説明

ゴルフゲームシステム及びその方法

本発明はゴルフゲームシステム及びその方法に係る。本発明ではユーザーにゴルフゲームのための能力値を付与して、ユーザーに付与された能力値に基づいてボールの移動方向を決定するスイングゲージを調節する。そして、ユーザーがスイングゲージを操作して、ショットすると、前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら前記ボールを前記ユーザーの能力値による飛距離ほど移動させて、ゴルフゲームを進行する。以後、ユーザーのショットにより移動したボールの位置及び打数により点数を算出して、前記点数によりゲームの結果を判断し、ゲーム結果によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する。このような本発明によれば、ユーザーはゲームの結果により付与される能力ポイントに基づいて、ゴルフゲームの勝率を左右する能力値を調節できるため、ゴルフゲームの面白さを更に向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はゲームシステム及びその方法に関し、より詳細には、ゴルフゲーム(golf game)システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明はゲームシステム及びその方法に関し、より詳細には、ゴルフゲーム(golf game)システム及びその方法に関する。
通信網の発達と普及拡大によりインターネットの人口が急速に増加しており、インターネットの成長と共に電子商取引、ポータル(portal)、ゲームなどを含む多様なウェッブコンテンツが提供されていている。
【0003】
インターネットを通して、形成されるオンラインゲームは青少年層を中心に日毎に人気を増し来ており、オンラインゲームにはアーケードゲーム、ロール−プレイング(roll−playing)ゲーム、戦略シミュレーションゲーム、シューティングゲーム、自動車競走やゴルフのようなスポーツゲーム、アドベンチャーゲームなどが提供されている。
【0004】
このようなゲームの中で特に、ゴルフは伝統的に上流階級の専有物のように思われていたが、着実な底辺拡大を通して、近頃は大衆化の傾向に入り込んでおり、そのためにオンラインゴルフゲームをサービスするウェブサイトが増加している。
【0005】
従来のオンラインゴルフゲームサービスは、3次元画面または2次元画面にゴルフコースを表示し、クラブ(ゴルフの叩き棒)を選択した後パワー(飛距離)及び打球方向そしてゴルフボールの回転(フック、スライスなど)等を調節して、ゴルフボールの位置を変更させながら、ゲームを進ませている。最近は実際のゴルフコースをモデル(背景)として、ゴルフゲームを進めることによって当該ゴルフ場を知っているユーザーには親しみを感じさせるようにし、また当該ゴルフ場で実際にゲームを行おうと思うユーザーにはゴルフ場に対する事前知識(バンカーやハザード位置、グリーン攻略法など)を得ることができるようなゲームも提供されている。
【特許文献1】日本特開第2003−71131号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、このような従来のオンラインゴルフゲームサービスは、ゲームの進行がキー操作(またはマウス操作)にだけ依存するため、ユーザーの実際ゴルフ実力とは無関係にゲームが進むため、ゲームの面白さが減少する短所がある。
ゲームの面白さを増加させるために、ショットを調節するパワーゲージの長さを可変にできる発明が特許文献1に開示されているが、この従来技術は単に芝の状態や天気、またはショット数、ハンディキャップ、バンカー、ラフなどの状況に応じてゲージの長さを変化させることで、ユーザーの実力とは全く関係なく周辺状況に応じてゲームが行われる短所がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明により、ゴルフゲームシステムにおけるユーザーのキー操作実力以外にもゴルフゲームに対するユーザーの実力が反映されるようにして、ゴルフゲームの面白さを更に向上できる。
特に、ゴルフゲームでボールが正確に移動するようにユーザーの実力を反映するレベルによりユーザーの能力値を変更できる。
【0008】
このような本発明の特徴によるゴルフゲーム方法は、
a)ユーザーにゴルフゲームのための能力値を付与する段階;
b)前記ユーザーに付与された能力値に基づいてボールの移動方向及び距離を調節するスイングゲージを調節する段階;
c)前記ユーザーがスイングゲージを操作して、ショットをすると、前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら、前記ボールを前記ユーザーの能力値による飛距離に基づいて移動させ、ゴルフゲームを遂行する段階;
d)前記ユーザーのショットにより移動したボールの位置及び打数により点数を算出する段階;及び
e)前記点数によりゲームの結果を判断し、ゲーム結果によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する段階
を含む。
【0009】
本発明の他の特徴によるゴルフゲームシステムは、
ユーザーの能力値によりボールのショットのためのスイングゲージを調節する能力値適用部;
ユーザーの前記スイングゲージ操作により入力される信号に基づいてボールの移動方向を決定し、前記ボールを決定された移動方向に前記ユーザー能力値及びスイングゲージ操作による飛距離に基づいて移動させるショット処理部;
前記ボールが移動して、位置する位置及び打数により点数を算出する評価部;
前記点数によるゲーム結果に基づいて前記ユーザーに能力ポイントを提供するポイント提供部;
前記能力ポイントによりユーザーの能力値調節のためのレベルを変更させるレベル調節部;及び
前記変更されたレベルにより前記ユーザーの能力値を調節する能力値決定部
を含む。
【0010】
本発明の他の特徴による記録媒体は、
a)ユーザーにゴルフゲームのための能力値を付与する機能;
b)前記ユーザーに付与された能力値に基づいてボールの移動方向を決定するスイングゲージを調節する機能;
c)前記ユーザーがスイングゲージを操作して、ショットすると、前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら、前記ボールを前記ユーザーの能力値による飛距離に基づいて移動させて、ゴルフゲームを進める機能;
d)前記ユーザーのショットにより移動したボールの位置及び打数により点数を算出する機能;及び
e)前記点数によりゲームの結果を判断し、ゲーム結果によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する機能
を含むプログラムが保存された記録媒体である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できる最も望ましい実施形態を、添付図を参照して詳しく説明する。しかし、本発明は多様に相違する形態に実施でき、ここで説明する実施形態に限られない。
【0012】
本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムは、ゴルフゲームをするためのユーザーの能力値を調節する。ユーザーの能力値調節のためにユーザーに能力ポイントを提供し、能力ポイントに応じて能力値調節のためのレベルが変化して、各レベル毎に能力値が互いに異なるように調節できる。能力値を示す変数としては、ボールの飛距離を決めるパワー、ボールの打球方向を決定するスイング安定性及びスイング正確度、ボールがバンカーなどに落ちた時の抜け出す危機管理能力などがあるが、これに限られない。
【0013】
また、ユーザーは能力ポイントにより自身の等級を変更でき、ユーザー等級は例えば、初心者(beginner)、ジュニア−アマチュア(junior−amateur)、アマチュア、ジュニア−プロ(pro)、セミ(semi)−プロ、プロ、マスター(master)等に区分できる。等級を多数に分けることによって、ユーザーは最高のゴルファーに挑戦するために、ゲームにより積極的に参加するようになる。このような等級は別途の等級テストを通して、変更でき、またはユーザーの能力ポイントにより変更できる。
【0014】
能力ポイントは多様な方法により付与できるが、特に、本発明の実施形態ではユーザーの間の関係により付与される。例えば、複数のユーザーがゲームを行う場合、ゲーム結果により勝者に所定の能力ポイントを提供し、またユーザーとシステムがゲームを行う場合にもユーザーがゲームに勝てば所定の能力ポイントを提供する。または、ゲーム結果によるユーザー間の点数差、またはユーザー自身の点数に応じて能力ポイントを段階的に提供することもできる。
【0015】
次にはこのような概念に基づいて、実現される本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムの具体的な構造及び動作について説明する。
図1は本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムの構造を示している。本発明の実施形態によるゴルフゲームシステム100は、インターネットなどのネットワークを通して、ユーザーにゴルフゲームを提供するものであり、図1に示したように、ネットワーク200(電話網、インターネット、無線通信網など多様な形態のすべてのネットワークを含む)を通して、多数のユーザー端末300に連結されている。
【0016】
ユーザー端末300はネットワーク200を通して、ゴルフゲームシステム100に接続できる通信装置であり、例えば、有線電話、移動通信端末、コンピュータ、インターネットに接続可能なTVなどの多様な通信装置を用いることができる。従って、ユーザーはPC通信、インターネット、無線インターネット、電話網などを利用して便利かつ速かにゴルフゲームシステム100に接続できる。
【0017】
このようなユーザー端末300に連結して、多数のユーザー間にゴルフゲームサービスを提供するシステム100は、データベースサーバー10、処理サーバー20、及びインターフェースサーバー30を含む。
データベースサーバー10はユーザーデータベース11、キャラクターデータベース12、クラブデータベース13、ゲーム進行データベース14、背景データベース15を含む。
【0018】
ユーザーデータベース11には、本発明の実施形態によるゴルフゲームシステム100を通して、サービスを受けるユーザーに対する情報が保存されている。例えば、ユーザーに割り当てられた識別子(ユーザーID)に対応して、ログイン(login)のためのパスワード、住民登録番号、氏名、郵便住所、電子メールアドレス、連絡先(移動電話番号または有線電話番号など)等のユーザー情報が保存されている。
【0019】
キャラクターデータベース12には本発明の実施形態によるゲームシステムで提供される複数のキャラクター別に当該キャラクターの特徴及び能力値等が保存されている。例えば、キャラクター別にいかなる特徴を有するキャラクターなのかに対する説明と、当該キャラクターが発揮する基本能力値の値が設定されている。ここでキャラクター別に基本的に付与される能力値が異なることもある。つまり、キャラクター別に基本的に付与されるパワー、スイング安定性、スイング正確性、危機管理能力を示す値が互いに異なることもある一方、例えば、キャラクター1は飛距離が長い反面スイング安定性や正確性が落ちるように能力値が設定され、キャラクター2は飛距離が短い反面スイングの安定性や正確性などは良いように能力値が設定される。これにより、ユーザーは互いに異なる能力を有するキャラクターの中であるキャラクターを利用して、ゴルフゲームを楽しめる。
【0020】
クラブデータベース13にはゴルフゲームに使用されるゴルフ叩き棒、つまり、クラブに対する情報が保存されている。クラブはドライブ、ウッド、アイアン、ピッチングウエッジ、サンドウェッジ、パターなどに分類される。その他にも、多数のクラブで構成される各セット別に互いに異なる特性、つまり、実際クラブ使用時に適用される能力値が互いに異なるクラブが保存されても良い。
【0021】
ゲーム進行データベース14にはユーザー別にゲーム進行により付与される情報が保存されている。例えば、ユーザー別に選択したキャラクター識別番号、累積された能力ポイント、レベル、そしてレベルにより設定された能力値などの情報が保存される。
【0022】
背景データベース15には本発明の実施形態によるゲームサービスで提供される各ゴルフコース別にティー(tee)、ホール(hole)、グリーン、フェアウエー(fairway)、ハザード(Hazards)、バンカー(bunker)、ラフ(rough)等が位置するデータ、背景(木、石、水、岩など)となるデータなどが保存されている。
【0023】
このようなデータベースサーバー10に保存された情報に基づいてユーザーにゲームサービスを提供する処理サーバー20は、ユーザー登録簿21、ポイント提供部22、レベル調節部23、能力値決定部24、能力値適用部25、画面処理部26、ショット処理部27、評価部28を含む。
ユーザー登録簿21は、複数のユーザーの会員登録を行い、ユーザーデータベース11に保存された情報に基づいて接続するユーザーに対する認証を行う。
【0024】
ポイント提供部22は、ユーザーにレベルを上げるための能力ポイントを提供し、特に、ゲーム結果によりユーザーに所定の能力ポイントを提供する。レベル調節部23はユーザーの能力ポイントに基づいて、ユーザーの能力値を調節できるレベルの増減を行い、レベル毎に能力値調節のための余裕能力数値を提供する。
【0025】
能力値決定部24は、ユーザーが自身のレベルに基づいて選択した能力値調節値、ユーザーが選択したキャラクターなどにより、前記ユーザーが選択したキャラクターがクラブを利用して、ショットをする時に飛ぶボールの距離、方向などを決めるパワー、スイング安定性、スイング正確性、危機管理能力などの能力値をそれぞれ決定する。
【0026】
図2は本発明の実施形態による能力値決定部24と能力値適用部25、そしてショット処理部27の具体的な構造が示されている。
図2を参照すると、能力値決定部24はユーザーのレベルにより選択した調節値を判別する調節値判別モジュール241、ユーザーが選択したキャラクターに基本的に付与される能力値を判別するキャラクター能力判別モジュール242、前記調節値またはキャラクターの基本能力値によりショットをする時に適用されるユーザーの能力値を決める能力値調節モジュール243を含む。以下、実施形態において、能力値調節モジュール243は、ユーザーが入力した調節値により当該キャラクターがショットをする時に適用される能力値のパワー、スイング安定性、スイング正確性、危機管理能力の値を増減させる。特に、ユーザーがパワーまたは危機管理能力を増加させるとスイング安定性、スイング正確性は減少させる方向に能力値を調節する。
【0027】
能力値適用部25は、能力値決定部24によって決められたユーザーの能力値(特に、パワー)及びユーザーのスイングゲージ操作により、ボールをショットする飛距離を決める飛距離調節モジュール251、ユーザーの能力値(特に、スイング安定性)によりスイングゲージ(swing gage)の移動速度(つまり、スイングゲージの上を移動するスクロールバーの移動速度)を調節する移動モジュール252、ユーザーの能力値(特に、スイング正確性)によって、インパクトゾーンの幅を調節するゾーン調節モジュール253、ユーザーの能力値(特に、危機管理能力)によって、スイングゲージの長さを調節する長さ調節モジュール254を含む。
【0028】
ここで、スイングゲージは、ユーザーのショットによって、ボールの飛距離、方向を調節して、ボールが停止する位置などを決めることで、例えば、図3に示されているように、帯状に形成されることができる。図3は本発明の実施形態により画面上に表示されるスイングゲージの例示図である。
【0029】
図3に例示されているように、スイングゲージ(g)は右側付近にスイング正確性によりボールが飛んで行く方向または/及びボールの回転を決定するためのインパクトゾーン(IZ)が形成されており、このインパクトゾーン(IZ)は、略中央にベスト(best)ショットができるタイミングポイント(P)を含んでいる。スイングゲージ(g)上でスクロールバー(b)は開始位置(S)から矢印方向に移動し始めた後、最大左側付近(T)まで移動して方向を変えて、インパクトゾーン(IZ)に移動する。
この時、スクロールバー(B)が移動し始めた後にユーザーの操作による信号が入力されると、その時のスクロールバー(B)の位置を記録し、この位置においてショットによって、ボールが飛んで行く長さ(飛距離)が決定される。次のスクロールバー(B)が最左側(T)まで移動した後、方向を変えて、移動する状態でユーザーが操作すると、スクロールバー(B)が所定位置で停止するようになり、スクロールバー(B)の停止位置によってボールが飛んで行く方向及び/またはボールの回転が決定される。例えば、ユーザーの第1操作によりスクロールバー(B)が開始位置(S)から移動し始め、ユーザーの第2操作によりスクロールバー(B)の現在位置(以下、記録位置という)が記録され、ユーザーの第3操作によりスクロールバー(B)が停止する。以後、スクロールバー(B)の停止位置に応じてショットが行われてボールが所定方向に移動し、スクロールバー(B)の記録位置に応じる飛距離ほど移動して位置するようになる。この時、スクロールバーがインパクトゾーン(IZ)のタイミングポイント(P)で止まるようになると、例えば、ベストショットになり、スクロールバーがインパクトゾーン(IZ)内に止まった場合には、通常のショットが行われて、スクロールバーがインパクトゾーン(IZ)を外れて止まった場合にはミス(miss)ショットになる。
【0030】
また、ユーザーに付与された能力値による飛距離がスクロールバー(B)の記録位置によって変わることがある。例えば、スクロールバー(B)の記録位置が図3でスイングゲージの最左側(T)の場合には、ユーザーの能力値による飛距離が100%適用されて、スクロールバー(B)の記録位置が最左側付近(T)から遠くなるほど能力値による飛距離が適用される%が減少されることもありうる。図3でPL1〜PL4が能力値による飛距離が適用される%が互いに異なるようになる位置を示するが、必ずしもスイングケイジ上に表示されるものではない。
【0031】
また、ゲームを面白くするため、ユーザーの能力値のうちのスイング安定性が高まるほどスイングゲージでスクロールバーが移動する速度が減少して、ユーザーがスクロールバーをより容易に望む位置に止めることができる。また、スイング正確性が高まるほどスイングゲージのインパクトゾーンの幅が大きくなって、ユーザーがスクロールバーをより容易にインパクトゾーン内に位置させることができる。
【0032】
一方、画面処理部26はユーザーの選択により設定されたゴルフコースにより当該データを背景データベース15から読み込んた後処理して、ゲーム画面のコース及び背景を形成したり、能力値適用部25、またはショット処理部27から出力される信号によってスイングゲージまたはボールの移動軌跡などを示す。
【0033】
ショット処理部27はインターフェースサーバー30を通して入力されるユーザー操作信号によってスイングゲージのスクロールバーの記録位置及び停止位置を判別する操作位置判別モジュール271、判別された位置及び能力値適用部25によって決められた能力値(飛距離)によりボールを移動させるボール位置決定モジュール272を含む。一方、画面処理部26はボール位置決定モジュール272に設定されたボール位置によってボールの移動軌跡を画面上に示す。
【0034】
一方、インターフェースサーバー30は、ネットワーク200、特に、インターネットや無線インターネット等を通して、多数の端末300が接続できるようにし、処理サーバー20を通して提供される多様な情報を通信規格に合うように変換処理して、多数のユーザー端末300に提供したり、ネットワーク200を通して、ユーザー端末300から伝送される情報を受信して、処理サーバー20〜40に提供する機能を行う。特に、ゴルフゲームのためのユーザーの操作により入力されるキー信号(またはマウス操作信号)を受信して、処理サーバー20に提供する。インターフェースサーバー50にウェッブサーバーまたは、他のシステムとの情報送受信のためのデータベース連動装置(CGI)等が含まれる。
【0035】
このように構成される本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムにおいて、各サーバー10〜30はその機能上分類されたことに限定されず、多様な変更が可能である。
また、処理サーバー20は構成要素を必要により選択的に含むことができ、各構成要素もそれぞれ独立的なサーバーとして実現されて当該機能を処理することもできる。また、処理サーバー20及びデータベース11〜15も前述されたように分類されることに限られない。
【0036】
次にこのような構造に基づいて本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムの動作について説明する。
図4は本発明の実施形態によるゴルフゲームが行われる全体的な動作が概略的に示されている。ここではユーザーが初心者としてレベルを上げるための能力ポイントを付与されない状態を仮定して、ゴルフゲームが進行される動作を説明する。
【0037】
まず、図4に示されているように、ネットワークを通して、ゲームシステム100に接続したユーザーは一人以上の他のユーザーとゴルフゲームをしたり、または一人でゴルフをするシングルゲームができる。ゲームの種類を選択した後、ユーザーはゲームを進行するキャラクターを選択できる。また、ユーザーは多数のゴルフコースの中で一つを選択できる(S10)。
【0038】
キャラクターが選択されると、能力値決定部24がキャラクターデータベース11から前記選択したキャラクターに付与された能力値を判別して、能力値適用部25が判別された能力値によりスイングゲージを調節する(S15〜S20)。つまり、能力値のうちのスイング安定性によりスイングゲージのスクロールバーの移動速度を調節して、スイング正確性によりインパクトゾーンの幅を調節する。また、危機管理能力によりスイングゲージの長さを調節する。
【0039】
次に、ユーザーがスイングゲージを操作してショットをすると、ショット処理部27が前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら前記ボールを前記スイングゲージ操作及びユーザーの基本能力値による飛距離に基づいて移動させて、ゴルフゲームを進行する(S25)。そして、評価部28がユーザーのショットにより移動したボールの位置によって点数を算出する(S30)。
【0040】
以後、ゲームが終了すると、評価部28はユーザーの最終点数によりゲームの勝敗を決め、ポイント提供部22はゲームの勝敗によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する(S35〜S45)。
ユーザーは能力ポイントによりレベル変更を要請でき、このような要請により能力値決定部24はユーザーの能力値調節のためのレベルを変更させ、変更されたレベルに相当する余裕能力数値をユーザーに付与する。ユーザーが能力値調節を要請すると、能力値決定部24はユーザーに付与された余裕能力数値によりユーザーの能力値を変更する(S50)。
【0041】
以後、ユーザーが新しいゲームを要請すると、能力値決定部24は変更された能力値によりスイングゲージを調節して、新たなゲームが行われるようにし(S55)、別のゲーム要請がなければゴルフゲームを終了する(S60)。
このように、本発明の実施形態ではゲームの結果により付与される能力ポイントに基づいて、ゴルフゲームの勝率を左右する能力値を調節できるため、ゴルフゲームの面白さを更に向上させることができる。
【0042】
次に、このようなゴルフゲームがシステムのどのような構成要素に基づいて、遂行されているかについてより具体的に説明する。
図5A及び図5Bは、本発明の実施形態によるゴルフゲーム方法を具体的に示したフローチャートである。
ユーザーが、前述したように、キャラクターを選択し、また、ゴルフコースが選択されると、図5Aに示されているように、画面処理部26によって、選択したゴルフコースが背景として表示され、選択したキャラクターがショットする姿勢を構える画面がユーザー端末300に提供される(S100〜S110)。図6にキャラクターがショットをする画面が示されている。
【0043】
一方、能力値決定部24のキャラクター能力判別モジュール242は、キャラクターデータベース12からユーザーが選択したキャラクターに対する基本能力値を判別する(S130)。キャラクターに付与される基本能力値は、例えば、パワー10、スイング安定性100、スイング正確性100、危機管理能力10のように提供され、パワーと危機管理能力は最小に提供され、スイング安定性及びスイング正確性は高く提供して、飛距離は短くて危機管理能力は落ちるが、スイングゲージの移動速度がゆっくり動き、インパクトゾーンの幅が増加するようにして、初心者であってもゲームを進行し易くすることができる。
【0044】
次に、能力値適用部25のゾーン調節モジュール253はユーザーのキャラクターに付与された基本能力値のうちのスイング正確性値によりインパクトゾーンの幅を調節して、長さ調節モジュール254が危機管理能力値によりスイングゲージの長さを調節する(S140〜S150)。
【0045】
以後、ユーザーが所定クラブを選択して、ショットのための第1操作信号を入力すると、移動モジュール252がスイングゲージのスクロールバーを開始位置から前記キャラクターの基本能力値のうちのスイング安定性値による移動速度で移動させ始める(S160〜S170)。次に、ユーザーが第2操作信号を入力すると操作位置判別モジュール271が第2操作信号が入力された時点のスクロールバーの位置(記録位置)を検出して記録する(S180〜S190)。そのために能力値適用部25の飛距離調節モジュール251が記録位置及び能力値決定部24によって、決められたユーザーの飛距離により実質的にボールの移動距離である飛距離を最終的に決定する(S200)。例えば、ユーザーの能力値による飛距離が100である場合、記録位置が100%に相当すると飛距離を100に設定して、記録位置が50%に相当すると飛距離を50に設定する。
【0046】
次に、ユーザーが第3操作信号を入力すると、移動したスクロールバーを停止させて、操作位置判別モジュール271がスクロールバーの停止位置を判別する。ボール位置決定モジュール272は判別された停止位置による方向にボールを飛距離調節モジュール251によって、最終的に決められた飛距離だけ移動させる。画面処理部26によって、ボールが飛んで行く移動軌跡が表示されながら、ボールが前記決められた方向に飛距離だけ移動して止まるようになる(S210〜S240)。
【0047】
前述したような動作によりゴルフゲームが進められて、図5Bに示されているように、評価部28はユーザーのショットによって、ボールが何回の打数によって、ゴルフコース上のホールに入ったかにより点数を算出し、ゲームが終了すると点数によりゲームの勝敗を決定する(S250〜S270)。
【0048】
ゲームの終了後、ユーザーが勝利したと判別されるとポイント提供部22はユーザーに能力ポイントを提供する(S280)。ユーザーは提供された能力ポイントを利用して、レベルを向上できる。ユーザーがレベル上昇を要請すると(または自動的に)、レベル調節部23はゲーム進行データベース14に保存されているユーザーの能力ポイントを確認して、レベル上昇が可能な場合、ユーザーのレベルを1段階上昇させて能力値を調節できる余裕能力数値を提供する(S290〜S320)。これによりユーザーはレベル上昇により付与された余裕能力数値を基として、自身のキャラクターの能力値を調節できる。一方、段階(S310)で現在ユーザーの能力ポイントとしてレベル上昇が不可能な場合にはこれをユーザーに通知する(S330)。
【0049】
ユーザーは新たなゲームを進行しながら自身の余裕能力数値に基づいて選択したキャラクターの基本能力値を調節でき、各能力値を構成する変数を個別的に調節できる。つまり、能力値のうちのパワーまたはスイング安定性、またはスイング正確性、または危機管理能力などを個別的に調節できる。ユーザーが余裕能力数値に基づいて、例えば、キャラクターの基本能力値のうちのパワーの増加を要請すると、能力値決定部24の調節値判別モジュール241がユーザーが入力した調節値(つまり、パワーをどれくらい増加させるのかを示す値)を判別して、能力値調節モジュール243に提供し、能力値調節モジュール243は調節値によりパワーの値を増加させる(S340〜S350)。この時、能力値調節モジュール243はゲームの面白さを高めるために、パワーの値が所定値増加されると相対的にスイング安定性及びスイング正確性の値を所定値減少させて、飛距離が長くなるほどスイングゲージの移動速度が速くなりインパクトゾーンの幅が狭くなるようにする。そのためにユーザーは飛距離を増加させた後には、スイング安定性やスイング正確性を高めるために能力ポイントをもらうため、ゲームにさらに積極的に参加するようになる。この時、能力値適用部25の飛距離調節モジュール251は向上調節されたパワー値によりユーザーの飛距離を決めて、以後のユーザーのスイングゲージ操作による%だけ前記変更調節された飛距離をボールの移動時に適用する最終飛距離と設定する。
【0050】
前述したように、ユーザーがレベル上昇により付与された余裕能力数値にキャラクターの基本能力値を調節した後、新たなゲームを要請すると、システム100は新しく調節されたキャラクターの能力値に基づいて前述されたようにゲームを進行する(S360〜S370)。
【0051】
一方、前述したゲーム方法は、キャラクター毎に互いに異なるように付与された能力値だけに基づいて、パワーやスイング安定性、スイング正確性、危機管理能力などが調節されるようにしたが、これとは異なってユーザーが利用するクラブの種類毎に互いに異なる能力値を付与して、クラブの能力値とキャラクターの能力値を組み合わせた能力値によりゲームが行われるようにもできている。この場合にはクラブを多数のセットに分類し、各セット毎にクラブに付与される能力値を異ならせるようにできる。例えば、セット1を構成するドライバー、ウッドなどのクラブ群に付与される能力値と、セット2を構成するクラブ群に付与される能力値を互いに異なるように付与できる。その結果、ユーザーは自身のキャラクターの能力値に応じたクラブセットを選択して、ゲームを進行できる。例えば、キャラクターの能力値のうちのパワーが高い場合には、スイングの安定性や正確性を高めるために、多数のセットの中で、スイング安定性やスイング正確性が飛距離に比べて高く付与されているセットを選択した後、当該セットのクラブを利用してゲームできる。
【0052】
このために、キャラクターの能力値はクラブを選択できる基本値にして、クラブ毎に当該クラブを用いることができる能力値を示す要求能力値と、前記クラブを利用するとき実際の飛距離やスイングゲージ移動速度、インパクトゾーンの幅などに影響を与える適用能力値を付与できる。この場合、クラブデータベースにセット別に多数のクラブ、そして各クラブに付与された要求能力値、適用能力値がマッチングして保存される。能力値決定部24は、ユーザーキャラクターの能力値とクラブに付与された要求能力値を比較して、キャラクター能力値が要求能力値以上の場合、前記クラブが選択できるようにして、当該クラブが選択された後ショットをすると、前記クラブに付与された適用能力値により能力値適用部25が飛距離、スイングゲージ移動速度、インパクトゾーンの幅、ゲージ長さなどを調節して、前述したようにゲームが行われる。この時、能力ポイントによりレベルが上昇するとユーザーはキャラクターの能力値を余裕能力数値に基づいて調節して、用いることができるクラブの選択の幅を広げることができる。
【0053】
このような本発明の実施形態によると、ユーザーがショットをする場合にボールの移動方向、飛距離などを決定するユーザー能力値はユーザーが選択したキャラクターに付与された能力値、またはユーザーのキャラクターの能力値により選択したクラブに付与された別途の適用能力値でありうる。
【0054】
一方、前述の実施形態は、ネットワークを通して、ゴルフゲームが行われることを記述したが、本発明の実施形態によるゴルフゲームシステム及び方法はオフラインのゴルフゲームにも適用できる。図7にオフラインに適用される本発明の他の実施形態によるゴルフゲームシステムの構造が示されている。
【0055】
図7に示されているように、オフラインで適用される場合、本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムはユーザーとのインターフェースのためのユーザーインターフェース部30'、インターフェース部30'から入力される信号によってゴルフゲームを遂行する制御部20'、ゴルフゲームのためのプログラム及びゲーム進行関連データが保存されるメモリ部10'、制御部20'の制御により表示装置50上にゲーム進行事項が表示されるようにする表示処理部40を含む。この場合、メモリ部10'は前記の実施形態によるデータベースサーバー10に含まれるデータが前記の分類通り保存されながら、制御部20'は前記の実施形態による処理サーバー20のような構成要素に対応する複数のモジュール21'〜26'を含んで、ゴルフゲームを進行できる。当業者ならば、オフラインで行われるゴルフゲームシステムの動作は前記の実施形態に基づいて実現できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0056】
また、前記のゴルフゲーム方法等はコンピュータで読むことができる記録媒体に保存されるプログラム形態として実現できる。記録媒体としては、コンピュータによって読むことができるデータが保存されている全ての種類の記録装置を含むことができ、例えば、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクなどがあり、またキャリアウェーブ(例えばインターネットを通した伝送)の形態として実現されるものも含まれる。
【0057】
本発明を最も望ましい実施形態を参照して説明したが、本発明は前記開示された実施形態に限定されず、特許請求の範囲内に属する多様な変形及び等価物も含む。
以上のように本発明の実施形態によると、ユーザーはゲームの結果により付与される能力ポイントに基づいて、ゴルフゲームの勝率を左右する能力値を調節できるため、ゴルフゲームの面白さを更に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施形態によるゴルフゲームシステムの構造図である。
【図2】図1に示された構成要素の具体的な構造図である。
【図3】本発明の実施形態によるスイングゲージの例示図である。
【図4】本発明の実施形態によるゴルフゲーム方法の概略的な全体フローチャートである。
【図5A】本発明の実施形態によるゴルフゲーム方法の具体的なフローチャートである。
【図5B】本発明の実施形態によるゴルフゲーム方法の具体的なフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態によるゴルフゲームによる画面の例示図である。
【図7】本発明の他の実施形態によるゴルフゲームシステムの構造の例示図である。
【符号の説明】
【0059】
10 データベースサーバー
11 ユーザーデータベース
12 キャラクターデータベース
13 クラブデータベース
14 ゲーム進行データベース
15 背景データベース
20 処理サーバー
21 ユーザー登録簿
22 ポイント提供部
23 レベル調節部
24 能力値決定部
25 能力値適用部
26 画面処理部
27 ショット処理部
28 評価部
30 インターフェースサーバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)ユーザーにゴルフゲームのための能力値を付与する段階;
b)前記ユーザーに付与された能力値に基づいてボールの移動方向及び距離を調節するスイングゲージを調節する段階;
c)前記ユーザーがスイングゲージを操作して、ショットすると、前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら前記ボールを前記ユーザーの能力値による飛距離に基づいて移動させて、ゴルフゲームを遂行する段階;
d)前記ユーザーのショットにより移動したボールの位置及び打数により点数を算出する段階;及び
e)前記点数によりゲームの結果を判断し、ゲーム結果によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する段階
を含むことを特徴とするゴルフゲーム方法。
【請求項2】
f)前記ユーザーが能力ポイントによりレベル変更を要請しながら、ユーザーの能力値調節のためのレベルを変更させる段階;
g)前記変更されたレベルに相当する余裕能力数値をユーザーに付与する段階;及び
h)前記ユーザーが能力値調節を要請すると、前記ユーザーに付与された余裕能力数値によりユーザーの能力値を変更する段階
を含むことを特徴とする請求項1に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項3】
前記e)段階は前記点数によりゲームの勝敗を判断し、前記ユーザーがゲームに勝利した場合、能力ポイントを付与することを特徴とする請求項1に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項4】
前記能力値はボールの飛距離を調節するパワー、ショット時のスイング安定性及びスイング正確性、危機管理能力のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項5】
前記能力値を構成する要素は個別的に変更可能であることを特徴とする請求項4に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項6】
前記パワーまたは危機管理能力が増加されると前記スイング安定性またはスイング正確性は減少し、前記パワーまたは危機管理能力が減少すると前記スイング安定性またはスイング正確性は増加することを特徴とする請求項4に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項7】
前記スイングゲージはボールがホールインするための最適な方向を示すインパクトゾーンは、前記スイングゲージ内を移動するスクロールバーを含み、ユーザーからの第1操作信号によって前記スクロールバーが設定された開始位置から移動しながら、ユーザーからの第2操作信号によって前記移動するスクロールバーの位置が記録され、前記ユーザーからの第3操作信号によって前記移動したスクロールバーがインパクトゾーンを含むスイングケイジ上の所定位置で停止し、
前記c)段階は前記第2操作信号によって、記録された前記スクロールバーの位置及び前記ユーザーの能力値によりボールが移動する飛距離を決めて、前記停止位置によってボールの移動方向を決定することを特徴とする請求項1に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項8】
前記スイング安定性により前記スイングゲージのスクロールバーが移動する速度が変更されて、前記スイング正確性により前記インパクトゾーンの幅が変更され、前記危機管理能力により前記スイングゲージの長さが変更されることを特徴とする請求項4または請求項6に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項9】
基本能力値が互いに異なる多数のキャラクター、互いに異なる要求能力値を有する多数のクラブがユーザーに提供される段階;
前記ユーザーがキャラクターを選択する段階;
前記ユーザーがクラブを選択する段階
をさらに含み、
前記クラブ毎にボールをショット時に適用される適用能力値が付与されており、前記b)段階では前記ユーザーが選択したクラブの適用能力値に基づいてスイングゲージを調節して、前記c)段階では前記ユーザーが選択したクラブの適用能力値とユーザーのスイングゲージ操作によりボールを移動させることを特徴とする請求項1に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項10】
ユーザーがクラブを選択する段階で、ユーザーのキャラクターの基本能力値が選択したクラブの要求能力値を満足する場合、前記ユーザーが前記クラブを使えるようにして、
前記h)段階では前記ユーザーが能力値調節を要請すると、前記ユーザーに付与された余裕能力数値によりユーザーが選択したキャラクターの基本能力値を変更することを特徴とする請求項9に記載のゴルフゲーム方法。
【請求項11】
ユーザー能力値によりボールのショットのためのスイングゲージを調節する能力値適用部;
ユーザーの前記スイングゲージ操作により入力される信号に基づいてボールの移動方向を決定して、前記ボールを決定された移動方向に前記ユーザー能力値及びスイングゲージ操作による飛距離に基づいて移動させるショット処理部;
前記ボールが移動する位置及び打数により点数を算出する評価部;
前記点数によるゲーム結果に基づいて前記ユーザーに能力ポイントを提供するポイント提供部;
前記能力ポイントによりユーザー能力値調節のためのレベルを変更させるレベル調節部;及び
前記変更されたレベルにより前記ユーザー能力値を調節する能力値決定部
を含むことを特徴とするゴルフゲームシステム。
【請求項12】
前記能力値決定部は
前記レベル調節部によって、決定される調節値を判別する調節値判別モジュール;及び
前記ユーザー能力値を前記調節値により変更する能力値調節モジュール
を含むことを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項13】
前記ユーザー能力値はボールの飛距離を決めるパワー、ボールの移動方向を決定するスイング安定性及びスイング正確性、危機管理能力のうちの少なくとも一つの変数を含み、
前記能力値決定部は前記調節値により前記ユーザー能力値の変数の数値を互いに反対方向に変更させることを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項14】
前記スイングゲージはボールがホールインするための最適の方向を示すインパクトゾーンは、前記スイングゲージ上を移動するスクロールバーを含み、
前記能力値適用部は、
前記ユーザーによって入力される操作信号によって前記スクロールバーの移動及び停止を制御する移動モジュール;
前記ユーザーのキャラクター能力値により前記インパクトゾーンの幅を調節するゾーン調節モジュール;及び
前記ユーザーのキャラクター能力値により前記スイングゲージの長さを調節する長さ調節モジュール
を含むことを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項15】
ゴルフゲーム進行によりユーザーに付与される能力値、レベル、能力ポイントが互いにマッチングして保存されるゲーム進行データベースをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項16】
前記ゴルフゲームシステムはネットワークを通して、少なくとも一つ以上のユーザー端末と連結して、ユーザーの端末にゴルフゲームサービスを提供することを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項17】
前記ゴルフゲームシステムはオフライン上でユーザーにゴルフゲームサービスを提供することを特徴とする請求項11に記載のゴルフゲームシステム。
【請求項18】
a)ユーザーにゴルフゲームのための能力値を付与する機能;
b)前記ユーザーに付与された能力値に基づいてボールの移動方向を決定するスイングゲージを調節する機能;
c)前記ユーザーがスイングゲージを操作して、ショットすると、前記スイングゲージ操作により決定される移動方向にボールを移動させながら前記ボールを前記ユーザーの能力値による飛距離だけ移動させて、ゴルフゲームを進行する機能;
d)前記ユーザーのショットにより移動したボールの位置によって点数を算出する機能;及び
e)前記点数によりゲームの結果を判断し、ゲーム結果によりユーザーに前記能力値を調節できる能力ポイントを選択的に付与する機能
を含むことを特徴とするプログラムが保存された記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−526076(P2007−526076A)
【公表日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−501716(P2007−501716)
【出願日】平成17年3月4日(2005.3.4)
【国際出願番号】PCT/KR2005/000614
【国際公開番号】WO2005/086054
【国際公開日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】