説明

サーチ・タームを生成するシステムと方法

【課題】サーチ・タームを生成するシステムと方法を提供する。
【解決手段】 本発明のサーチ・タームを生成する方法は、(A)複数のテキスト・アイテムを含むテキスト・オブジェクトを獲得するステップと、(B)前記テキスト・アイテムのの全部ではなく一部のみを、プロファイルに基づいて、選択するステップと、(C)サーチ・タームを生成するために、前記選択されたテキスト・アイテムのみをパースするステップとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーチ・タームを生成する方法とシステムにに関し、特に、ユーザが規定したプロファイルに基づいて、オブジェクトからサーチ・タームを生成する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、ユーザが、サーチ・タームを生成するベースとして、テキストファイルを選択するシステムがある。例えば特許文献1は、ユーザがドキュメントを選択できるシステムを開示する。ドキュメントは、言葉の出現頻度を得るために、スキャンされる。これは、一般的な言葉、例えば「the」、「and」を抽出することにより、行う。ユーザには、ワード(用語)のリストが提示され、その後、ユーザが、サーチに使用したい用語或いは使用したくない用語を、選択したり削除したりできる。その後、ユーザは、ワードリストから選択したワードを使用して、サーチを実行するために、ドキュメントを選択する。
【0003】
このシステムの問題点は、各サーチにユーザの介在を必要とすることである。ユーザが、サーチを実行する毎に、サーチを行うためのサーチタームを、選択したり削除したりする必要がある。更にこのシステムでは、ドキュメント内のどのセクションが他のセクションよりも、サーチにより関連しているかを、認識できない。ユーザが、サーチを行うためのドキュメントの特定のセクションを規定する替わりに、ドキュメントの全てのセクションが、ワード(用語)の出現頻度を得るために、スキャンされる。その結果、ユーザにとって、関連しないサーチ・タームを分類するために、より多くの作業が必要となる。更にこのシステムは、非テキスト文書/アイテムを得るためのサーチ・タームを生成することはできない。非テキスト文書/アイテムに一例は、JPEG(Joint Photographic Expert Group)、TIFF(Tag Iamge File Format)、WAV(Wave Audio Format)等である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第6584460号明細書
【特許文献2】米国特許公開第2005/0240580号明細書
【特許文献3】米国特許第6327590号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最初のサーチを実行した後、ユーザが規定したプロファイルが、サーチ結果を分類したりランク付けしたりできる様々なシステムが、存在する。例えば、特許文献2,3は、ユーザがサーチ結果をランク付けするプロファイルを生成できるシステムを開示する。ユーザが、サーチ・エンジンにサーチ・タームを入力し、サーチを開始すると、サーチ結果が、プロファイル内のランキングに基づいて、順番が付けられる。これ等のシステムの問題点は、サーチ・タームを決定するために、ドキュメント、イメージ・ファイル、オーディオ・ファイル、オブジェクト内の特定のセクション内の調査に基づいて、サーチ・タームを生成することができない点である。これ等のシステムは、サーチ後の処理に、力点を置いている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシステムと方法は、従来技術の問題点や欠点を解決するものである。一実施例によれば、本発明のシステムと方法は、テキスト・オブジェクトを得る。例えばテキスト・オブジェクトを指摘するドキュメント、ウエブページ、URL(Universal Resource Locator)を得る。テキスト・オブジェクトは、複数のテキスト・アイテムを含む。例えば、セクション、ヘッディング、チャプタ、ヘッダー、フッター等を含む。テキスト・アイテムの少なくとも一部(全てではない)が、プロファイルに基づいて、選択される。この選択されたテキスト・アイテムをパース(parse:編集、選択)して、サーチ・タームを生成する。これにより、ユーザは、グラフィカル・テキスト・オブジェクトアイコンを、グラフィカル・サーチ・エンジン内に、ドラッグアンドドロップして、プロファイルに基づいて、自動的にサーチを実行できる。
【0007】
第2の実施例に於いては、本発明のシステムと方法は、ノンテキスト・オブジェクトを獲得する。例えばJPEG,TIFF,WAV等を獲得する。ノンテキスト・オブジェクトはアイテムを含む。このアイテムは、識別可能なノンテキスト・オブジェクト内のあらゆるアイテムである。例えば、ノンテキスト・オブジェクトが、イメージ又はフレーム内の特定のアイテム(例えば人の顔、車、山等)の場合には、それ等が特定される。ノンテキスト・オブジェクトがオーディオオブジェクトの場合には、オーディオオブジェクト内の特定のアイテム例えばサウンド、ワード、トーン等が、特定される。このアイテムがパースされて、プロファイルに基づいて、アイテムのテキスト表示を生成する。サーチ・タームは、そのアイテムのテキスト表示に基づいて、生成される。これにより、ユーザは、グラフィカル・ノンテキスト・オブジェクトを、グラフィカル・サーチ・エンジンアイコン上にドラッグアンドドロップして、プロファイルに基づいて、サーチを実行できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】サーチ・エンジン用にサーチ・タームを生成する第1システムのブロック図。
【図2】オブジェクトを、ディスプレイ内のサーチ・エンジンアイコンにドラッグアンドドロップするグラフィカル・インターフェイスのブロック図。
【図3】テキスト・オブジェクトに基づいて、サーチ・エンジン用のサーチ・タームを生成する方法のフローチャート図。
【図4】サーチ・エンジン用にサーチ・タームを生成するために、ユーザに対しプロファイルを選択させる方法のフローチャート図。
【図5】ノンテキスト・オブジェクトに基づいて、サーチ・エンジン用のサーチ・タームを生成する方法のフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、サーチ・エンジン106用にサーチ・タームを生成する第1システム100のブロック図である。第1システム100は、オブジェクト・マネージャ102と、オブジェクト・パーサ104と、サーチ・エンジン106と、プロファイル108と、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、イメージ・オブジェクト114と、オーディオ・オブジェクト116と、ディスプレイ120を有する。
【0010】
オブジェクト・マネージャ102は、オブジェクトを管理するデバイス又はソフトウエアであり、例えばオペレーティングシステム、パーソナルコンピュータ、ネットワークサーバ、ネットワークアプライアンス等である。オブジェクト・パーサ104は、オブジェクトをパースするデバイス又はソフトウエアであり、例えばオペレーティングシステム、パーソナルコンピュータ、ネットワークサーバ、ネットワークアプライアンス、音声認識モジュール、光学文字認識モジュール(OCR)等である。サーチ・エンジン106は、文書のサーチを実行できるシステム又はソフトウエアであり、ウエブページ/サーバであり、例えば、グーグル(登録商標)のサーチ・エンジンである。
【0011】
プロファイル108は、情報をファイルとして記憶できるものである。情報の一例は、XMLファイル、ドキュメント等である。ディスプレイ120は、イメージを表示できる装置、例えばテレビ、LCD、プラズマディスプレイ等である。
【0012】
オブジェクト・マネージャ102と、オブジェクト・パーサ104と、サーチ・エンジン106と、プロファイル108と、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、イメージ・オブジェクト114と、オーディオ・オブジェクト116は、同一のシステム上で判り易くするために、グループ分けしたものである。
【0013】
例えば、オブジェクト・マネージャ102と、オブジェクト・パーサ104と、サーチ・エンジン106と、プロファイル108と、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、イメージ・オブジェクト114と、オーディオ・オブジェクト116は、個々のパソコン上にあってもよい。
【0014】
別の構成として、オブジェクト・マネージャ102と、オブジェクト・パーサ104と、サーチ・エンジン106と、プロファイル108と、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、イメージ・オブジェクト114と、オーディオ・オブジェクト116は、ネットワーク上の複数のデバイスに分けて、分散配置することもできる。
【0015】
テキスト・オブジェクト110は、テキストサーチが可能なあらゆるオブジェクトである。例えば、テキストドキュメント、ASCIIファイル、ウエブページ等である。テキスト・オブジェクト110は、1つ或いは複数のテキスト・オブジェクト110を有するフォルダ/又はディレクトリでもある。テキスト・オブジェクト110は、他のオブジェクトも含む、例えばリンク・オブジェクト112,イメージ・オブジェクト114,オーディオ・オブジェクト116を含む。テキスト・オブジェクト110は、複数のテキスト・アイテム111を含む。テキスト・アイテム111は、テキストに関連したアイテムであり、テキストに関連したアイテムは、他のアイテム或いはオブジェクト(例えば、イメージ・アイテム115,イメージ・オブジェクト114,テキスト・アイテム111,オーディオ・アイテム117,オーディオ・オブジェクト116)から区別され、例えばセクション、パラグラフ、タイトル、ヘッダー、フッター、アブストラクト、ディスクリプション、特定のフォントを有するテキスト、特定のフォントサイズを有するテキスト、特定の色を有するテキスト、矢印で指定したテキスト、数値テキスト、アルファ−テキスト、ボールドテキスト、イタリック体テキスト、アンダーラインを引いたテキスト或いは所定のテキストグループ等である。テキスト・アイテム111は、1つのワード又は文字でもよい。テキスト・アイテム111は、ドキュメントの様々なユーザにより行われる変更を追跡できるドキュメント内にある。例えば、テキスト・アイテム111は、ドキュメント内で変更したテキスト、ドキュメント内の特定の人が変更したテキスト、ドキュメント内の未変更部分のテキスト、ドキュメントのファイル特性である。テキスト・アイテム111は、URLにより指定されたテキスト・アイテム内、プログラム可能なオブジェクト(C++オブジェクト)のテキスト、ウエブページ内のソースコード内のテキスト、ウエブページ内の隠されたテキスト等である。
【0016】
リンク・オブジェクト112は、リンクベースのオブジェクトでもある。例えば、ウエブページへのリンク、URL、ファイルへのリンク、複数のウエブページへのリンク、ウエブサーバへのリンク等である。リンク・オブジェクト112は、あらゆる種類のオブジェクト或いは複数のオブジェクトへのリンクでもある。例えば、テキスト・オブジェクト110,イメージ・オブジェクト114,オーディオ・オブジェクト116へのリンクである。
【0017】
イメージ・オブジェクト114は、あらゆるイメージオブジェクトである。例えばJPEG・ファイル、TIFF・ファイル、PDF・ファイル、ビデオ・ファイル、MPEGファイル等である。イメージ・オブジェクト114は、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、オーディオ・オブジェクト116を有することもできる。イメージ・オブジェクト114は、イメージ・アイテム115を有する。イメージ・アイテム115は、イメージ・オブジェクト114内のイメージベースのアイテムである。これは別のオブジェクト又はアイテムから識別可能で、例えば人の顔、車、光学読みとり装置により検出されたイメージテキスト等である。イメージ・オブジェクト114は、1個のイメージ・アイテム115を有することもある。
【0018】
オーディオ・オブジェクト116は、あらゆる種類のオーディオオブジェクトである。例えば、WAVファイル、MPEG1オーディオレイヤー3(MP3)ファイル等である。オーディオ・オブジェクト116は、テキスト・オブジェクト110とリンク・オブジェクト112とイメージ・オブジェクト114とを有することもできる。オーディオ・オブジェクト116は、オーディオ・アイテム117を有する。オーディオ・アイテム117は、あらゆるサウンド/又は周波数であり、別のオブジェクト又はアイテムから識別可能で、例えば特定のサウンド、特定のワード、特定の文字、特定の人の声、音声等である。オーディオ・オブジェクト116は、1個のオーディオ・アイテム117を有することもある。
【0019】
オブジェクト・マネージャ102は、テキスト・オブジェクト110を獲得する。これは様々な方法で行うことができる。例えば、ユーザが、テキストファイルをドラッグアンドドロップすること、テキストファイルのディレクトリをドラッグアンドドロップすること、URL(リンク・オブジェクト112)をドラッグアンドドロップすること、ウエブページのテキストをドラッグアンドドロップすること、プロファイル108内に規定される予め構されたディレクトリからテキスト・オブジェクト110を得ることである。ユーザが、URLをドラッグアンドドロップすると、オブジェクト・マネージャ102はURLのロケーションを得て、URLが指摘したテキスト・オブジェクト110をパースする。テキスト・オブジェクト110は、複数のテキスト・アイテム111を有する。オブジェクト・マネージャ102は、複数のテキスト・アイテム111の内の少なくとも1つ(但し全てではない)を、プロファイル108に基づいて、選択する。プロファイル108は、複数のインストラクションを有する。例えば、テキスト・アイテム111を選択するインストラクション、テキスト・アイテム111の少なくとも1つ(全てではない)を選択するインストラクション、テキスト・アイテム111を選択しないインストラクション、ファイルタイプに基づいてテキスト・アイテム111を選択するインストラクション、ファイルタイプに基づいてテキスト・アイテム111を選択しないインストラクションである。プロファイル108内のインストラクションは、複数のテキスト・オブジェクト110内の特定のテキスト・アイテム111を選択するインストラクション、複数のテキスト・オブジェクト110内の特定のテキスト・アイテム111を選択しないインストラクション、或いはそれらの様々な組合せのインストラクションがある。
【0020】
オブジェクト・パーサ104は、選択されたテキスト・アイテム111をパースして、サーチ・タームを生成する。オブジェクト・パーサ104は、選択されたテキスト・アイテム111を、従来公知の技術、例えば「and」、「the」のような共通の言葉を削除する技術により、パースする。オブジェクト・パーサ104は、ワードランキングに基づいて、プロファイル108内のターム又はワードを、パースする。オブジェクト・パーサ104は、サーチ・タームをサーチ・エンジン106に送る。サーチ・エンジン106は、サーチ・タームに基づいたサーチ結果を生成し、そのサーチ結果は、ディスプレイ120で表示される。
【0021】
図2は、オブジェクトをディスプレイ120内のサーチ・エンジン・アイコン214上にドラッグアンドドロップするグラフィック・インターフェース250を示す。このグラフィック・インターフェース250は、テキスト・オブジェクト・ウインドウ200と、サーチ結果ウンインドウ220と、オブジェクト・アイテム・ウインドウ222と、プロファイル・ウインドウ224と、ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210と、ディレクトリ・アイコン212と、サーチ・エンジン・アイコン214と、テキスト・オブジェクト・アイコン216とを有する。テキスト・オブジェクト・ウインドウ200は、テキスト例えばドキュメントのテキストを含む。テキスト・オブジェクト・ウインドウ200は、選択されたテキスト201と、選択されない非選択テキスト202とを有する。テキスト・オブジェクト・ウインドウ200内のテキストは、マウス、キー、タッチスクリーンの使用により、選択される。ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210と、ディレクトリ・アイコン212と、テキスト・オブジェクト・アイコン216は、パースすることのできるオブジェクトのグラフィカル表示である。サーチ・エンジン・アイコン214は、サーチ・エンジン106のグラフィカル表示である。
【0022】
ユーザは、テキスト・オブジェクト・アイコン216を、マウス或いは他の方法を用いて、選択する。更にユーザは、テキスト・オブジェクト・アイコン216を、様々な技術を用いて選択できる。ユーザは、テキスト・オブジェクト・アイコン216をサーチ・エンジン・アイコン214の上にドラッグアンドドロップ(240)する。その結果、オブジェクト・マネージャ102が、テキスト・オブジェクト・アイコン216により表されたテキスト・オブジェクト110を得る。オブジェクト・マネージャ102は、テキスト・オブジェクト・アイコン216により表示されるテキスト・オブジェクト110内のテキスト・アイテム111の少なくとも1つ(但し全てではない)を、プロファイル108に基づいて、選択する。オブジェクト・パーサ104は、テキスト・アイテム111をパースして、サーチ・タームを生成する。このサーチ・タームをサーチ・エンジン・アイコン214により表示されるサーチ・エンジン106に送る。このサーチ・エンジン106が、サーチ結果を生成する。サーチ結果は、サーチ結果ウンインドウ220内に表示される(236)。
【0023】
ユーザは、ディレクトリ・アイコン212又はリンク・アイコン(図示せず)を、マウス或いは他の方法を用いて、選択する。更にユーザは、ディレクトリ・アイコン212又はリンク・アイコン(図示せず)を、様々な技術を用いて選択できる。ユーザは、ディレクトリ・アイコン212又はリンク・アイコン(図示せず)を、サーチ・エンジン・アイコン214の上にドラッグアンドドロップ(234)する。その結果、オブジェクト・マネージャ102が、ディレクトリ・アイコン212により表示されたディレクトリ内にテキスト・オブジェクト110を得る。或いは、リンク・オブジェクト112により表されたテキスト・オブジェクト110を得る。オブジェクト・マネージャ102は、ディレクトリ・アイコン212により表示されたディレクトリ内のテキスト・オブジェクト110内のテキスト・アイテム111の少なくとも1つ(但し全てではない)を、プロファイル108に基づいて、選択する。オブジェクト・パーサ104は、テキスト・アイテム111をパースして、サーチ・タームを生成する。このサーチ・タームをサーチ・エンジン・アイコン214により表示されるサーチ・エンジン106に送る。このサーチ・エンジン106が、サーチ結果を生成する。サーチ結果236は、サーチ結果ウンインドウ220内に表示される(236)。
【0024】
ユーザは、テキストを、テキスト・オブジェクト・ウインドウ200から、選択する。ユーザは、更なるテキストを、テキスト・オブジェクト・ウインドウ200から、選択することもできる。ユーザは、選択されたテキストを、サーチ・エンジン・アイコン214の上にドラッグアンドドロップ(230)する。オブジェクト・マネージャ102は、選択されたテキスト201内のテキスト・アイテム111の少なくとも1つ(但し全てではない)を、プロファイル108に基づいて、選択する。オブジェクト・パーサ104は、選択されたテキスト・アイテム111をパースして、サーチ・タームを生成する。このサーチ・タームをサーチ・エンジン・アイコン214により表示されるサーチ・エンジン106に送る。このサーチ・エンジン106が、サーチ結果を生成する。サーチ結果は、サーチ結果ウンインドウ220内に表示される(236)。
【0025】
ユーザは、ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210を、マウス或いは他の方法を用いて、選択する。ユーザは、更なるノンテキスト・オブジェクト・アイコン210を選択できる。ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210は、イメージ・オブジェクト114又はオーディオ・オブジェクト116を表す。ユーザは、ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210をサーチ・エンジン・アイコン214の上に、ドラッグアンドドロップする(232)。その結果、オブジェクト・マネージャ102は、ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210により表されるノンテキスト・オブジェクト(イメージ・オブジェクト114又はオーディオ・オブジェクト116)を得る。オブジェクト・マネージャ102は、プロファイル108に基づいて、ノンテキスト・オブジェクト・アイコン210により表されるノンテキスト・オブジェクト(イメージ・オブジェクト114又はオーディオ・オブジェクト116)内のイメージ・アイテム115又はオーディオ・アイテム117を得る。オブジェクト・パーサ104は、ノンテキスト・アイテム(オーディオ・アイテム117又はイメージ・アイテム115)をパースして、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成する。例えば、ノンテキスト・オブジェクトが、イメージ・オブジェクト114であり、プロファイル108が、イメージ・オブジェクト114内の車を特定するというインストラクションを含み、車がイメージ・オブジェクト114内で検出されると、生成されたサーチ・タームは「車」である。ノンテキスト・オブジェクトが、オーディオ・オブジェクト116(例:WAVファイル)の場合には、プロファイル108内のインストラクションは、特定の個人の音声(オーディオ・アイテム117)又は他の音声を特定する。人の音声が、オーディオ・オブジェクト116内で見出されると、生成されたサーチ・タームは、人の名前又はその人に関連する他のテキストである。オブジェクト・パーサ104は、オーディオ・オブジェクト116をテキストに、公知の技術を用いて変換し、その後、テキスト・オブジェクト110に類似する生成されたテキストをパースする。オブジェクト・パーサ104は、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示をパースして、サーチ・タームを生成する。オブジェクト・マネージャ102は、サーチ・タームをサーチ・エンジン106に送信する。このサーチ・エンジン106は、サーチ・エンジン・アイコン214により表示される。サーチ・エンジン106は、サーチ結果を生成する。サーチ結果は、サーチ結果ウンインドウ220内に表示される(236)。
【0026】
オブジェクトをドラッグアンドドロップする上記のプロセスは、同一タイプのオブジェクトを用いて示す。しかし様々な種類のオブジェクトを同時にドラッグアンドドロップして、サーチ・エンジン106によるサーチを実行することも可能である。例えば、ディレクトリ・アイコン212により表示されるディレクトリが、テキスト・オブジェクト110と、リンク・オブジェクト112と、イメージ・オブジェクト114と、オーディオ・オブジェクト116とを有する場合には、サーチ結果は、テキスト・オブジェクト110からのパースされたテキストと、このイメージ・オブジェクト114の生成されたテキスト表示と、他のテキスト、イメージからのテキスト表示と、リンク・オブジェクト112により表示されるオーディオ・オブジェクト116により生成され、サーチ・タームが生成される。他の例では、完全な動画ビデオファイルがドラッグアンドドロップされるオブジェクトである。オブジェクト・パーサ104は、ビデオファイルの画像をパースして、ビデオのテキスト表示を得て、このビデオファイルのオーディオ部分をパースして、ビデオファイルのオーディオ部分のテキスト表示を得る。他の例は、イメージオブジェクトを有するテキストオブジェクトである。例えば、テキストドキュメントを生成すると、ユーザは、イメージをドキュメントに挿入し、その後、このドキュメントをドラッグアンドドロップする。オブジェクト・パーサ104は、その後同一のドキュメント内のイメージオブジェクトとテキストオブジェクトを、パースする。
【0027】
更にプロファイル108内には更なるインストラクションがある。このインストラクションにより、サーチ・エンジン・アイコン214内にドラッグアンドドロップされたオブジェクト内にオブジェクトアイテム(テキスト・アイテム111,イメージ・アイテム115,オーディオ・アイテム117)を表示する。オブジェクトが、サーチ・エンジン・アイコン214内にドロップされた後、オブジェクト・パーサ104は、プロファイル108内のインストラクション(例:ドキュメントのアブストラクトを表示せよ)に基づいて、オブジェクト・アイテム・ウインドウ222内にオブジェクトをディスプレイすることができる(238)。
【0028】
図2に於いて、テキスト・アイテム111は、オブジェクト・アイテム・ウインドウ222内に、テキスト・アイテム111に関連するドキュメント(DOCI.TXT)と共に表示される。同様なシステムが、イメージ・アイテム115又はオーディオ・アイテム117に対しても、用いられる。例えば、オブジェクト・パーサ104は、プロファイル108内のインストラクションに基づいて、イメージ・オブジェクト114をパースし、イメージ・オブジェクト114内のイメージ・アイテム115を特定する。オブジェクト・マネージャ102は、その後、オブジェクト・アイテム・ウインドウ222内にイメージ・アイテム115を、イメージ・オブジェクト114が配置されたファイルと共に表示する。同様に、オブジェクト・パーサ104は、プロファイル108内のインストラクションに基づいて、オーディオ・オブジェクト116をパースし、オーディオ・アイテム117をオーディオオブジェクト内で特定する。その後、オブジェクト・マネージャ102は、オーディオ・アイテム117をユーザに向けて再生する。これは、名前とオーディオが再生されるファイルと共に、グラフィカリに或いは音声で、行われる。
【0029】
ユーザは、複数のプロファイル108を持つことができる。例えば、ユーザは、特定のタイプのドキュメントを探すための第1のプロファイル108と、他のタイプのドキュメントを探すための第2のプロファイル108とを有することができる。システムが、ユーザは複数のプロファイル108を有すると決定すると、プロファイル・ウインドウ224は、ユーザに向けて表示される(242)。その後、ユーザは、サーチを行うためには、どのプロファイル108を使用するかを選択する。
【0030】
図3は、テキスト・オブジェクト110に基づいて、サーチ・エンジン106用にサーチ・タームを生成する方法のフローチャート図である。同図に於いて、オブジェクト・マネージャ102と、オブジェクト・パーサ104と、サーチ・エンジン106は、蓄積プログラムで制御されるエンティティ例えばコンピュータである。このコンピュータが図3−5の方法を、蓄積媒体例えばメモリ又はディスク内に記憶されたプログラムを実行することにより、行う。
【0031】
プロセスは、オブジェクト・マネージャ102が複数のテキスト・アイテム111を有するテキストオブジェクトテキスト・オブジェクト110を得た時に、開始する(ステップ300)。オブジェクト・マネージャ102はプロファイル108に基づいて少なくとも1個(しかし全部ではない)のテキスト・アイテム111を選択する(ステップ302)。オブジェクト・パーサ104はテキスト・アイテム111をパースして(ステップ304)サーチ・エンジン106用にサーチ・タームを生成する。オブジェクト・マネージャ102はサーチ・タームをサーチ・エンジン106に送る(ステップ306)。サーチ・エンジン106はサーチ・タームからサーチ結果を生成する(ステップ308)。
【0032】
図4は、サーチ・エンジン106用にサーチ・タームを生成するために、ユーザに対しプロファイル108を選択するよう依頼する方法のフローチャート図である。このプロセスは、あらゆるタイプのオブジェクトを用いることができる。プロセスは、ユーザが複数のプロファイル108を有するか否かを決定する(ステップ400)。ステップ400で複数のプロファイル108を有さない場合には、プロセスは、ステップ408に進む。ステップ400で複数のプロファイル108を有する場合には、プロセスは、プロファイル・ウインドウ224を表示し(ステップ402)、ユーザに対し、ユーザが使用したいプロファイル108を選択するよう指示する。プロセスは、ユーザがプロファイル108を選択するまで待機する(ステップ404)。ユーザが、ステップ404でキャンセルすると、プロセスは終了する(ステップ410)。ユーザが、ステップ404でプロファイル108を選択すると、プロセスは、サーチのために選択されたプロファイル108を得る(ステップ406)。プロセスは、オブジェクトアイテムを表示するために、プロファイル108内にインストラクションが有るか否かを決定する(ステップ408)。ステップ408で、オブジェクトアイテムを表示するインストラクションが無いと決定した場合には、プロセスは終了する。ステップ408で、オブジェクトアイテムを表示するインストラクションが有る場合には、プロセスは、オブジェクト・アイテム・ウインドウ222内にオブジェクトアイテムを、プロファイル108内のインストラクションに基づいて表示する(ステップ410)。その後プロセスは、終了する。
【0033】
図5は、ノンテキスト・オブジェクトに基づいて、サーチ・エンジン106用に、サーチ・タームを生成する方法のフローチャート図である。プロセスは、オブジェクト・マネージャ102がノンテキスト・オブジェクト(イメージ・オブジェクト114又はオーディオ・オブジェクト116)を得た時に、開始する(ステップ500)。ノンテキスト・オブジェクトは、ノンテキスト・アイテムを含む。オブジェクト・パーサー104は、ノンテキスト・アイテムをパースして(ステップ502)、プロファイル108に基づいて、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成する。オブジェクト・パーサ104は、サーチ・タームを、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示に基づいて、生成する(ステップ504)。オブジェクト・マネージャ102は、サーチ・タームをサーチ・エンジン106に送る(ステップ506)。オブジェクト・マネージャ102は、サーチ・タームを複数のサーチ・エンジン106に送る。サーチ・エンジン106は、サーチ・タームからサーチ結果を生成する(ステップ508)。
【0034】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
【符号の説明】
【0035】
100 第1システム
102 オブジェクト・マネージャ
104 オブジェクト・パーサ
106 サーチ・エンジン
108 プロファイル
110 テキスト・オブジェクト
111 テキスト・アイテム
112 リンク・オブジェクト
114 イメージ・オブジェクト
115 イメージ・アイテム
116 オーディオ・オブジェクト
117 オーディオ・アイテム
120 ディスプレイ
250 グラフィック・インターフェース
214 サーチ・エンジン・アイコン
200 テキスト・オブジェクト・ウインドウ
220 サーチ結果ウンインドウ
222 オブジェクト・アイテム・ウインドウ
224 プロファイル・ウインドウ
210 ノンテキスト・オブジェクト・アイコン
216 テキスト・オブジェクト・アイコン
214 サーチ・エンジン・アイコン
212 ディレクトリ・アイコン
201 選択されたテキスト
202 非選択テキスト


図2
220
サーチ結果
AVAYA.comの電話のテスト結果
電話のテスト実行
電話テスト
電話のテスト実行

222
DOC1.TXT
アブストラクト
このドキュメントのアブストラクトは、電話のテストシステムが電話をテストする際どのように働くかに関する情報を含む。
224
特許サーチプロファイル
イメージサーチプロファイル
記録プロファイル

図3
300 複数のテキスト・アイテムを含むテキスト・オブジェクトを得る
302 プロファイルに基づいて少なくとも1つ(但し、全てではない)のテキスト・アイテムを選択する
304 選択されたテキスト・アイテムをパースし、サーチ・エンジン用にサーチ・タームを生成する
306 サーチ・タームをサーチ・エンジンに送る
308 サーチ・タームからサーチ結果を生成する
図4
400 複数のプロファイルが有るか否か?を決定する
402 ユーザにプロファイルを選択するよう依頼するウインドウを表示する
404 ユーザがプロファイルを選択するまで待つか?
406 サーチ用に選択されたプロファイルを得る
408 オブジェクト・アイテムを表示するインストラクションか?
410 プロファイル内のインストラクションに基づいて、オブジェクトアイテムを表示する
412 終了
図5
500 ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを得る
502 ノンテキスト・アイテムをパースし、プロファイルに基づいたノンテキスト・アイテムのテキスト・ベースの表示を生成する
504 ノンテキスト・アイテムのテキスト表示に基づいてサーチ・タームを生成する
506 サーチ・タームをサーチ・エンジンに送る
508 サーチ・タームからサーチ結果を生成する

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーチ・タームを生成する方法に於いて、
(A)テキスト・オブジェクトを獲得するステップと、
前記テキスト・オブジェクトは、複数のテキスト・アイテムを含み、
(B)前記テキスト・アイテムのの全部ではなく一部のみを、プロファイルに基づいて、選択するステップと、
(C)サーチ・タームを生成するために、前記選択されたテキスト・アイテムのみをパースするステップと
を有する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成する方法。
【請求項2】
前記テキスト・オブジェクトは、複数のテキスト・オブジェクトであり、
前記(B)ステップは、前記プロファイルに基づいて、前記複数のテキスト・オブジェクトのそれぞれの中の特定のテキスト・アイテムを選択するステップを含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記テキスト・オブジェクトは、ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを含み、
(D)前記プロファイルに基づいて、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成するために、ノンテキスト・アイテムをパースするステップと、
(E)前記ノンテキスト・アイテムのテキスト表示に基づいて、前記サーチ・ターム又は更なるサーチ・タームを生成するステップ
を有する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項4】
サーチ・タームを生成する方法に於いて、
(A)ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを獲得するステップと、
(B)プロファイルに基づいて、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成するために、前記ノンテキスト・アイテムをパースするステップと、
(C)前記ノンテキスト・アイテムのテキスト表示から、サーチ・タームを生成するステップと、
を有する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成する方法。
【請求項5】
(D)前記サーチ・タームをサーチ・エンジンに送信するステップと、
(E)前記サーチ・タームに基づいて、前記サーチ・エンジン内にサーチ結果を生成するステップと
を更に有し、
前記ノンテキスト・オブジェクトは、ディスプレイ内でノンテキスト・オブジェクトとしてグラフィカリに表示され、
前記サーチ・エンジンは、前記ディスプレイ内で、サーチ・エンジンとしてグラフィカリに表示され、
前記(C)ステップは、ユーザが、グラフィカリに表示されたノンテキスト・オブジェクトをグラフィカリに表示されたサーチ・エンジンの上に、ドラグしドロップすることにより、開始される
ことを特徴とする請求項4記載の方法。
【請求項6】
サーチ・タームを生成する方法に於いて、
(A)プロファイルに基づいて、アイテムの全部ではなく一部のみを選択するステップと、
前記(A)ステップは、ユーザが、グラフィカリに表示されたノンテキスト・オブジェクトをグラフィカリに表示されたサーチ・エンジンの上に、ドラグしドロップすることに応答して、行われ、
(B)サーチ・タームを生成するために、前記選択されたアイテムのみをパースするステップと、
(C)サーチ結果を生成するために、サーチ・エンジンにより、前記サーチ・タームでサーチを実行するステップと、
を有する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成する方法。
【請求項7】
サーチ・アイテムを生成するシステムにおいて、
(A)オブジェクト・マネージャと、
前記オブジェクト・マネージャは、複数のテキスト・アイテムを含むテキスト・オブジェクトを獲得し、前記テキスト・アイテムのの全部ではなく一部のみを、プロファイルに基づいて、選択する、
(B)オブジェクト・パーサと、
前記オブジェクト・パーサは、サーチ・タームを生成するために、前記選択されたテキスト・アイテムのみをパースする
を有する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成するシステム。
【請求項8】
前記テキスト・オブジェクトは、複数のテキスト・オブジェクトであり、
前記オブジェクト・マネージャは、前記プロファイルに基づいて、前記複数のテキスト・オブジェクトのそれぞれの中の特定のテキスト・アイテムを選択する
ことを特徴とする請求項7記載のシステム。
【請求項9】
前記テキスト・オブジェクトは、ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを含み、
前記オブジェクト・パーサは、
前記プロファイルに基づいて、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成するために、ノンテキスト・アイテムをパースし、
前記ノンテキスト・アイテムのテキスト表示に基づいて、前記サーチ・ターム又は更なるサーチ・タームを生成する
ことを特徴とする請求項7記載のシステム。
【請求項10】
サーチ・タームを生成するシステムに於いて、
(A)オブジェクト・マネージャと、
前記オブジェクト・マネージャは、ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを獲得し、
(B)オブジェクト・パーサと、
前記オブジェクト・パーサは、プロファイルに基づいて、ノンテキスト・アイテムのテキスト表示を生成するために、前記ノンテキスト・アイテムをパースし
前記ノンテキスト・アイテムのテキスト表示に基づいて、サーチ・タームを生成する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成するシステム。
【請求項11】
前記オブジェクト・マネージャは、前記サーチ・タームをサーチ・エンジンに送信し、
前記サーチ・エンジンは、前記サーチ・タームに基づいて、前記サーチ・エンジン内にサーチ結果を生成し、
前記サーチ・エンジンは、前記ディスプレイ内で、サーチ・エンジンとしてグラフィカリに表示され、
前記サーチ結果の生成は、ユーザが、ノンテキスト・オブジェクトのグラフィカリ表示を前記サーチ・エンジンのグラフィカル表示の上に、ドラグしドロップすることにより、開始される
ことを特徴とする請求項10記載のシステム。
【請求項12】
サーチ・タームを生成するシステムに於いて、
(A)オブジェクト・マネージャと、
前記オブジェクト・マネージャは、プロファイルに基づいて、アイテムの全部ではなく一部のみを選択し、
前記オブジェクト・マネージャは、ユーザが、グラフィカリに表示されたノンテキスト・オブジェクトをグラフィカリに表示されたサーチ・エンジンの上に、ドラグしドロップすることに応答して、行い、
(B)オブジェクト・パサーと、
前記オブジェクト・パサーは、サーチ・タームを生成するために、前記選択されたアイテムのみをパースし、
(C)サーチ・エンジンと、
前記サーチ・エンジンは、サーチ結果を生成するために、前記サーチ・タームでサーチを実行し、
を有する
ことを特徴とするサーチ・アイテムを生成するシステム。
【請求項13】
ノン・テキスト・オブジェクトを生成する方法に於いて、
(A)ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを獲得するステップと、
(B)プロファイルに規定されたノンテキスト・アイテムを特定する為に、前記ノンテキスト・アイテムをパースするステップと、
(C)前記の特定されたノンテキスト・アイテムを、表示する或いは再生するステップと
を有する
ことを特徴とするノン・テキスト・オブジェクトをサーチする方法。
【請求項14】
ノン・テキスト・オブジェクトを生成するシステムに於いて、
(A)オブジェクト・マネージャと、
前記オブジェクト・マネージャは、ノンテキスト・アイテムを含むノンテキスト・オブジェクトを獲得し、
(B)パサーと、
前記パサーは、プロファイルに規定されたノンテキスト・アイテムを特定する為に、前記ノンテキスト・アイテムをパースし、
(C)ディスプレイ又はプレーヤと、
前記ディスプレイは、前記の特定されたノンテキスト・アイテムを、表示する或いは再生する
を有する
ことを特徴とするノン・テキスト・オブジェクトをサーチするシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−28747(P2011−28747A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−158466(P2010−158466)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【出願人】(508214019)アバイア インク. (75)
【Fターム(参考)】