
【0031】
本実施例は、実施例1のブラックシリカの添加量を、ゴム生地100重量部に対し、30重量部としたものである。その他の構成、作用効果は実施例1と同様である。
【実施例4】
【0032】
本実施例は、実施例1のブラックシリカの添加量を、ゴム生地100重量部に対し、100重量部としたものである。その他の構成、作用効果は実施例1と同様である。
【実施例5】
【0033】
本実施例は、実施例1のブラックシリカの添加量を、ゴム生地100重量部に対し、120重量部としたものである。その他の構成、作用効果は実施例1と同様である。
【0034】
(比較例)
比較例1は、実施例1のブラックシリカの添加量を、0としたものである。
【0035】
(定性評価)
実施例1〜5及び比較例1について、消臭、除菌、遠赤外線による温熱効果、弾性について定性評価した。結果を表1に示す。なお、表において、◎:きわめて優良、○:優良、△:良、×:劣悪、を意味する。なお、ブラックシリカの添加量の単位はphr(Parts per hundred parts of resin)、すなわち、ゴム生地100重量部に対する重量部で表す。
【0036】
【表1】

【実施例6】
【0037】
本実施例は、実施例1のゴム引き布をシーツの形に成形した布団6用のシーツ4である。積層材2のある表面側が人体8に接する面となる。図5は、本発明の実施例6に係るシーツの使用説明図である。図5は、布団6の上にシーツ4を敷いて、枕7などの上に人体8が横たわっている図である。ゴム生地として、クロロプレンゴムの代わりに天然ゴムやシリコンゴムを用いてもよい。本実施例によれば、消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高い。本実施例では、排泄された汚物や液体をゴムの防水性で布団や他の物に拡散することが防止でき、かつ温熱効果によって体温の低下を防ぎ、さらに、消臭及び除菌効果により衛生面でも快適な環境を維持でき、かつ、接着面において強固な接着力を有し、強度に優れ、柔軟性に優れるため、洗濯して繰り返し利用することが可能である。例えば、病人や老人介護用の布団シーツやベッドシーツとして適する。
【実施例7】
【0038】
本実施例は、実施例1のゴム引き布を靴型に型抜きした靴中敷5である。図6は、本発明の実施例7に係る靴中敷の構成を示す説明図である。図7は、本発明の実施例7に係る靴中敷の使用説明図である。図6では、左右対称の靴中敷5一対のうち右方のみを表し、(a)は上面図、(b)は断面図である。上面とは、図7に示したように中敷を靴9に挿入して、人がその靴9を履いた際に、足裏が当たる方の面をいう。
【0039】
本実施例によれば、消臭効果、温熱効果及び除菌効果が高い。2ヶ月以上の耐久テストでも温熱効果、靴内の消臭効果が認められた。また、接着面において強固な接着力を有し、強度に優れ、柔軟性に優れるため、耐久性が高く、また、足の動きにフィットさせることができる。
【0040】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、各種の変更例又は修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0041】
例えば、上記実施例においては、靴中敷として、圧延シート表面に積層材として綿布を接合したものを挙げたが、さらに圧延シート裏面に積層材として1又は複数の金属板を接合したものであってもよい。これにより、さらに踏み抜き防止効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施例1に係るゴム引き布の断面概略図である。
【図2】本発明の実施例1の変形例1に係るゴム引き布の断面概略図である。
【図3】本発明の実施例1の変形例2に係るゴム引き布の断面概略図である。
【図4】本発明の実施例1の変形例3に係るゴム引き布の断面概略図である。
【図5】本発明の実施例6に係るシーツの使用説明図である。
【図6】本発明の実施例7に係る靴中敷の構成を示す説明図である。
【図7】本発明の実施例7に係る靴中敷の使用説明図である。
【符号の説明】
【0043】
1 圧延シート
2 積層材
3 ゴム引き布
4 シーツ
5 靴中敷
6 布団
7 枕
8 人体
9 靴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム生地にブラックシリカ粉末を添加して練りこんだ圧延シートに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化してあることを特徴とするゴム引き布。
【請求項2】
前記加硫接着が、前記圧延シートの表面及び/又は裏面に、前記積層材を加硫接着してなることを特徴とする請求項1記載のゴム引き布。
【請求項3】
前記加硫接着が、前記圧積層材を、前記圧延シートで挟んで加硫接着してなることを特徴とする請求項1記載のゴム引き布。
【請求項4】
前記加硫接着が、前記圧延シートと前記積層材とを複数層で積層して加硫接着してなることを特徴とする請求項1記載のゴム引き布。
【請求項5】
前記圧延シートが、前記ゴム生地100重量部に対し前記ブラックシリカ粉末を5重量部以上100重量部以下で添加してあることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のゴム引き布。
【請求項6】
厚みが0.1mm以上2.0mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のゴム引き布。
【請求項7】
前記ブラックシリカ粉末が、100μm以下の平均粒子径であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴム引き布。
【請求項8】
前記圧延シートが、さらにゴム用発泡剤を添加してあり、前記加硫接着によりスポンジ状の発泡シートとなることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のゴム引き布。
【請求項9】
ゴム生地にブラックシリカ粉末を練りこんだ圧延シートのうえに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化したゴム引き布を有することを特徴とするシーツ。
【請求項10】
ゴム生地にブラックシリカ粉末を練りこんだ圧延シートのうえに、布又はシートからなる積層材を、加硫接着して一体化したゴム引き布を有することを特徴とする靴中敷。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−178911(P2009−178911A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−19320(P2008−19320)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【出願人】(592007645)株式会社杉野ゴム化学工業所 (3)
【出願人】(504315266)華榮貿易株式会社 (1)
【Fターム(参考)】